映画

2010年06月30日

『ハングオーバー』

17時45分…、弊社の定時退社時刻でございます。ただ、そんな時間に席を立つのは出世と女子社員とのコミュニケーションを諦めたオジサン社員くらいなもの、彼氏とディナー、その後は彼氏のディナーに変身するOLちゃんでさえ18時過ぎまでは我慢するものです。会社というのはとてもデリケートな場所、「楽」「暇」「セクハラ」はご法度、誰よりも頑張って働いていることをアピールせねばならないはずの場所。そんな場所でその日の私は立ちました。17時47分に席を立ち、言いました。「特に用はありませんが、帰ります」。

世界27カ国で何かの第1位になったという触れ込みだったにも関わらず、日本ではDVDスルーされそうになったのもすべてルーキーズと竹内結子と爪の手入れに1万円払うOLちゃんのせい、と思っていたら見事ゴールデングローブ賞を取って公開されることになりました。ただ、賞を取る前から日本では「劇場公開を絶対に求める会」というネット市民運動が行われていましたが、特に効果はなく、賞を取ったら即公開決定とやっぱり権威ってとっても大事なんですね。とか思ってから、セコセコ試写会プレゼントに応募していたことすら忘れていたら、先週の日曜日、家に帰ると私に一枚のカラフルなハガキが届いていたのです。何を隠そう『ハングオーバー』試写会招待状@九段会館ではありませんか。これはラッキー、どうしても観たかったので、仕方なく2,600円払って観に行こうと覚悟していた矢先の出来事、これは行かずにはいれません。

「特に用はありませんが、帰ります」と言ったところで誰が何を言うわけでもなく、忍びの者のようにひっそり、まるで「今から外出で大変」といった感じのスピードを維持しつつ、会社を出て、大急ぎで九段下へ。ということでついに念願の『ハングオーバー』、変なサブタイトルつけられちゃったけど観て参りました。

アホな人たちが結婚前に馬鹿騒ぎしようとラスベガスへ。気づけば、めちゃくちゃな状態で飛びおきますが、どうにも記憶がございません。というより肝心の新郎さんがおられません。さあ、大変とか言いながら、馬鹿騒ぎを思い出しながら新郎を捜すといった飛び切りポップなサスペンスです、いやコメディーです。確かに面白くないわけではございませんが、どっかの誰かが「『ホットファズ』が好きなら『ハングオーバー』も好きなはず!」と言っていたけど、全然『ホットファズ』の方が面白かったじゃねえか、とよく思うも、確かに『ホットファズ』並みに面白いとは誰も言っていなかったわけで、この当たりようのない不完全燃焼ではあったわけです。黒人警官が馬鹿騒ぎする男どものモノマネををするシーンは面白かったし、キモ男がイケメンのモノマネをするのも笑ったし、キモ男がマイクタイソンにぶん殴られるシーンも素敵だった、さらにはキモ男がババアにフェラされるシーンは映像であればもっと面白かったと思ったのだけど、お腹が痛くなるほどの大爆笑は残念ながらなくて、それは九段会館の大ホールの椅子が狭くて硬くてお尻が痛くなったからなのかなと思いました。

こういう映画はぜひ、映画館ではなく、家でオナラでもしながらDVDで観賞するととっても楽しく観れるのではないかと思います。別につまらなくはなかったのですが、清水の舞台から決死の縄バンジーをする勢いで定時帰りを断行するほどでもなかったかなと思った次第です。

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2010年06月29日

『告白』

最近はワールドカップ時間で過ごしているため、気づけば20代最後の夏に突入しておりました。夏と言えば「男女が出会い、熱い恋に落ち、一晩で心身ともに気落ちよく綺麗さっぱり別れることばかりの季節で最高」と聞いて29年、一度もその「最高」を味わったことはございません。もし戦国時代に生まれていたなら、夏を楽しむなど言語道断、天下統一のため、粉骨砕身、殿に身も心も捧げたことでしょうが、私が生まれたのは日本経済右肩上がりの1980年、バブルを通常モードとしてヌクヌク育ち、ハングリーという言葉よりもクールとかがもてはやされる時代だったのだから、せめて夏、夏くらいは素敵な思い出でもないと寂しいじゃないか、という強い思いをワールドカップなんかにうつつを抜かしていないで取り戻したいのです。

ということで素敵な思い出の始まりはいつもココから、随分前になりますが、『告白』観てきました。大抵、告白と言えば、校舎の裏だったり、帰り道の神社の裏だったり、夕焼けの土手だったり、男子グループとの帰り道、校舎の2階から「ギマ子(仮)がアンタのこと好きだってぇー」「ちょっとよしこぉー、やめてよ! 嘘だからね!」「嘘じゃないでしょ。ギマ子、顔、真っ赤じゃん」とか言われてしまうことが多いと思っているのは私が特に告白をされた経験がないからでしょうか。ただ、『告白』は、そんな青春の忘れ物を取り戻すことのできる告白シーン目白押しのおセンチ映画!と確信していたのですが、何やら主演の松たか子さんはクラスのホームルーム中どういうわけか、私の夢想する告白とは似ても似つかぬ『告白』を始めたのです。

内容はざっと「4歳の娘が殺されたけど、その犯人がこの中に2人いるわ。ってことで、法律気にせず復讐していくのでどうぞよろしく」といった感じ。学級崩壊気味の中、淡々と話す松さんの心中を強調するダイナミックな映像に、アラ怖い、と思っていたら、まだまだたっぷり怖いシーンがあって、噂どおりエンドロールでは、早めに愛を確かめ合いたい西野カナちゃんコスプレをした女と魔法使いみたいな靴を吐いた男のカップル以外は席を立ちませんでした。まあ、重たい内容と言うより、やり切った松さんに驚いて、少し休憩してから帰ろうという感じでした。

で、復讐の内容は最後の「ドカーン」のからくりをやりたかったお話でキャラクターが作り上げられたのではないかというものではないかと。まあいいのですが、何より中学生全員が終始馬鹿で自分勝手な悪者に描かれていて、自意識過剰で多感な中学生にこそ観てほしい映画だなあと思いました。とは言え、中学生ってあんなに残虐じゃないし、もう少しだけ分別があるように思うのですが、何やらレビューなどを読んでいると「子を持つ母ですが、今の中学生のイジメはもっと残酷です!!」とかピシッと書かれていましたが、そうなんですかね。そもそも、中学校の内部をよくご存知のお母様で感心だなと思った次第です。

もう一つイケメン熱血先生を馬鹿にしたシーンも物語の中心なのですが、ぜひ、ルーキーズとルーキーズファンに観てほしいと思いました。でもいちばん可哀相なのが、この熱血先生で、特に何も悪いことはしていません。熱血だっただけなのに、中学生からは暗に馬鹿にされ、松さんに操られ、勘違いが勢いを増させ、綺麗に不幸になりました。

子供を殺されたら、悪いってわかっちゃいるけど、こうせずにはいられないんよ、という親心を描いた斬新な映像の映画でした。あっ、あとナレ中心でストーリーのわかりやすいエヴァンゲリオンの弐拾伍話みたいでした。最後の「なんつって」ですが、「更正とか何とかそれっぽいこと言ってみたけど、実はただの復讐だわ、ごめん」という葛藤っぽい「なんつって」だと思いました。

ということで、夏に向けてモチベーションを上がることもなく、29回目の夏もリゾラバなしで終わりそうです。

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2010年04月28日

『第9地区』

最近は席がネットで選べてとっても便利という以上に、劇場の混み具合がわかって嬉しいです。パリス・ヒルトンちゃんとサランラップ越しにキッスができるとか大イベントでもない限り、混んでいる場所には行きたくないので、席の埋まり具合で嫌だな、とか、ここならいいかな、と劇場を選ぶのですが、日曜日の私は、何を血迷ったか有楽町にわざわざ来ていたのです。日曜日のカップルがこぞって来るような駅で降りて、一服したくて喫茶店を探しても、コーヒー飲むのに行列作るようなアホばっかりで、何とか見つけた地下一階のガラガラな店、リストラ経由で安いファミリーイタリアン屋の店長にスッポリ収まり、アジアからいらっしゃった外国人留学生たちをコキ使う毎日に疲れを隠せずにいるようなオッサンがやけに眼をギラつかせて、ひねり出す「いらっしゃいませ」を聞いてしまったものだから優しく「ビールを2つ」と言いました。せめて、美味しそうにビールを飲む顔でも見せてやらねば、この日曜日、有楽町地下1階、決して淀んでないとは言い切れない空気の中で働くこのオヤッサンもやり切れないはず、だって気を抜けば、ほら後ろで、褐色の肌のウエイトレスがオーダーミスをしています。「オ客サマ、ナポリタンッテイッタデスヨ」「言ってねえよ! フレッシュグレーフフルーツジュース2つだよ! ふざけんなよ」。そう、これはそんな店長のための映画、もう嫌だ、いつから俺はこうなった、どこで努力を怠った?と自問自答するような爆発寸前な店長のような男子のための映画、それが『第9地区』だと思ったのです。

3,600円を自宅でカード決済した欲張りな私は、ポップコーンとオレンジジュース(M)のセットにウーロン茶(S)をつけて、軽やかに大事な1,000円を消費します。しかし、どうでしょう、どう見てもウーロン茶(S)の方が大きいじゃありませんか。どうなっているんだ、と早速店員のむなぐらでも掴んで、シャツのシワどころか人生の不幸せを増やしてやろうなんて思いもせずに、すんなり着席。で、明るい時は普通に座っていた通路挟んで左隣のカップルが、しっかり手と手を繋いだところで、始まった『第9地区』、上映開始です。まあ、内容は、エビ型宇宙人が南アフリカヨハネスブルクに現れ、最初はビビッたけどたいした奴らじゃなかったことに気づいて、『第9地区』に閉じ込めた20年後、やっぱり邪魔だから、もっと酷い難民キャンプみたいなところに移動させようと目論んだカスな小役人が主人公、親のコネで担当責任者に就任するも、えっ、こんなことが!ってのがあって逃亡生活に、さらにはエビ野郎と共闘することに、で、最後は最強のエビ型ロボとか現れてまあ、大変、というお話で涙がちょちょ切れました。

冒頭からアパルトヘイト先生よろしくなエビ星人への差別意識丸出しの地球人たちが描写され、だって、飛来した宇宙船にどんな高知能な生命体が乗っているのかと思ったらとんでもないボンクラエビ野郎が160万匹もウヨウヨいたのですから、そりゃ差別の1つや2つ余裕でするってもの。その中でも、特にナイジェリアギャングたちの逞しさには恐れ入りました。だってエビ星人相手に法外な額でキャットフードや豚肉、牛肉を売り払い、売春まで成立させてしまうんです。すげえぜ。しかも、いつの間にか、エビ星人を喰うとエビ星人の能力が備わり、エビ星人にしか使えない遺伝子認証武器を使いこなせるようになるという迷信が蔓延。凄い勢いで、ムシャムシャと宇宙のどこからか来たかもわからない異星人を焼いたり、煮たり、新鮮なまま生で食ってしておりました。すげえぜ。

で、その小役人が主人公なのだけど、これがなかなか人間味丸出しの屑な男、エビ星人の卵をヘラヘラ焼き払い、すぐ癇癪を起こすようなクソ男なのですが、ある不幸から、いろいろ考え出し、気づけばエビスーパーロボで、人間殺しまくりです。その殺し方というのも半端じゃないわけで、エビロボは、超宇宙兵器ですから(でも、馬鹿なエビ星人はキャットフード100缶と交換していたりする)、一撃で木っ端微塵に人間を破裂させるのです。しかもエネルギーは無限。パンパンと花火のように傭兵たちが弾け飛ぶ描写は、PG-12の枠を遥かに超えたシーン。ただ、残虐は残虐なのだけど、話もシリアスなのだけど、何故かその弾け飛ぶ描写はどこかコミカル、観客たちはいつの間にか熱狂し、人が弾け死ぬ度に「オーレ、オーレ」と劇場はまるでサンチャゴ・ベルナベウのような雰囲気に。さらに腕が弾け飛んだり、ゲロ吐いたり、人が食いちぎられたりと血沸き肉踊る残酷描写は続き、煮え切らない人生を否応なく謳歌している男子たちの消えた闘志が再度燃え上がること間違いなしです。きっと、あの地下1階のオヤッサンだって、これを観れば、そのオーダーミスばかりするフィリピーナともう一度熱い恋に落ちたろかい、なんて思うはずです。ただ、やはりそんな喉の渇くシーンが連発されるのならば、どうせそこまで大きくないオレンジジュース(L)を奮発しても良かったのかなと思いました。

