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2009年09月06日

無駄にハードボイルドなラーメンマンガ 「ラーメン狩り」

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無駄にハードボイルドなラーメンマンガ 「ラーメン狩り」





このラーメンはポンコツだっっ!
こんにちはJ君です。ウーパールーパーが丼になるご時世、皆様いかがお過ごしでしょうか?本日は日本人ならみんな大好きなラーメンを題材にしたマンガをご紹介いたします。

といっても単なるラーメンマンガに非ず。なぜか無駄にハードボイルドタッチで描かれた、硬派でストイックなラーメンマンガです。その名も「ラーメン狩り」。オヤジ狩りならぬ「ラーメン狩り」です。果たしてどんな風に狩られるというのでしょうか・・・?

ラーメンのみを題材にしたマンガというのは多いようで意外と少なく、メジャーどころとしては「ラーメン発見伝」とか「喧嘩ラーメン」などでしょうか。風変わりなところではこんなのもあるみたいですが、話が違う方に行ってしまいますので詳しくは割愛したいと思います。

で、今回ご紹介する「ラーメン狩り」なのですが、異様に濃い男が登場します。不味いラーメンを食べると左目から涙を流す男、黒沼凌。この男がこのマンガのメインキャラクターです。


松田優作風ラーメンマニア

「・・・凌、黒沼凌だ・・・」
いちいち無駄にカッコつけてます。この男、元ラーメン職人で、今はいろんなラーメン屋を食べて回ってはケチをつけたり褒めたりするという、ラーメン評論家気取りのオッサンです。っていうか普通名乗る時、先に名前から言わないですよね?どう考えてもタダ者ではありません。



行列のできる店

ストーリーをご紹介しましょう。マスコミでも評判の行列のできるラーメン店「麺大将」。実はこの店、人気店になってから店主がすっかり天狗になって手抜きをするようになり、味はすっかり落ちているのに、マスコミが取り上げるので人気だけはあるという、”名前だけ”の人気店なのでした。

ここで一人の女雑誌編集者がラーメンを食べるところから始まります。以前、食べた味と明らかに落ちているのを指摘する編集者。しかし、店主は逆ギレです。


態度の悪い店のオヤジ

「うちの味がわかんねー者にゃ用はねーのよ!!」
昔の山岡士郎だったら噛みつかずいられないようなムカつく店主ですね。


黒沼登場

その隣で一心不乱にラーメンをすする男がいました。そう、この男が黒沼凌です。そして、店主と編集者の会話に突然入ってきます。


ポンコツて

「みっつだな・・・このラーメンにはみっつ魂が入ってねェ・・・ポンコツだっ!!」
もちろんプライドの高い麺大将の店主も負けてません。


証拠て

「証拠でもあるのかい?不味いっていう証拠でもよォー」
不味い証拠って・・・刑事ドラマじゃないんだからなんか違う気もしますが、ポンコツだとか、いきなりよってたかってケチつけられるんだから、そりゃ店主もキレますよね。しかし、そこで黒沼はさらに逆ギレですよ!


いきなり暴力

バアーン!
いきなり店主の胸ぐらを掴む黒沼。もはや問答無用の勢いです。店主にアームロックをかけるゴローちゃんより無茶してます。そして・・・


知らんがな

「この左眼は嘘はつかねェ〜」


病院行ったほうか・・・

「ふざけた味に出会うとな、この左眼が疼くんだよ・・・」
もう、麺大将ボロックソ。そうです、この男、黒沼凌は、不味いラーメンに出会うと左目が疼いて涙が出るのです。よくわからんスペックですが、とにかくラーメンにかける思いが熱すぎて調子こいてるラーメン屋を許すことができないようです。いろんな意味でハードボイルドですね。

その後の展開としては、黒沼率いるラーメン職人仲間と編集者が協力して、美味かった頃の麺大将の味を再現。麺大将の店主に突きつけて反省させるというストーリーです。


グラサンはずしました

それにしてもこの男・・・カッコつけすぎです。
結局、麺大将の店主は黒沼が再現した昔の味を食わされ、反省するのですがこんな見苦しい言い訳をします。


最期の言い訳

「お前等のような味がわからん輩が来たせいで・・・歯車が狂ったとしか思えん」
なんと、味が堕落したのは麺大将を持てはやした客やマスコミ達のせいだと言いだします。これは言ってはいけませんね。当然、ここでハードボイルド黒沼がガツンと言いますよ。


麺大将・・・可哀想です

「戯れ言を言うなオヤジ・・・全てはお前の腐った心のせいだ・・・」
悪党を葬り去る前のケンシロウのような冷たい目で麺大将のオヤジに一喝。もうボロックソですね。なんでここまでされなけりゃいけないんでしょうか。普通に行列のできるラーメン屋だったんだからいいと思うんですが。

そんな感じでラーメンが狩られていくマンガなのですが、途中からなぜかラーメンバトル路線になり、


マシーンのような麺さばき

マシーンのようにラーメンを量産するやつが現れたり


チューチュートレインか

エグザイルみたいな動きでラーメンを作ったりする敵と対決したりします。
ちなみに、作者の鬼窪浩久先生はこの作品以外ではどっちかというとエロスなマンガの方を圧倒的に多く描いているので、無駄にエロい描写が多数でてくるところもポイントです。


明らかに狙ってます

どう考えてもラーメンぽくない形の物を食べてたり・・・


随所にエロの遺伝子が・・・

ラーメンを食ってるだけなのに裸になってる意味が分かりませんね。
そんなわけで、なぜか理不尽なまでにハードボイルドなラーメンマンガ「ラーメン狩り」をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。なにげに名言の宝庫ですので、マスコミが持ち上げる美味しくもない行列のできるラーメン屋に辟易していた貴方には是非読んで頂きたい逸品です。

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