荻原浩

2011年05月17日

荻原浩「砂の王国」上下3

手許にあるのは3円
証券会社で数十億を動かしていた山崎遼一は
職を失い妻にも去られホームレスへ
失うものはなく辿りついた公園で出会った男は
カリスマ性のある長身美形のホームレスと怪しい占い師
心は決まった!
彼らと共に宗教団体「大地の会」を興す.....
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2010年10月02日

萩原浩「ママの狙撃銃」2

荻原浩の新たな地平、“読み出したら止まらない”サスペンス・ハードボイルド

たしかに新たな地平....なのかもしれない......
と思った本書
タイトルからして絶対コメディだと思いきや
最後はたしかにハードボイルド! ....なのか??

今イチわかりませんがぁ 
反抗期の娘と幼稚園の子供、そしてちょっとヘタレな旦那を持つ曜子
愚痴はあれども普通の幸せな暮らしをしていた彼女には誰にも言えない秘密があった

幼い頃暮らしていたアメリカでの生活
母を失い唯一の肉親である祖父を頼りアメリカに渡った曜子は
祖父からアメリカでは銃が必要と、銃の手ほどきを受けていた
射撃、格闘技、銃の分解・組み立て…
およそ身を守るためだけの技ではない技を曜子に教えた祖父はスナイパーだったのだ
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2009年04月09日

萩原浩「さよならバースデー」3

バースデーはチンパンジーよりひとまわり小さい猿である
ボノボと呼ばれチンパンジーなどより頭が良く凶暴ではない
霊長類研究センターで産まれたバースデーは、母親の訓練を見て覚え
母以上の能力を持ち現在100語を見・聞き分けられる
これはバースデープロジェクトと呼ばれ助手の田中、大学院生の由紀を
はじめとするメンバーによって運営され確実に成果を上げていた

しかし、このプロジェクトの創始者であり助手達から信頼のあ使った
安達教授が一年前に突如自殺をする事件が起っていた
原因もはっきりわからないまま遺志を継ぎ研究をするめるメンバー達
そんななか、田中が恋人である由紀にプロポースをした夜にセンターの
窓から飛び降り自殺を図った
そのシーンを見ていたと思われるバースデー
田中は、バースデーの記憶をたぐり真相を解明しようと動き出す.....続きを読む

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2008年12月20日

荻原浩「ちょいな人々」2

ま〜飽きもせずに散歩に出ては匂いを嗅ぎまくる元飼い犬
何がお前をそうさせる...と何度思ったコトか
ただ一度で良いから彼の口から理由を聞いてみたかった

毎日夏になると二階の窓から日がな一日外を眺めていた元飼い犬
たまに通る小学生たちを吠えたり、たまに鼻をヒクヒクさせて
ただ一度で良いから、いったい何の匂いがするのか彼の口から聞いてみたかった続きを読む

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2008年10月14日

荻原浩「愛しの座敷わらし」3

「ふぁ」

父・晃一の転勤により何故か..と言うか、あえて晃一の一存で更に遠くの囲炉裏まである
古民家に住むコトになってしまった一家
渋々引越をする専業主婦・史子、クラスでややはじかれ心機一転を狙う中学2年の梓美、
喘息のため過保護気味に扱われてる小学4年の智也、認知症?と思えるほど無気力に
なってしまった祖母・澄代(+犬)
彼らが引っ越した家には、もう一人住人がいた......

「愛しの座敷わらし」ですから、家にいたのは勿論、座敷わらしです
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2008年02月08日

荻原浩「さよなら、そしてこんにちは」3

ちょっとダメな奴から結構ダメな奴まで
共通点は、ちょっと間抜けで子供にやたら弱い
久しぶりなユーモア系の話ではじまる本書
ん〜今回は葬儀屋さんか〜たしかに悲喜こもごも系だね
と思って、娘の誕生シーンで盛り上がったと思ったら話が終わって
あれ〜短編集なの! 続き読ませてよ〜先が読みたい表題作
「さようなら、そしてこんにちは」

