税理士・診断士の税務&マネジメントお役立ちブログ

税務・会計はもとより、経営戦略・戦術、起業、医療問題、その他雑談、ぼやき等、中小企業経営に役立つ話題を中心にお送りする、武蔵野、三鷹近辺で活動する税理士・中小企業診断士のブログです。中小企業経営者、これから起業を目指したいと考えている皆様に「とても役に立つ(かもしれない)」と思われる話題を提供できるよう、日々、精進に努めさせていただきます。

2006年02月

再生請負人、星野佳路・・・「プロフェッショナル仕事の流儀」

NHKのプロフェッショナル仕事の流儀は面白い。始まってまだ七回目だが、今回の2月21日の放送は、その第一回目のアンコールとして、星野リゾートの星野佳路氏を紹介していた。一回目の放送は、内容も良かったし、見逃した人も多かったのであろう。私も見逃していたので、とても興味深く番組を見た。

この星野氏は、様々な温泉やリゾートの再建を果たしている。最初は自身が二代目社長として再建を果たした軽井沢の星野リゾートの再建であった。それから多くの温泉などの再建が依頼されるようになったという。この番組でも石川の山代温泉の老舗旅館、静岡の伊東の老舗旅館の再建の風景が放映されていた。
福島県のアルツ磐梯リゾート、北海道のアルファリゾート・トマムも傘下に収め、再生を進めて成果を上げている。現在は米大手証券と組んでと組んで、多くの温泉旅館の再生も手がけている。

◆原点は星野リゾートの再生
原点は、31歳の時に父の後を継いで、星野リゾートの再建を果たした時の挫折と成功体験であった。じつは最初の頃は、大失敗の連続であったそうである。アメリカの大学で学んだ経営学をもとに、一流ホテルを目指し、マニュアルを作成し、トップダウンで経営を行った。しかし、ベテラン社員が次々と辞めていった。料理の味のについを注意すると、シェフが辞めていった。100人近くの社員の3分の1の社員が辞めていった。職安などへ人の採用のために奔走した。しかし困難を極めた。このような落書きがあった。「星野に行くと殺される」。給料は安い、過激なトップダウン、長時間労働、などの評判で人はほとんど集まらなかった。

残された若手社員を生かすしか残された道はなかった。例えばブライダル部門の責任者、当時31歳の結婚式場のカメラマンを充てた。今までまったく人を使った経験もなかった人であった。仕事が終わって、経営のレクチャーをした。そして結婚式に欧米で流行っていたシャンパントーストを取り入れる企画などが当たり、新たな名物となった。
これがきっかけで、「任せれば人は自分で考え、楽しみ、動き出す」ということを確信したという。社員に残ってもらうには、楽しみを与えるしかなかったと、星野氏は言う。またそれ以来、従業員を怒らなくなったという。

◆ユニークな経営手法
この人の経営手法はユニークである。例えば社長室はない。休みを取って空いている社員の机を使う。いつも出かけているのでもったいないし「社長は偉くない」という考えが基本にある。会議には誰でも参加でき、決めるのは社長ではなく社員。情報はすべてパソコンに入っている。書類は紙ではもらわず、名刺などもデジカメに撮ってすべてパソコンに収める、などである。
一番面白いのは、組織はピラミッド型ではなく、10人ぐらいのユニットで、その長であるディレクターは立候補と投票で選ぶというもの。ユニークではあるが、これらの手法も学ぶ点が多いのではないのだろうか。

◆コンセプトの考え方
静岡の伊東の泉荘という旅館の再建、コンセプトの設定の風景が流されていた。
資料を調べているうちに、この旅館に根強くリピーターとなってくれている客層がいることが判明した。以下のような三つの客層であった。
60歳以上の夫婦、50歳以上の女性グループ、孫を連れた三世代グループの三つであった。そして中堅社員を集めて白熱の議論をした。

コンセプトが見えてきた。女性が決定権を握っている。いつの場合でも熟年女性を満足させる「熟年女性のマルチオケージョン温泉旅館」であった。
社員にコンセプトを伝え、実行に移った。現場の社員達が考え、実行に移す。そして旅館も活性化されてきた。お客の名前を覚えるなど細かなことに気を配り、仕事を楽しむようになってきた。星野氏は言った。「やることはわかっているし、アイディアも出てきている。もう任せても大丈夫。」

◆任せれば、人は楽しみ、動き出す
この人の能力一番の大きな特徴・能力は、人をやる気にさせ「組織を活性化する」ということであろうと感じた。ピータードラッカーは、リーダーの条件は「組織に生命の息吹を与え、活性化させることである」というようなことを言っていたが、まさしく「組織に生命の息吹を与えている」という感じがした。
星野氏の絶対ぶれない確信として、「従業員はお客様に喜んで欲しい、楽しんで欲しいと思っている」これを信じるという。経営再建の現場では、社員に「主人公はあなたたたち社員です」と繰り返し繰り返し言う。「任せれば、人は楽しみ、動き出す」、人を動かし組織を活性化させる原点だと思った。

