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2005年06月14日

ジャッキーチェンの実写版シティーハンター

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禁断のジャッキー・・・実写版シティーハンター

貴方の知らないジャッキーを見せてあげよう・・・
以前、当サイトにてドラゴンボール実写版が台湾で作られていたことをご紹介したことがありました。また、実写版北斗の拳がハリウッドで作られていたこともご紹介しました。どうやら週刊少年ジャンプの人気マンガが日本国外で実写になるケースは珍しくないようです。そんな法則を証明する作品を本日もご紹介したいと思います。ズバリ実写版シティーハンター。ご存知、北条司先生の大ヒットマンガがなんと香港映画で実写化していました。しかも主演はかの世界的俳優ジャッキー・チェンなのです。

なぜにジャッキーがシティーハンターなのか?今や藤原豆腐店のハチロクに中国人が乗るご時世ですから、さほど違和感はないのかもしれません。しかしどうやら、この実写版シティーハンターはジャッキーチェンのファン、シティーハンターのファン共にあまり語りたがらない、できればなかったことにしたい。それほどの問題作。そんな誰も触れたくなかった闇の部分をJ君は今回暴こうとしているのです。
 まんまジャッキー
というわけで、早速禁断の果実「実写版シティーハンター」をご紹介して行きましょう、原作のシティーハンターとジェッキー・チェンの個性のせめぎ合いが醸し出す極上のコラボレーションをお楽しみいただければこれ幸いです。

原作のシティーハンターは殺し屋に都会的でクールな雰囲気を加えた「スイーパー(掃除屋)」なる職業が設定されていたわけですが、映画ではこの設定が分かりにくかったのか

 私立探偵です
私立探偵ということになっていました。
私立探偵だったら別に「シティー」でも「ハンター」でもなんでもないわけで、はじまって数秒でいきなり原作のアイデンティティが崩壊するというものすごい展開です。

続いてオープニングで冴羽のパートナーである槙村が殺されてしまうシーンが出てきます。原作では、長年のパートナーの衝撃的な死、そして新しいパートナー香が誕生する重要なシーンなのですが・・・
 感動的なシーン

 ↓
 セットすら手抜き
サクッとコント仕立てでハショられてしまいます。さすがカンフーコメディーの天才ジャッキー。どんなシリアスなシーンでもジャッキー節全開で駆け抜けます。

さらに相棒槙村の意思をついで新パートナーとなった妹の槙村香。ボーイッシュなショートヘアとキリッとした顔立ちの香が実写になると・・・
 原作の面影ゼロ
ロングヘアにムチムチボディ、なおかつ極太眉毛のお嬢さんが香役。香は香でもむしろ「黒木香」に近いです。それにしても見事なまでの設定無視。監督は原作を読んだことがあるんでしょうか?いよいよ心配になってまいりました。

 どうでもいいシーンも実写
かと思えば、美女にだらしない主人公が香にハンマーで追いかけられるシーンなど、比較的どうでもいい部分はしっかり実写で再現されており、日本と香港の感性の違いを感じずにはいられません。

ストーリーをご紹介しましょう。
家出したご令嬢のゴクミこと後藤久美子を説得して連れ戻すという依頼をうけるシティーハンター。もう本当に私立探偵みたいな依頼なわけですが、いつのまにか豪華客船を乗っ取る悪党共の陰謀に巻き込まれ、船を救う為ジャッキーが大暴れという、シティーハンター風のカンフーアクションコメディです。

カンフーアクションコメディな時点ですでにシティーハンターとして破綻している気もしますが、それは順を追ってご説明してまいります。
 全盛期のゴクミ
まず。今回唯一の日本人役としてヒロインにゴクミを抜擢。まだ某F1レーサーにハマる前のゴクミですから日本を代表する国民的美少女としての出演です。

 ゴクミアクション
ゴクミは船上でロープアクションや綱渡りなど、日本では見せなかった激しいアクションで見せ場を作ります。もしかしたらアレジより強いかもしれません

 銃を乱射するジャッキー
一方ジャッキーの方は一応シティーハンターですから銃を得意としているはずなのですが、基本的に銃を乱射したあげく敵に一発も当てられず、弾が切れたらお得意のカンフーで応戦です。原作に出てくる一発必中、クールなスナイパーであるシティーハンターとは何かが根本的に違います
 結局カンフー
そしてジャッキー節はとどまる所を知りません。後半に行くにしたがって、カンフーアクションの比率が増加。シティーハンターというよりはどんどん普通のジャッキー映画になっていきます。トンファーで闘うシティーハンターなども出てきます。
 トンファーまで・・・

しかし、この映画の最大の見どころはなんといっても実写版ストリートファイター2のシーンです。もう一度言いましょうか?実写版スト2のシーンが最大の見どころです

なぜか豪華客船内のゲームコーナーで敵と戦うジャッキーは、気がついたらスト2のコスプレをしていました。もちろん何の脈絡もありません
 
なぜか敵がケンのコスプレ
 本田ジャッキー
エドモンド本田の百烈張り手で応戦するジャッキー。
  
野次馬がダルシムとガイルに扮して割り込んできます。

 ジャッキー・・・
そして、究極・・・ジャッキーの春麗コスプレ!!

 キャハ!やったー!
_| ̄|○ こんなジャッキー見たくなかったよ・・・。

というわけで、あまりの強烈な個性のぶつかり合いゆえに、シティーハンターとしてもジャッキー映画としても中途半端になってしまった感のある実写版シティーハンターですが、部分部分は香のハンマーゴクミのロープアクションジャッキーの春麗コスプレ等々(原作に関係ないところで)見どころ満載の作品です。これを見どころといっていいのかどうかは難しいところですが。

ええと・・・とりあえずスト2のシーンはハリウッド版より出来がいいので必見ですよ。(フォローになってない)

 NGといえば椅子
ちなみにお約束のNG集もあります。

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