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2009年06月21日

実写版ドラゴンクエスト そして黒歴史へ・・・ 前編

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実写版ドラゴンクエスト そして黒歴史へ・・・ 前編





ドラクエシリーズも実写版の時代へ。
こんにちはJ君です。老若男女が楽しめる国民的ゲームソフト、ドラクエシリーズの最新作「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」の発売が7月11日と迫ってきました。非常に楽しみですね。

ところでドラクエシリーズはもうシリーズ9作目です。システム的にもグラフィックス的にも行き着くところまで行ってしまった感があり、次の10あたりでそろそろ実写化するのではないか・・・?というのが通の見方です。くしくもドラゴンボールも実写化されましたし、ありえない話ではありませんよね。しかし・・・調べてみるとドラクエはすでに実写化されていたのです。その名も「ドラゴンクエスト ファンタジアビデオ」。本日はこのシリーズ中、最も危険なドラクエをレビューいたします。

本日ご紹介する「ドラゴンクエスト ファンタジアビデオ」ですがその名の通り、1988年に発売されたビデオ作品となっています。しかも、本作品はエヴァンゲリオンでブレイクする前のガイナックスが映像制作に関わり、監修はもちろんエニックスという・・・まさしく最強タッグによる入魂の黒歴史作品といえます。過去にこちらのサイトなどでも詳しくご紹介されているのでご存知の方もいるのではないかと思います。


いろんな意味で伝説です

この実写版ドラクエは題材の知名度の高さのわりに知られざる存在なのですが、理由のひとつとして、純粋な実写版作品ではないということが影響していると思われます。本作品のメインはすぎやまこういち先生率いるアレフガルド交響楽団のオーケストラ演奏シーンがメイン。どっちかというと実写版ドラクエの映像部分はおまけという構成です。イメージビデオというかPVというか・・・まあ要するに「こういちカンタービレ」といった趣きの作品であります。

よって、作品はオーケストラ演奏シーンの合間にたびたびドラクエの実写シーンが挿入されるという変則的な形式。音声もドラクエの交響曲がBGMとしてひたすら流れ続け、キャスト自体のセリフは一切なしという無声映画です。どうですか・・・黒歴史の香りがプンプンとしてきますよね。


すぎやま先生が熱い



というわけで、オープニングからすぎやまこういち先生がタクトを振る映像に続き、オーケストラの演奏シーン・・・これが実に3分間以上続きます。実写版ドラクエの映像を期待しているとかなりの肩透かし感を味うことになるのですが・・・。こちらが噂のアレフガルド交響楽団です。そう、すぎやま先生自らルイーダの酒場に赴き、1人1人をオーディションして集めた精鋭達・・・というわけではなく、東京交響楽団の人達だそうです。

そんなこんなでオーケストラの映像をボーっとみていると、ようやっとドラクエらしき映像が。そこに登場するのが主人公、いわゆる勇者です。


ひのきのぼうを装備済み

・・・想像以上に幼い感じですね。谷原章介を思わせるような顔立ちで、かなり育ちのよさそうな少年です。傷ひとつありません。勇者というよりは・・・はじめてのおつかいのような雰囲気すら漂います。

本来、ドラゴンを倒すぐらいの勇者ですから、リアルさを追求するのであればコナン・ザ・グレートみたいなガチムチマッチョなキャラが必要不可欠だと思うのですが、残念ながら日本のRPGゲームで勇者といえば肉体よりマインドを重視する傾向にあり、人一倍正義感が強い美少年みたいな感じのキャラになりがちですよね。つまり、勇者(※ただしイケメンに限る)。みたいな感じの草食系勇者です。


ちょっとザ・テレビジョンぽい

なぜかリンゴかじっちゃったりしてキザな感じを演出。キザ勇者。さすが谷原章介は違いますね(ホントは別人です)。


崖をロープで慎重に・・・

さて、この勇者が早くも難関、断崖絶壁に遭遇。ロープを崖下にたらし、そのまま降りるかと思いきや・・・


ロープ意味ねー

飛び降りちゃいました。わざわざロープをたらした意味が全然ありませんでした。若いからせっかちなんでしょうか。スペランカーだったら即死の高さ・・・そういう意味では勇者といえるかもしれません。