通販事業者が実店舗を持つメリット


◆中抜きで低価格を実現
住宅設備をネット通販する「アテックス」という会社があるそうです。サイト上では、リビング用の器具照明やシステムキッチン、浴槽など大手メーカーの多様な住宅設備周りの商品が並び、正規価格の半額程度の商品も少なくないそうです。

住宅設備品は通常、メーカーから一次・二次卸、リフォーム会社などの施行業者を通して消費者に届くそうです。それをメーカーや卸から直接仕入れるルートを構築したから、このような低価格を実現できたそうです。当然、メーカーなどから圧力がかかって、取引一時停止などの措置があったということです。しかしネット取引の普及で、取引経路の短絡化が進み「風向き」も大きく変わり始めているそうです。

◆実店舗を持つことのメリット
このアテックスという会社は、ネット事業のみでなく、実店舗も4店舗展開しているそうです。通常ネット企業が実店舗を持つと、家賃などの固定費が割高になり、採算面で厳しくなるのですが、実店舗を持つことによって、以下のような3つのメリットがあるそうです。
‐暖饉堝宛を把握することで経営に生かせる。
▲優奪箸蛤澹砲龍ν化を計れ、仕入コストが削減できる。
実店舗を持つことによって、優れたデザインの海外ブランドの商品の仕入も可能になり、サイト全体のブランド力と認知度の向上につながる。

この3点が、実店舗を持つことのメリットなのだそうですけれども、の海外ブランド商品の輸入以外、つまり、,離▲鵐謄淵轡腑奪彭な利用による消費者ニーズなどの把握や∋兎コストの削減などは、いろいろな業種・商品のネット販売にも応用できるのではないのでしょうか。

信用保証協会の保証率が変わります

(日経朝刊 2月19日より)
◆信用保証協会とは
信用保証協会の保証制度というものがあります。通常、融資を受ける場合は第三者の「保証人」や土地などの「担保」が必要です。そういうものがない場合など、中小企業に対する融資について、信用保証協会を通じて国が補償する制度です。中小企業が信用金庫から借入する場合など、信用保証協会の保証をつける場合が多くあります。

◆保証率が変わる
この場合、保証人や担保は必要ないのですけれども、信用保証協会に対して「保証料」を支払わないといけません。その保証料は、以前は融資額の1.3%に統一されていましたが、平成18年の4月から、0.5%〜2.2%の9段階になるそうです。この保証率の違いは企業の信用力の違いから来るのですが、この保証率の段階化によって、信用力のない企業は保証率が高くなりますが、借り入れがしやすくなります。また、信用力の高い会社は安い保証料で借り入れができるということになります。

◆中小企業信用リスク情報データベース
その段階別の保証率はどのように判断されるのかというと、中小企業信用リスクデータベース(CRD)で企業を格付けし、訪問調査も踏まえて決めるそうです。基本的に無担保で利用できますが、担保があれば保証料率を0.1%割引くそうです。

◆信用保証協会も債務の切捨て可能に
また去年の12月29日の日経朝刊には、以下のような記事がありました。

翌年1月から、全国の信用保証協会が中小企業向け債権の放棄に応じることを認める。金融機関が私的整理ガイドラインに基づいて再建する企業の債権などが対象。事業の成長が見込める中小企業は債権放棄で負債を軽くし、再生を進める。産業再生機構と大手銀行が進めた大企業の再生が一巡し、景気の持続的な回復に向けた中小企業再生が本格化する。

通常、中小企業が支払い不能になった場合、信用保証協会が肩代わりするわけですけれども、今度は中小企業の社長に信用保証協会から請求が来ます。その債権を今まで免除することが出来なかったのが、場合によっては免除可能となったということです。

専門店の専門化


(2月18日 日経新聞朝刊 より)
◆専門・専門店、続々と
最近、衣料や靴チェーンに「専門店の専門化」と言える店舗が増えているそうです。例えば靴の「ABCマート」なら女性靴専門店を展開し、将来的に男性向け革靴店も展開するそうです。衣料の「ユニクロ」なら女性下着や子供衣料の店。同じく衣料の「ユナイテッドアローズ」も男性向け、女性向けのそれぞれの専門店を展開しています。

◆店舗内装も変える
店舗の雰囲気もターゲットに合わせて変えるそうです。例えば「子供」にターゲットを絞れば、動物をかたどった壁面にしたり、子供が喜ぶデザインなどを取り入れたりする、子供が遊ぶ場所をつくるなどの工夫をするなどです。
消費者は、こういった雰囲気作りに反応してリピーターになる傾向があるということです。

