2018年04月
2018年04月28日
森の熊さんも来村
冬のあいだの狭かった行動範囲も交友関係も一気に広がり旧交を温めるのは、もう何回も繰り返していますがとってもいいものです。
豪雪地帯のため冬季に休眠せざるを得ない私たちの活動ですが、この時期の再会の喜びが雪と一緒にすべてを融かしてくれます。
そうそう、冬眠と言えば冬期間に熊が村に来た形跡がありました。
村にある柿の木の幹にくっきりと熊の爪痕が残っているんです。
おそらく冬眠を前にした熊が餌を求めて柿の実を採るために登ったものと思われます。
これから大勢の人が出入りするのでもう熊が近づくことはないと思いますが、一人で山の中へ入るときは十分に注意してください。
また、食べ残したものを村の中に捨てることもやめてください。
ホントは珍客「森の熊さん」にも名札に名前を書いてもらいたいんですが。
これが恐怖の熊の爪あとです。
そして今日の活動内容も報告します。
ミスターカーペンターは早くも遊具か設備づくりに一生懸命でした。
ミスタークリーンも入り口道路の掃除を頑張っていました。
私ですか?私は大好きなたき火で枯れ枝の始末をしていました。
たき火は絶好の「熊よけ」にもなるそうです。
仕事して、休憩して、また仕事、休憩と、楽しい一日でした。
2018年04月26日
みなさーん、出番ですよ!
川口側からきっちりと車で村まで行けます。
道路を補修する作業チームも入って、ガードレールのロープの張替えや道路の清掃も始まりました。
しかも今年は全くの自然融雪だけで連休前に開通したのは画期的なことだと思います。
併せて手づくり村の様子もお伝えします。
あえて写真は載せません。皆さんの想像力を膨らませて雪どけの村に思いを馳せてみてください。
◎山小屋や遊具は大きな傷みもなくバッチリ、あらためてプロのすご腕を実感しました。
◎雪どけ直後の村は枯れ枝や杉の葉っぱが散乱していました。
◎国宝の山の相川城が昨日までの雨のせいでしょうか、磨き上げたように美白と美青?に輝いていました。
◎ブナ林はすっかり若葉が出そろい森林浴に最高の状態でした。
◎山菜が一斉に芽吹いていました。
一番採りした山菜はみずみずしくてとってもおいしそう。
◎カタクリの花が咲き始めました。
斜面をうす紫で埋め尽くすのもまもなくでしょう。
ゴールデンウイークは手づくり村で再開と再会を楽しみましょう。
2018年04月25日
スプラウトな毎日
今日のタイトルのような言葉があるかどうかは知りませんがとにかく「スプラウト野菜浸けの毎日」です。
スプラウトとは植物の新芽のことですね。
正確にはもやしや豆苗、カイワレ大根など、新芽を食べるために栽培する野菜をそう呼ぶのでしょうか。
ビタミンやミネラルなどの豊富な食べ物として知られています。
でもこの時期は野にも山にも新芽があふれていますね。
この時期食べる植物と言えばすべてが新芽。
フキノトウに始まり、コゴミ、ウド、タラの芽、木の芽、野菜にしてもトウナ、小松菜、ブロッコリーニラ、どれもが植物の新芽です。
そして真打タケノコも顔を出し始めました。
あのズングリムックリの存在感は竹やぶで見つけた時から食べる時までテンションが上がりっぱなしです。
今年はタケノコの当たり年だそうで当地でも大収穫が期待できます。
同じ新芽仲間でもこの時期はもやしやカイワレにはちょっと道を譲ってほしいものです。
科学的な栄養価もさることながら、新芽の生命力のおすそ分けをもらうだけで身も心もみなぎって来るようです。
この時期だけは老、病、死から離れてスプラウトな毎日を楽しみましょう。
それにしても植物は羨ましい、毎年春になるとリセット出来るんだから。
では雨の中、雨後のタケノコ掘りに行ってきます。
2018年04月21日
ウグイスと共演してきました
例年、除雪作業が早い川口側から入ってみましたが、残念ながらまだ道路には雪が残り、結局村へは行けずバリケードがある小高地区から約2kmほど入ったところで折り返しました。
もう道路に雪が残るところでも20~30cm、簡単に除雪も出来そうですがまだ除雪機械が入った形跡はありません。
でも行きどまりの場所で車から降りて持参したオカリナを吹いてきました。
春を迎えた野山ではさえずりの練習中でしょうか、ウグイスの鳴き声が響き渡っていました。
こちらも負けじと春の歌を奏でて贅沢な共演を楽しんできました。
だーれもいないのどかな渓谷にこだまするオカリナの音色にすっかり自己陶酔してしまいました。
また、山裾には山菜もたくさん目につきました。
きっと山菜を採る人の数が減っているのしょうね。
ここにも高齢化の波がヒタヒタと押し寄せているようです。
ささやかだけどいい気持の1日でした。
まだ見える景色の半分は白かったです。
2018年04月20日
雪椿まつりのご案内
三万本の雪椿が満開を迎え、全山が真っ赤な雪椿の花に彩られています。
整備された山道を歩くと足元にはカタクリ、キクサキイチゲ、ショウジョウバカマなどの春の山野草もたくさん見られます。
芽吹きを始めた軟らかい新緑の木立の森もこの時期ならではのやさしい表情を見せています。
21,22日はお天気もよさそうです。
春の野山を歩いてみませんか。
日時: 4月21(土)~22日(日)
9:00~16:00はお茶のサービスもあります。
場所: 小千谷市桜町愛宕山
小千谷インターを小国方面に向かい、高速道路を
くぐり右折すると案内のノボリがあります。
(インターより約1km)
駐車場もあります。
即売会:珍しい雪椿油やその油を加えた雪椿うどんの販売も
あります。
2018年04月14日
桜前線到着、そして他の前線は?