で、真面目な話をすると、大筋の流れは、『アバター』にすごく似ています。「宇宙人」「その仲間になり人類と戦う」「強く熱い大佐が象徴的な敵(ただ両作品とも主人公より、そんな軍人さんの方が、立場がはっきりしてて気持ちのいいヤツ)」「クライマックス」とかなり似ているのですが、ただし、それは話の流れのみ、その要素は全く異なるもの。『第9地区』は、残酷描写も含め、そんな人間の汚い部分をそのまんま余すことなく汚く見せてくれて、『アバター』に、「てめえ、二度と綺麗事なんて言うんじゃねえぞ」と叱りつけるような素敵な作品なのでした。そう言えば、映画代って上がったの? 以上。

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2010年03月03日

『ボーイズオンザラン』

新宿東口。チケットを法外な値段で購入したあと、ビールを飲んだのが悪かったのだと思いますが、途中でオシッコに行く羽目になった『ボーイズオンザラン』、観ました。テレクラ、AV、オナニー、クンニ、デブ女のでかい乳とでかく黒い乳輪が、上映5分のうちに飛び込んできて、「飛ばすなあ」と関心、ただ、原作には勝てませんでしたというのが、正直な感想です。私が勝手に思い込んでるのですが、「汚くて嫌らしくて格好悪い部分にこそ、人間の本質があるんじゃないかい? でも基本的に俺は女を信用していないよ」という原作者の心意気があまり感じられなかったし、植村ちはるは、上京したての大学1年生並みの軽さをもっと出して欲しかったし、田西役・峯田さんの演技って正直どうなのと思いました。モテ男・青山くんももっと嫌な奴に変貌して欲しかったです。あと、原作にはある好きな娘の前でチンピラに殴られて、目も見れずに「すいません」と土下座するシーンなんかは活かしてもらいたかったです。

ただ、そんなことはどうでもよくて、とにかく右斜め前の男子1名のお客様、スカッとしたブルーのTシャツで、ドスンドスン足音立てて登場、席に着くなり、稲妻のようなスピードで任天堂DSを取り出し、乱暴にスイッチON、どうやらソフトはドラゴンクエストです。しきりにボタンを連打する音に、どうしたことかと見てみれば、なるほど、レベル上げ、確かに映画上映前はレベル上げに限る、うっかりダンジョンなんかに入ってしまったら大変、いつ上映開始するかもわからない状況でダンジョンINしてしまったなら、パーティー全滅は必至、ならば、いつでもセーブできる場所が得策、右斜め前の男、なかなかできる、でも、本編前のCM中もレベル上げに精を出し、時間の無駄は死あるのみという現代人ならではの時間活用術を見せていただくと同時に、場内を「なんだおい、何かカタカタうるせーなあ」といった空気に包んでみせたのです。上映が始まれば、周りを等しく不愉快にさせる不適な笑い声「フェッフェッフェッ」を連発、ラストシーンでは手を叩いて大いに爆笑、人生を楽しむその人は映画以上の衝撃でした。ただ、機会があれば「君には、MでなくXLのブルーTシャツがベストサイズだと思う」と伝えたいです。

で、この映画で言いたいのは、きっと「スマートでそつのない男ってつまらない奴だよね、ねえ、そうでしょ、いや本当に」ということだと思います。じゃなきゃ「誕生日にテレクラでオナニー」「デブでブスな女とSEX」「好きな女が男とおとなのおもちゃを購入するのをのぞく」「喧嘩で負ける」なんて情けなくも他人だから笑える描写を所狭しとぶつけてくるなんて嫌がらせ以外のなんでもないじゃないですか。そんな主旨だから右斜め前の男は、ダルンダルンの青色Tシャツ×DS片手に映画館で大爆笑、これが男の生きる道としたり顔できたのではないでしょうか。確かにブルーよ、わからないでもない、アンタの世を恨む気持ちは痛いほどわかる、だけどね、将来、閻魔様に「モテたことはあるか?」と聞かれれば、キッパリ「ございません」と答えるけれど、もしもその時、私に勇気が残っていたら、「次は青山くんでお願いします」と一言だけ付け加えたいと思うからこそ、今は我慢してひっそり一握りの気遣いを持って暮らしてみてもいいんじゃないか。それにしても最近映画の値段は上がったのか。上がったよね、うん、きっと。

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2010年02月11日

『愛のむきだし』

パンチラ、盗撮、パンチラ、勃起、DV、近親相姦、レズ、女子オナニー、やっぱりパンチラ、そんなシーンがいっぱい出てくる映画、と言ったら、きっとどんな変態野郎が作ったピンク映画なんだ、と思われることでしょう。でも、その監督のことはたいして知りませんが、きっと監督はピュアな健康男子なんだと思いました。エロワード連発だからと言って即、エロい、変態、キモイ、死ね、というわけではないのです。むきだしなだけです。つまりとっても素敵な映画だったということです。

というわけで『愛のむきだし』観ました。なんと炎の4時間作品。29歳独身、本来なら1分1秒も無駄にできない仕事に婚活に待ったナシの状況ではございますが、トルコへ発った母親が「犬の散歩ヨロシク」と置手紙とともに置いていったアルフォードでも食いながら鑑賞するってのもおつな贅沢ってもんです。簡単にストーリーを説明いたしますと「いろいろあって両想いになった、羨ましいぜ」というお話です。もう少し詳しく言うと「愛を受けずに育った少年少女3人、そのせいか少年はパンチラ盗撮に、少女1は男子への暴力に、少女2はリストカットと宗教に猛ダッシュ。ひょんなことからというかお互いの父ちゃん母ちゃんがくっついて、というかSEXをして、少年と少女1が家族になるも少年は恋に落ちていたのです。しかし、少年以外のその家族3人がものの見事に、カルト教団に洗脳され、何故か、少女1だけを救い出し、少年は精神が崩壊するも、愛の力でやったぜ!となりました。あっ、カルト教団幹部の少女2は自害しました」というお話です。

素敵でした。まずは、そのキャスト、少女1の満島ひかりさん、四の五の言わずに顔がカワイイ、演技もしっかり、長セリフだって迫真の演技(泣ける)でこなします。そして何よりセーラー服姿で、男どもをぶん殴ったり、蹴り飛ばしたりするってのは最高だよねと思いました。で、少女2の安藤サクラさん(両親ともに芸能人)、超ムカツク女なわけですが、めちゃくちゃ上手だと思いました。ブスだけど。演技のことはよくわかりませんが、あーなんて嫌な奴なんだろう、というかちょっと怖いよアンタ、という役を完璧にこなしていたと思います。凄かったです。ブスだけど。エロかったです。ブスなのに。

で、ラストシーン、何やら精神障害を愛の奇跡が完治させたぜ最高!といった結末なわけですが、「そんな簡単に直るわけねえじゃん、ふざけんなよ」と思うモテない輩に向けてかはわかりませんが、直りそうで直らない、直りそうで…、ってとこで偶然落ちた手鏡に自分のパンチラが写って、「ハッ」とすべてを思い出すわけですが、素敵でした。もちろん私はモテモテの輩ではありますが、その時、すでに「ふざけ」くらいまでは叫ばんとしていたわけです。しかし、そのパンチラ気づきシーンで「そりゃ、完治するな」と納得させられたわけでございます。ただ、実は園子温監督の照れ隠しなのではないかとも思います。だって「愛」がテーマであろうと高校生の強い思いで、精神障害が直るなんて話を書くの恥ずかしいじゃないですか。そこで、頬の緩む素敵アイテムパンチラを使ってお茶を濁したピュアでセンチメンタルな男ではないかと私は思ったわけです。一見、パンチラレズ勃起オナニーなど変態そうに見えるかもしれませんが、そこには純粋すぎるハートがあったのではないでしょうか。だからこそ、監督は主人公の少年に言わせます。

「僕は変態だけど、まやかしじゃない!!!」海辺で勃起しながら、恋する娘に言ったのです。むきだしですね。はい、むきだしです。愛ってなんだ!

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2010年01月22日

『板尾創路の脱獄王』『ライブテープ』

『マラドーナ』が観たい、観たくて仕方ない、でも仕事が終わらない、というか仕事がどんどんと増えていっているということで、どうせ終わらない仕事なら全部放り投げてしまえばいい、という天命を受けて渋谷に向かい始めたのが18時45分、頑張れ自分、赤坂を抜け、青山をかっ飛ばし、シアターNに着いた19時15分には太ももがパンパンだったのに、19時上映、予告が10分の『マラドーナ』には誠に残念ながら5分に合わず、仕方がないから、19時15分からの『板尾創路の脱獄王』を観ました。長いフリ、90分の1発ギャグでした。監獄島の人たちはかなりいい味出してたなと思うのと、最後のジジイの笑顔はナイスだったと思います。ただDVDで全く問題なしではあります。松本人志が作ったのが『大日本人』で、板尾創路が作ったのが『板尾創路の脱獄王』と言われれば、確かに納得というところです。で、あー、疲れた、と思いながらタバコを吸ってボーっとしていたはずが、気づけば、『ライブテープ』観てました。私が2009年1月1日にリフティングをしたように、元旦に唄を歌いたい人と、映画を撮りたい人がいたということだと思います。音楽と映画の融合というよりは、音楽好きな人の想いと映画好きな人の想いを想像する映画なのかなと。「失楽園でヌいていた18歳の頃〜♪」というフレーズは共感しました。私も確かに気持ちよく、いや、やっぱりそこまでエロに特化していない分だけ中途半端に抜きました。東京を切り取った編集ゼロの吉祥寺の風景にいつの間にか引き込まれたことは否めません。私がリフティングをしている頃、こんな映像を撮っていた人がいたんだなあ、と何やら「そうか」と意味不明な納得をしたわけでございます。以上です。

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2010年01月19日

『アバター』

その日の私はどういうわけか、ヨハネスブルグ並みに窃盗が多いことで名高い足立区西新井にいたのです。気づけば喉がカラカラでした。

1つの建物で、家族の楽しい休日を完結できるARIO西新井という総合商業ビル。もし、お腹が空いたなら、ミスタードーナツから銀だこまで世界各国の料理を楽しめますし、オシャレ心に火がついたなら、ムラサキスポーツから無印良品までアメリカ西海岸でも通用するファッションを楽しむことができるのです。さらには眼科からスーパーマーケットまで生活に必要なものはすべてARIOに揃っています。選ぶ必要も考える必要もありません。すべてARIOで揃います。西新井の人たちにとってARIOにないものはこの世にないのと一緒。打倒ジャスコ。そんなARIOですから文化も提供してくれます。そう、シネコンも入っているのです。シネコンのおかげで、通な作品を無骨に上映し続ける映画館が軒並み悲しい思いをしていて、日本映画界は、後腐れも前腐れもなくエロいことがしたい!と願望を抱かせてくるような、恋と洋服とランチのみに脳を使う女子のためのクソ邦画ばかりになったと、どこかの映画通が憂いておりましたが、そんなシネコン、都心では混み過ぎ、板橋でもまだ混む、それならARIO西新井だということで、わざわざ窃盗事件多発地域に遠征して絶賛公開中の『アバター』を観てきました。もちろん3D吹き替え版です。

結果、もの凄い騒がれようの割には残念な感じ。私の選球眼の問題かもしれませんが、きっと莫大な宣伝広告費が使われているものだと思われます。凄い凄いと言われている映像が、そもそもどこら辺がどれほど凄いかがわかりません。まあ、ファイナルファンタジーくらいは凄い映像だと思います。上映中は何とか「ここは凄い映像だぞ」と自分を納得させようと思っていたことを白状せねばなりません。一応言っておきますが、凄くなくはありません。で、結局そこではなくストーリー、ストーリーが何とも味わい浅い、インデペンデンスデイ的なモノ、そういう目で観れば、「アメリカってウルトラ格好いいぜ」と楽しめるのですが、やっぱり良いとは言えません。コレ作ってる人たちってもの凄い面白い連中なんだろうなという軽快なトークもシーンもございませんでした。しかも私の痔の深刻さを一切鑑みない約3時間の超大作にも関わらず、ナレーションでざっくばらんにガンガン説明&時間経過、「おい! ここつながんねえだろ!」「ナレで説明します!」という慌しい現場の声が聞こえてくるようでした。ただ片言の日本語を操る異星人と恋に落ちる主人公の姿は、家族にも娘にも冷たくされたお父さんが、多国籍パブのその娘の純真さに心を奪われるようで、大変お腹を抱えました。人はいつの時代もピュアソウルに心癒されるものですから。そして何より、常に3Dメガネが下がってきて押さえるのが大変だったのはきっと私がさっぱりとしたしょうゆ顔だからでしょう。右手でメガネ、左手でポップコーンでは、せっかくのオレンジジュースをいつ飲めと? 喉がカッラカラです。ARIO西新井さん、お互いのためにも訴訟にはしたくありませんので、どうかジュース代を返してください。『俺たちステップ・ブラザーズ』の方が100倍面白かったです。

