2011年09月

2011年09月30日

安田の朝 想定外の遭遇

28日、今年2月以来の安田の里へ。
前日の天気予報で「山間部では霧が発生」とのことだったが、女寄峠を越えてもまったく霧の気配は無かった。
とりあえず現地へ行くと、先着の軽四が一台。 暗い中で挨拶すると、なんと! 「Tさん」 ・・・
大池からシフトされる季節になったのだ。
その後顔見知りのベテランさんが来られ、大阪方面から数名のカメラマンさんも到着。
そしてこれもなんと! 「前田真三賞」 を受賞された「Mさん」も登場 ・・・
「良いのが撮れそうですか?」と尋ねられ、冷や汗が流れる思い。
いやー、まさかこのお二人と遭遇するとは、思いもよりませんでした。 

  「久しぶりに」
11.9.28安田1

11.9.28安田2

11.9.28安田3

11.9.28安田4

11.9.28安田5

11.9.28安田6


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2011年09月29日

枯れた蓮田

初夏から盛夏に見事な花を咲かせた蓮田もすっかり枯れてしまい、あの青々した景色がすっかり変わってしまいました。
役目を終えて枯れて行く姿に、なんとも哀愁が漂います。 
「自分の姿が重なるようだ。」と言えば、言いすぎでしょうか ・・・
しかし俳句の先人達は、使命を終え枯れていく姿に「美」を見出し、「枯れ蓮」という冬の季語を創りだしてくれました。
蓮の根は水底でジッと力を蓄えています。  そして、またの出番に備えているのです。

  「出番は又やってくる」
11.9.22橘1

11.9.22橘2

11.9.22橘3

  「主題を変えると」
11.9.22橘4

11.9.22橘5

  (下段の記事に続きます)

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本日2件目の投稿です  「ポートレート」

上段の「枯れ蓮田」の記事の関連で書いてしまった(?)記事です。 
「枯れる」という言葉と事象が自分に重なってしまいました。

「還暦」を迎えたときにはさほど思わなかったのに、一年経って急に「ポートレート」を撮っておこうと思い、キタムラカメラに併設されているスタジオへ行きました。
少々お値段は高額でしたが、自分だけのために写真を撮ってもらうなんて何十年振りのことでしょう。
「どうせなら ・・・」とクラシックギターを構えて、オシャレにやったつもりでしたが、仕上がった「ポートレート」は緊張して顔も身体も「ロボット」みたいです。
でもあらためて 「人生 もうひと踏ん張り!!」 と思いました。   

「日本資本主義の父」といわれる「渋沢栄一」も言っています。
「四十、五十は洟垂れ小僧、六十、七十は働き盛り、九十になって迎えが来たら、百まで待てと追い返せ。」

  「はな垂れ小僧は卒業したようです」 
11.9.23ポートレート

  EXTRA.  61歳の誕生日当日の夕景 「ドラマティックな雲でした」
11.9.6夕空


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2011年09月28日

自然の恵みと脅威

「今更ながらの写真かなぁ?」と思い掲載を躊躇していましたが、何度見直しても台風15号に倒された「稲の姿」が強烈に迫ってきます。
自然には「恵み」もあれば「脅威」もあります。 
しかし、ともすると「脅威」はついつい忘れがちになってしまいます。
大いなる自然の中では、人間なんて本当にちっぽけなモノです。
自然の力には絶対に敵わないのです。
ですから「恵み」への感謝と「脅威」への畏れを忘れてはいけないと思います。
「畏れの心」があるから、守るべきものの大切さがわかる ・・・ 守るべきものの大切さがわかるから、強くなりたいと願う。
「人間」って、そうして成長していく生き物ではないのでしょうか。

  「ガンバレ! 稲穂たち」
11.9.22明日香1

11.9.22明日香2

11.9.22明日香3

11.9.22明日香4

11.9.22明日香5


tezman_photo at 05:00|PermalinkComments(0)││彼岸花 | 明日香

2011年09月27日

ねこじゃらし

猫の首のところをじゃらすと喜ぶところから、「猫じゃらし」という名前になった・・・らしい。
別名は「狗尾草(えのころぐさ)」。  
毛の生えた花穂が子犬(狗児(えのころ))の尾に似ていることから・・・らしい。
なんとなく「狗尾草」の方が本当の本名(?)のように思う。   しかし、なんで「猫」と「犬」 

  「朝日の中で」
11.9.10エノコロ

11.9.19エノコロ

  「夕日の中で」
11.9.8蝶エノコロ

11.9.14エノコロ

ご存知のように夕焼けは西空だけでなく東の空でも見られます。
沈みゆく夕陽の輝きや西空の雲の焼けが、東の空を染めるのでしょう ・・・ 
  EXTRA.   「東の空染めて」
11.9.9明日香


