東京ガラス工芸研究所スタッフのブログ

世界に羽ばたくガラス工芸作家を養成するガラス工芸の総合教育機関です。
東京ガラス工芸研究所で働くスタッフがガラス工芸と触れ合う日常を公開します。
http://www.tokyo-glass.jp/

先週末、
10月6日(土)7日(日)は
すみだガラス市がありました。

とてもたくさんのお客様にお越し頂きまして
大変ありがとうございました。

台風の影響もあってか、
10月なのに久しぶりの真夏日でした。
学生のみなさんお疲れさまでした。
連休明けて、みんなの笑顔が見れてホッとしました。
IMG_0584










そんな私は、
学生さんに写真を撮って送って頂きましたのに. . . 
リアルタイムでSNS投稿できなくて
非常に残念でありました。悔しい!

「なかなか手が空かなくて」
 ↑ 言い訳ですね  ゴメンナサイ。
 

ならばブログで
紹介しちゃいましょう。
IMG_0563









日曜講座生の作品。
ぷっくり持ち手がかわいいです。
こういうのって、滑り止めに良い。なんて言って
購入されていくお客様が以前いたなぁ。

IMG_0564









鮮やかな器は、元気が出ますね。
秋色の紅葉にも、夏の太陽のようにも見えます。

IMG_0565













やっぱりグラスは、すっきり爽やか系が
いちばん飲み物がおいしいかもね。

IMG_0566













雪うさぎ発見
ピョンって、今にも飛び出しそう!?

IMG_0567













こちらは講座生の共演。
奥:月曜講座生のケイン使いの花瓶と。
手前:土曜講座生のモールド使いのグラスと。

IMG_0568









こちらは不思議なオブジェがいっぱい。
何かな? ペーパーウエイトだろうか。

IMG_0569













シンプルなラムネ色のグラス。
ラムネの味がしてきそうです。

IMG_0583









2日間快晴でしたからね、
たくさん売れたのだろうなぁ。
写真は心無しかガラスも少なめですね。

で、
そんな私は今日も余裕がなくて・・・
学生さんにゆっくり感想が聞けなかった。
 ↑ またまた言い訳  ゴメンナサイ。


次回のすみだガラス市は、
2019年4月20日(土)21日(日)の予定です。
また新しい仲間と共に、
よろしくお願い致します。


☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★

実は今月もう一件、大田区にて
作品販売イベントがあります。
告知お見逃しなく! 


ランキングアップに、

クリック一票お願いしま〜す♪ 

人気ブログランキング
☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★


 

今日は、ソワソワ。
今日は、ザワザワ。

 

1年生はパート・ド・ヴェールIIの講評会。
作品はひとつずつ発表しているのかな?
IMG_0506















 

2年生は卒制のプレゼン。
とても大事な日なんです。
そして、今年のプレゼン講師は
なんだかいつもよりもスペシャルです。
IMG_0505
















自分の思いや考えを発表するって
人によっては
とても勇気がいることですよね。

ものを作るということは、
「発信すること(言葉も含め)」が
大事なんだなと私も少しずつ学んできました。

作家活動をするには交渉力やプレゼン力、
お客様対応も不可欠です。

これから
秋が深まると同時に、
思考も自然と深まっていくでしょう。
人との関わりも必然的に深まっていきます。

ここは学校!
めいいっぱい、いろんなものをぶつけていってください。
心の中で熱く打ち込むのもオッケー。

みんなファイトー!!!


☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★

今日はお疲れさま。
休日はゆっくり休んでくださいね。 


ランキングアップに、

クリック一票お願いしま〜す♪ 

人気ブログランキング
☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★

今日は、デコボコの凹(ボコ)を
いっぱい見つけてきました。

凹コレクションをお届けします!

IMG_0469













ほら、一人で
こんなにもたくさん!

IMG_0472













海岸の断崖絶壁と洞窟みたい!

IMG_0474













お〜、the 凹のフジツボ発見!