野宿タイム

そして夜を向かえ、野宿をします。初めてのお使いレベルかと思いきや、ちゃんと野宿できるんですね。しかし・・・そこに魔の手が忍び寄ってきました。




木の上に不気味なぷよぷよしたブルーの物体が・・・も、もしやアレでは。


実写版スライム

ギャー!でたー!
そう、登場したのはドラクエでは避けて通れない宿敵、スライムです。実写で見ると相当に気持ち悪いですね。

びっくりしてスライムを手で払いのける勇者。勢いあまってスライムは火にかけていた鍋にダイブします。


これは逆グルメすぎる

なんと煮込まれてスライム鍋になってしまいました。
これは・・・グロすぎる。オホーツク流氷カリーよりヤバイ色してます。実写だとゲームでは見えてなかった嫌なものがいろいろ見えてきますね。


スライム大量発生

さらに大量に襲い掛かるスライム。


こうやって戦うんだ・・・

果敢にひのきの棒でスライムをハエのように叩き落す勇者
お前らよく見ておけ!これがレベル1の戦い方だ!!
結局、大量のスライムを対処しきれず逃げ出してしまう勇者。レベル1だからしょうがないよね・・・。


場面転換です

ちょっと荘厳な感じの曲がかかりつつ、お次のシーンは勇者がお城で王様に謁見するシーンです。やっぱりドラクエですから王様に会わなきゃ始まりませんよね。


王様に謁見

王様がにじり寄る・・・

はじめてのチュウ

そして・・・王様の手の甲にキスをする勇者。設定としては間違ってないでしょうけど、いざ実写で見るとこの王様がショタなんじゃないかと思ってしまうほどに生々しいシーンです。こういうのを連想せざるを得ない。


かなり細部まで凝ってます

そんなジャ●ーさんもビックリの禁断の儀式が終わった後は、町に繰り出して武器の購入です。見ている限りはスライムしか倒してない(しかも途中で逃亡)ので、武器が買えるようなお金は持ってない気がするのですが・・・お坊ちゃまなのでもともとお金持ちなのかもしれません。


力也級の怖さ

武器屋のオヤジ。超凶悪なルックスです。どう考えても勇者の100倍は強そうです。こいつの方がよっぽどドラゴンをクエストしそう


どうのつるぎをそうびした!

無事に銅の剣と盾(っぽいもの)をゲットした勇者。心なしかちょっとだけ強くなった感じがしますね。レベル5ぐらいでしょうか。スライムとしか戦ってないけど。

その後、道中を歩いている勇者。相変わらず敵と戦うシーンは全く出てこないヌルい旅なのですが、ここでシーンが切り替わり、別のキャラが登場します。


葉っぱをくわえてます

なんか葉っぱを口にくわえた悪ガキっぽい少年が寝そべっています。葉っぱを咥えたキャラって、ドカベン岩鬼以来ですね。この少年こそが勇者とともに旅をすることになる賢者です。ドラクエ2のサマルトリアの王子がモデルになってると思われるのですが、ゲーム同様、これから勇者がこの賢者と出会うまでにそれこそ過酷なモンスター達との戦いが待っている


あっさり合流

・・・ということは全然なく、速攻で出会う二人。そしてがっちり握手。もう、初登校の日にパンをくわえた美少女と曲がり角でぶつかるぐらいの勢いでバッタリ出会います。もうちょっとそこは冒険しとけよ


魔法使いの姐さん

勇者と賢者の出会いがあり、そしてドラクエ2的にはさらに3人目としてムーンブルクの王女的存在のキャラが出てくると想定されるのですが、予想通りというか・・・次のシーンで何の前置きもなくあっさり合流。ホント、全然苦労してないなあ・・・この勇者。

この3人目のキャラ、女魔法使いがメチャメチャすごいのです。まず魔法がハンパない。








ドン引きする勇者と賢者

・・・いくらなんでも破壊力ありすぎ。
1人だけレベル20ぐらいまで行っちゃってる感じです。この女・・・文字通り、うかつに手を出すとヤケドするタイプですね(火力的な意味で)。アニメの魔法少女に萌えている大きなお兄ちゃん達は、この映像を見てもっと現実を知るべきだと思います。

以降、1人だけレベルが違いすぎる魔法少女が大活躍します。




エコ過ぎる

夜は魔法で火を起こして明かりを灯し・・・




一家に一魔法使い

さらに釣った魚を焼くことも出来ます。いくらなんでも便利すぎる・・・。
しかもエコです。地球にやさしい。むしろ、この娘1人で世界を救えるレベルです。

そんな感じで、冒険のメンバーが全員そろったところで後編へ突入します。
後編も魔法少女の一方的な大活躍を乞うご期待!


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