すごいよ!日本代表『愛のむきだし』

2010年02月05日

大好きなドルジくん

baea6361.jpg悲し過ぎる結末です。言うなれば捨てられました。もちろん捨てられたのは、相撲界であり、日本社会の方です。みんな朝青龍関ことドルジくんが大好きでした。大好きだからこそ、いじめたりからかったりしていました。「面白いから」「気を引こうとして」、そしてやっぱり「大好きだから」です。心優しい朝青龍関は、そんなこちらの身勝手なからかいやイジメに対して、「死ね発言」や「巡業サボってサッカー」「包茎専門医によるうつ病治療」など、飛び切りのギャグで返してくれました。そんな朝青龍関の優しさに甘えて調子に乗った結末がコレです。ついに愛想を尽かされて、朝青龍関は故郷に帰ることを決めてしまわれました。悲劇です。大好きな大好きな人が、遠く離れてしまうのです。もう二度と私たちの前で、負けた腹いせにサイドミラーを叩き割ったり、酔って高砂部屋のドアを蹴破ったり、そのストッキングを被ったような愛嬌溢れる笑顔を向けてくれることはないのです。悲し過ぎます。25場所優勝という強さはともかく、その人間性で多くのファンを魅了した姿を見られなくなることは、日本エンターテイメント界が今後30年は、暗黒の時代を迎えることをそのまま意味します。悲し過ぎます。一体、なぜこんなことになってしまったのでしょうか。すべてはこちらファンのために提供してくれていたショーだったのに、ギャグだったのに、そんな気持ちを全部踏みにじってしまったのです。全部笑って許せる懐の深さがない日本社会を本当に申し訳なく思います。石川遼くんを見ていて面白いか、と言われれば、別になんともおもしろくないわけですし、眼鏡日本代表監督とムッシュトルシエを比べれば、誰が見てもムッシュの方が光り輝いておりましたし、安達祐実ちゃんだったら母ちゃんの方が興味をそそられるものなのです。今回の件は、そんな当たり前のこともわからない日本社会が朝青龍関に捨てられたのだと思います。20時間経った今も撤回ギャグが行われないところを見るとどうやら本当にみんなのドルジは帰ってこないでしょう。久しぶりに現れた超技巧派横綱、練習嫌いとか言われていましたが、技術は嘘をつかないはず、相当の練習を積んでいたはずですし、真に相撲を忘れて、ということはなかったのではないでしょうか。強くて笑いもとれて、誰からも愛される希代の大横綱の引退、悲し過ぎます。結びの一番が熱狂の大歓声に包まれることはもうありません。座布団はもう飛びません。
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tetuo2 at 23:30│Comments(2)TrackBack(0) スポーツ 

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この記事へのコメント

1. Posted by のんたこす   2010年02月06日 15:00
彼の現役姿を、升席からビール飲んでお弁当食べながら見ておいて本当によかったよ。
勿論座布団投げたしね!!
うふふ。
武蔵丸ともお話させて頂きましたし。

あたい、お相撲、結構好きだったりする。
2. Posted by 鉄雄   2010年02月07日 00:00
おー、座布団羨ましい。

ただ相撲馬鹿たちは『お相撲』ではなく『大相撲』と言うらしいです。

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