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2011年09月26日

豊かな出会いに溢れる光

9月19日に追加掲載した、「幸せな気分」になった日の「唐古の朝景」です。
「とらさん」や「和尚さん」とのほぼ一年ぶりの出会いに、「豊かな人生」を感じました。

  「光の束 溢れて」
11.9.19唐古1

11.9.19唐古2

11.9.19唐古3

11.9.19唐古4

11.9.19唐古5

    「唐古番外編」
待機しながらもどうにもならなかった日 ・・・ 
「無駄足の多さが名作の条件」 と自分に言い聞かせ帰宅する。 
  「あまりのハズレにモノクロにした夕景」
11.9.14唐古

9月23日 「秋分の日」 いわゆるお彼岸の中日(ちゅうにち)さん。
午前中にてつまん家のお墓参りを済ませ、午後からカミサンの実家のお墓と仏壇にお参りし、その後所用を二つ済ませるともう5時を過ぎていた。
西空は良い感じに暮れていくが、もう何処へも回れる余裕もなく、唐古楼閣へと車を走らせたが…
やはり遅かった。  カミサンを車に乗せたまま数回シャッターを切ったとき、車内から「毎日毎日、そんなに上手くいきません。」の声 ・・・ ごもっともです。 
  
  「忙しい一日でした」
11.9.23唐古1

11.9.23唐古2


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2011年09月25日

DNA

身体に組み込まれた「DNA」のせいなのか、お彼岸になると稔りが近い田んぼの畦に咲く「紅い花」が気になる。
しばらく「唐古楼閣」に通っていたので、今年はその「紅い花」がまるで撮れていない。
台風15号の通過を待ちかねていたが、22日の早朝まで雨が上がらず、9時頃にようやく家を出た。
こころあたりの場所を何箇所か回りながら、結局は明日香へ向かったが、「稲渕の棚田」は大変な車と人の数で、「かかしロード」に至っては足を踏み入れる気もしなかった。
まぁ、今年は「野趣豊か」をテーマにしているので、「紅い花」が密集して咲いている必要は無い。
それよりも台風の影響で、「紅い花」は勿論のこと、収穫間近の稲が予想以上に倒れていて、それが気になった。
しばらく好天が続くようだが、自力で立ち上がってくれるのだろうか 

  「爪あとは深く」
11.9.22細川1

11.9.22細川2

11.9.22細川3

11.9.22細川4

  EXTRA.    「羽を休めて」
11.9.22細川5


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2011年09月24日

唐古楼閣 日の出へ

朝焼けが終わり、日の出が近づくとともに、雲の色がゴールドに変わってきた。
日輪をさえぎる雲が、わずかばかりの光芒を見せてくれた後、「夜明けのドラマ」は終了した。
大地の残暑は厳しいが、空には秋の雲が一杯に広がっていた。

  「9月16日 唐古の朝」
11.9.16唐古6

11.9.16唐古7

11.9.16唐古8

11.9.16唐古9

11.9.16唐古10

  「午前6時 西の空に残月」
11.9.16唐古11


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2011年09月23日

草 染めて

久々の朝焼けに快い緊張感が走る。
午前4時50分の唐古楼閣。 もうすでに大地に繁茂した下草が染まり始めている。
邪魔な黒雲があるが、文句を言っては罰があたる。

  「空も大地も」
11.9.16唐古1

11.9.16唐古2


二番焼けが始まった。  邪魔な黒雲までもが朝焼けに染まり始めた。
今更ながら、昇り来る太陽の力強さに感動を覚える。

  「朝焼けに染まる下草が美しい」
11.9.16唐古3

11.9.16唐古4

11.9.16唐古5


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2011年09月22日

本日2件目の投稿です  「無残と無情」

台風15号が近づき不安定な天候が続く中、雨の合い間をぬって「ヒガンバナの水滴」を撮影に出かけた。  ポイントはご近所の「町有地」の公園。  
ところが草刈りが入ったようで、雑草とともにヒガンバナも 無残 に刈り取られていた。
作業効率のためとは言え、なんと「節操の無い、味わいの無い、愛でるこころのない」やり方だ。
それでも刈り取られずに残ったところを撮影している間に、今度は 無情 にも風が吹き始めた。
ああぁ〜・・・ 「滴」がどんどん飛ばされていく。 

  「早く撮らないと・・・焦ります」
11.9.20ヒガンバナ1

11.9.20ヒガンバナ2

  「滴がほとんど落ちてしまいました」
11.9.20ヒガンバナ3


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