京極夏彦

2010年09月09日

京極夏彦「巷説百物語」4

山奥で激しい雨に襲われた僧侶が雨宿りに山小屋に逃げ込むと
そこには同じく雨宿りをする不思議な男女がいた
夜半の激しい雨音が続くばかり、そこで彼らは江戸で流行の百物語りを始めるのだった......

嗤う伊右衛門...なんかで登場してた又市
嗤う、覗き、数えず...では微妙にお馴染みだが
結局何モンなんだか判らず、これぞ奥歯に何かが挟まったような...
で、本編を読むに至る

七篇の連結短編集
小豆洗い
白蔵主
舞首
芝右衛門狸
塩の長司
柳女
帷子辻続きを読む

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2010年08月08日

おまけ「数えずの井戸」キャラクイズ

いや〜暑いっすね〜
夏と言えば怪談ですよね
数えずの井戸は実際、幽霊話じゃなさすぎたんですが

シリーズ1作目の嗤う...の四谷怪談
そして本作の番町皿屋敷と来たので
あとは、恋いこがれて死んだ後、好きな男のもとに通う牡丹灯籠でしょうか?

日本の幽霊って何であんなに怖いでしょうか?

と、私の感想を読んで数えずの井戸に興味を持ったあなた(いるのか...)
数えずキャラクイズをどうぞ
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2010年08月07日

京極夏彦「数えずの井戸」4

 足りぬから
 欠けているから
 永遠に満たされなぬから
 だから数え続ける
 数えても数えても数え切らぬ
 無間地獄

 幼い頃からそうだった
 播磨はいつも何かが欠けているような焦燥感に追いかけられている

直参旗本の青山播磨は
火盗改めとして名高い父・鉄山の死後
家督を継ぎ、次期若年寄大久保の娘・綺羅との縁談が持ち上がっていた

のろまなお菊は、奉公先からいつも返されていた
馬鹿ではないのだが、頭で何か考えると動けなくなってしまう不器用な娘

数えてしまう男と
数えるのが苦手な女

ある日、播磨はひと気のない池のほとりで菊に出会う

菊は播磨にこう言うのだった
数えるから足らなくなる
世の中は数えなくても常に満ちている
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2010年07月10日

京極夏彦「死ねばいいのに」3

 死んだ女のことを教えてくれないか----

殺された女の六人の関係者に
男は問う カノジョの生きた意味を
わたしはいったいカノジョの何を知っていたと言うのだろう.....

一人のOLが殺され
見ず知らずの若い男が訪ねてきた

不倫相手の女が死んだ
隣に住んでいた女が死んだ
オレの情婦が死んだ
私の生んだ娘が死んだ
オレは事件を捜査している
カノジョは何故死んだのか?

カノジョを知る6人の関係者達は、戸惑い、自分とのカンケイを一様に隠す
いったいこの男は自分とカノジョの関係をどこまで知っているのか?
不安
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2009年12月28日

京極夏彦「覗き小平次」4

 手前は陽炎の如く消えたくとも消えられず、無様に齢を重ねる廃者
 薄膜一枚の紙風船、中はがらんどうで御座います

押し入れに閉じこもり 一寸五分の隙間から世間を覗く
売れない幽霊役者の小幡小平次
彼の視線の先にいるのは女房のお塚
背中あわせの愛と憎しみが一寸五分の隙間に見え隠れする
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2009年10月19日

「大極宮」大沢在昌 、宮部みゆき、京極夏彦5

新宿鮫を読んだついでに思い出した大極宮
そうだよな〜 直木賞取るよりこの事務所入るほうが難しそうってメッタで書いてあったっけ...
ってなわけで図書館で借りてみました(他も全部借りてるけど)

そう言えば昔、宮部さんのコミュか何かでコードネームは安寿って書いてあって意味がわからなかった
やっと解決ですよ
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2009年09月26日

秋だけど幽霊.. 京極夏彦「旧怪談」耳袋より5

妖怪茶

大きな茶
幽霊の掛け軸を前にいる3人の語り部(↑)
不思議な会に行きました 題して "幽霊の掛け軸を眺めながら茶を語る会"(そのまま)
著名なお茶の先生が、お茶と幽霊について語り、その後、大きなお化け茶碗でお茶をまわし飲むと言うもの 写ってるのは私じゃぁないっす 
右奥の掛け軸 水木先生のらしい
あ〜幽霊画って怖い


常々私のことを妖怪好きだと誤解してる友人が連れていってくれました
面白かったのは、茶室に切られた炉が異界への入口になると言ってたコト え!そうなの?
一週間くらい色々なイベントが行われたらしく、そのなかで京極氏が来たらしい ん〜見たかった

と、なんとなくこれを見るために準備で読もうと思った(何故の準備?)のが
京極氏の「旧怪談」である

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2008年10月24日

京極夏彦「今昔続百鬼ー雲」3

京極堂のどこかで出て来た気がする...
妖怪を説明していた人がいた気がする...
ん〜なんだっけ?

昭和25年初夏 甲府山中 河童にかみ殺された男の屍体を発見
昭和26年2月 信州の山村 物忌みの日に徘徊する怪人を目撃
昭和26年2月 上州 何かに取り憑かれた宿屋の主人の失踪に遭遇
昭和26年秋 出羽 監察医・里村の即仏解剖に同行

ま〜よくも行先々で屍体に出会う人達
妖怪研究家 多々良勝五郎先生
そしてその助手 "俺" こと沼上蓮次
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2007年07月21日

京極夏彦「嗤う伊右衛門」4

 幽晦との境界が - 破れている
 内部の薄明が昏黒に洩れている
 ならばそこから夜が染みてくる
 闇がはいってくる

奈落の底のようにくらい夜と薄膜ひとつの蚊帳を隔てて立っている伊右衛門にとって
夜は、闇は、二度と触れてはならぬ心一端

伊右衛門とお岩の四谷怪談をベースにした京極夏彦の作品
映画が宣伝された頃は、原作と違いふたりは愛し合っている設定で...とだけ聞いていたが
ここには何時もの魔物も、憑き物つきもいない
そして切ない愛の話と表現してしまえないほどの物語である

浪人であった伊右衛門は、民谷又左衛門の娘のお岩のもとに婿養子に入る
美貌の持ち主であったお岩は数年前の病気が原因で顔の半分が醜く崩れ縁遠くなっていたのだ
そして二人は相手を愛おしく思い始めるが、どうしてもうまく意思がかよわず
上司である伊東喜兵衛に騙され、伊右衛門の為にお岩は家を出る そして伊右衛門は
伊東喜兵衛の子を身ごもった お梅を後添いに迎える続きを読む

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2007年01月08日

えっ魍魎の匣が映画化!

知らなかった 久々mixiを見たら出ていた
どうやるんですか!
そしてキャストは同じなのですね とすると宮迫がかなりでる
ま〜好みがあるんでしょうが、私のなかでは木場は宮迫じゃないんですよ
キャストとして一番違う気がするのにさ.....
木場の憧れの人は黒木瞳ですね ま〜このへんはいいとしても、
どちらかと言うと娘の方が気になる
でも黒木瞳に焦点なんだろうから 関係ないのか
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