◆郊外出店の規制への対応
このような「専門・専門店」は、いずれも売り場面積が60〜150岼焚爾如通常店舗の半分以下なのだそうです。07年度から大型ショッピングセンターの郊外出店が規制されることになっており、それによって専門店の郊外出店の余地が少なくなるため、その対抗策にもなりうるそうです。つまり、広い用地がなくても都心の地下街や駅ビルなどの狭いスペースにも、迅速に出店できるという戦略的な狙いもあるということです。

◆ピンポイントで消費者ニーズを満たす
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ここ10年ぐらいは「専門店の時代」と言われてきました。「家電」「衣料」「靴」など、専門店がスーパーや百貨店の顧客を食ってきたような形です。商品部門を特化し、より深い品揃えで、きめ細かく消費者のニーズにマッチした商品を提供してきたからです。しかし、その専門店も飽和状態で、専門店同士の競争も激化しています。

⊂暖饉圓料別がより厳しく
それから、消費者の商品選別も厳しくなり、従来は色、サイズ、素材、デザインのうち、どれかが好みと異なっていても妥協した。しかし今や消費者のタンスには過去に購入した衣料品が詰まっており、すべてに納得しないと手を伸ばさないそうです。

このような理由で、今まで以上により細かく消費者ニーズにを満たすためにも「専門店の専門化」が必要なのだそうです。

新・会社法で株式会社の運営はどうなる?・・・新・会社法の影響

前回、前々回と「新・会社法の枠組み」「有限会社がなくなるとどうなる?」ということについてご説明しましたが、株式会社に一本化された後の、「株式会社の運営」について、る株式会社の運営上のメリット・デメリットという切り口でご説明いたします。

◆新・会社法による株式会社のデメリット
株式会社のデメリットとしては、以下のようなものがあります。
ー萃役の任期が10年に。(現行の有限の任期は無期限)
決算広告が必用になります。(現行の有限は決算広告不要)

◆新・会社法による株式会社のメリット
‐渡制限会社は取締役会が不要になる
新・会社法では、「★譲渡制限会社」に限って、取締役会が不要になります。通常、株式会社は株主総会と取締役会があるのですが、小規模の法人の場合、ほとんどメンバーが同じで意味がないので、「譲渡制限会社」については、取締役会が必要ないということになりました。

★譲渡制限会社かどうかで変わってくる
株式会社は「譲渡制限会社」と「公開会社」に区分されます。「譲渡制限会社」とは、定款の規定により、株式の売買を自由に出来ないようにする会社のことです。譲渡制限には乗っ取り防止などの重要な目的があります。
それに対して「公開会社」は、株式の売買が自由に出来る会社です。いわゆる上場会社・公開会社とは異なった意味合いを持っていますので、ご注意下さい。

⊆萃役が1名でOK。(現行の株式は3名以上、有限は1名以上)
4萄彩鬚鬚かないことも可能です。(現行の株式は1名以上、有限は不要)
と起人も一人でOK。

有限会社がなくなるとどうなる?・・・新・会社法の影響


◆有限会社がなくなる
平成17年6月29日に、国会で新・会社法が成立し、7月26日に公布されました。実際にこの法律が施行されるのは、翌、平成18年5月の連休明けごろといわれています。中小企業にとって、大きいのは「有限会社がなくなる」ということだと思います。これはつまり、有限会社法がなくなり、株式会社に一本化されるということです。この有限会社がなくなるということを簡単に見てゆきたいと思います。

◆有限会社がなくなり株式会社に一本化
今までは「商法」により、株式会社の規定がなされ、有限会社は「有限会社法」により規
定されてきました。今回の新・会社法により有限会社法がなくなり、株式会社に一本化さ
れます。従ってそれ以降、有限会社の設立も出来なくなります。

◆資本金一円で株式会社の設立が可能になる
(特例会社との違いは恒久性)
新・会社法では、資本金一円でも株式会社の設立が可能になります。現在も資本金一円で
設立できる、いわゆる「特例会社」というものがありますけれども、その特例会社との違
いは恒久性、特別の届出が不要になる恒久会社ということです。この背景には、「最低資本
金制度は参入規制に過ぎない」という考え方もあるようです。

◆有限会社は「特例有限会社」として残れる・・・株式会社への変更期限はない
それでは、現在すでに設立されている有限会社はどうなるかというと、そのまま何もせず、
特例有限会社として残ることが出来ます。ただ、法律上は「株式会社」としての取り扱い
となります。今のところ、株式会社への変更期限は設けられていません。

◆有限会社を株式会社に変える場合
また「商号変更」の手続きをすれば、「株式会社」を名乗ることが出来ます。現在、商号変更の手続きは3万円ほどの登記手数料で可能ですが、改正後の商号変更については、詳細はまだ未定となっております。前述のように、この手続きは強制ではないので、そのまま有限会社の名称を使用してもかまいません。
それから、先に資本金を一円で作っておいて、株式譲渡制限会社へそのまま移行するということも可能です。これも大きな選択肢の一つだと思います。

