大好きなドルジくん森にまつわるエトセトラ

2010年02月11日

『愛のむきだし』

パンチラ、盗撮、パンチラ、勃起、DV、近親相姦、レズ、女子オナニー、やっぱりパンチラ、そんなシーンがいっぱい出てくる映画、と言ったら、きっとどんな変態野郎が作ったピンク映画なんだ、と思われることでしょう。でも、その監督のことはたいして知りませんが、きっと監督はピュアな健康男子なんだと思いました。エロワード連発だからと言って即、エロい、変態、キモイ、死ね、というわけではないのです。むきだしなだけです。つまりとっても素敵な映画だったということです。

というわけで『愛のむきだし』観ました。なんと炎の4時間作品。29歳独身、本来なら1分1秒も無駄にできない仕事に婚活に待ったナシの状況ではございますが、トルコへ発った母親が「犬の散歩ヨロシク」と置手紙とともに置いていったアルフォードでも食いながら鑑賞するってのもおつな贅沢ってもんです。簡単にストーリーを説明いたしますと「いろいろあって両想いになった、羨ましいぜ」というお話です。もう少し詳しく言うと「愛を受けずに育った少年少女3人、そのせいか少年はパンチラ盗撮に、少女1は男子への暴力に、少女2はリストカットと宗教に猛ダッシュ。ひょんなことからというかお互いの父ちゃん母ちゃんがくっついて、というかSEXをして、少年と少女1が家族になるも少年は恋に落ちていたのです。しかし、少年以外のその家族3人がものの見事に、カルト教団に洗脳され、何故か、少女1だけを救い出し、少年は精神が崩壊するも、愛の力でやったぜ!となりました。あっ、カルト教団幹部の少女2は自害しました」というお話です。

素敵でした。まずは、そのキャスト、少女1の満島ひかりさん、四の五の言わずに顔がカワイイ、演技もしっかり、長セリフだって迫真の演技(泣ける)でこなします。そして何よりセーラー服姿で、男どもをぶん殴ったり、蹴り飛ばしたりするってのは最高だよねと思いました。で、少女2の安藤サクラさん(両親ともに芸能人)、超ムカツク女なわけですが、めちゃくちゃ上手だと思いました。ブスだけど。演技のことはよくわかりませんが、あーなんて嫌な奴なんだろう、というかちょっと怖いよアンタ、という役を完璧にこなしていたと思います。凄かったです。ブスだけど。エロかったです。ブスなのに。

で、ラストシーン、何やら精神障害を愛の奇跡が完治させたぜ最高!といった結末なわけですが、「そんな簡単に直るわけねえじゃん、ふざけんなよ」と思うモテない輩に向けてかはわかりませんが、直りそうで直らない、直りそうで…、ってとこで偶然落ちた手鏡に自分のパンチラが写って、「ハッ」とすべてを思い出すわけですが、素敵でした。もちろん私はモテモテの輩ではありますが、その時、すでに「ふざけ」くらいまでは叫ばんとしていたわけです。しかし、そのパンチラ気づきシーンで「そりゃ、完治するな」と納得させられたわけでございます。ただ、実は園子温監督の照れ隠しなのではないかとも思います。だって「愛」がテーマであろうと高校生の強い思いで、精神障害が直るなんて話を書くの恥ずかしいじゃないですか。そこで、頬の緩む素敵アイテムパンチラを使ってお茶を濁したピュアでセンチメンタルな男ではないかと私は思ったわけです。一見、パンチラレズ勃起オナニーなど変態そうに見えるかもしれませんが、そこには純粋すぎるハートがあったのではないでしょうか。だからこそ、監督は主人公の少年に言わせます。

「僕は変態だけど、まやかしじゃない!!!」海辺で勃起しながら、恋する娘に言ったのです。むきだしですね。はい、むきだしです。愛ってなんだ!

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tetuo2 at 03:56│Comments(0)TrackBack(0) 映画 

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