史上最強!日本代表メンバー23戦士、大決定!日本代表の真骨頂! 試合後会見は見所いっぱい

2010年05月24日

第16回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソンは日本一過酷ぜよ

辛いことは面白いことです。「200万貢いだ女子にボロ雑巾のように捨てられた」「3日3晩寝ずに仕事を強要された…」「高校ラグビー部時代、シゴキと称して先輩に手コキさせられた」など人は辛い体験を面白そうに楽しそうに話すもの、確かにそんな話は結構面白いです。逆に「彼女を車で家まで送ったんだ」「電車でみんな寝たフリしてる中、席を譲った」「凄く美味しいスイーツを食べた」なんて話は超絶つまらないもの。どうぞ勝手にブログにでもアップしてください、今、この場でというか、そんな話、二度とすんじゃねえぞ、いいか、約束だぞ、という気持ちになります。つまり、素敵で楽しいことなんて、まったく面白い思い出ではないということ。女子を車で送るなら毎週博多くらいまで送った方がいいし、目の前のAV男優レベルのマッチョ男に「あっ、どうぞ」と席を譲ってみるべきだし、ババアの手垢まみれのおはぎを断れずに食べたり、結婚するくらいならペロッと破談したほうがよっぽど素敵な思い出だと、私は思います。そう、男子30目前、今後は率先して辛い経験をしたいもの。

ということで、その時の私はど田舎の山道をトボトボ、それはもう1km15分くらいのスピードで歩いていたのです。「もう嫌だ」「もう限界」「一度でいいから女子とチャリ2人乗りしたかった…」と心も体も乾き切っていたのですが、そんな気持ちに打ち勝てたのも「もっと辛い体験を」「もっと大変な思い出を」という熱い想いがあったからにほかなりません。何を隠そう、昨今のRUNブーム、そこらの女子がスポーティなスカート×ロングスパッツ×iPodでハーフマラソンなんかに参加する世の中だからこそ、私、100kmウルトラマラソンに参加して参りました。ただ、調べてみるとウルトラマラソンというのは結構開催されているもの、その中でも「日本一過酷」と誉れ高い「星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン」でございます。

3時起床の5時スタート、42kmまで6時間、50kmまで7時間、71kmまで10時間15分、完走の制限タイムは14時間という24時間テレビに比べて随分厳しい内容にも関わらず、地球を救うこともできない自己満足なレースです。まずは、スタート地点が標高1300m、何故かスターターに選ばれた荒川静香さんのバストは推定84cm、顎の長さはペリカン鳥、そこから8kmは簡単な平地が続き、「おい、これは行けるよ、余裕だよ、100キロのゴール見えたな」なんて軽口も飛び出し、八ヶ岳のマイナスイオンを一身に受け、ロハスな日曜日の朝を満喫です。しかしですね、なんとその後は標高1900mの20km地点までひたすら山登り、高低差600m、ざっと高尾山を駆け上がるトレイルレース。さらには自慢しますと、舗装されていない砂利道が延々と続きます。足の裏は痛くなるし、石コロのおかげで足と心をくじきそうです。そして気づけば、一緒に参加の中出し歴10カ月の末、見事流行遅れのデキちゃった結婚を先日果たしたばかりの同僚が「俺はもう坂は歩く!」と大自然にキレる熱血歩く宣言、中出しする根性と長い山道を駆け上がる根性は別物だと証明してくれました。ただ、ここは100劵譟璽垢箸い戦場、敗残兵に情けは無用、骨はきっと野辺山に還るはず、と涙を堪えて先を急いだのです。アイツのためにも俺はやる! 100劼魎袷してやる、男の戦いは日を追うごとにその責任が重くなるのです。戦いの数だけ魂が宿るのです。いざ、行かん。まだ15kmくらいでございます。

ババアとマラソントークしたり、ジジイとマラソントークしたりして何とか1908m地点に到着しますが、そこから一気に下りになるほど、野辺山は甘くありません。その頂上はざっと20km地点、何とそこから38kmくらいまで激しいアップダウンの繰り返しです。休憩所(RUN界ではエイドと言います)では、オバチャンが「話が違う! ここからは平地って言ったじゃないの!!」とお怒りになられていたり、血まみれのオバチャンが悲し過ぎる表情で手当てを受けていたり、大自然が勝手すぎる人類に猛威を振るっていました。地球を大切にね! 歩いて歩いて歩いて走ってすぐ歩いてのピッチで何とか辿り着いた35km地点のエイドでは、薄口のお汁粉を食べることができ、「ようやく終わりだ、あとは下りか」と思うも、Sな野辺山はまだまだ登り坂、しかも急、一見、塀かと思いましたが、それが坂でコースなわけで、もはや下り坂でも膝が痛むし、太ももの筋肉が悲鳴を上げます。さらにその下りだって結構ハードな下りで50km付近までに1,000m以上下り880mまでなんです。足の裏、膝、ふくらはぎ、太もも、もも裏、股関節、つま先と差別なく平等に足は痛み、気づけば腕も痛い、上がらない、もうアレだ、ヤメだヤメ、何でこんなことしなきゃいけねえんだよ、ヤメてビールでも飲んで、タバコでも吸って、下品な顔で「女子の顔で見分ける乳輪サイズ」の話でもしよう、それがいい、終わるよ、俺は、42キロでヤメる、100キロ走っても何の得もないし、痴漢プレイを勤しむカップルの彼女が人違い俺に手コキをしてしまうわけでもない、マジやめよ、女子やババアに抜かれるし、やってらんねえよ、とか思いながら何とか42kmを通過――。そう、通過していたのです。42kmを5時間40分で通過し、何を思ったかエイドでもらったおにぎり片手に50kmを目指してしまったのでした。50kmまで1時間20分、間に合うか。続きます。

tetuo2 at 00:44│Comments(0)TrackBack(0) 日記 

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