こんにちは
もうすぐ夏ですね。
そんな予感がする気候になってきました。
さて、仕事の話です。
今回は、旋盤で加工する「ねじ」です。
いろいろな形状のねじがありますが、ねじの合わせ具合の表現が微妙です。
ガタで良い
↓
スーット入れば良い
↓
あまりガタにしないで
↓
そんなにしっくりしなくて良いが、あまりガタにしないで
↓
しっくり加工
あいまいな表現ですが、加工前の打ち合わせではよく使います。
大まかに下に行くほどしっくりした合わせ具合です。
当社では、何に使うねじかを発注さまにお聞きし、
「それならこれ位が良いだろう」
と言った判断で加工してます。もちろん「通り・止り」のゲージが
あればそれに合わせればなんてことはありませんが、
支給や自前で全てねじゲージがあるわけでもありません。
またその加工品の使用箇所によっては規格よりも適切な合わせ具合(方法)があります。
それを見極めて、ねじ加工を行ってます。
規格と言えば神様のように扱われがちですが、あくまで「標準化」だと思います。
実際は使用箇所によって適切なねじのガタや切り方の方法があります。
全てのねじが市販されているねじ切りのチップで加工すれば良いとは限りません。
市販されているねじ切りのチップには落とし穴があります。
ねじで不具合があり、当社に持ち込まれ解決した案件も経験しています。
あまり規格にとらわれず、機械や構造の基礎知識を見直してみてはいかがでしょうか。
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汎用旋盤のお助けマン
西尾鉄工所のホームページ
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