垣根涼介

2008年07月31日

垣根涼介「ヒートアイランド」4

「暮夜に雨はやんでいた……」
描かれる渋谷の街も若者も何か今の時代のそれと少しだけ違う
まるで全く違う場所に作った架空の街“渋谷”であるような気がした.....

夜な夜なファイトパーティーを開いているチーム「雅」のリーダー、アキとカオル
絶対的な強さとリーダーシップを持つアキ
そして過去や家族を語らず頭の良さではかなうものがいないカオル
抜群の統制力で渋谷一のチームとなっていた

ある日、仲間が喧嘩をして持ち帰ったバックのなかには大金が入っていた
その金は、ヤクザの経営するカジノバーからあるプロフェッショナルな男達が強奪した金だった
1億以上の金を盗まれたヤクザと、強奪したプロフェッショナルな強盗達
金を取り戻そうとする彼らと、アキ達の息詰る戦いが始まる....

面白い!  
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2008年01月15日

垣根涼介「君たちに明日はない」3

 リストラ請負人、村上真介は今日も行く。彼を待ち受けるのは、
 部下に手をつけるセクハラ上司、管理能力ゼロのオタク主任、
 お上に楯突くキマジメ社員……

ここに登場するリストラの話を受ける人達は、多かれ少なかれ
予感やら覚悟があって面接に挑んでいる
リストラと言うか早期退社の打診を受けて、実際に自分のデータを
説明されると、誰でも頭に来るだろうし、それがまた他社の人間なら
おまえになにがわかる!と思うのだろう

このシリーズ、先に第二弾「借金取りの王子」を読んじゃってるんで
逆に二作目もテンションが下がってなかったんだな〜と
本書を読んで思った  そんな昔話 チックな話より本書の感想感想...
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2007年11月22日

垣根涼介「借金取りの王子」3

もうダメ 私だって限界よ! 働く私のリアルを描く、恋と仕事の傑作小説!

ん〜なかなか面白い
私だって...って言うところが良い

なんでもかんでも仕事を頼まれて、ブラックホールのように
仕事を吸い込んでいくような仕事の仕方をする奴がいる
取りあえず、あいつならヤレルみたいな
でも誰だって限界ってものがあるはずで〜とか、この一行に
この人仕事ちゃんとするんだろうな〜とかまで想像してしまう

本文に行く前のコピーで書き連ねてどうすんだですが、
どんなに仕事をちゃんとしてる人でも、テキトーにしてる人でも
今どきリストラの危機に陥ることがあるらしい
ましやて今どきリストラはオジちゃん達だけではないのだ
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2007年11月01日

垣根涼介「サウダージ」3

ブラジルから来た日系の耕一は、かつて強盗グループにスカウトされ
手ほどきを受けた過去がある それからと言うもの、ひとり犯罪を繰り返し
今のとこと捕まってはいない

故郷を隠し、たった一人生きている耕一は、ひとりのコロンビアからの出稼ぎ
売春婦DDに出会い 何かが変わっていく 

このDD 頭が悪く短気で派手好き、わがままで、金に汚い
読んでいてムカムカして我慢出来ないほど 馬鹿な女
耕一をチキート(少年)と読んで死ぬ程愛してる
この二人のセックスシーンが、かなり書かれていて食傷気味

そして、もう一人の男が登場する
元渋谷のチーマーのトップで、同じくスカウトされ長く強盗修行中のアキ続きを読む

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