◆設立に際するメリット・・・類似商号規制廃止
そのほかの今回の法改正の移行によるメリットとも言えるものが、「類似商号規制の廃止」
と「銀行保管証明が不要」になることです。
まず、類似商号規制廃止ですが、通常、同一登記所の管轄内で、同業種で同じ名称の法人
名が既にある場合、その商号は類似商号として使用不可能でした。それが、自由に商号を
使えるようになったのです。ただ、「不正競争防止法」による規制は残りますので、有名
起業の商号等は使用できないケースが出てきます。

◆設立に際するメリット・・・保管証明が不要に
それから、これまで株式会社等を設立する場合、銀行に「払込保管証明書」を発行してもらっていたのですけれども、それが「残高証明」で代用でき、設立まで払い込んだお金が使えないという不都合がなくなりました。

新・会社法の概要・枠組み

◆会社法の大改正→商法廃止し、会社法へ
平成17年6月29日に、国会で新・会社法が成立し、7月26日に公布されました。実際にこの法律が施行されるのは、平成18年5月1日からです。「施行規則」が整備されて初めて施行されます。この新・会社法には「選択の多様性」など、以下のような意義があるということです。

1.規制の緩和・・・選択肢の多様性の促進等
2.制度間の不均衡の是正・・・株式と有限会社は、実質的にはほとんど変わらない
3.規制の強化・・・内部統制や法令順守、情報開示などの強化

◆法改正が中小企業に与える具体的な影響
新・会社法の施行と関連法案の施行が中小企業に与える大きな影響として、以下のようなものがあります。とくに「有限会社がなくなる」ということが、一番大きいのではないのでしょうか。

1.株式会社一本化で有限会社がなくなる
2.LLP(有限責任協同組合)の創設
3.LLC (合同会社)の創設
4.会計参与制度の創設

次回は「有限会社がなくなる」の意味について、簡単にご説明したいと思います。

一円起業の功罪

◆一円起業の功罪
資本金一円で会社が設立できるという、いわゆる一円起業。2003年度2月1日に制度が導入されて以降、約3年間で設立が3万社を超えたそうです。
このいわゆる一円起業というもの、実際は問題点が多くあります。一円で設立できるのはいいけれども、毎年官庁に届出が必要など、事後手続きが面倒。それから設立後5年以内に資本金を300万円(有限会社)ないし1000万円(株式会社)に増資しないといけないなど、難しい点がけっこうあります。資本金1円で設立した会社が、資本金300万円の有限会社にする場合でも、5年間で会社を軌道に乗せて、そこそこ利益の出る会社にしないといけません。かなりの会社がこれをクリアできないものと言われていました。

◆新会社法との絡み
今年5月に「新・会社法」が施行されますが、新・会社法では有限会社がなくなり、資本金が一円から設立できるようになります。現在の「一円起業」との違いは、その継続性にあります。
一円起業は5年間で資本金を300万円まで引上げないといけないのが、新・会社法ではその必要性はありません。つまり未来永劫に、資本金は1円で済むわけです。
それから、現在の「一円起業」との兼ね合いはどうなるか、ということが問題になります。これについては、すでに一円で設立された企業は「組織変更」により「株式会社」にするということが可能です。この新・会社法は今年の5月から施行されますが、それまでに安い資本金で会社を作りたいという人は、先に資本金を一円で作っておいて、株式会社へそのまま移行するということも可能です。実際、これを見越して一円起業の設立が増えているそうです。これも選択肢の一つだと思います。

映画のDVD発売が早くなったわけ

(2月5日 日経新聞より)

◆封切り後、数ヶ月で店頭に
映画で公開されたDVDの発売時期が早まっているという。2月5日の日経新聞では、その理由が解説されていたので紹介いたします。
例えば、ペ・ヨンジュン主演の「四月の雪」は三ヵ月後に発売、「パイレーツ・オブ・カビリアン」は四ヶ月後ぐらいで発売され、100万枚を突破したという。
以前は観客動員に影響が出るとして、封切からビデオ発売まで、少なくとも180日間空けるという暗黙の了解があったそうである。その暗黙の了解が守られなくなったのには、二つの理由があるという。

◆DVD市場の拡大
その理由の第一として「DVD市場の拡大」が挙げられる。
日本のDVDソフトの売上高は、04年に3000億円を突破し、01年の二倍強に拡大。日米とも、DVDソフトの販売額が映画の興行収入を上回っているという。映画会社もDVD収入を織り込んで映画制作を決定、公開時の記憶が残っているうちに発売したほうがいいそうである。

◆資金調達先の多様化
もう一つの理由として「資金の出し手の多様化」というものがある。
映画の制作費の上昇により一社ではなかなか資金を賄いきれないという側面もある。映画の配給会社以外に、映画館運営会社やビデオ会社、スクリーン・ミュージック販売会社などが資金を出し、リスクを分散するのだという。その結果、関係者が連携して上映期間とDVD発売時期を設定し、利益の最大化を図るのだという。興行収入で黒字を確保できる映画はほとんどなく、投資回収を考えれば、やはり早めのDVD発売が望まれるのだという。