以下は、ネタばれ爆発でストーリーをわかりやすくまとめたので迷わず読みましょう。続きを読む

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2009年10月02日

『色即ぜねれいしょん』

好んで行ったことがあるとすれば、それは15年前くらいジーコショップができた時くらいで、それ以外は、本当に別段、どうしても渋谷に行きたくて仕方がないということはありませんでした。渋谷センター街のマクドナルドでは、ポテトが1本多いと言うのなら別ですが、そうでないのなら用はなかったのです。朝までファーストフードでみんなたわいもない話をするくらいなら、エロ本を買い易そうな深夜のコンビニ店員を見つけることに命をかける青春を選んだ私ですから、渋谷に用があることなんて本当に全くなかったのです。

ということで、そんな都内の高校生全員が放課後通うと勘違いされていた渋谷で観てきました、『色即ぜねれいしょん』。『アイデン&ティティ』でモラトリアム心を簡単にくすぐられたのを覚えてますが、またボブ・ディラン好きを過剰にアピールしていたので、当時、買ったベストCDを探しますが、もうどこにも見当たらぬ、そうかそうか、俺の心には響かなかったのか、と、わざわざ劇場で観る意味を失いますが、来てしまったものは仕方ない、後悔はエロ本と思って買った雑誌がただのグラビア誌だった時くらいで十分(ウブだったんですね…)、ポジティブな気持ちで上映されるそのスクリーンを見つめることにします。内容はアレ、70年代の童貞高校生の青春群像@ひと夏です。ヤンキーにビビり、ボブディランを聴き、ラジオを聴いて、恋をして、島へ旅行に行き、感化されて、また恋をして、文化祭で歌い狂って終わり、そんな映画です。主人公の周りに出てくる大人たち、ヒッピーの家庭教師(もちろん勉強の話なんて一切致しません)、島で会う自由を愛するヒゲゴジラは本当に素晴らしい大人でした。主人公もかなり影響を受けるのですが、とても大事。思春期に会う両親以外の大人とはもの凄い大事な人たちなんだと思います。私の周りには、もちろんあんな大人はいませんでした。今、自分がそんな素敵な大人になれているとも思えません。ただ、意識する必要はあると強く思いました。ただ、いろいろあったのですが、主人公の頭の中は90%エロです。エロでいっぱい。おっぱいって何? キスっておいしいの? 未来の初体験の相手は今どこに?をずっとずっと考えているのです。仕方ない、本当に男子高校生はそうなのだから仕方ない。あのストニュー高校生も、4番ピッチャーの怪物高校球児も、ボブ・ディランを敬愛する文化系少年も、他校に攻め込むアイパー少年だって、頭の中はエロしかないのが男子高生です。深夜ラジオを聴いて、悶々とするのが正しい姿なんです、というのを必要以上に主張する映画でした。つまり、中高生は、深夜にエロ本を買うのにドキドキするべきということになるでしょう。

ということで、無事、私の思春期の選択は、正しかったことが実証されました。ありがとうございます。

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2009年09月05日

『サマーウォーズ』

金曜の夜をいかに過ごすかはとても大事です。本当に大事です。なぜなら、金曜の夜に夜更かしすると、週末が長くなるからです。だから何としても夜更かししなければなりません。飲み会の誘いやデートでもあれば良いでしょう。しかし、なかった場合、その時、どうしますか?PCの前で、巨大掲示板でも眺めながら、今日は飲み会今日は飲み会とブツブツ念仏を唱えましょうか、それとも28歳、記録に挑戦!と動画ファイルナビゲーターでも開きましょうか?そんなことをするのはやめました。映画を観に行くことにしています。家で楽な服装に着替え、バイクにまたがる、バルト9にまっしぐら、深夜に後悔している素敵な映画を前の座席に足でもかけて、観るのです。そりゃ、カップルもいるでしょう、付き合う前の2人もいることでしょう、でもスクリーンは1つ、手を繋いだり、肩を貸してくれる人がいなくてもスクリーンは1つなのです。ということで、深夜、ノコノコ『サマーウォーズ』観てまいりました。

正直ね、私、地方出身者に悪態をつく癖がございます。首都生まれ、首都育ちですから。でもですね、裏を返せば、都会コンプレックス、田舎への、それは絵に描いたような田舎への憧れがあることは、正直隠せません。そんなコンプレックスを見事に掻き立てられました。そして後悔しました。この映画、やっぱり8月1日に観るべきだったな、と、そうすれば、今年の夏はもっと変わったはず、「あなたなら、出来る」ことを出来たはずだな、と思います。もっと近くで入道雲を見れる場所で過ごしたかもしれませんし、縁側でスイカを食べたかもしれません、素敵なあの子に想いを告げたかもしれません。そんな気持ちにんまりました。テーマは「家族」、演出できる限り、監督の家族っていいもんだというシーンを見せられたのです。内容は憧れの先輩ナツキさんから「彼氏のフリして」と頼まれるという萌え展開から、もの凄い勢いで進んだ仮想世界発の現実世界滅亡の危機が起こり、それを救うといったものですが、それを救うのは、家族の絆だったり、「その時、やらずにいつやるんだ」という古き良きものたちなのです。映像も美しく、28歳の胸をキュンキュン締め付ける、こんな思い出作れるのなら6000万円級の男女の手と手が触れ合うシーンをとても丁寧に描写してくれるナイスな映画なのです。仮想世界での最後の戦い、ナツキ先輩はサクラ大戦のようになって、観客を萌えさせたり、専門職の心意気を感じさせられたり、「大好きです」「嬉しい…ありがと」というシーンにやっぱり萌えたりします。で、エンドロールに流れる曲は山下達郎先生なわけです。おいドラゴンボールレボリューション!聞いてるか、この曲を、浜崎あゆみにした意味を今こそ考えろ。仮想世界は確かに便利だし、楽しい、だけどね、本当に大事なのは、アンタ、目の前にあるそれだったりその人だったりするんじゃないの、想いはテキストに書き出すんじゃなくて、面と向かって言うもんじゃないの、という当たり前のことを思い知らされました。素晴らしい作品だったと思います。きっとこんな言葉じゃ足りないし、勢い余って酒を飲み始めてしまったので、この辺で。でも、いいよね、田舎って、美しいと思います。サントラ買ったらキモイかな。

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2009年08月21日

『ドラゴンボールレボリューション』

47e3a29c.jpg業火の中、命を省みず、少年を助けたファイアマンからもらえるものは何ですか? 生まれつき重病を患った我が子のため、車椅子を押しながらマラソンを走り、トライアスロンに出場し続ける父親からもえるものは何ですか? どう考えても無理だろ、あの娘が持つバッグの値段知ってるか、お前の部屋の年間家賃くらいだぞ、って言うのに果敢にトライして、凄い勢いでフラれるガッツマンからもらえるものは何でしょう? そう、答えは勇気、勇気です。誰の胸にも必ず眠っている勇敢な気持ちのことです。いつか叩き起こしてやろうやろうと思って時が経ち、気づけば勇気どころかガマン汁すら出ない歳になっていた、なんてことにならぬよう、定期的に胸にグッスリ眠る勇気さんをゆっさゆさする必要があるのです。ゆっさゆさするのに便利なのは、なんと言っても心揺さぶられるストーリー、特に少年漫画は「友情 努力 勝利」がテーマですからもってこいなのは言うまでもありません。そんな少年漫画の熱い魂とハリウッドの技術が集結した夢の映画がついにレンタル解禁になったので、早速、勇気をもらうことにしました。大傑作『ドラゴンボールレボリューション』です。続きを読む

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2009年06月29日

『エヴァンゲリヲン新劇場版 破』 ※きもいので注意

やっぱり観てしまいました。早くも観に行ってしまいました。早くネットのみんなと話したい、という欲求に勝てませんでした。正直、あっ、そう言えば、観に行こうかな、まだ、やってんの?とかいうテンションで行った方が今後の生活をまっとうなものにしたいなら得、とも思いましたが、ダメでした。観たかったんです。真希波・マリ・イラストリアスって一体誰なの?誰なのよ?って気持ちがもう胸いっぱいだったのです。本家としまえんより人が来ると言われるとしまえんシネマ、変な匂いでいっぱいのグッズ売り場の人だかりは、それはもう凄まじく、いつもはパソコンの前でしか喋らない人たちが、「あっちの列では買えないんですか、何でですか、どうしてもですか」と自己主張をしつつ、大事なグッズにはチリひとつつけんぞという気合を見せてくれますし、式波・アスカ・ラングレーの箱に入れてくれる巨大ポップコーンが飛ぶように売れています。「中身いらないんだけどなー」という声も聞こえてきます。腐女子と言われてる人たちは「カヲルくんのがなーい!」と吠えています。これは凄い、これだけでも上映直後に来た甲斐があるぞと思い、私も負けずに1000円もするパンフレット(観に来た全員が買っていると思われます)とネルフステッカーをゲットし、バイクに貼っていいものか、貼るならあと3枚はオシャレステッカーが必要になるな、と悩みながら劇場に入ります。すげえ人、もう本当に満席、太ってる奴多い、何かずごいざわざわしてる、で、始まるとところどころでどよめく場内、ふと隣を見ると、いい顔してる、さらに隣もやっぱりいい顔、甲子園で応援する女子高生みたい、真剣、青春、まさに夢の劇場といった感じ、エンドロールになっても余裕で観客全員が立ちません、なぜって予告編があるからで、煽り予告が終わると一同ため息、その瞬間拍手、みんな拍手、当然、私も拍手、力強く拍手、泣く腐女子、再来場を予告する後ろの男たち、次の会をウキウキ顔で待つ人の群れ、やっぱり凄いなあと思ったのでした。

で、内容ですが、歩み寄ってきてました。TV版でも旧劇場版でもファン死ねといった内容だったと思うのですが、庵野監督も大人になったのか、ずいぶんサービス精神旺盛でした。新キャラのマリにしても、萌えシーン、戦闘シーンが多いこともそうですが、何よりストーリーがわかりやすくなっていました。きっとこういうことでこうなんだろうな、と思える感じなので、ヤフー映画の採点も上映初日の段階で4.77という異常な高さです。でも、とんがっていて欲しかったなあ、という気持ちもあります。前回は予告を見逃した人もいたそうですが、その予告を今回はなしとか、次の「Q」を全部TV版弐拾五話、弐拾六話みたいにするとか、挑発してほしい気持ちもございました。また、「気持ち悪い」と言われたかったかなあと。ストーリーにしても、何か暗さがあまりなく、何だか明るい、もっと根暗なシンジが悩んで何もできない奴でますます自己嫌悪、アスカも狂気じみた戦い方をして、レイをそんなに喋らすな、と思うのですが、そういう暗さみたいなものがなくて、本当に今までの答えを出しちゃうよ、これで観やすいでしょ、というものになってファンが納得して喝采して満足しているような気がします。深読みの必要もそこまでなさそうです。不満足がエヴァファンの爆発力だと思うのですが。私は旧劇場版が好きなので、アレで終わっても良かったと思います。一応の答えは出たのではないかと。あとはやっぱり当時に比べてテンションが低いとも思いました。クオリティはCGとかも駆使してとんでもなく上がっているのですが、キャラクター一人一人への思い入れというか、その辺が薄く感じました。セリフに体重乗っていない感じです。ミサトさんはもっと良いこと言うし、リツコさんの大人な女ぶりももっと出していいし、本来シンジとアスカの物語だったのに、そうじゃないし、本当にただのアニメのキャラクターになってしまったように感じました。こっちが若干大人になってしまったからでしょうか。まあ、面白かったのでいいのですが、当時ほどの情熱が沸いてこないのが残念です。「序」では懐かしさだけでお腹いっぱいだったから良かったのですが、時間の流れは早いものですね。もちろん、いつ上映かわからない次回「Q」も観に行きます。そろそろ本格的ぽかぽかしたいなー。

