究極実写ゲー ツインゴッデス (前編)

美しき実写ゲーの世界(前編)

最近ゲームが物足りない。近頃そんな話をよく聞く。そう、今やゲーム飽食の時代。良作、佳作はもう飽きた。もうアレなゲームしか満足できないと言うグルメな方々を満足させて、なおかつリーズナブル。本日はそんなコストパフォーマンスの高い逸品をご紹介致します。



プレステ黎明期の伝説の実写ゲーム。その名も「ツインゴッデス」




なんと中古価格は衝撃の\280(地元プライス)。シンプル1500シリーズを遙かに凌駕するお値打ち価格です。しかもジャケットはシンプルどころかむしろ目にうるさい感じっていうか、網膜に突き刺さるって言うか、一瞬見ただけなのにその日の夢に出てきそうって感じのデザインでお買い得度は数万倍!



しかし、このツインゴッデス、とある方面の方々(ヒント:クソゲー)の間では既に伝説的なゲームであり、かつて幾多の強者達がレビューしては儚く散っていった、まさしくゲームレビュアーにとっての登龍門的存在だと言われています。



ならば人はなぜ「ツインゴッデス」をレビューするのか?



そこにツインゴッデスがあるからさ・・・



としか言いようがないんですが。そんな登山家みたいな前置きはおいといて早速本題へ。







CD-ROMをプレステにインサ-トしますと、早速オープニングムービー(ていうかただの朗読)が始まります。やっぱ、ツインゴッデスってくらいだから、神々の聖戦?みたいな。やっぱりストーリーぐらい知っておかないとゲームに感情移入できないですからね。










平和の国ラブラディアン(中略)・・ラブラディアン国王ラブ三世は(中略)



ラブラディアン城に(中略)・・ラブ三世は娘達に限りない愛を(中略)



ラブラディアン城には(中略)・・国王ラブ三世は倒されてしまい



王国ラブラディアンは(中略)・・・今ラブラディアンを救えるのはお



前達しかいない(中略)・・・










むやみにラブラブラブラブラブラブラブラブうるさいんですが叶恭子ですか?

と思いきや実はこのナレーション、癒しの女王飯島直子でした。



ビックリ!ここに金を使ってやがったか!それにしてもラブラディアンってのは第7サティアンか何かのことなんでしょうか?ただ文字がロールするだけの4分ほどの朗読が終了程なく、いきなりムービーがアグレッシブな展開に。おおっ!実写ムービーだ!



   



  



 









ゴメン直ちゃん!俺、このままじゃ発狂する!

さすがに精神の崩壊の危機を感じオープニングムービーをキャンセル。いいからもうゲーム開始!

早速キャラクターセレクト画面が表示される。


















あれ?このゲームのタイトル「平成マニア合戦ぽんぽこ」だっけ?と一瞬タイトルを見直してしまう有様。つーかなんですかこのブサ・・キャラの立ちまくった女性達は!



困りました・・・いきなりこんな二択を迫られても選べないです。もちろんどっちの料理ショーとは逆の意味でどちらを選んで良いのか決め手に欠けます。(というか怖くて踏ん切りがつかない)しょうがないのでとりあえず説明書のキャラ紹介を参考にしてみます。








 ニーナ



ラブラディアン国王、ラブ三世(中略)・・・万能の神ゼウスから授かった



は「愛」(中略)優しく、おっとりした性格、慈しみ深い心の(中略)・・



だが(中略)・・負けない。おだやかな性格からは想像でき(中略)・・



パワー型ファイター。














 シリン



ニーナの妹。(中略)姉とは対照的な元気少女。その屈託のない明るさ



(中略)・・ちょっとおてんば(中略)・・・ニーナに怒られることも。軽快な



フットワークから繰り出される・・(中略)。









ええと、全然参考にならねえ・・・。

文字どおり甲乙付けがたい・・というかむしろ両方「丙」

格ゲーのキャラ紹介で「おっとりした性格」とか、「ちょっとおてんば」とか「屈託のない明るさ」とか言われてもどうすりゃいいんだ?



いや、とにかくニーナはパワー系でシリンはスピードがウリだというのは分かった。





よし決まった。ここはニーナで行こう(関口班)。理由は「こっちの方が強そうなかぶり物してる」から。次回、ニーナの身に何かが起こる!(えっ、続くの?)


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