人間、だんだん年をとるに連れ、葬儀に参列する機会が増えてくる。今生の別れ、愛する人や身近な人との別れは悲しいものである。また、仕事をする人は、取引先の葬儀に参加する機会も多いと思う。私の職業も、やはりそういう機会は多い。
日経新聞に「葬儀の常識」の記事が掲載されていたので、私はここら辺の常識に疎いので、確認の意味でまとめておきたい。日経新聞であるから、ビジネスを前提としているが、ポイントをまとめると以下のようなものである。

○通夜と告別式のどちらに参列するか
◆告別式の日程しか知らされなければ、通夜ではなく葬儀・告別式に参列する。
 事情で告別式には参加できない場合、事前に連絡して通夜に参列。
◆通夜の連絡もあれば、両方に参列するのが本来の姿。
◆ただ最近は、通夜か告別式のどちらかに参列すれば礼を尽くしたと受け止められるようになってきている。

○香典等
◆手伝いをする人も香典は必要。焼香は混雑時をさける。
◆「ご厚志は辞退」というのは、香典も受け取らないという趣旨。
 しかし念のため香典は用意し、会場の様子を見て対応する。
◆香典は最初の弔問時に持参する。
通夜、告別式両方に持参するのは「不幸が重なる」意味合いにもなるので注意する。
◆事前に宗派がわからない場合の香典袋・・・四十九日の法要の前までは「御霊前」、法要当日からは「御仏前」となる。
◆金額は年齢や立場で異なるが、会社関係は5千円〜2万円程度。
◆連名は3人まで。4人以上の場合は「○課一同」などと記し、全員の氏名は別紙に書いて中包みに入れる。
◆通夜や葬儀に参列できない場合、弔電を打ち、後日、香典を郵送しても失礼には当たらない。

○社葬の場合のビジネス上のマナー
◆相手が社葬を行う場合、一般的には故人と同じぐらいの役職の人が参列する。
◆代理人を立てる場合、自分の名刺を持たせる。
◆花輪や供物の役割は、個人葬より重要。
◆社葬では、受付での記帳時に名詞を差し出すが、この際、名詞の右肩に「弔」と書くか、左下を内側に折り曲げて差し出すのがマナー。
◆上司の代理として出席する場合は、上司の名刺に「弔」と書き、自分の名刺には「代」と書く。

(日経朝刊 07.09.08  NIKKEIプラス1より)