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2009年06月28日

『スラムドッグ$ミリオネア』

もう24時になりそうな時間のバルト9前で、牛丼をほお張る若者5人、何なのだろう、何だ、何でここで飯食ってるんだ、店で食えよ、見んな、こっちを、とか思っていたら、わかりました。翌日は『エヴァンゲリヲン新劇場版 破』の公開日、公開延期!また延期!やっぱり延期と2年間スカされ続けた彼ら、こうなったら一番最初に観るしかねえ、と金曜の夜から並ぶことは至って正常、全く問題のない行動でした。2ちゃんに感想頼むぜ、と目で合図、男の友情を固く深めつつ、エレベーターに乗り込み9階に着くと、アラ素敵な絨毯、やっぱりシネコンは違うね、ホスピタリティに溢れてるね、と思っていたら、2つ前の誕生日にここに来たな、苦い思い出がよみがえり、さっさとチケットを買いました。一応『トランスポーター3』のチラシを貰って劇場に入ると、前戯に映画観にきました、といった感じのカップル3組、単独客数人で、こりゃあ足伸ばせると安心しつつ、始まりました。ずいぶん流行遅れではございますが『スラムドッグ$ミリオネア』です。まず、この監督、ダニーボイルさん、スカトロ好きなんですかね、『トレインスポッティング』でも世界で一番汚い便所に飛び込んでましたが、今回もまた溜まりに溜まったぼっとん便所に少年を飛び込ませて、頭のてっぺんから尻の穴まで綺麗にウンコまみれにしたりします。これといって絶対に必要というわけでもないシーンだったので、趣味じゃねえかなと思うのです。まあ、本物ではないと思いますので、アレですよ、美術さんが一生懸命擬似ウンコを作って、まずは下っ端に作らせて、「馬鹿かお前! ここはスラム街なんだよ、スラム街ではそんな固くて健康そうなウンコは出ねえだろ! ボケ! もっとゆるゆるの水みたいなのに決まってんだろ! やり直せ!」とか試行錯誤の末、作られたんだと思うと頭が下がります。で、まあ、内容ですが、良かったです。今まで観た中でも指折りの、『ホステル』よりも痛い残酷シーンがありましたが、良かったです。インドの広大なスラム街、悪い大人と宗教間のいざこざって言うには悲惨すぎる争い、何をやってでも生きますよ、私たち、というハングリーな少年少女、貧富の差が激しすぎるぞ、とか思わせながらも、何でこのスラム育ちのガキがクイズの答えらるのかが、とってもお洒落な編集と、ついうっかりサントラを購入してしまうくらいオシャレな音楽によって明らかになってゆきます。でも、本当はクイズに答えてジャマールがミリオネアになれるかというのはさほど重要ではなく、初恋の超美人さんラティカと再会できるのか、というお話です。に加えてインドの悲惨な現状を明るく真面目にフィクションでシャレたストーリーに仕上がっておりました。結局は、何でも理由がつく魔法の言葉「それは、運命だったから」という素敵なオチもたまりません。運命だったんですね、スラム街に生まれ、母ちゃんがヒンドゥー教徒に顔面鉄パイプで撲殺され、クイズに答えて、ラティカをゲット、すべては運命だったのです。素敵です。だから、私がナスを食べられないのも、ずっとサッカーしてるのも、結婚破談したのも、それは、運命だったから。そう思えばすべて納得です。エンディングはインド映画お約束のダンスで締めますが、これも素敵ストーリーの後だと全く問題なし、曲も素晴らしいので、ずっと観ていたいくらいでした。劇場から出ると、やっぱり今か今かと翌日の開演を待つ男子が10人くらいに増えていて、後から並んだ奴らがやっぱり牛丼を食ってました。それも、運命だったから。ふふ。

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2009年06月14日

『レスラー』

初めてプロレスを観たのは、もの凄い勢いで家庭をかえりみない父親が、どんな心境の変化か、家族がテーマの極道映画でも観たのか知らないけど、唐突に兄貴と私が連れ出した武道館でした。ノリダーは知っててもプロレスラーは全く知らないクソガキでしたが、猪木が長州を痛めつけているのが妙に印象に残っていて、何故かベイダー登場、猪木ピンチ、でもやっつける、父親が猪木に汚い罵声を浴びせる、私たち兄弟驚くというキラキラとした家族男子3人の素敵な唯一の思い出が残っております。ということで、そんな家族の思い出にもなり兼ねない夢を与えるお仕事が主人公の『レスラー』でございます。早稲田通りから青梅街道を右折すると、予報どおりの空模様が輪をかけて現実味を帯びてきて、やっぱりバイクじゃなかったなと思うも、左手に肉あんかけチャーハンの梁山泊、右手にデカイコーラのびっくりドンキーが見えてくると懐かしい気持ちが空模様に打ち勝ちます。左折してちょっと経つとそこはもうほとんど吉祥寺、オシャレな雰囲気を出していかねばならない地帯で、気を抜けません。いつもより数十センチ、ハンドルから体を離して運転します。曇っていようとサングラスが必要だったかもしれません。で、サンロード内の劇場に入ると、やっぱりチケット売り場のお嬢さんも心なしかオシャレさん、憎いぜ、吉祥寺。観客には緑のズボン、黒いTシャツ、アディダスのハイカットのスニーカー履いた外人もいるぜ。100人くらいしか入らない劇場内の後ろから2番目の端っこに座ると、時間ピッタリ、『レスラー』が始まります。かつては超大スターだけど、猫パンチでお茶の間の笑いも誘えるナイスなオジサン、ミッキーローク(そう言えば、『シンシティ』にも出てましたね)はランディという老いぼれプロレスラー、だけどファンからもレスラー仲間からも人気者、どんな痛み(体にホッチキスされたり、有刺鉄線にダイブしたり、フォークで額えぐられたり)もヘッチャラです。凄い素敵なストリッパーに恋をしたり、スーパーでバイトしたり、生き別れた娘がいたり、何とか大好きなプロレスを続けているのですが、ステロイドとヘアカラーと日焼けサロン、どれのヤリ過ぎかと言えば、やっぱりステロイドのせいで心臓が止まったりして、もうプロレスできないよ、となってしまいます。外の世界ではうまくやれなくても、プロレス仲間やリング上では人気者だったのに、です。で、ストリッパーに振られ、娘にも絶交され、バイト先のスーパーで大暴れして、心臓のことなんかお構いなしでリングに立つのです。まあ、娘に絶交されたのは、クラブで知り合った女と鼻から吸う麻薬をヤリながら、トイレで容赦なく立ちバックしてたら、気合で取り付けた食事の約束を寝過ごしたわけですが。まあ、とにかく泣きました。感動しました。「不器用ですから」というのはウブな男の言い訳だと思いますが、それでもやっぱり不器用でした、エヘヘって感じのランディおじさんが素敵です。プロレスしながら「この楽しさを忘れてたぜ」って会話もナイス、やっぱり一人娘っていいよねってのもナイス、衣装もナイス(とてもオシャレです)、ストリッパー役のマリサ・トメイ素敵、特に鼻、「俺に『辞めろ』と言えるのはファンだけだ」ってのもプロレス的で素敵、落ち込んだら車の中で大音量の音楽聴いちゃう思春期な親父にグッときます。だけど一番ナイスだったのは、結局娘との仲もストリッパーとの仲も全く解決していないけれど、うん、そんなもんだよね、と思わせてくれたし、それはそれでいいんじゃないのと思わせてくれたところでしょうか。無駄なハッピーエンドも、不必要なバッドエンドもなし、ってのが良かったなあと思います。あっ、曲も良かったね。それにしても公開日(6/13)その日に、三沢が死ぬなんて…。三沢選手はリングで死ねて良かったのでしょうか。とにかくご冥福をお祈りいたします。そしてやっぱり雨降ってやがんのね。

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2009年05月31日

『グラン・トリノ』『バーンアフターリーディング』

バイクでブーンと20分山手通りを走ると、そこは都内唯一の電車セット装備スタジオ以外では全く用のない池袋です。そんな超久しぶりの池袋は何だか昼間からもの凄い勢いで荒れ果てて、新宿歌舞伎町に気品を感じるほどでございます。街全体から風俗店と埼玉県の香りが漂い、ゴスロリ少女や「すいませーん、今ロケやってるんですけどぉ」と声をかけられたら一目散についていきそうなフワフワ女子、体育会系な屈強軍団が妙に目に付きます。そんな中、バイクを置く場所を低速で探し出し、両耳に抱えきれないくらいのピアスをつけた娘からチケットを買うと、すでに予告編が始まっておりました。ということで何が言いたいかと言うと「『グラン・トリノ』観ましたよ」ということです。まばらな客入りの劇場内、客層は中年夫婦とか個人客が多く、映画館だけどカップルが目立ちます。前戯も兼ねて「余命1ヶ月の花嫁」でも観に行けタコ、とかは全く思いませんでした。で、始まったわけですが、イーストウッドおじいちゃん、なんと78歳、なのに生意気な若者を投げ飛ばし、顔面キックを連発したりします。すげえ。とにかく頑固で口の悪い親父役を狂演します。米食い虫、クロ、イタ公など容赦なく鋭い言葉を使うのですが、そんな米食い虫で隣人家族と徐々に仲良しになり、その家族のブスでダサいけどいい女な姉、煮え切らない男子の弟を可愛がりますが、その姉ちゃんがとんでもなく手荒いレイプを受け、殺意に萌えますが、そこはやっぱり78歳のジジイだということが利いていて、最後の決断にいたる訳です。アレがジャックバウアーくらいの年齢だったら説得力がないもんだなあとか思いました。かっちょいいジジイが世の中にはいるものですな。あのくらいの歳になってきたら、どうやって死のうかな、とか思い始めるのかもしれませんが、そうなったら家族に看取られて安らかに畳みの上でとかいうのも良いのかもしれませんが、男の死に際はああじゃなきゃとも思うもんです。なかなか素敵な映画でした。ただ、何かちょくちょく血吐いていたんだけど、カルテが映像で映されてたんだけど、何の病気だったの?たぶんヤバイ病気で、もうそこまでお迎え着てますよという病気だったんだろうけど、何だったのだろう?訳がなくてもわかるレベルの英語だったら恥ずかしい話ですが。本当にアメリカの親父たちはあんなに下品で軽快なトークをしてるんですかね。

で、勢いに乗って馬鹿野郎と色ボケババアと出したがりクルーニーとアル中さんが何かいろいろあって死んだりする『バーンアフターリーディング』も観てみました。コーエン兄弟の最新作らしく、CMとかではブラットピットが超馬鹿役をやっている点が見所だぴょんといった感じでしたが、どうも違う、まあ、面白かったですが、ビックリボウスキの方がやっぱり面白かったです。CIAとか医者とか、連邦なんちゃらの話より、ボーリング好きのクズたちが出てくる話の方が楽しいに決まってます。いや、思えば思うほどビックリボウスキは凄かったなと思います。この天気が女心並に変わりやすい季節、バイクはよくないですね。うんこぶりぶり。以上。

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2008年12月20日

「SAW5」

あらら、素敵な眼鏡っ娘、とややキメ顔で「SAW5よろしく」と言うも、「19時からですが…」と言われ、は?ネットで調べたんだよ、18時からだろタコと思うも動かぬ事実のようで、12月土曜日の新宿歌舞伎町で時間をつぶす羽目に。だから新宿で映画観たくないんだよ、豊島園だったらこんな不愉快な気持ちにはならなかったのに、と思いつつ、道行く弱そうなカップルを睨みつける28歳、それにしても新宿って最近そんなに歩いてなかったけど、白いコート着てる女子が多くないですか、流行っているの。で、なんか自意識過剰な自分がヌクヌク育ってきて、こうなったらアレだ、ドンキ前でキャッチのフリするか、彼女へのプレゼントを探す男のフリしてブランド物屋にでも入ろうか悩みましたが、街中キラキラしてて人が死ぬほど多いので、わーどうしよう、もしかしたら今新宿で目的ないの俺だけじゃないのかしらと不安になり、キョロキョロしていると、風俗のキャッチが「ヘイ」となんかドッキリ大成功みたいな手看板を見せてきて、そこには「夜遊びの始まりはいつもここから」と大変情緒的なキャッチコピーが書いてあって、何で看板なの、耳の不自由な人への配慮なの、と思うもどうやら違う、そうそう、確か路上で勧誘してはいけないという鉄のルールができているからで、それなら手看板だ!と知恵を振り絞ったのだなあと感心しながらつけ麺を食って19時を待ちました。

