畠中恵

2008年01月30日

畠中恵「おまけのこ」3

おなじみ「しゃばけ」シリーズの第四弾
今回は、屏風のぞき鳴家の大活躍、そして若旦那が吉原にいっちゃったり
若旦那や栄吉の子供の頃の泣かせる話が描かれます

「動く影」
巷で騒がれる影女を退治しようと若旦那が近所の子供たちと
一緒に推理を繰り広げます 途中栄吉の消息がわからなくなり、
子供たちと一緒にはじめて遠出をし栄吉を救いだす
身体がふらふらになりながら、皆と手に手をとって走り出す姿が
目に浮かぶようです これぞ若旦那の若かりし頃の名推理劇

今回なんと言っても表題作の「おまけのこ」が面白い
鳴家が烏に攫われたり、鯉に助けられたり
どんぶらっこっこ♪と一寸法師になったりと
「お月様」を守って大活躍するお話続きを読む

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2007年08月31日

畠中恵「ねこのばば」4

 ねえ一太郎さん 私はまだ思い悩んでるんですよ
 選びたくない道しか目の前に無いとき、
 人はどちらを向いて、足を踏み出すんだろうか

悩んでも答えなどない問いに、途方に暮れたまま立ちすくんでしまう
動きたくはないけれど、心のなかに誰かが強引に背中を押してくれるコトを
望む私もいるのだろう

狂気の世界に住む人になってしまった姉に何をすればいいのか?
きっと「花かんざし」の正三郎は、誰かが真実をあばいてくれるのを
心の底で待っていたはずである

人には見えないはずの鳴家を手にしっかと掴んで話さない迷い子の
少女の話からはじまる「花かんざし」
家に帰ると殺される と、少女ははじめて口を聞いた.....続きを読む

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2006年12月28日

畠中恵「しゃばけ」3

若旦那は、ある日こっそり家を抜けだして出かけた帰り道、血の匂いのする男に出会う
そして人殺しを目撃 それから薬種問屋ばかりが狙われる事件が起き若旦那も、
あやうく殺されそうになる 犯人の言った「匂い」いったい犯人は何を探しているのか?
一向に犯人の目星がつかない事件に、若旦那が妖し達と立ち上がる.....

やっと読んだこの本 前回読んだ「ぬしさまへ」は短編集でしたが、こちらは長篇です 
日本ファンタジーノベルズ大賞優秀賞受賞続きを読む

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2006年11月25日

畠中恵「ぬしさまへ」4

日本橋の大店の若旦那一太郎は身体が弱くて寝込みがち
若旦那のコトだけ考えている二人の手代と両親に甘やかされて大事に大事に育てられてきた

彼の祖母が実は偉い妖怪で、身体の弱い彼を心配し手代として二人の妖怪
(犬神と白沢)を側につけた
なので気がつけば、若旦那のまわりは、いつも妖怪がいっぱいと暮している
この若旦那が可愛い!表紙とかに描かれているのがツルンとしてて何とも弱々しくて良い
身体弱すぎでくしゃみ一つで二人の手代に布団に入れられちゃう過保護ぶりだけど
意外に賢くて難事件を解決する おまけに金持ちのボンボンなのにぐれずに心優しい坊ちゃんだ
事件解決って言ったって、身体が弱くて出歩けない 
そこで手助けするのが妖怪達(あっ何探偵って言うんでしたっけ?)
小さな鬼の鳴達家は調べものをしてくると若旦那の膝に乗って嬉しそうに報告するし 
濡れ女や見越し入道やら屏風のぞきとか、みな若旦那に役に立ちたいらしい
困った妖怪達である続きを読む

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