◆映画投資ファンド
つまりDVDの市場が拡大し、投資先が拡大したことによって、回収を早めるためにDVDの発売サイクルが早くなったということである。
資金の投資先で、もう一つ面白いのが「映画ファンド」である。昨年一年間で十以上の映画ファンドが組成され、これまでに募集された映画ファンドの資金総額は、少なくとも500億円弱に上るのだそうである。
例えば、ジャパン・デジタル・コンテンツ信託(JDC信託)は、深田恭子主演の「天使」の著作権を一口五万円に分割して、個人投資家に販売した。これは償還期限3年で映画ファンドの中でも短いそうである。DVDが投資回収の柱となり、DVDの早期発売が、一番販売に力を入れやすく、効果が上がるそうである。

パティシエの選択・・・杉野英実

「プロフェッショナル 仕事の流儀」というNHKの番組がある。毎週火曜日、夜9時15分からの番組である。「プロジェクトX」の後釜番組といえるかもしれないが、後者が「組織」に光を当てたとすれば、前者は「個人」というものにスポットを当てている。
先週1月31日は、アートディレクター・佐藤可士和さんの特集であった。これは、翌日のプログで紹介した。順序が逆になるが、先々週1月24日に、杉野英実さんというあるパティシエの特集を組んでいた。この杉野さんは、1991年に日本人で最初にパティシエの世界コンクールでグランプリを受賞した人。しかし、個店にこだわっている方である。プロとしての生き様に、共感する所がとても多かった。

◆材料が同じなのに、まったく味が違う
杉野さんは、菓子職人を目指して東京のある大手ホテルに勤めた。あるとき、女友達にそれを自慢した。すると「それであなたは何ができるの?」という言葉が返ってきた。杉野さんは「悔しいというよりも、恥ずかしい、という気持ちが強かった」と言う。
それから杉野さんはフランスへ留学することを決意。バイトでお金を作り、地図を見ながら留学を夢見た。

そして25歳でフランスへ。最初に勤めたのが、フランス田舎町の料理店。そこには専門のパティシエなどいなかった。ある時パリへ出かけて食べた、ある店の菓子のとりこになった。そして、その店で働きたいと願い出た。店主のペルティエに「お前は嫌いだ」と言われた。しかし、諦めずに毎週ペルティエに紙を出した。「あなたの店で働かせてください」と。そして、ついに働くことが許された。

いざ働いてみて驚いた。特別の材料はないし、レシピも有名な料理学校のものとまったく同じであったのだ。しかしそこで気づいた。材料のベリーなどはまったく同じであったが、傷んでいればそれを捨てていた。菓子の酒は、一滴残らずしみこませていた。テクニックを使って、ムースなどを軽くしたりする工夫でも味が違う。ある時、弟子がその基本を守らなかった。するとその弟子は追い出されてしまった。杉野さんは思った。「普通のこと、それを完璧にしているところは初めて」。

◆あたり前が一番むずかしい
「あたり前が一番むずかしい」この番組のタイトルである。
「細かいところを諦めるかどうか」「材料が足りなければそれですませようと思うかどうか」。このような誘惑に、何度も負けそうになったという。

素材を一つひとつ検品する、焼き時間を秒単位で守る、酒の料をグラム単位で計る。これが大切だという。ジャムに入れる隠し味のショウガにしても、その厚味でまったく食感が違うのだという。杉野さんは、厨房で一日中怒鳴っている。「これを逃すと商品にならない」という瞬間がある。弟子がそれを怠ると、容赦なく叱咤する。しかし、それは大部分、ケーキへの想いと弟子への愛情なのであろう。
たとえば、杉野さんが得意とするチョコレートのムース。温度管理で大きく変わってくる。そのため、真冬でもクーラーをかける。最高の状態は一瞬。その一瞬を逃すと客には出せないという。

杉野さんは現在52歳。2年前から腱鞘炎にかかり、疲れると重いものが持てなくなるという。
「人を幸せにする菓子」。お客さんが予約したクリスマスケーキを手にする。今年も杉野さんの作ったクリスマスケーキが食べられる。とても楽しみにしていたと、顔に満面の笑みが浮かぶ。

◆進歩がなければおしまい
杉野さんは、同期の5人の中で一番出来が悪かったという。しかしそれが良かったと次のように話した。「器用でなくて良かった。不器用だから努力した。器用な人は、それで努力しなくなった」と。