で、地方からようこそ東京に!なゆとり大学生をかき分けて映画館に戻ったのが18時55分、綺麗なブリーチ茶髪でまっピンクのTシャツを着た女子がチケットを人生って案外つまらないわねと思いながら切り、場内には意外に女性客が多く、とは言え、全然まばら、全部で20人くらい、男子グループ2つ、女子ペア4組、カップルも4組、SAWファン風男性客ポツポツ、で妙なダンスをする「映画を録画すんじゃねえぞ」という警告CMが流れると、SAW5が始まりました。でもあのまっピンクTシャツの子は私が目の前でDSR450持ってても、人生の退屈ぶりについて想いを馳せているような気がします。で、始まると同時におっさんカップルがガラガラの場内でなぜピンポイントでそこに座るんだ、探偵か、という位置、つまり私の目の前に座ってきて、邪魔。なので、席を素早く移動すると、早速1人目の犠牲者が両手をつぶされ、振り子で腹を切られて死にました。それでなんだかんだ回想したり3人くらいが爆死したり、斬首されたり、刺殺されたりで気づけば、ラスト10分、そろそろ超速回想が始まって、一応今回のオチかなと思ったところで、恒例のというか貫禄のというかテープレコーダーが登場。言うとおりにしてたら多分死なないと思うよ、と今回の主人公に心の中で声援を送るもやはり通じず、圧死しました。痛いよねー。でもです、予告編で煽って、本編でさらに煽る箱の中身っていうのはアリなのですか。1年間待っててねってことなのですか。酷いね本当に。どうせまだ考えてないんじゃないの?「シュート」のファントムドリブルみたいなことにならないことを祈ります。

上映後、喫煙スペースでタバコを吸っているとカップルの女子の方がタバコを目の前の椅子で吸い始め、私の椅子と彼女の椅子が異常に近く、ひざとひざが今にもキスしてしまいそうで、お互いそれを気にしているのに、そ知らぬ顔でタバコを吸い続け、何だかとてもドキドキしました。「5」で終わると思ってたのに、終わらないし、エンディングで「ゲームオーバー」とも言わないし、納得がいかない部分はおおかったのですが、この際SAW4万あたりまで頑張ってもらいたいと思います。何が言いたいかと言うとジグソウと会社の34歳の綺麗なお姉さんは似ているのです。以上。

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2008年11月05日

ポニョの歌が気持ち悪いワケ

ポニョは観ていません。映画館に行く習慣がなくなったからだと思います。DVDの方がいいからです。好きなときにウンコができるし、面白そうなTV番組が始まったら中止できるし、人の誘いにも乗れるし、タバコも吸えて、巻き戻しもできちゃうし、むつかしい言葉を検索だってできる、延滞も可能です。だからDVDの方がいいのです。でもいろんな暗黒な理由でポニョは観ていません。しかし、どこへ行っても、少し時間が経ち、話も少々尽きてまいりましたといったタイミングでポニョの話題が飛び出します。クライマックスシリーズの話題は出なくてもポニョの話題は出るのです。さすが国民的アニメといったところですが、観てないものはどうしようもなく、ポニョでは一度陰りが見え始めた会話の景気は回復しないのです。だからなるべくポニョに関しては触れないようにしているのですが、TVをつければなんかメルヘンな服装をさせられた少女とおじさん2人が現れて「ポニョポニョポニョ♪」と呑気に歌うのです。気持ち悪い。その後、トークが始まり、少女がモシモジと喋り、おじさん2人がニコニコと笑っているのです。気持ち悪い。別に少女はたぶん悪くないと思うのです。悪いのはやはり大人で、悪いと言うか気持ち悪いのは大人で、そもそも超ど級のロリ親父がその趣味全開でアニメを作り、アニメだけならまだしも、現実世界にもその妄想をわざわざ駆り出し、人様に見せ「えへへ、かわいいぽにょお」と余生を過ごしている雰囲気が画面越しに伝わってくるのが気持ち悪いのです。痴漢のDVDを見たり、こいつのケツを鷲づかみにして、蚊の泣くような声で「やめてください・・・」とか言われたらかえって力も入るぜ、ゲヘヘと通勤の電車で思いを巡らせる分には犯罪ではございませんが、本当に触ったら性犯罪です。つまり現実にしてはいけません。せめてアニメの中で少女たちを好き放題動かしてヘラヘラしていれば良いのです。本当の少女にそんなことをさせてはいけないと思うんです。だって、最近の子供はあんなメルヘンな服装してませんポニョ。あんな丸襟ワンピースにお下げといった典型的少女はいませんし、パンダさんのパンツは履いてませんし、日常ではつり橋は落ちません。それをおじさんたちがエヘヘとニヤつきながら妄想どおりの服装させて、ポニョポニョとなんかの隠語みたいな歌詞歌わせて、というのは気持ち悪いのです。タイで少女を買ってはいけないのです。もうこれはマニアックなAVです。いやAVより酷い。だってAVでは中学生に見える大人を起用しても、まず本当に中学生は起用しないからです。というわけでポニョの歌がテレビで流れてくるのを観ると何かいけないものを見ているようで気持ちが悪いポニョ。もしかしたらそういった意味で世界的に変態おじさんたちから絶大な支持を頂いているのかもしれません。

マラドーナ監督にはベンチ内への空気銃の持込OKにしてあげるくらいの計らいがあっても良いように思います。頑張れ!マラドーナ、ぜひ楽しませてください。

小室先生が捕まりました。CDを100万枚売っても一般紙の一面には取り上げられませんが、詐欺をして捕まると一面に出るということがわかりました。それでも先生の素敵な曲たちは色あせることなく、今もアラサーな人たちを青春時代にタイムスリップさせるのだと思います。獄中からの素敵な歌謡曲待っています。

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2008年03月31日

「ノーカントリー」

どういう理由か埼玉県の香り漂う板橋区というところで映画を観ました。ビッグな賞を取った作品で約250席ある劇場にはざっと見20人もの大観衆が詰め掛けていて、その人気のほどを確認しつつも前のカップルがエヘヘ空いてるね、キスできるね、キスだけ?えー、おっぱいも揉んじゃうぞ、といった不純な雰囲気を出していると推測できたのでキスの見えやすい斜め後ろの席に移動します。出来ればおっぱいも見えたらラッキーと思いました。気づけば上映開始されていて、何やらとても静かに物語は進行し、急に、それはもう唐突にドン!と人が死ぬので何度もびっくりしました。あとからネットで解説なんかをクリクリと読んでみると音楽をなるべく使わない斬新な表現方法らしく凄いんですって。とにかくじゃんじゃか人が冷徹な殺し屋に奇妙な武器で撃ちまくられ、そりゃあ怖いので大金をネコババした主人公と思しき人物は大金片手に逃げ回りますが、殺し屋はやってきます。そんな時、殺し屋をもう一人の殺し屋と警察が追い始めるのですが、何の役にも立たないもう一人の殺し屋は本当は名乗るほどの者ではなかったんです、すいません悪気はなかったんですとばかりあっさり殺され、警察官にいたっては結局怖い殺し屋に追いつけず、気づけば主人公っぽい人も殺されていて、ついでに主人公の嫁も無残に殺され、その帰りに殺し屋さんは不幸にも交通事故に遭います。場面変わって警察官は引退し余生を過ごすことを決めたようで俺、こんな夢見てさあ、人生悟っちゃったよと嫁に語り、黒落ちエンドロールです。

なにやら世間では殺し屋さんの恐怖とか演技とかオカッパとか存在感とかとにかくすげえと賞賛されているようでトラビスだ!とか言われてて凄いらしいのですが、私はオカッパ頭のスペイン人を格好いいと思う感じる感性は持っておらず、いつジャクバウアーのような素敵キャラが現れて地獄で会おうぜズドンと抹殺するのかと待っていたのですが深みのある映画というのはやはり深みがすべてのようでどこまでも深く終わってしまいました。こいつは憎いぜとか憎めないぜとかいう共感は一切なしのクールな感じでアメリカ人じゃないから、アメリカのこと知らないからなのかしらとか思いながらも、エンドロールが始まるや否や席を立った斜め前のカップルは今からどこへ何をしに行くのだろうなあと彼らの後姿を追ったのでした。やっぱりこの有名兄弟監督の映画はビッグリボウスキが最高に面白かったなあと思います。笑えるしね。エヴァの「破」はいつ上映されるの?

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2008年01月12日

「トランスフォーマー」

正月休みが明けたのは余裕の3日で、まだ大学生が箱根を走ったりしているのに出社して、笑ってはいけない観た?観た観た、もの凄いお金かかってるよね、いいね、羨ましいね、三崎のキックも凄かったね、そうだね、明けましておめでとうとかいう学生気分全開トークをして、世のため人のためにならないこと受けあいの衝撃映像を見て、感想を行ったりする仕事をしていました。そんな中、カリスマお兄ちゃんが旧リバティからたくさんのDVDを借りてきて夜を徹して観ました。まずはトランスフォーマー、何を隠そう私もとある知人から借りてきていて我が家にトランスフォーマーが2枚状態で御座いまして、別部屋での同時上映も可能となりました。しかし、買ったばかりの32型地デジ対応液晶TVで映画を観たいのは家族全員の総意であることは間違いなく、ということで、仲良しの我が家族は別々に自分の時間に合わせてトランスフォーマーを鑑賞したのでした。

小さい頃、私はトランスフォーマーが大好きで、カリスマお兄ちゃんはゾイドが大好きで、良くトランスフォーマーVSゾイドの全面戦争が行われました。広くはない子供部屋の隅と隅にトランスフォーマー軍とゾイド軍が分かれ、徐々に近づいてゆき、カリスマお兄ちゃんが両手を駆使してその二つの軍の代表者を戦わせることで、その戦いはいつも決着しました。一度も私の愛するトランスフォーマー軍が勝てなかったことは今でも心残りでしたが、そんな経験が社会に出て必要な上下関係というものを私に学ばせたのだと思います。そんな大好きなトランスフォーマーがハリウッドで映画になり、映像で表現できないことなんてねえぞ、コラとばかりにガチャガチャバチコンと車から巨大ロボへと変身してゆく様はやっぱりゾイドなんかに負けるはずがないと私に確信させました。確かに映像は凄くて、こんなのどうやって作るんだろうなと思わされましたが、私が幼い頃に観たトランスフォーマーはもっともっと人情味に溢れていて、仲間を思うがゆえの嘘があったり、自己犠牲があったり、上官への尊敬があったりと夢いっぱいでしたが、結局、SEXするために買った車がトランスフォーマーで、さあ、大変といったドタバタ劇は私が昔あこがれたトランスフォーマーとは少し違うものでした。しかし、このDVDを結局プレゼントしてくれたことにはもの凄い感謝しています。ありがとう御座いました。

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2007年12月19日

エクスクロスが観たいぞ

特に映画が好きだ、3度の飯より好きだ、ということはないです。どちらかと言えば、スポルトの方が好きです。なので、そんなに「あっこれは絶対観なくてはいけない」と思うことはないのですが、たまにあります。その昔「八犬伝なんちゃら」というドラマがNHKで放送されました。大好きな「里見八犬伝」を連想させますが、関係はあるような気もしないでもないけど、内容的にはそんなのお構いなしといった素敵なドラマで主演が当時アサヤンから飛び出した出世頭と目されていた鈴木あみことアミーゴの上、まだ名が知れわたっていなかった小西まなみ、さらにヒキコモリ役だったか千原兄弟、そしてあとは特に覚えていないというパーフェクトな役者ぞろいだったのです。なんか精神的な描写がとても多く今ではあまり思いだせないというもの凄い深い内容でした。とにかく面白かったという印象でビデオなんかに撮ってまで観たりしてました。

そんな女優の才能が溢れる鈴木あみさんが再び戻ってきたのです。その名も「魔境伝説エクスクロス」タイトルからして喜べます。なんかサイコな曲まで手土産に今度はスクリーンで私たちを楽しませてくれているようです。チェイン宗を持って暴れまわったり、気が狂ったように叫んだり、ドロで顔を汚したりと萌えな要素も搭載されているようで見逃せません。とか思い、公式ホームページに飛んでいったのです。しかし、そこには最高のB級映画を見逃すなといったことが書かれていて、悲しい気持ちになりました。せっかく、お金を使って映画作って、鈴木あみまでキャスティングしたのに、自分でB級とか言うなんて悲しいです。そういうのは人が言うもので、自分から言っちゃったら観る気なくしちゃうなあ、と思うのです。土曜日発売のトランスフォーマーを楽しみにすることにします。

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2007年12月03日

「おそいひと」

人には何かと見栄とかこう見られたいといった気持ちがあると思いますです。例えば、オシャレで個性的な奴だと思われたくて何だか悲しい服装に身を固めてしまったり、思慮深い奴だと思われたくてついつい妙な宗教にお金を払っていたり、面白い奴だと思われたくて気づけば下半身露出と言う性犯罪を犯してしまったりするのだと思います。

