2008年12月02日
マニュアル原理主義者もヒザを叩いて納得したDSGの話
おたくなおとーたんのクルマ選びの続きです
先日よりインプレッサWRX(GC−8)から アウディA3 1.8TFSIに乗り換えました。
妻も乗ることができて、マニュアル原理主義者のおとーさんも納得という、「マニュアル車を超えるオートマ車」として手に入れたアウディA3 1.8TFSIスポーツバック。乗り始めた印象を書きとめておきます。
DSGのトラクション優位性
まず最初にこれは言っておかなくてはなりません。直噴ターボエンジンとDSG(S−トロニック)の組み合わせは実に素晴らしい!
3ペダル操作のマニュアル車一般の特徴として、シフトチェンジ(特にシフトダウン)の際には有る程度のブリッピングが必要で、吹け上がってくるまで少し待ち時間が必要です。またパワーバンドに入っている場合は選択したギヤに対しての微妙な回転数のシンクロ処理が必要です。当然これがマニュアルの醍醐味でもある訳ですが、もしこれをハズしてしまった場合はそれ相応のシフトショックがリアクションされます。
特にWRXの場合、ピーキーな特性を持つターボエンジンを積んでおり、日常走行の場合パワーバンドの遙か下を使う訳ですが、特にシフトダウンの際にターボラグを考慮したブリッピングが必要で、体感的には結構な待ち時間が必要とされます。また、パワーバンドに入っている際にのアクセルワークには繊細さが必要で、ハズしてしまった場合のシフトショックは相当なものでした。(ヘタクソなのを自白してしまいました)
これら3ペダル操作のマニュアル車一般が持つこの特徴(課題)をすべて消した(解消した)組み合わせが、VWグループの宝刀、高圧縮比で小排気量の直噴ターボエンジンとDSGの組み合わせだと思います。
マニュアル原理主義者のおとーさんも納得
この組み合わせは端的には、小排気量で高圧縮比のターボエンジンが素早いレスポンスを返すとともに、2つのクラッチを持つトランスミッションが回転数をシンクロさせて待っている次のギヤへと自動的にかつ素早くそしてスムーズにクラッチを切り替えてくれるという仕組みです。これはつまり、「とぎれることなくかつトラクションをかけていくことができる」ということであり、結果的に(マニュアル車より)スムーズにかつ速く走ることができる可能性を示していると思います。
乗り換えたA3 1.8TFSIの印象は、1.8リットルの直噴ターボエンジンがNAともいえそうなぐらいなフラットな振る舞いをするということと、DSGのスムーズな変速によりトラクションのロスが圧倒的に少ない、ということでした。またステアリングの裏側に装備されたパドルシフトも良くできています。ドライバーが指先一つでDSGから主導権を奪って目的のギヤを選択することができます。結果として絶対的にWRXより劣るパワーを感じさせない、局面によってはWRXよりスムーズに走る事が出来る(!)かのような気がしました。
当然のことながら本気で峠を攻めたら話は別ですが。
(この話続きます)