パティシエに限らず、腕の立つ料理人というのは、四六時中、料理のアイディアを探してアンテナを張っている。杉野さんも「いろいろな引き出しがあり、これとこれを組み合わせるといいんじゃないか」「もっとおいしいものが出来ないかなあ」と、いつも考えている。38年やっているが、「満足しないこと」「職人は進化しなければならない」ということが大切だという。「今日よりも明日、明日よりももっとおいしいものを作る」「永遠の未完成でありたいと思う」という。

トヨタ自動車でも「停滞は退化である」というようなことを言っていたと思う。優れた企業は現状には絶対に満足しない。これは一般ビジネスで生きるすべての人にも言えるのであろう。
学者であろうと、経営者であろうと、職人であろうと、自分で苦労して道を究めてきた人には、目の優しい人も多い。杉野さんの目もとても優しいと感じた。「この人の作ったケーキを食べてみたい」と誰もが思うであろう。

◆パティシエの選択
もちろん以上のような「仕事に対する姿勢」に対してとても感銘を受けたが、この番組を見ていて私が一番感じた所は、この「パティシエの選択」という側面である。
このような腕利きの有名パティシエなら、通常は、店をある程度弟子に任せ、多店舗展開をはかったり、コンサルタントや講師をしたり、プロデューサー的な仕事をするケースが多い。しかし、杉野さんは現場にこだわる。もちろん、プロデューサー的なことへの誘惑がなかったことはないそうである。しかし「性格上、自分のものでなくなっていくことに耐えられなかったという。

「プロデューサーへの道」と「とことん自分の味を追及していく道」。有名パティシエにはこのような選択肢があると思う。どちらも選択肢のうちなのであろう。お金を儲けるには、前者のほうがいいし、また違った面で刺激や面白さがあるのであろう。しかし、自分の味をとことん追及して極めて行くというのも選択肢のひとつなのである。
杉野さんぐらいのパティシエなら、それでも金銭的には充分満たされるであろう。多分、このお店だけでも、軽々と億を超える年商はあると思う。「自分の心のうずきに正直に従えばいい」。私はそう思った。

当事務所にも、若手の有名パティシエのお客様がおられる。一つの店を守り通していく。多店舗展開を図る。様々な業態にチャレンジする。プロデューサー的な仕事を中心にする等、やはり様々な選択があるであろう。色々な方面から声もかかる。しかし、本人の心が一番欲する道を選択するのが、一番満たされているのであろうと私は感じた。

ロングテール理論とパレートの法則


◆ロングテール理論
「ロングテール」とは、最近さかんに見かける言葉です。米『ワイヤード』誌のクリス・アンダーソン編集長が考案した概念だそうです。2004年末あたりから米国で注目を浴び始めました。その意味するところは、「リアルの世界では採算が合わなかったニッチの商品が、ネットの世界ではカネのなる木に変貌しうる」というものです。このような現象を「ロングテール現象」と言います。

直訳すると「長い尾っぽ」という意味ですが、そのままの解釈です。販売ランキング順に販売額の曲線を描くと、ベストセラーが恐竜の高い首(ヘッド)で、ニッチ商品が長い尾(テール)のようになっているところから名づけられたそうです。「ちりも積もれば山となる」理論と言ってよいかも知れません。

◆パレートの法則
これに対して「パレートの法則」というものがあります。別名「80対20の法則」「ニッパチの法則」などと、様々な呼び方をされます。ユダヤ人のパレートが発明した法則だから「ユダヤの法則」と呼ばれることもあります。

これはいろいろなことに活用されています。ビジネスでもとてもよく使われます。例えばビジネス上の売上の分析において、約2割の商品で8割前後の売上を上げていたり、約2割の顧客で8割前後の売上を上げていたりします。「ABC分析」などで統計を取ってみると、だいたい当てはまるものです。リアル店舗では、この法則がまかり通っていました。

◆零細企業に道を開いた
このような理論を覆したのが、ネットビジネスであるといわれています。ネットビジネスでは、このようなパレートの法則が通用しない世界なのです。もちろん、通用するケースも多いのですけれども、それに変わって前述の「ロングテール理論」というものがクローズアップされてきました。

例えば、実在の店舗で商売をしているとすると、年間、数十万円しか売上がなかった商品があります。それがネットでビジネスをすることによって、数千万の売上を上げるようになった、という商品が多くあります。
例えば、風呂敷のネット販売などがありますし、オリジナルのシャツや帽子などもあります。実例は枚挙にいとまがないと思います。リアルの店舗では、なかなかこのような商品の売上を伸ばすのは難しいのですけれども、ネットでは、数千万円の売上が上がります。

私が実際に聞いた商品では、ノートパソコン用のオリジナルの照明付きの台などがあります。何万円もするものですけれども、手作りで、優れたデザインのもので、比較的お金に余裕のある人に人気があるといいます。
これらは、商圏の拡大というのが大きな要因であると思いますが、今までは商売が成り立たなかった個人商店でも、やり方によっては大きなビジネスにつなげることが出来るようになって来ているということです。