その夜の東中野には年間1000本映画観てますみたいな顔した人たちが集まってきていて何やら牽制しあっているようにも感じられて居心地は抜群です。私も負けないようにコーヒー片手に新聞でも読んでます、ちなみに私のバイクはあそこのオシャレな奴なのをお気づきですかといった雰囲気を何とか出そうとナチュラルな動作でタバコを吸ったりしていたのです。そんな葛藤の中「受付番号20番までのお客様、どうぞご来場ください」という声が聞こえてきたので、焦らずシャープにかかとから大股でも小股でもない適度な歩幅とスピードを保ち映画館に入って行ったのです。80席ほどの館内はすぐに埋まり「110席あるから整理番号110番までじゃねえの」とかいう余裕を感じられないセリフが聞こえてきます。まあ、そういうことで立ち見客も満載で公開初日と言うことでプロデューサーの挨拶が始まり、この映画が日本のなんちゃら映画祭に出品したところ、あまりに過激な繊細な部分についての作品だったため、公開には至らず、ところがどっこい海外の芸術肌な方々からは大絶賛の嵐なもんで、この度ようやく日本で公開するに至りました、ということがわかりました。

そして始まった「おそいひと」のっけから超大音量の音楽、ノイズミュージックというらしい、が大爆発でモノクロでチッカチカな映像と見事にコラボレーションし、私に頭痛を引き起こしてくれます。主人公は住田雅清という重度身体障害者で、役柄ではなく本当に脳性麻痺を持つ障害者でトーキングエイドという文字を音声にする機械で会話をする人でした。この人が何か急にそれはもういきなりドーンと狂気を大爆発させ、人を殺しまくるというスリリングなストーリーで、だからこそ「障害者×過激な暴力」なんていう不謹慎で話題先行なもの作りやがってみたいな批判もあったのですね。まあ、そんな批判こそ差別意識でもあるのだろうし、俺は障害者も健常者もかわらないと思うからフラットに観れたよとかいうのも気持ちの悪い人だし、なんとも言い難い映画なのです。

そんな映画だから少ないレビューのようなものを読んでみると安易に賞賛もしなけれりゃ批判もしないよ、人それぞれ考える所があるでしょうといったものばかりなのです。こういった映画を観ようだなんて人たちは冒頭に書いたような人たちが多いわけで、そんな人が感想なりレビューなりを書いたなら、やっぱりこういう映画を受け入れる許容性もあるし、だからといって海外で絶賛されたからと言って安易に受け入れないよという姿勢になるのです。そんなことは良いとして、最後の舞台挨拶でその噂の住田雅清という人や監督が出てきたのですが、ヒロインの女優さんが「何かを感じ取ってくれれば嬉しいです」と言っていたのですが、そんな謎かけみたいにしないできっちり問いと答えを教えてくれた上で大迫力な映像満載で正義は勝つ!的な映画はやっぱり良いなあと思いつつも、どうにか映画通だと思われるような感慨深げな表情でポレポレ座をあとにしたのでした。

どうか私とすれ違う人たちが理性を保ち続けますように、というのが感想で御座います。




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2007年11月18日

ダイハード4.0

オシム監督が脳梗塞で倒れ、良くない状況のようで、日本代表監督が岡ちゃん先生になるかもしれないという日本サッカー激震のニュースが流れております。オシム監督の回復とトルシエ氏の再任を心から願います。そんな中、お兄ちゃんが借りてきたダイハード4.0を観ました。ダイハードというのは凄腕刑事がアメリカの危機をたった一人で救うという熱血ストーリーで大人気の映画ですが、何故、1、2、3と続いて4.0なのかは今回、相手が相手だからでしょうか。ともかくストーリーは最高でした。「いやあ、深い・・・、考えさせられるなあ」系のチンケな映画とは違い、悪者、女、子供、一般人構わず、平等にもの凄い勢いで殺しつつも家族愛を語るナイスな内容で御座いまして、車でヘリを撃墜するアクロバットなシーン、お約束のON飛行機の翼アクションやカーアクションももちろん装備しつつどんどん大爆発の手加減を忘れてゆきます。トレーラーで敵を追いつつ、戦闘機に攻撃され、高速道路が崩壊する中、戦闘機の翼に飛び移り、大炎上の戦闘機から危機一髪で逃れ、瓦礫の隙間にもの凄い勢いで滑り込み、余裕の無傷です。爽快です。見事です。『24』のようなイライラ感も一切ありません。やっぱり映画はこうでなくちゃいけないと思います。思いついても誰も真似できないことをしなくちゃいけません。まどろっこしい心理描写なんてものは一切必要ないのです。殺るか殺られるかで殺られず敵を倒す、しかも派手に倒すというのが無敵のストーリーなのです。ブルースウィルスが歳取ってて心配しましたが、いらぬ心配だったということです。この勢いでランボーのスタローンにも頑張って欲しいと思います。

こんな映画を観ているとオシム監督も多分大丈夫なような気がしてきます。待ってるぜ、トルシエ!!

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2007年10月30日

クワイエットルームにようこそ

時刻も12時を過ぎ、これは我が社内でのことだから12時と言うのは夜中の12時の事を指すのですが、いやあ、今日も明日になっちゃったね、エヘヘとちょっぴりハイになる時間、私たちは思い切って仕事のことは忘れ、YOUTUBEを眺めてあるとかないとか言って楽しんでいたのです。誰かが周りの迷惑もかえりみずZONEラストコンサートの最終曲「SECRET BASE〜僕が君にくれたもの〜」動画を流せば、誰かがオチモッコリ後のシティーハンターエンディングGET WILDを流し、誰もが未来を見ずに過去のほろ苦い青春を懐かしんでいたのです。そんな時に流れてきたのが、内田有紀ONLY YOU、彼女が最高に喝采を浴びていた頃の曲で、歴史上最もショートカットの女子が多かった時代かもしれません。まばゆいライトの中、ダンサーたちを引き連れて登場した彼女は「オウイェイオウイェイオンリーユーオンリーユー」と一見ブロンドポルノ女優かのような歌詞を熱唱し始め、観客から大きな声援を受けるのです。歌もさることながら、そのダンスも破格の素晴らしさで私たちにまだ仕事があることを忘れさせてくれるどころか、仕事なんてもう終わったとすら思わせてくれます。それほどの魅力を持ち合わせていたのです。そんな内田有紀さん主演の映画を観て参りました。有名な演出家の方監督の映画で、賞とかも取りそうになった小説の映画版で楽しい人たちがいっぱい出ていて、事細かに楽しい演出を魅せてくれる映画でした。蒼井優は凄いなあと思ったり、工藤官九郎の歯は本物なのかなあ汚ねえなあと思ったり、庵野さんは新劇場版のことはちゃんと考えていてくれてるのかなあと思ったりしました。でも内田有紀がやっぱりあるなあとか結局あるとかないとか考えていたのでした。でも確か、内田有紀がTBSの大学を舞台にしたドラマに萩原聖人とかと出ていた時は、ストーカードラマに出た鈴木沙里奈みたいなはずだったのになあとか演技のことは何もわからないのに思ったりもしました。もっと笑えるかと思ったのですが、そんな内容じゃないからねということに気づかされました。面白かったです。

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2007年02月09日

「それでもボクはやってない」

さみーよ。寒い。さすが、さすが冬です。風が冷たくて仕方がない。というのに映画館の前はもの凄い列で、こんな想いまでして観たい映画でもないんだよな、なんて気持ちが増しますが、そもそも、この映画館の上映本数は4、チケット窓口が2なわけで、どの映画が混雑しているのか分からない状況で、もしかしたら、ワタシが観ようかなと目論む映画は閑古鳥が鳴くほど人気がなくて、それなのにこの長蛇の列に並ばなければならないのだったらもの凄い損だなあ、と思うのです。ということで前に並ぶ不細工同士が妥協を重ね今に至るのであろう笑いも通り過ぎて悲しみに満ちたカップルにリサーチすることに。ププ、鼻低く。「どろろです」だって。どろろみたいな顔して、お似合いだよ、ということでワタシが観ようと志すものとは異なります。それではと、後ろの金ならないけど今日は奮発して大きな画面で映画を観ようと意気込んでいるのが丸見えな極貧カップルに尋ねると「幸せのちからだけど・・・」だそうです、これまたワタシと違い、一体どの映画がこの長蛇の列を作っているのでしょう。わかりません。それにしても、何故、チケットを買うだけでこうも進まないの?どうなってんだ!ということで前の方を見てみると女子大生風3人娘が何やら「えーどうするぅ?」「えーいいじゃん、マリーでぇ」「だって混んでるってぇ」「じゃあ、どろろにするぅ?」おい・・・、おい・・・、おい!!そんなものは今まで長蛇の列を並んでいる間に決めておけ!そして、金を出して待ってろ!!3人だったら、学生だから合わせて4500円をピッタリ用意して、もう片方の手に学生証持って、寒かったら持ったまま、ポケットに手入れて、自分の番になったら、金を出し、映画名を告げると同時に脇へ避けて、次の人の場所を空けて列を少しでも進ませろ!どうせ、居酒屋とかで「あの人カッコ良くない?」「えーもしかして好きなの?」とかなんとか言いながら稼いだ泡銭のくせに、こっちがどんな思いでお金を稼いでいると思っているんだ!そいつらだけに言ってるんじゃないぞ、お前ら全員金出して待ってろ、というわけで、観てきました、「それでもボクはやってない」。

まあ、結果を言うと「やってない」「やってない」と言いながらやってたわけです、痴漢を。だって裁判官が言ってんだからさ。ダメだよ、痴漢は、犯罪ですよ。もうやってはいけないよ。大爆発も臨場感溢れるカーチェイスもないつまらない映画でした。

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2006年12月08日

「ライフオブデビットゲイル」

ということでお金がないので、DVDを観ます。最近は「嫌われ松子」とか「有頂天ホテル」とか「初恋」とか邦画をたくさん観ていたため、久しぶりの洋画と言えます。「初恋」いたっては、開始15分で眠った上に観直すこともせず一週間延滞して1800円払うという豪気なことをしたので気分が良かったです。と言うわけで、タバコとコーヒーを準備して上映スタート、何やらあとちょっとで刑が執行される死刑囚の取材を唯一許された女ジャーナリストが何やら謎を解くといった内容のようです。この死刑囚がタイトルのデビットゲイル、死刑反対の人権団体所属の元大学教授というインテリさんです。学生とSEXして訴えられて、逮捕されたり、同じ人権団体の白血病の人とSEXしたり、アル中になったりとなかなかカラフルな人生を送り、いつの間にかレイプ殺人罪で再び逮捕死刑宣告されちゃいました、死にたくねえよ、と女じゃなリストに切々と訴え、ジャーナリストが謎を解明、しかし結局死刑執行されちゃいます。無念、といったストーリーでしたが、なかなか楽しめました。もの凄くよく出来ていて、最初デビットゲイルに言わせていた言葉通りが衝撃のクライマックスに繋がり、一つ文句があるとすれば、人が映画を見ているのに母ちゃんが洗い物を始めて気が散ったことくらいです。もう一つ挙げるとすれば、人が映画を観ているのに母ちゃんが昨日あった面白い話をしてきたことくらいでしょうか。自分以外のために生きるっていうのもいろいろですね。

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2006年11月05日

一年も待たなきゃいけないなんて

文化の日、午前9時30分、私、TUTAYA中野店の前に立っておりました。TUTAYAオープン時間は午前10時にもかかわらず、タバコも時計も携帯も持たずに、何もすることもなく立っていました。前には3人、派手めのおばちゃん、若い眼鏡ボーイ、スポーツ新聞のおじさん、後ろには30人以上がおります。まあ、これ、何を隠そう「24」待ちなんですね。とにもかくにも叫びまくるCTUという組織の物語でして、シリーズも数えること5つ目、その5つ目のラスト3巻が11月3日レンタル開始ということで、祝日の朝にもかかわらず50名近い中野区民がTUTAYAの前に現れたのです。さすがに驚いた私は少々焦りました。確かにTUTAYAはどのレンタルショップよりも「24」の入荷数が多い、しかし、50本はないのではないかと。確かに私は前から4番目に並んではいるものの、「24」が置いてあるのは4階、まだ勝負はわからないなと。そこでシュミレーションをした上で作戦を練ることにしました。まず、4階まで上りDVDをゲットするルート、入り口入ってすぐにエレベーターがあります。本来なら、営業開始すぐなら1階にエレベーターは待機しているはず、ならば、エレベーターが最も早く4階に辿り着けるはず、しかも、エレベーターを出て目の前に「24」コーナーがあることはリサーチ済、ならばやはりエレベーターが・・・いや待てよ、TUTAYAのエレベーターは少なくとも10人は乗れる、そうなると先に乗る人は奥の方へ押し込まれ逆に不利なのではないか、しかもその10人が乗り込むまで待たねばならないというデメリットを孕んでいる、となれば階段、しかし、階段も階段で、一緒に上る者が現れたなら、そいつと別に競っているわけじゃありませんよ、といった雰囲気を出しながら、そいつに勝たねばならないという事態に追い込まれ、精神的にもきついし、26歳にもなって階段で4階まで心理戦を繰り広げる情けない姿をさらしたくはない、必死だな、コイツと思われたら負けだしな、まあ、エレベーターで4階に上がり、どうせ10本以上はあるんだから始発エレベーターに乗れれば何の問題もなかろうとより余裕な雰囲気を出した上でDVDを手にできる方法を選びました。

