この年の8月は全国で記録的な猛暑であった。7月はそうでもなかったが、8月に入り、日本列島を猛暑が襲い、9月に入ってもその勢いは続いている。8月の気温は、埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で40.9度と74年ぶりに国内の最高気温を塗り替えたほか、日本全国、821の観測地点のうち107地点で史上最高を記録したという。

このような猛暑の中、売れた商品を日経新聞の記事から紹介したい。また以外に売れなかった商品もあるという。以前にもインスタントラーメンが猛暑で売れたことなどを紹介したが、また違う商品にも影響が出ているという。以下のような商品やサービスがそれぞれの理由で売れたり売れなかったりしたという。
気温や気候が商品やサービスの売れ行き、経済に与える影響というものは、本当に大きいということである。

◆インスタントラーメン、カップラーメン
インスタントラーメンやカップラーメンの8月の売り上げが、イトーヨーカ堂では全国店舗で前年比2割増えたという。「台所で長時間、日を使いたくない人が多かったのではないか」との見方をしている。
◆マニキュア
ローソン担当者によると、マニキュアが予想外に売れ、8月は前年の2割り増しだったという。足の爪に塗るペディキュアとして、若い女性が購入するケースが多く、「猛暑でサンダルを履く人が増え、需要が増したのでは」と見ている。
◆タクシー
意外と、猛暑で日傘代わりにタクシーを使う人が多かったという。確かに、暑いと歩くのもいやだという人もおおいという感じであろう。l
◆スプレー式殺虫剤は思わぬ不振
ゴキブリなど害虫を駆除するスプレー式殺虫剤が意外に不振だったという。理由として、「ゴキブリやハエなどの活動が活発になるのは28度〜33度。暑すぎるとむしろ活動は低下する」のだという。また「エアコンをかけて窓を閉め切るため、無視が進入しにくかった可能性もある」ともいう。

(日経朝刊 07.09.02号より)