◆大企業もニッチで稼ぐ
大手のネットショップなどでは「アマゾン」があります。書籍を中心とした世界最大のネットショップですけれども、販売冊数の約40%を部数ランク10万以下の商品が占めるのだそうです。まさに「ちりも積もれば山となる」です。これは、実店舗での販売なら不可能なことです。なぜならそんなに多く在庫が置けないからです。
ネットでの販売というのは、このようなニッチ商品のニーズをこまめにすくっていくことにより、大きな収益に結びつけている、ということになります。「グーグル」の広告なども零細企業の広告を多数扱うことによって、大きな収益を上げています。「楽天市場」なども、大手企業も入っていますが、小規模企業の集まりという側面もあります。

ネットは時間の制約、場所の制約をなくしました。管理コストはかかりますが、店舗を持たない分、倉庫さえあれば、かなりの商品を置けます。注文は24時間、ネットがつながれば世界中どこからでも可能です。色々な意味で、ビジネスのあり方を大きく変えました。そして、このようなロングテール現象という側面で捉えても、ネットビジネスの影響の大きさというものが窺えます。

ランチョン・テクニックと交際費


前々回「ランチョン・テクニック」についてご紹介しました。食事(軽いランチ)をしながら話をすると、相手の気分もよくなり、話を受け入れやすいというものです。ランチのみならず、夜の接待の効用にも結びつくものだと思います。
商談目的で接待を利用することはよくあります。そうすると、税務上は交際費として扱われるのが一般的です。この交際費について、18年度の改正を踏まえて簡単に、ご説明します。

◆税務上、交際費の支払いへの取り扱いは厳しい
交際費は税務上「冗費の節約」「資本の充実」を趣旨として、接待交際費は損金に算入できないという制約が設けられています。つまり、税務上は必要経費とは認められないということです。お金は出て行ってもその分は必要経費と認められずに、税金をかけられてしまうわけです。
しかし、資本金が5,000万円(現在は特例措置で1億円)以下の中小企業の場合は一定の制約の下、損金算入が認められています。資本金5,000万円(現在は特例措置で1億円)を超える企業については、一切、損金算入は認められません。

◆交際費の損金不算入額・・・15年改正前の特例
交際費については前述のように、原則、損金算入は出来ません。交際費を使っても、必要経費にならないということです。
しかし、一定の中小企業については、以下のような特例が認められています。特例といっても、恒久的な措置といってよいと思います。それから、交際費に関する規定はかなりややこしくなっています。

☆交際費の損金算入限度額(15年改正前)
交際費の損金算入限度額は、それぞれ法人の資本金の額に応じて、それぞれの金額(限度額)を超える部分の金額は「損金算入」が認められません。
資本金の額の区分      損金不算入額
資本金1000万円以下の法人・・・年間400万円(20%の足きりあり)超の金額
資本金5000万円以下の法人・・・年間300万円(20%の足きりあり)超の金額
資本金5000万円超の法人・・・すべて損金不算入

◆15年の特例が平成20年3月31日まで延長
景気低迷下、中小企業が交際費を使うことによる消費刺激効果にも期待して、平成15年に改正が行われました。内容は以下のようなものです。

400万円の定額控除を認める対象法人の範囲が、資本金1億円以下の中小法人(現行=資本金5,000万円以下の中小法人)に拡大されるとともに、定額控除額までの金額の損金不算入割合が20%から10%に引き下げられました。

この特例期限は、平成18年3月31日までに終了する事業年度迄でしたが、今回の税制改正では、この措置についても平成20年3月31日まで、2年間延長されることが決定しました。

☆交際費の損金算入限度額(15年改正後)
資本金の額の区分       損金不算入額
資本金1億円以下の法人・・・年間400万円(10%の足きりあり)超の金額

◆5,000円以下の飲食費を除外・・・大企業も適用
今回の18年度の改正では、5,000円以下の飲食費を交際費から除外するという、ありがたい規定が設けられました。一人当たり5,000円以下の飲食費であれば、交際費等の損金不算入制度から除いてもいいということです。
しかもこの交際費の5,000円基準については、資本金1億円以上の大企業でも、一定の要件を満たす飲食費であることを条件に、一人当たり5,000円までは損金に算入することが認められる、とされています。
この特例も、企業が交際費を使うことによる経済効果を期待する意味合いがあるようです。

★企業の役員間の飲食は対象外
ただし、企業の役職員間の飲食費は対象外です(通常、役員間の飲食費は交際費扱いされます)。つまり、取引先などとの飲食に限られるということだと思います。
また、交際費の損金不算入制度自体が期限の定めのある租税特別措置であり、18年度改正では、その適用期限を2年延長していることから、5,000円以下の飲食費の除外規定も、同様に時限措置となっています。

以上、交際費について簡単にご説明しましたが、交際費の規定はかなり複雑ですし、実務上、調査などで極めて否認される確率の高い項目でもあります。

アートディレクターという仕事

(NHK プロフェッショナル仕事の流儀より)