そこで、ついに開戦!青いシャツを着た店員が自動ドアのスイッチを入れます。しかし、その瞬間、そこに並ぶ50名各々の作戦を揺るがす一言をその店員が発します。「『24』は3階レジにてレンタルできます!!」何!!何だって!!3階ならば階段とエレベーターの比較条件がずいぶん違ってくるぞ。どうする?どうするべきか?しかし、「24」を待つ人々の流れは止まりません。一番目のおばちゃんは迷わずエレベーターへ、2番目の眼鏡ボーイは階段へ奪取、3番目のスポーツ新聞はエレベーターへ。俺は・・・俺は・・・階段だ!!と猛ダッシュ、見栄も外聞も関係なく、階段を1段飛ばしで駆け上がり、体が温まってきたところで2段飛ばしにギアチェンジ、凄い勢いで2番目に並んでいた眼鏡ボーイを抜き去り、エレベーターが3階に到着する頃にはすでにゴールテープを切っておりました。見事優勝の栄冠を手にした私は「『24』・・・『24』のあ、新しい奴をください」と息を切らせつつ叫び、店員の顔を見事に引きつらせたのでした。その後、レジから長蛇の列を作る人たちの横を「どうだ、コラ!」と誇らしげに通り抜け、中野一『24』を早く借りた男として誇らしい気持ちで家路に着いたのでした。

早くも全部観終り、こんな熱い気持ちに当分はなれないのだなと悲しい気持ちになりましたが、まだ戦いは終わっていません。『24〜シーズン6〜』が1月から米国で放送され、来年の今頃、再び、今回同様の熾烈な戦いが待っています。来年はデフェンディングチャンピオンとして野望に燃える挑戦者たちを迎え撃つため、日々の鍛錬は欠かせないところです。

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2006年08月18日

「シリアナ」

下品な人なら下品な映画なのだなと思うようなこの映画、中東を舞台に石油の利権にまつわる人たちの政治サスペンスで、シリアスな問題が起きているにも関わらず、その関係者は世界に対する影響をそれほどのものだと想像できずにいる現状とアメリカ司法局やCIAがこんなにも絡んだ問題なのだなと思わせる衝撃的な映画だ、そうです。世界のアカデミー賞にも何かが受賞したりしてるらしい。出演している人たちも凄い人たちでキムタクも広末涼子も憧れちゃうんだそうです。

昨日の事、夏だって言うのに、寝すぎじゃなかろうか、もっと寝る間を惜しんで花火が打ちあがった瞬間にキスしたり、波打ち際でキスしたり、突然の夕立の傘の中でキスしたりするのが夏じゃないだろうか、と思い、起きる、会社、ウイニングイレブン、寝る、起きるという青春がとっくの昔に終わってしまった夏を過ごしている場合じゃない、と映画でも観て感受性豊かな、母ちゃんの友達に「100万ドルの笑顔」と言われた幼少期の自分を思い出そうと、ライトが切れた、警察上等な原付に乗ってビデオ屋さんに出かけたのです。AVを借りるのならば、これが俺の趣味だ、好みだ、このインポ野郎!と自信満々、人の目なんて気にせず、ビデオを借りることが出来るのに、何故映画を借りる場合は店員の印象を気にしてしまうのでしょうか。無駄にイケてる映画を借りて、ビデオ屋店員の高評価を得てやろうと思ってしまうのです。その度に、爆発もない、カーチェイスもない、ビルからの決死のダイブもない、何だか映画通な人たちが良いらしいよと言っているらしい映画を借りてしまうのです。まあ、今回もそう。まあ、いいのです、100万ドルの笑顔を取り戻し、満天の星空の下でキッスするためには通な映画だろうと鑑賞する覚悟があります。この日は幸い、時間もある、すでに報道ステーションで竹内アナからスポーツニュースも聞いた後で、何も私を邪魔するものはありません。いいじゃないか、通な映画、通なフリして映画を語ってやろうじゃないですか、と言うほど通なのかはわかりませんが、「シリアナ」借りました。一泊で、今日観て、明日返すプランです。AVを借りた時ほど帰りに事故を起こしてしまいそうな危険性を一切感じずにバイクを走らせ、1分ほどで家に着くと部屋の蛍光灯を消し、ランプのような何?最近ドンキとかでも売っているオレンジ色のライトをつけ、シアターモードに部屋を替えるとプレステ2にDVDを挿入します。その15分後、寝ましたよね。

そしてもう今日、気づけば8時半、そろそろ朝シャンして会社に行かねばならない時間、一泊プランも何のそので今日も「シリアナ」は観ていません、どころか、プレステの中身はウイニングイレブンに変わり、2週間前に始めたマスターリーグもすでに4年目、どんなチームにも圧勝です。通らしき映画を借りて観ずに延滞金を支払うような贅沢な夏を送っております。夏はいいよね。ガソリンが高くてビックリするね。

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2006年06月04日

「ナイロビの蜂」

 眠いっす。マジ、眠いっす。だけどね、こういう映画で寝るのはとても幼い人に見られるので何とか我慢をせねばなりませんが、とにかく眠い。登場人物の名前もいまいち覚えられません。何かもっと爆発とか、なんか超有り得ない位置からスーパーダイブとかしれくれないことには不覚にも寝てしまいます。いわゆるダセエ奴の烙印を誰かから押されてしまいます。ガンバレ。アレなんだよな、別に言い訳とかじゃなくて、映画が理解できないとかそういうことじゃなくて、ビールと8時。わざわざ昼間の元気な時間にシネマ豊島園までノコノコやってきたにもかかわらず、豊島園駅前を開発する前に、夏以外人がさっぱりの豊島園内を何とかするべきではないですかとか思って、チケット売り場に入ると、その誰もが憧れる知識人お勧めの映画はすでに日に一度の上映となっており、だからこそ、俺の映画通魂は大いに揺さぶられ、何とか観ておかねばという気持ちから、時間を潰すことにしたものの、場所はほとんど埼玉の練馬区周辺、無理やりバッティングセンターで70球空振りして、10球ファールで逃げて、10球華麗な内野安打を打ったり、自分のでもない車を一生懸命洗ったりしてもまだ6時半、さすが休日、時がゆっくりと流れております。ということで一杯だけと入ったHIMONOYAとかいう飲食店で飲んだ中生は一発免停並みのサービス精神溢れる大きさで、出されたものは残さないがモットーだぜ、としっかりジョッキを空にすると、結果寝ました。年齢層が更年期の館内は加齢臭が充満し、睡魔を誘い、定期的に空調が調節される見事なサービスにさすがの超映画通の俺は睡眠、頭30分必死に我慢、間30分がっつり睡眠、話が盛り上がってきたところから再スタートといった感じで、目の細いことが幸いして同行した方には気づかれませんでしたが、その「ナイロビの蜂」終了後のどちらが映画をより理解できたか、どちらが感受性豊かか勝負だぜトークでは微妙に噛み合わない羽目に。

まあね、でも4分の3はしっかり観てるからね。確か俺は映画が超好きだったはずだし。とにかく「ナイロビの蜂」はアレ、世の中悪い人ばっかり、世界といわれているその中心にいる人たちは悪いよ、利益や権力を守るためだったら何でもするぞ、こら、ってスタンスなのですね、アフリカの偉い人も含めてアフリカを食い物にしているのが現状らしいのです。なんかこういうのを観ると気軽に「アフリカ行きてえな、だってアフリカっていいじゃん」とか「インド行けてえ、だって人多いじゃん」とか「エジプト行きてえな、ピラミッドでかいらしいじゃん」とか言えなくなります、自分探しにアジアへGOとかも馬鹿な人みたいに思えてきます。結局、北欧風の家具も薄型プラズマテレビもグッドデザインな耳掻きもお洒落な服も欲しいし、カタカナ語を駆使して喋ったり、でっかいビルの中の家賃は100万円で御座います、みたいな所に住んでみたりもしてみたいけど、そういうことだけを追い求めるのは恥ずかしいなあと思いました。悪いことして、人を貶めて、小さい頃の自分が悪だと思うことまでして欲しかったものがお洒落な家具とお洒落な暮らしっていうのもどうなのかと。つまり人前で裸まで晒して、あんなことやこんなことまでして欲しかったのはルイヴィトンのバッグっていうAV女優もなんか悲しくもありませんかと。でもやっぱり、映画で寝たとか寝てないっていう人目を気にしてしまう小さく、可愛らしい男な俺であることも確かで、こんな映画観たからって、明日にでもアフリカ行きに飛び乗り、一人でも多くの人を救おうとは思わないし、今なんてあーあ会社行かなきゃとふて腐れてたりします。ということで日曜にも関わらず今から大好きな仕事場に行ってきます。以上。丸太戦前には戻って来れますように。

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2005年09月05日

「容疑者 室井真次」

日曜の有楽町にしては人が少ないため、テロでもあるのかな、とか思いながら映画を観に行った。映画通さんには馬鹿にされかねない映画、「容疑者 室井真次」。踊る大走査線のスピンアウト2作目で、「踊る〜THE MOVIE」を誰かが国辱映画だと言っていた。シラネーヨ、そんなこと。とにかく映画が始まると本編に輪をかけて口数の少ない室井さん。室井さんがチャキチャキ喋れば、1時間の映画になったんじゃないかと言うほど、室井さんが黙り、眉間に皺を寄せるシーンが多い。室井さんの中間管理職的立場をみせるなら本編のTHE MOVIEの方がよりわかりやすかった気もする。映画のくせに5分に1回どころか、全くもって大爆発する気配すらない。やっぱり映画は爆発爆発でこれでもかってくらい車が壊れたり、心配になるくらいビルが爆破されたり、そんな馬鹿なと思うような高いところからジャンプしたりしてくれないと損した気になる。それなのにキャラクター室井は銃を抜くこともなく、コートを格好よく着るばかりでドキドキハラハラさせてくれない。なっちゃんが準主役で登場した意味も良くわからないし、トリビアの泉に出てる人は、向こうの狙い通り、心底俺をイラつかせた。THE MOVIE2に出てた宝塚の女の人はいつの間にか良い人になっていたけど、それを「室井さんはあの時、私を助けてくれたの」の一言で片付けていた。そんなこんなで別に面白くないわけじゃなかったけど、突っ込みどころの多い良い映画だった。やっぱり妖怪大戦争を観るべきだったんだ。

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2005年08月13日

「電車男」

 一年前よりもう少し前、バイト先の1コ下の先輩が言いました。「電車男」って知ってる。シラネーヨ。なんだよ。電車なのか、男なのか、どっちだよ?舐めんなよ、禿が、俺を誰だと思ってんだ、あ?「いやね、これが感動するんだよ、是非読んでみてよ、これURL」ん?何だよ、これ2チャンネルじゃねえか、俺に聞いたってことはアレか、俺が2チャンネルユーザーとふんでのご質問だったんですか。なるほど、考えねばならないことがあるな・・・よし読んでみよう、と思い、家に帰り、そのURLにアクセスしてみると、意味不明な言葉が並ぶ巨大匿名掲示板を上手いこと編集したページが開かれた。そこには電車男と名乗る人物が顔の見えない相手に恋の相談をし、それに答え、応援するという内容が延々と綴られ、最終的にはその恋が見事成就するといったもので、一見、なんだ、普通の恋愛相談成功例じゃねえかというものだった。しかし、それが普通ではなく、感動を呼んだ点は、その恋愛相談する男、電車男がいわゆるアキバ系らしく、もしアキバ系じゃなかったとしても2ちゃんねるヘビーユーザーだということだと思う。確かに俺も頑張れ電車男という気持ちになった。そして、不思議な嫉妬を感じたのだった。それから時は流れ、電車男が本になり、映画になり、ドラマになり、ブームになった。オタク特有のメジャーになったら冷めるといった気持ちのまま、冷めた気持ちでそのブームを追っていたのだけど、今日、ついに観てきちゃいました、電車男。続きを読む

