2007年11月03日

米澤穂信「夏期限定トロピカルパフェ事件」3

高校二年の夏
小佐内スイーツセレクション・夏をめぐって起こる事件の数々
小鳩君と小佐内さんは小市民でいられるのか?

私もかなり甘いもの好きですが、あまり量が食べられず
ケーキも2個目にはいると自分のなかのクリーム度が満杯になり食欲がド〜ンと落ちる
小佐内スイーツセレクション・夏
小佐内さんの甘いものへの欲望たるや凄い
しかし本作での小佐内さんの可愛らしい目論み 実は彼女本来の"狼"の目論み
それに巻き込まれる小鳩君は悲しくも解明してしまい、ふたりの小市民としての
未来は...

以上、こんな感じで書くつもりじゃなかったが、一気に要約してしまった....

本作は夏休みに小鳩君が小佐内さんの食べたいスイーツりストを一緒にまわります
そんな小佐内さんを何かおかしいと怪しみながら甘いもん巡りをするわけですが
ここのケーキ食べた〜いとか言う女の子に、何か隠してないか...とか怪しむところが
おかしいわけで、こんなところに小市民なのか?な二人の正体がちょっと見えて面白い

それでも初めの方は、美味し過ぎるケーキを小佐内さんの目を盗み食べれるかの
知恵比べ的なほのぼの事件からはじまり、そのうち親友(なのか?) 堂島君のおせっかいな故の
事件に関係していきます

「春期限定..」では、いきなり過ぎて何だかわからぬうちに、あまりにも日常的な謎ばかりの
話で二人の正体とか思わせぶりな話だったのに、うってかわって本作は この後小佐内さん
誘拐事件が起こり二人が対峙すると言う、かなり違った感じの本になっています

「春期」を読んだ後「ボトルネック」読んで何だこれ暗過ぎて米澤氏はダメだ...とか
思ってて苦手感アリ しかしこの本は、かなり面白く秋期限定...が読みたい
しかし今は、もう秋みたいな...

じっさい小佐内スイーツセレクション・夏を見てると、けっこう詳細が書かれてて
甘いもんが食べたくなります 米澤氏じたい甘いもん好きなんだろうか?

面白いと思いながらも、狐たる小鳩君と狼の小佐内さんの最後のシーンが
何故そんな方向へ!と思う感もありますが、この感じがこの人本来な感じっぽい(BY 3作しか読んでない人のほぼ感)
しかし次作以降、どう考えても大きな事件が増えて行くと思われ
大きな事件の方が面白いけど、密かに好きなキャラの堂島君とかのボケとか
満載した日常的話も沢山残して欲しいと思う ってどっちなんだよ!

tg-wco4be2 at 15:35│Comments(4)TrackBack(2)clip!米澤穂信 

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. (書評)夏期限定トロピカルパフェ事件  [ たこの感想文 ]   2007年11月04日 18:13
著者:米澤穂信 高校2年の夏、夏休み直前の祭で小佐内さんはにっこりと笑って言った
2. 夏期限定トロピカルパフェ事件 米澤穂信 創元推理文庫  [ TALKING MAN ]   2007年11月04日 23:53
『春期限定いちごタルト事件』に続く〈小市民シリーズ〉第二弾。

この記事へのコメント

1. Posted by TALKING MAN   2007年11月05日 00:01
こんばんは
小鳩君と同じように甘いものはわりと苦手な方なんですが、だからこそシャルロットの描写がツボに入りまくりというか(笑)。

結末に関してはこれがまあこの人の味でしょうね。
2. Posted by きりり   2007年11月05日 01:43
TALKING MANさん 
いきなりのどんよりに何なんじゃ〜 と言う感じでした
あのシャルロットどんな味なんでしょうね 苦手な人をも犯罪に走らせる(笑)
3. Posted by まめ   2007年11月05日 17:57
後半は日常から逸している感じがありますよね。
私、日常の謎が好きなので、話が大きくなってくるとどうもついていけない感じが‥‥。
秋期は発行日がまだ未定のようですね。思いっきり季節がずれそう^^;
4. Posted by きりり   2007年11月07日 01:00
まめさん 
話として色々あった方が好きだけど、せっかくだから日常の謎の面白さを残して欲しいですよね
今、秋が出ないと言うことは1年待ちとかですね〜

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