2009年02月22日

完全読者置き去りサッカーマンガ 「スターダスト11」 後編

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完全読者置き去りサッカーマンガ 「スターダスト11」 後編





岡田ジャパンはスターダストフォーメーションを会得せよ!
こんにちは、J君です。野武士のグルメレビューのために中断していた、サッカーマンガ「スターダスト11」レビュー後編のお時間がやってまいりました。正直、後編レビューはこのまま闇に葬り去ろうかと思っていたのですが、数人の方に続きはどうなったんだ?というツッコミをされてしまったのでレビューすることにいたします。

最近、岡田ジャパンが苦戦続きで色々と物議をかもしていましたが、スターダスト11のメンバーを日本代表に入れておけばこんなことにならなかったのに・・・と言ってやりたいところです。今、日本中のサッカーファンを敵に回した発言をした気がしますが後編レビューです。

早速、前編のおさらいをいたしましょう。ゴールポストやネットを突き破る異次元超絶シュート「ナイアガラドライブショット」を得意とする主人公、吉川一三六(通称キッカー)率いる星成(せいじょう)高校が、殺人シュート「ラディカルショットガン」を使うライバル神台学園高校を破り見事、地区大会を優勝します。そして、「スカイホーク・ハリケーン」を使いこなす流浪のスーパーゴールキーパー、トシ土方を助っ人に迎え、いよいよ関東大会、通称「ストライカーカーニバル」に出陣。というところまでをご紹介しました。なんというか・・・横文字のオンパレード過ぎてクラクラしてきますね。

さて、読者の感情移入を許さない、潔いまでの読者置き去りっぷりがこの「スターダスト11」の魅力なのですが、後編レビューにあたって、早速残念なお知らせがあります。「スターダスト11」はコミックス全二巻に渡って収録されているわけですが、その第二巻の表紙のタイトルに注目して頂きたいところです。


タイトルが・・・

「ストライカーカーニバル優勝!の巻」
なんと、コミックスの中身を読む前から結末がネタバレされてしまっているという超展開。もうね、これからこのコミックを読む人は分かってしまったわけです。ああ・・・優勝するんだなと。これは一体誰が得するんでしょうか・・・?

というわけで、表紙レベルでいきなり読者をドン引きさせるギミックを盛り込んでいるわけですが、こんなことでメゲていてはスターダスト11を読みこなすことはできません。

早速ご紹介していきましょう。なにやらストライカーカーニバルの大会会場で緒戦の対戦相手、外房学院の選手と女子高生が揉めています。実は前回ご紹介できなかったのですが主人公の吉川(キッカー)には友達以上恋人未満の気になる女子がいるのです。それが由貴ちゃん。ちょっとヤンキーが入ったツンデレ娘です。どのぐらいツンデレかというと、


ツンデレ娘

怒ると鉄の熊手が飛び出します。ツンデレっていうか殺(ヤ)ンデレという感じですね。

由貴の思わぬアクシデントで吉川は外房学院のエースストライカーと対面することに。その男の名は、群鮫刃(むらさめじん)


でかすぎる

や、やたらでかいです。遠近法のせいかと思ったのですが、肩に人が乗っているのでそういうわけでもなさそうです。ほんとにアンドレ・ザ・ジャイアント並みにでかいようです。


ボールちっさ・・・

っていうか、アンドレよりでかいかも・・・。(ボールとの比較)
この群鮫刃の持つシュートが恐るべき威力を持っていました。





とにかく怖いシュート

「シャークキラーサブマリン」


悲しい過去が・・・

実は群鮫刃には幼い頃、海で鮫に襲われた群鮫をかばって死んでしまった兄がいました。その兄が大好きだったサッカーとサッカーボールに怨念を込め、復讐のため、鮫をも殺す威力の強力シュートを編み出したのでした。それがこの「シャークキラーサブマリン」。・・・どう考えても復讐する方向を勘違いしてますね。シュートを受ける方は完全にとばっちりです。


ちっこいのがキーパー

さらに、この群鮫の肩に乗っている男、小判は実はキーパーなのですが、サッカー史上最も画期的な方法でゴールを守ります。


酔いそう・・・

新しいスタイルのキーパー

群鮫が小判の足を掴んでブン回し、ボールに向かって放り投げる
そして、小判はボールをキャッチ・・・という恐ろしくムダの多い手法。まあ、画期的は画期的ですよね。ちなみに、吉川のナイアガラドライブショットもこのようにしてディフェンスします。


すげえ・・・

か、神技すぎる・・・。
しかし吉川は構わず、小判のケツごとナイアガラドライブショット!


ゴールを破壊

・・・前編から何度も言ってますが、サッカーゴールは意外と値段が高いので、若気の至りで破壊するのは自重すべきだと思います。

そんな恐るべき群鮫のシャークキラーサブマリンに対抗して星成高校伝統のディフェンスラインで対抗します。その名も


なんかカッコイイ

SDF(スターダストフォーメーション!) No44獅子座の陣形!
解説しよう!スターダストフォーメーションとは星成戦士に代々受け継がれてきた天空百余の星座の星の配置を模した作戦陣形なのです。なるほど、ようやっとこのマンガのタイトルがスターダスト11である意味が分かってきましたね。


意味なさすぎ

でも吹っ飛ばされた!SDF全然意味なし。


キーパー島田がピンチ

星成ゴールに向かってシャークキラーサブマリンが襲います。しかし、頼りのスーパーゴールキーパー、トシ土方は行方不明で試合に出ていなかったのでした。補欠キーパーの島田がかろうじてボールをキャッチしたものの、シャークキラーサブマリンの威力によって上空高く吹っ飛ばされてしまいます。このままでは島田の命が危ない!そこに・・・助けが。


トシ土方降臨

最強のキーパー、トシ土方降臨!
カッコよすぎ!っていうか、わざわざカッコ良く登場する為にゴールポストに上って待ってたんでしょうか・・・なかなか芸の細かい男です。それにしても前回あれだけ派手に仲間入りしておきながら、勝手に試合をサボっていたようです。・・・さすが流浪のキーパー。身勝手すぎる。


遠めのアングル

このように、遠目に見てもカッコイイです。


口だけ番長?

