◆カスタムメイドの食品詰め合わせ
様々な分野で、カスタムメイドやオーダーメードの商品が増えている。そういった、消費者の選択肢が増える中で、食品の詰め合わせを自分仕様に選択できるデリバリーがあるそうである。
「イースイーツ」という会社が運営する食品通販サイト「デリバイキング」がそれであるが、例えば、「金沢産の烏骨鶏の卵を使ったプリン」と「南米産のフルーツ果汁入りカムカムドリンク」一缶の注文など、従来は詰め合わせなどで、大量に注文するしかなかった食品が、一個からでも注文できるというもの。
1人暮らしの人などは、従来のセットで注文すると食べきれなくなってしまったり、たくさん買ってもおいしいかどうか分からない場合も多い。また、あれもこれも食べたいというニーズもある。
そこで社長の藤原氏は、「お取り寄せ」が好きな女性をターゲットとし、レストランのバイキング料理のようにいろいろな食品類を少しずつ組み合わせて配達してもらえる「デリバイキング」を考案したという。このシステムは「ビジネスモデル特許」も出願済みであるという。
現在、このデリバイキングに出店しているメーカーは、菓子やジャム、調味料、漬物、コーヒー・飲料など45社であるが、将来的には150店に増やしたいと言う。
2007年3月期の見込み売上高は約4000万円で、企業の出店料と売上高ロイヤルティーが収入だそうである。

◆消費者の多様なニーズに応えるビジネスモデルが増える
様々なところで、カスタムメード・オーダーメードの商品が増えている。多品種少量生産の時代になって久しいが、消費者はそれでは飽き足らずに、より「自分仕様」の商品やサービスを要求する時代になっている。また、ITや宅配便などの普及で、そのような消費者の多様なニーズに応えることができる環境になってきている。
このような食べたい食品を様々なメーカーから自分の食べたい分、ほしい分だけ選べるというビジネスモデルは、面白い試みである。これからもっと、いろいろな商品やサービスで、比較的安くかつ迅速に、自分仕様の商品やサービスを手に入れることができる時代になっていくと考えられる。また、そういったニーズに応えていく企業が伸びていくとも感じた。