◆広告の重要性
マーケティングにおいて、プロモーション戦略というものはとても重要なものである。これは誰もが認識しているであろう。そのプロモーション戦略の中でも、「広告」の占めるウエイトはとても大きいと思う。広告の良し悪しで、商品の売れ行きが変わることはざらである。特に現代広告というものは「イメージ」に訴えるものが主流になっている。マーケティングの大家コトラーは、広告について、以下のように興味深いことを述べている。

「最高の広告は、たんに独創的であるだけでなく、売上に結びつくものである。」
「ほとんどの広告は、広告主の金と私の時間を浪費させるものでしかない。」「広告会社は、独創性の不足を広告主のせいにすることが多い。抜かりのない広告主は、穏健なものから斬新なものまで、3種類の試作品をつくるよう広告会社に求めるものだ。そしてたいていの場合、広告主の眼鏡にかかるのは穏健で安全性の高い作品となる。かくして、優れた広告は広告主の手によって葬り去られるのである。」

1月31日夜9時15分からの「プロフェッショナル仕事の流儀」は、アートディレクター・佐藤可士和(かしわ)氏にスポットを当てていた。日本の広告を牽引するトップアートディレクターで今や時代の寵児なのだそうである。
アートディレクターという仕事、そしてそれがどのようなものかを私は初めて知った。私は、佐藤可士和という名前すら知らなかった・・・。


◆人生の転機・・・師といえる人との出会い
この佐藤可士和という人は、多摩美術大学在学中にプロの広告に携わる先生の講義を聞いて、広告の世界で生きることを決意し、大阪の大手広告代理店に入社した。入社後何年かしたある時、自分の作品について酷評された。「カッコつけてて、カッコ悪い」このような評価であった。
それまでは「賞をもらうとか、かっこいいものを作ってデザイナーとして評価されたい」などという「邪念」がいっぱいあった、と佐藤氏は振り返る。

入社して5年、佐藤氏は東京に転勤になった。そこで「乗用車」の広告のビッグプロジェクトに参加することになった。その車とは「ホンダステップワゴン」である。結果的にこの広告が大ヒットに結びついて、彼の出世作になったわけであるが、このときに「師」と呼べる人に巡り合った。コピーライターの鈴木聡氏であった。

鈴木氏は、まず彼に、「広告」というものの考え方を徹底的に話した。「商品とその背景」「なぜその商品が受けるのか」「家族はどのようになっているか」など、徹底的に話をしたという。帰りも一緒だったので、タクシーの中でも議論は続いた。
このとき佐藤氏は「広告とは演出するものだと思っていた」という。しかしそうではなく「広告とは、本質に向いていくもの」「洋服を着せていくものではなく、裸にしていくものである」などということを教えられたという。

最初は、特に際立った個性のない車で、どのように売ればいいか悩んだ。このプロジェクトの最中のある日、同僚が「家族と一緒に出かける休日が苦痛だ」、そのように話したという。そこで佐藤氏はひらめいた。「家族との時間を取り戻そう」「車本体でなく家族と出かけたときの楽しさを取り戻そう」そういう広告のコンセプト考えたという。前述のコピーライターの鈴木氏もこれを見て「すごい」と思ったという。そして、その広告が当たった。車もよく売れた。

◆理論を突き詰め本質をつかむ
「理論を突き詰めていけば、絶対に答えは出る」、佐藤氏はこう考えるようになった。それからは、アイディアが出ないことに対する恐怖感がなくなったという。
アートディレクターという仕事は医者に似ているという。「最初に問診をしてどこが悪いかを突き止める。その課題を解決するデザインを処方箋として提案する」。

「本当に広告は、基本的に見てもらえないものだと思っている、ポスターなども、見てもらえて数秒である」「現代は、多くが同じような個性のない商品になっている。その中でものを売るには、精度が高くないと、ピカピカにコンセプトを磨かないと売るのは難しい」、と佐藤氏は言う。

アートディレクターという仕事は芸術家に近い。というか、名前からして芸術家である。「感性」が主体の仕事である。こういう仕事はどちらかといえば、あまり理論的には考えないし、芸術家タイプの人は破天荒であるというイメージが強い。しかし、意外とこのように大成する人は、理性的に物事を考え、しかも常識的な考え方をする人が多いことも確かである。

それから、学者など理論的に物事を考えるような人で、本当に優秀な人は、結局、感性が優れている。いわゆる大成する人は「右脳」と「左脳」のバランスがいいのではないのかと思う。右脳で本質を捉え、左脳でそれを理論展開する。
ところがバランスの悪い人は、理論展開がうまくても、その理論の根本たる本質の部分が、全くとんちんかんだったりする。またその逆の場合もあるのであろうが、バランスがいい人が大成するというのはどんな職業にもいえるのではないのか、と感じた今日この頃であった。

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