有り難いことに全国きっちり平等に順番にです。
しかも折からの寒の戻りでその前線が我が家にじっくりと居座ってくれてます。
この季節は天気予報などで盛んにうぐいすの初鳴きやトノサマガエルの初鳴きなど様々なかたちで春の到来を伝えています。
いったいどんな生物を通して季節の観測をしているのでしょうか。
調べてみたら動物、植物ともにたくさんのアイテムが観測されていることを知りました。
桜前線以外に植物ではウメ、アジサイ、カエデ、イチョウなどちゃんと観測する木を決めているんだそうです。
動物もたくさんありました。ウグイス、ツバメ、モンシロチョウ、ホタル、アブラゼミなど。
こちらは観測する生き物を決めるわけにはいきませんから気象庁の職員の五感まかせでしょうか。
気象庁が指定しなくてもこれから様々な生き物の初お目見えを実感して季節を実感できますね。
ちなみに私が体感した春の生物、ほかにはスイセン、スミレ、シバザクラ、ツバキ、ヒヤシンス、キノ芽、コゴミ、ウド、タラノ芽など、動物ではヒバリ、ヤマバトなどなど。
それもスタートはやっぱり春、カレンダー通りに1月からでは無理ですね。
2018年04月11日
黒一点の心地よさ
「紅一点」という言葉は昔からおなじみの言葉ですね。
女性の社会進出が珍しかった時代に、多くの男性に交じって活躍している女性の姿を現した言葉だと思います。
その反対語、つまり大勢の女性の中にいるたった一人の男性を表す言葉ってあるんでしょうか。
ネットで調べてみたけど見つかりませんでした。
黒一点か青一点か白一点か(もっとも男を白に例えるのは紅白歌合戦だけ?)、そんな言葉はありません。
だいたいビジュアル的に想像してもちっとも美しくも麗しくもありませんね。
でも最近私はその黒一点状態にはまっています。
昨夜の夜桜見物もそうでした。
一緒に写経をやってるお寺の仲間と一緒に桜の下で大宴会をやりました。
集まったメンバーは女性8人に男性は私だけ。
当然話題も女性の関心ごとがメイン、だから政治の話も、格闘技の話も出てきません。
こちらはお酒をチビチビやりながらみんなの話に耳を傾けるだけ。
またお酒の飲み比べも無理強いもありません。
そしてテーブルの上にはみんなが持ち寄ったご馳走やスィーツがたくさん。
とっても居心地の良い春の宵でした。
そんないい雰囲気にスムーズに入れてもらうための私の小さな工夫は、会場の設営や片付けの時に頑張ること、企画や会計などの雑用を進んでやること、そして自慢話や知ったかぶりをしないこと、でしょうか。
でもこれが若いときだったらもっとよかったのに、と思ってはいけませんね。
毒もアクも牙もなくなった今だからこそ仲間に入れてもらえるんでしょうね。
めでたしめでたし。
2018年04月07日
手づくり村はまだ遠い雪のかなた
今年は「豪雪地帯、、、」とかいう制度が適用され国から多額の補助金が出た。
しかもその後の予想外の早い雪消えで思ったより除雪費はかからなかった。
それなら県道の山の相川ルートの除雪ももう終わっているかも。
と、私の勝手な思い込みから車の通行可能を期待して様子を見てきました。
残念ながら例年と変わりませんでした。
田麦山、小高地区の奥でいつものように行き止まりでした。
周りの景色は「北国の春」の歌詞2番そのままでした。
♬ 雪どけー せせらーぎ 丸太橋、、、
やっぱり、手づくり村は遅い春がの似合うんですかね。
2018年04月05日
風呂が沸いたよ~ !
それが今でもそんな声掛けをしてくれる友人がいるんです。
家族じゃなくて「友人」というのがポイント。
近所に住む友人は我が手づくり村メンバーに負けないくらいの手づくり大好き人間で、自宅の庭になんと茅葺屋根の茶室と自然石を積んだ露天風呂まで作っちゃったのです。
そしてその手づくり露天風呂が沸くと冒頭のように私をお風呂へ誘ってくれるのです。
さらにもう一つの楽しみは風呂上がりの一杯。
大きな生ビールのジョッキと友人夫婦が丹精込めた手料理がどーんと食卓に用意されていました。
ほんの一杯のつもりが楽しい語らいとともにお酒がグングン進んだのは当然です。
世の中にこんな幸せってあるでしょうか。
豪華客船の旅や高級割烹旅館の宿泊も悪くはないですが、据え風呂、据え膳、据え談笑こそ私には至福のひと時でした。
これが自慢の手づくり露天風呂です。
友人のこだわり感が随所に見られます。
ついでに恥ずかしい写真も公開しちゃいます。
まさに小原庄助さん気分です。
2018年04月03日
百花繚乱
そのおかげで我が家の庭には一斉に春の花が咲き始めて、またまた「雪国に生まれてよかった」を実感しています。
どの花もすでに見た方も多いとは思いますが、私の日記代わりに今日現在の花を並べてみました。
トップバッターはおなじみのフキノトウ、もう何回も春の味を楽しませてもらいました。
こちらもだいぶ前から。ナニワズ、夏には消えるから別名ナツボウズ。
春の妖精、その1カタクリ、6月には消えてしまいます。
妖精その2、キクサキイチゲ。
妖精その3、雪割草。
春のエース、スイセン。
隣の家の水芭蕉もちょっと拝借。
ヤマザクラも咲き始めました。
北国の春、コブシも咲きました。
早くもシバザクラも。
珍しい春蘭も見つけました。
以上11花繚乱の我が家の庭からお送りしました。