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2005年06月09日

「交渉人 真下正義」

 行っちゃったよ、観ちゃったよ、悪い?観ちゃ悪いの?文句あんの?何?単館行かなきゃいけないの?昔の映画が名作なの?あーそう。すげえんだぞ、真下正義、ばしっと交渉、事件解決、爆弾しかけられちゃって大変なんだぞ、わかる?さらにはクスッと笑いも忘れない気前の良さで、何故かクリスマスイブの設定なんだぞ、まあいいや。行ってきました、「交渉人 真下正義」。勿論、チケットは2600円、うんうん名作だからな、そのくらい取るよな。ジュースも準備しておこう、300円、そりゃそうだ、良いジュースだもん、美味しいもん。で、スタートした真下正義、公開から随分経っているにもかかわらず、お客さんはたっぷりカップルが目立つ、わかる気がする。で、約二時間後、終了。でも何かおかしいのが、真下正義、別に交渉してないんじゃないの、ということでして、冒頭に警察さん方のとても偉い人たちが「本当に交渉課なんて必要あるのかね」なんて厳しい口調で仰っていたんだけど、その通り、あんまり必要じゃないです、というのがオチなのかな、と思わされるほどで、なんだろう、すっきりしない。交渉術とかそういうのじゃなくていわゆる踊るドタバタ劇場を魅せるのがこの映画の目的なのかなと思わされた。案外、劇場内で笑いも起きてたしそうなんだろうな、たぶん、きっと。でも俺はT映画通の皆様がどれほど悪口を言い、映画論を語ろうが、THE MOVIEは面白かったから「容疑者 ムロイさん」も観に行きたいと思う。まあ、2600円は高いけど一人で観に行く映画じゃないし、そこは交渉ということで、さあ、気づけばちょうど一ヵ月後にはアレですね。

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2005年05月02日

「恋の門」と「エンジン」

 今日、お馴染みのレンタル屋さんリバティーでとある金切り声を上げて喜んでいるような人たちのCDを借りている瞬間、嗚呼そうだ、アレを観よう、いや観ておこう、というより休日にソレを観る自分って素敵とか何とか考えて「ちょっと待ってください」と店員さんに言い「嫌だよ馬鹿、いっぺんに持ってこいやこら」と言う顔をされながら「恋の門」を借りたんです。店を出てすぐ思ったことが一つ、「今日エンジンの日だったな」と。腕には時計はなく、今や目覚し機能が中心となった携帯電話を取り出すと18時半、うん、コレならぴったりじゃねーかとバイクを走らせたのですが、何でしょうね、今はパソコンのおかげでエロビデオを一切借りなくなったのですが、当時エロビデオを借りて帰るときのドキドキとアクセルの回し方に比べたら、映画なんてたいして観たくもないのだなと思います、はい。とりあえず、家に戻ると飼って7年、全くなつかずの愛犬鉄雄の頭を撫でてやりますが、気持ち良さそうな顔を一切しません。砂糖を病気になるほど入れたコーヒーを作り、DVDをスタートさせると「恋の門」は始まったのです。始まって数分、驚いたことに酒井若菜が可愛いんですね。同じ生年月日なこともあり別に何をするって訳じゃないのですが、陰ながら応援していこうと思います。内容はと言うとめちゃくちゃってほどめちゃくちゃでもめちゃくちゃじゃないってほどめちゃくちゃじゃなくもなく、面白いと言えば面白いのですが、始まったちょうど1時間くらいでしょうか。事件が起こります。続きを読む

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2005年01月13日

「アイデン&ティティ」

 今朝、目を覚ました瞬間ある決意をした。「もうタバコをやめよう」。何故かはわからないが、幾度となく挑戦し続け、無様に敗れ続けたこの禁煙という大事業に対して今回は確信が持てていた。必ず成功すると。そんな不思議な感覚を持ちながらトイレでようやく朝立ちの収まったポコチンの狙いを定めていると、玄関先から物音が聞こえてきた。現在、我が家には愛犬の鉄雄、母ちゃんと俺、そして週に一度の親父しか住んでいないため、平日の早朝に玄関先から物音がするのはほぼ100パーセント母ちゃんということになる。日課のマラソンから帰ってきたのだ。気持ちの良い汗をかいた表情でリビングまで上がってきた母ちゃんは妙な気を利かせて俺にお土産を持ち帰ってきた。マルボロライト・・・。タバコだ。俺がつい先ほどやめると心に誓った品物を買ってきやがった。「俺禁煙始めたから」なんて言えば、その昔兄貴とダブってしまった「週刊少年ジャンプ」をコンビニに返しに行ったほどのやり手の母ちゃんだからこそ、本気でタバコを返品し、肉まんにでも取り替えてきかねない。そこで、俺は否応がなく禁煙を延期することを決めた。まあ、俺が禁煙を失敗したんじゃなくて、無理矢理失敗させられたということです。俺は悪くないのです。だからこそ、病気になるほど砂糖を入れたコーヒーを準備し、24歳にもなって早朝から昨日レンタルしてきたDVDの片割れ「アイデン&ティティ」の鑑賞を始めたわけだ。続きを読む

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2005年01月12日

「CASSHERN」

 サッカー帰り、超寒い。寒いなあ、冷たいなあ、と思ってたら頭の中でユーミンが「ANNIVERSARY」を歌い始めたため、急いでお馴染みのリバティーに行ってCDをレンタルすることを計画したのだった。で、ついでにDVDを二本借りたのだが、そのうちの一本が世界のUTADAの旦那様が作り、日本が誇るおてんば娘広末の元彼氏が主演という実にワイドショー的な色の濃い「CASSHERN」である。実際、今更・・・という気もしたが、邦画部門NO1にランクされていたし、暇だったし、もの凄い暇だったし、とにかく暇だったから、とりあえずレンタルし、たいした高揚感もないまま、家に帰り、愛犬鉄雄と戯れてからタバコを吸い、ヤフーオークションで狙っている一品をチェックした後、飯を食いながら「CASSHERN」をまだソニータイマーリミットまで6年ほど残っているDVDプレーヤーで再生させたのだった。続きを読む

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2004年12月08日

そういえば「ES」

 その昔、まだオレが週に一度、いや二度、すいません正直に言います、三回から四回、エロビデオをレンタル屋リバティーさんに貸していただいていた頃、リバティーさんの個人レンタル履歴画面を見て愕然とした、というより反省した、というより家に帰って母ちゃんの肩たたきでもしようと思った。エッチなビデオばかりじゃないですか!画面中央やや下にある「ビッグリボウスキ」すらエロビデオなんじゃねーか、と思わせるほど思わずチンコを手に取りたくなるような素敵なタイトルが画面に広がっていたのだ。時は流れ、現在PCを手にした俺の個人レンタル履歴は、まるで文化人、いや映画関係者ですか、といった具合に社会的な名作が名を連ね、ようやく一安心というところだ。MYPCにはもろもろで6万くらいしかかかっていない。週に三本エロビデオを借りると1000円だとして月に4000円、年でなんと48000円も使うことになる。そう考えると、PCを買って良かったな、元取ったななんて考えも浮かんでくるが、今回はそんなことではなく、一度借りたが観ずに返してしまった「ES」の鑑賞に成功したのでそのことについて書きたい。続きを読む

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2004年12月01日

「ハウルの動く城」

 古畑任三郎さんはもの凄い刑事さんです。どんな犯人の心も見透かし、世の理のすべてを知り尽くしているようで、とぼけた言動を駆使し相手の心理をかき乱す。素晴しい。しかし最ももの凄い点はチャリで現場に現れた時点で犯人が誰なのかをわかってしまう洞察力というか、未来予知能力というか、台本どおりというか、まあ「犯人当てがドラマの見所ではないのですね」ということで、任三郎さんは凄い刑事様なのです。

そんなドラマ「古畑任三郎」をどこか思わせてくれたのが日本が誇る宮崎アニメ「ハウルの動く城」でした。さて、毎度毎度足繁く、映画が公開されれば、1500円を支払わせていただいておりますが、私、宮崎アニメが好きか?と問われればそうでもありません。子供心にラピュタやナウシカに関してはロマンを感じましたが、どうも思春期に観た「もののけ姫」以来、別に普通だね、としか思えない体になってしまったようです。それはお前が馬鹿だから、という声も聞こえそうなのはわかります。先日の朝日新聞の「ハウル評」を読む限り、宮崎アニメは多くのメタファーが散りばめられたおり、やはりハウルにもそれは随所に見ることが出来る。宮崎さんってやっぱりすごいね、といったことが書かれておりました。そうですか。メタファー、暗喩ですか。しかしです、もう私は宮崎アニメを真に楽しめることが出来ないこともわかっておりました。それでも観に行った理由は、「ハウル」に関しては宮崎アニメという意識ではなく、キムタクアニメという観点から映画館に足を運ばせていただいた次第なのですね。続きを読む

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2004年11月17日

「オールド・ボーイ」

 ついに世の中の流れにのっちったよ。韓流だよ、韓流。ここんとこ国を挙げて元気を出し続ける韓国映画ですが、観たことなかったわけ。いや、別に観る必要も特にないだろ!?と低い場所からやってるやってると高みの見物をしていたんですわ。その初めての韓国映画のタイトルは「オールド・ボーイ」、わけもわからず15年間監禁され、その理由を探るといった一歩間違えればコメディーになりそうな内容を韓国人特有の熱血さと勢いで愛と憎しみとミステリーをシリアスに無理矢理伝えてくるこの一本ですが、一つ確実に言えることはカン・ヘジョンって最高に可愛いねということくらいでしょう。いや、本当に良いと思う。ボクは韓国の方々には悪いけど韓国語を聞くと何だか笑ってしまいそうになるわけ、さらにカタカナにしたりなんかしたら何この単語?はは、ははは、となるわけだけど、このカン・ヘジョン嬢の腹から喉へ、そして口内から外界に発せられる「サランヘヨ」にはついつい心奪われてしまった。続きを読む

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2004年11月16日

「2046」

 あすなろ白書、若者のすべて、ギフト、信長、ロングバケーション、眠れる森、ラブジェネレーション、HERO・・などなど、さーて共通点はなんざんしょ?至極簡単です。木村拓哉ことキムタクさんですな。数々の名場面、名セリフ、名しぐさをわれわれ一般小市民に見せて下さる島国が生んだスパースターです。実際、私の兄貴の彼女の弟の姉の友達のいとこが拓哉という名前からも彼との運命を感じざるを得ない私も彼の一挙一動に目を離すことの出来ないヘビーサポーターですから、彼が世界進出するとなるとその姿を拝見させて頂きたく、その上演会場に足を運ばせてもらうわけです。

小雨降りしきる青梅街道を白バイに警戒しながら突っ走り、歌舞伎町エスパスの真ん前に小汚いチャリを押しのけ、バイクを駐輪すると小走りでただ一人の活躍を思い浮かべながら歌舞伎町の町を突き進みます。映画館に到着し、チケットを購入し、館内に入ると千年に一度のラッキーデイなのかガラ空きです。決して不人気映画なわけではありません。飲み物を買い、座席を確保、鬱陶しいCMを観て、ついに、ついに「2046」は始まりましたとさ。続きを読む

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2004年10月04日

「父、帰る」

 母ちゃんが今流行かどうかはわからないが、「50歳以上の夫婦1000円!」という割引を使い、「華氏911」を観て来た。「うん、すごく面白かったからアンタも観にいって来い」と言われた。しかし、もう少し話を聞いてみると途中寝てしまったらしい。おそらく、興味を持たなければいけない映画だと母ちゃんは感じたのだろう。ということで、「華氏911」を観ようと新宿東口の武蔵野館に向かった。三ヶ月くらい前に「ロストイントランスレーション」を観た映画館だが、混雑していることもなさそうだし、小さな映画館だというところがとってもGOODだ。あまりに大人数で一つの映画を観るのは少し馬鹿らしくなってくる。で、チケット売り場の前に立つと、華氏911の他にも二本映画が公開されたいた。それが「父、帰る」ともう一本は忘れてしまった。心が揺らぎ始めた俺はチケット売り場の綺麗なお姉さんに「父、帰ると華氏911はどちらが面白いですか?」と尋ねると「どっちも観てないんですよ。私としてはアズガバンの囚人がお勧めです」と答えてきたので、予定を変更し「父、帰る」を見ることにした。続きを読む

tetuo2 at 14:13|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2004年09月13日

「誰も知らない」

03093bfb.jpg 話題の柳楽君主演の「誰も知らない」を観ようと新宿高島屋タイムズスクエアへ行った。時間は調べがついていて、三時半開演のを観ようと二時半ごろにチケット売り場の前に立ち、「大人2枚、よろしく」と言うと「三時半の回はただいま満席でして六時からのですと空きがございますが」という、まあ、よく聞くような返事を返された。確かこの日は某焼肉屋アルバイト仲間と高円寺の阿波踊り祭りに行く予定だったため、そんなに待つことは出来ない!ということで柳楽君はあきらめ、セカチューこと「世界の中心でアイを叫ぶ」を渋々観ることにしたのだった・・・。とこれが二週間ほど前の話。そして昨日、ついに柳楽君のダレシラこと「誰も知らない」を観ることに成功した。続きを読む

tetuo2 at 22:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)