トシ土方の熱いセリフ。無駄にカッコイイですね。サボってたくせに完全に開き直っているところがまたカッコイイ。


いちいち破るなよ・・・

そして、シャークキラーサブマリンをあっさり破るトシ土方。よく見ると、手刀でボールを突き破っています。それにしてもホントによく備品類が破壊されるマンガですね・・・。

これですっかり意気消沈した群鮫達のスキをついて吉川がナイアガラドライブショット!終わってみれば、圧勝で外房学院を下したのでした。


準決勝で待ち構えるのは茨城県の賀古一高。賀古一高のエースストライカーはこれまた謎の必殺ショットをもつイケメンストライカー圭木京四郎(たまききょうしろう)そして、なんとトシ土方と実力を二分する流浪のゴールキーパー、火走留広(ひばしりとめひろ)という男が所属しています。流浪のゴールキーパーって・・・日本に何人もいるんですね。知りませんでした。

この通称「浪速のストップ兄ちゃん」こと火走留広が、恐るべき特訓でナイアガラドライブショット対策をしておりました。


えらいことになってます

なんと、仮想ナイアガラドライブショットとして、ガンダムハンマーみたいな鉄のトゲトゲを指一本で止めるという凄い特訓。火走はボールの推進のツボを見極め、指一本でどんなボールでも止めてしまうという秘技を持ちます。ライバルのトシ土方いわく、


なん・・・だと?

「ボールの軌道が読めれば、たとえジェット機でも止めるだろう」
これは・・・また壮絶な試合になりそうですね。

さっそく試合が開始されました。先攻したのは賀古一高のストライカー圭木のシュートです。その名も・・・


名前はカッコイイ

「ジェノサイド・ゴッデス」
異様な回転をするこの謎のシュートをトシ土方がキャッチ。しかし・・・ボールが体に巻きついたまま、身体ごとゴールに向かいます。・・・なんだそれ、どういう仕組みなんでしょうか?


トシ土方ピンチ

スタッフ〜

「バックス〜なにをしている こ・・・このままではゴールしてしまうぞ!!」
なんか「スタッフ〜」みたいなノリでバックスに呼びかけています。シュートをキャッチする最中に会話できるとは、トシ土方・・・この男は時間を操るスタンドでも使えるのでしょうか。そういえば、どこと無くDIOに似ている気もします(似てないか)。

スタッフ〜の協力でなんとかジェノサイド・ゴッデスを止めたトシ土方。いよいよ星成高校の反撃です。そこで飛び出したのは例のSDF・・・


SDF No.119

そう、スーパーキーパー火走を倒すために星成高校イレブンが考え出したのがSDF No119のゴールドペガサスの陣形とナイアガラドライブショットの奇跡のコンビネーション。その名も・・・


最強技でました

ハイアングルナイアガラドライブショット
ちなみに、(意味ないと思いますが一応)解説すると、ハイアングルナイアガラドライブショットとはこのような仕組みになっています。


一応解説

・・・中国雑技団みたいなことになってますね。
この一発で、すっかり意気消沈した賀古一高は、(先ほどと同じ展開なので以下略)。

ついにやってきたストライカーカーニバル決勝。決勝の相手は神奈川代表、破天高。この高校は今までとちょっと様子が違います。


なんか絵柄が違う

様子っていうか絵柄が。なんか急にリアル路線。選手のセリフもなんか様子がおかしいです。



まさかのセリフ

「俺たちのサッカーは王道を歩んでいるんだ」
「あんな邪道のプレーヤーになめられてたまるか」
・・・なんと、今までのこのマンガの展開を全否定するようなビックリ台詞です。そして、やはりリアル路線のせいか、シュートも地味な感じです。


余裕過ぎてオーバーヘッドキック

その地味なシュートをカッコよすぎるキーパー、トシ土方がなんと華麗にオーバーヘッドキックで軽々と返します。そして、そのまま相手ゴールに突き刺さって先取点。強すぎる・・・もはや星成高校の勢いが止まりません。


スカイラブハリケーン?

最後にはドサクサにまぎれて星成高校の残りの雑魚メンバーがスカイラブハリケーンもどきの技まで決める始末。やはりリアル路線はこのマンガにそぐわなかったようです。

結局、タイトルの予告どおり星成高校が優勝しました。いやー強い強い、あんたが大将。そしてめでたく(打ち切りっぽい感じで)終了。終わってみれば地区大会の敵だった神台学園が一番手強くて、関東大会決勝の相手が一番弱いという結果でした。強さのインフレならぬ強さのデフレ状態・・・ジャンプのマンガとしては非常に珍しい現象といえます。

とういわけで最初っから最後まで突っ走りっぱなしのサッカーマンガ「スターダスト11」をご紹介しましたがいかがだったでしょうか?岡田ジャパンには是非このマンガを読んでいただき、W杯へ向けてスターダストフォーメーションを会得していただきたいものですね。・・・と、これ以上J君が何か語ると全国のサッカーファンが本気で怒りそうなので本日はこの辺で。

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