しかめっ面な葬儀屋なのに笑い上戸な主人公が笑いをこらえて
れろれろしてたり、あ〜とても荻原氏だ〜
いつも死をまじかに見る主人公は、娘の誕生と言う生の瞬間に
死に行く人への家族の叫びと、誕生の叫びに同じ慟哭を感じたりと
全編とほほ系とか一喜一憂とか日常的なおかしさの中に
ちょっとペーソスをふりかけてな短編集となっています
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2007年09月29日

荻原浩「サニーサイドエッグ」3

私のなかで「探偵」と「私立探偵」のイメージは大きく違う
「探偵」は土着な雰囲気が漂うが「私立探偵」は、トレンチコートの襟を立ててタバコを吸っているような...
こんなコトを言うと、この小説の主人公最上俊平と何ら変わらないのかもしれない
「私立探偵」はハードボイルドなロマンを持っていると私も思う
唯一彼と違う点は、私はフィリップマーロウを崇拝していないコトだ

しかし現実はきびしく何故か最上俊平はペット専門探偵になっていて
今では、その道のプロと言っても過言でないほど猫の生態に詳しい
そんな中、現れた美しい依頼者 依頼の内容は猫探しであったが浮き立つ俊平
しかし続いて頼まれた猫探しの仕事 探す猫が同じ?にみえる しかし今度の依頼主はヤクザである続きを読む

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2007年06月05日

荻原浩「千年樹」2

町のはずれにある、くすの木は樹齢千年を超えるもの
人生五十年 今の寿命は70〜80か どんなに人間の寿命が延びたところで太刀打ちできない 
もの言わぬくすの木の周りには、数多くの人間達の人生やドラマが
たくさん転がっている まるで輪廻しているような人生を送る人間達
くすの木は、どこかで見たような人生を、いったいどれだか見続けて来たのだろう

「萌芽」 
「瓶詰の約束」
「梢の呼ぶ声」
「蝉鳴くや」
「夜鳴き鳥」
「郭公の巣」
「バァバの石段」
「落枝」

全8編からなる本作は荻原浩の新刊
私の好きな荻原浩は、何と言ってもユーモア系 ま〜しかしこの本は結構真面目...と
聞いていたが、こんな話とは思わなんだ! ちょうど自分があまりに忙しく、
やや落ち込み気味だった為、どんより暗く なんとなく薄気味悪いと言うか後味の悪い
これは、正直ちょっとキツかった......続きを読む

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2007年04月17日

荻原浩「誘拐ラプソディー」4

もうダメだと 桜の樹の下、自分の今までの人生を振り返り、死んじゃうしかないよな〜
と思う男 伊達秀吉 宣伝文句じゃないけれど、金はない、女はいない、あるのは借金と前科だけ
ついでに社長殴って車奪って、途方にくれて桜の樹の下.....と言うわけ

そんな時、盗んだ車に家出希望少年の伝助が勝手に乗り込んで眠っていた
そこからこの話は始まります よ〜く聞くと家が大きそうだしお父さん社長らしいし... うっひっひと
何の情報もないけど一発逆転な人生を目指し取りあえず誘拐!
で、伊達秀吉と伝助の誘拐旅が始まります続きを読む

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2007年03月27日

荻原浩「噂」3

「ミリエルをつけると三ヶ月以内に恋人ができるんだって!」
香水を売り出すためのプロモーションとして使われた口コミ作戦
渋谷を根城とする女子高生達をモニターにし、口コミを広げようとしていた
そんな時に、ちょっとしたいたずらのように、もう一つの噂も広められた
「ミリエルをつけてると、女のコの足首を切るレインマンに、狙われないらしい」
そんななか現実に足首のない女の子の死体が発見される

レインマンはホントウにいるのか?  そして二人目の足首のない死体が発見された
これは殺人事件なのか? まったく接点がないと思われた二人をつなぐものがあった
それが「ミリエル」モニターが殺されたのだ! では犯人は「ミリエル」の会社関係者?それとも....
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