IMG_0473













む? ヒトデ凹。
3回目の挑戦なんです。
と、闘っておられる学生さんのです。

IMG_0471













立派な凹に何してる?
自作の吹きコップがジャストフィット!
このまま窯入れします。と、学生さん。
抜けないんだってよ。
ぷぷぷっ(笑)
 
IMG_0476













吹き場グローリーの後ろにひっそりとある、
脱ロウするための道具。
臭いにつられてやってきたが、
学生さんたち、出した後でした。
まだポカポカしています。

IMG_0468
 












この凹パラダイスは、1年生の
パート・ド・ヴェールII の作業中の模様でした。
この授業では粘土原型だけではなく、
シリコンを使い、型を起こします。
これで、同じ形の作品を
大量生産することが可能になるのです!

シリコンの型枠がつくれたら、
シリコンにロウを入れて原型を起こし、
ロウ原型を元に石膏で外型をつくります。
そしたら、中のロウはガラスを詰めたいので
必要ありませんね。
 
そのロウをかき出す作業を脱ロウすると言います。
石膏型を逆さまに置いて火で温めて蒸します。
ダバダバ〜ッと
いらないロウは鍋の底に溜まります。 

IMG_0475













みんな和気あいあいとやってます。
ホワイトボードには、シリコン比重とか…ね。
勉強してますね。

パート・ド・ヴェールII の講師は、
夏休み前に特別講義をしてくださいました
由水直樹先生でした。 

そして、もうあっという間に、講評日ですって。 
今日の「凹コレクション」ブログは、
Color がありませんからねえ。
講評会は、どんな色の作品がでてくるか本当に楽しみですね。


おまけに・・・
 IMG_0470













凸発見。
凸ドラ。 
可愛いねぇ。 


☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★
同じガラスが大量生産できるって
ちょっと凄いよね〜。

ランキングアップに、

クリック一票お願いしま〜す♪ 

人気ブログランキング
☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★

先週の日曜日から「吹きガラス」がお休みに入りました。
夏のあいだの「夏休み子ども体験」には、
お子さま、ご家族... 老若男女問わず
たくさんのお客様にお越しいただきました。 

お店で買えることができないガラスってどんなの? という疑問に
直球で体感してもらえたのではないかと思います。
たくさんの方に喜んでいただき、私もとても嬉しかったです。
ありがとうございました!

そんなガラス・・・1350度設定の壺の中で
水飴のようにトロトロに溶けているとお話ししました。
長いあいだ頑張ってくれたその壺が、悲鳴を上げてしまう前に
これから2週間のあいだに交換の作業をします。

その準備の様子を激写してきました。
ど・う・ぞ 

こちらが溶解炉ですね。
この中に壺が入っています。
IMG_0252 













近寄る・・・
IMG_0254 













もっと近寄っちゃう・・・
IMG_0257













熱いっす!(スマホが壊れそうです) 



この溶解炉の温度設定のスイッチを
止める前に何の作業をするかというと・・・



壺に残ったガラスも大事な材料。
無駄のないように壺からガラスをすくい上げて
水の中へザッブ〜ン!

こういう時期になると、
頻繁にブログで登場する画ですが、、、
 ↓ コレの登場です。
IMG_0264













もうすっかり冷めてしまっていて
迫力ゼロですが、、、
IMG_0266













これで、パート・ド・ヴェールで使用する
カレットができます。 



そのあとに、
さらに壺の底に残った、
少々汚れたガラスをすくい上げます。
IMG_0247













グツグツ、グツグツすごいです!
よくバケツが壊れないと思う。
水って強いんだな(笑)
 IMG_0248












音も凄いんだよ!!
IMG_0249













バケツ5杯分。
これは何用かっていうと、
フラッシング用のカレット準備だそう。

フラッシングとは、
新品の壺の中の表面をガラスで洗う→そして捨てる。
そのため用です。
IMG_0261 













水面が激しくゆらゆら綺麗。

これが、
先週末の土曜日講座後の作業でした。


連休が明けて
・・・
IMG_0291




 








ガッバーンっ!
IMG_0292













おっコレは、3日が経ち
すっかり冷めた溶解炉ですよ。


その手前には、新品のねこ壺。
  ↓ この形はそう呼びます。
IMG_0290
 












秋冬に向けて、
衣替えをしてるみたいですね(笑)


超巨大な5機の換気扇がOFFって
本当にびっくりするぐらい静かなんですよ!
以上、すっかり静かになった当研究所の様子でした。


9月29日(土)から
吹きガラス体験や、吹き授業の再開です。
それまでお待ちくださいね〜!!!



☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★
もうすっかり秋ですかね?

ランキングアップに、

クリック一票お願いしま〜す♪ 

人気ブログランキング
☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★


次期2018年10月〜12月(2018. 4期)の
一般公開講座日程が決定いたしましたので、お知らせいたします。
※一部 9月29日スタートの講座もございます。
(ホームページ≫ガラス工芸講座≫各技法もご覧ください)

新規でお申込みを予定されている方、
更新する方は「講座受講お申込みフォーム」から
手続きをお願いいたします。

また継続した受講のお申込みをご希望の方には、感謝を込めて
【2期分おまとめ5%引き】
【4期分おまとめ10%引き】も実施
詳細はスタッフまで・・・

定員になり次第締め切らせていただきます。
吹きガラスはやはり人気高いです。
お申込はお早めにお願いいたします。
※満員のコース →火曜日コース

パンフレット通常2018.4期












基礎から応用まで、レベルに合わせて指導をいたします。
初心者の方もお気軽にお申し込みください!

 ←芸術の秋がやってくるニャ!        

1年生の夏休み前の技法授業のことを
あまり触れていませんでした…反省。

しかし、夏休み明けも引き続き継続の技法
ですので、記事を書きたいと思います。


夏休み直前は、
「パート・ド・ヴェール技法 I 」
でありました。
この技法は、技術自体に幅が広く、
また奥が深いので2度に分けて行われます。

そして「パート・ド・ヴェール技法 I 」の講師は、房拓先生です。
東京ガラス工芸研究所卒業の12期生。
木曜日のパート・ド・ヴェール講座と、
吹きガラス講座の講師もされています。 
IMG_0141













↑ パート講評会の様子(中央が房先生)。
   ここは男子校か?(笑) 


IMG_0144














↑ 講評会後、房先生の吹き講座に生徒が見学中!!
   (なんだか斜めが伝染してる!? )



房先生は、ガラス鋳造の
電気炉の魔術師であることはさることながら、
ほとんどの学生は初めて知る技法なだけに
戸惑ったりも多いのですが、迷ったら
どんどん引っ張っていってくださるお方です。 


そんな「パート・ド・ヴェール技法 I 」
で完成した生徒作品を、
石膏型へのガラスの充填方法(断面図)と
共に紹介してきます。

a5a2bd4c-1













↑これぞ パート・ド・ヴェール!を
見事に表現された作品だと思います。

仕上がったのはレリーフ皿ですね。


cf5be562-1













↑器は、雌雄鋳造方式。
  ぞうさんの立体オブジェは、
  一型(オープン型)で作られています。



IMG_9551













↑脚付きのお皿を逆さまにして写真を撮りました。
作品は高台付きのお皿なんですよ。

 

IMG_9548













こちらは花瓶。


IMG_9553














↑ハートのコップも!


そうそう。
パート・ド・ヴェールで充填するガラスの形状は、
[ 粉 (パウダー)  →  粒 (小)  →  粒 (中)  →  粒 (大) ]
[ 不透明の仕上がり → 透明の仕上がり ]

ガラス粉だと空気をたくさん含み、
不透明の仕上がりになるんです。
逆に粒が大きければ、仕上がりのガラスは
透明度が高くなります。


IMG_9554













↑長ぐつかな?
こちらは、ツヤツヤに磨かれていました。
(小さな気泡が可愛い♡)

そうなんです。
鋳造技法は、作品を磨くか・・・
磨かないか・・・
これでもかなり作品の仕上がりが変わってきます。


さてさて、夏休み明けの9月3日から
「パート・ド・ヴェール技法 
II 」は
すでに始まっており、なんと
新しい講師にご登場をいただいております。

次回のブログもお楽しみに! 


 ☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆

人気ブログランキング 
次はどんな先生かな?
学生たちは出会いも沢山だね。 

人気ブログランキング

ランキングアップに、

クリック一票お願いします。 
☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆
 

今日は、夏休み最後の
土曜吹き講座の様子をお届けします!

昼食後の、一番暑い昼下がり
熱心な指導が毎週おこなわれております。
IMG_0103












写真中央に写るダンディな男性は渡邊先生(通称:なべ先生)
周りを囲む女性陣は、この夏から吹きガラスを始めた
勇敢な生徒さんたちです。もちろん初心者。


夏期の吹き講座は、3名の初心者の
生徒さんが仲間に入ってくださいました。
春期にも1名の初心者のKさん(男性)が仲間入りしているのですが、
もうそれだけで、Kさんが初心者であることを忘れてしまいます。
ゴメンなさい。


渡邊先生の指導は、それはそれは丁寧に行われています。
私が、聞いていたい。見ていたいほどです。
IMG_0110












やっぱり基礎は大事だなぁと、私
5年目の今、身にしみて感じております。



そして
順番が遅くなりました、講師のご紹介。

ブログをお読みいただき、
「うん?」どこかで見たことがあるかも・・・
と思われる方も多いと思います。
IMG_0107













渡邊先生は、東京ガラス工芸研究所9期生。
卒業後、学校スタッフを12年間しておりました。 
2009年に工房を立ち上げ、2018年春から、
土曜吹きガラス講座の講師として
再び戻ってきてくださいました。

渡邊先生の得意分野は「イタリアンテクニック!」
繊細なワイングラスは…
様々なスタイルのグラス姿を見せてくれます。
教えてもらいたい方は、是非!!!


そして、なんと!
土曜夜コースの、4名の生徒さんたちは
なべ先生、吹き講座の教え子にあたります。
お久しぶりの再会がこの春にあったわけです。
要するに、ざっと10年以上は
通われている講座生もいるということです。
すごいですよねぇ。



そして最近の講座の傾向について、
一人1ベンチ(作業する席)が
当たり前のようになってしまっているのですが・・・
IMG_0114












 ↑  これ ベンチ と呼んでます。


本来の吹きガラス姿は、ペアを組み
お互いのアシストをし合うからこそ、
ガラス状態への気づきや、たくさんの技術が深まる!
というのが吹きガラスの特徴でもあると思うのです。
見て学ぶ、見て盗むのも貴重な時間です。

また、技術が高くなればなるほど、
アシスタントが必ず必要ですからね。

そう考えますと、
各曜日、吹きガラス講座の席は
まだまだ沢山空いております。
などと、私は、思ったりしてみたわけです。
是非、これから秋へ向かって涼しくなる
このタイミングでの吹きガラス講座をお勧めします!

新人の皆さん!
今年のこの時期、もっとも暑いこの夏に
ガラスをスタートしてくださったなんて奇跡な方たち。ありがとうございます。 
ほとんど欠席もされていないようですし、
長く続けてくださるでしょう(笑)

渡邊先生、よろしくお願いしま〜す。


☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆

人気ブログランキング 
夏はやっぱり
吹きガラスですよねー♪

人気ブログランキング

ランキングアップに、

クリック一票お願いします。 
☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆
 

去る7月13日、由水直樹さんの特別講義がありました。
由水さんは、10期生として入学され1992年に当研究所を卒業されています。
現在は、自由が丘にキルンワーク専門の
ガラス工房「HALI’S Glass Art Studio」を主催されています。

IMG_9458












スライドレクチャーでは、HALI’S Glass Art Studioでの工房仕事の一つ、
「スイーツ作品」の制作コンセプトなどをご説明いただきました。

IMG_9473













楽しい面白いから制作がはじまった作品。
ケーキ、一つ一つ同じものは作らない。
IMG_9474













ケーキの質感をガラスで表現するための方法や、
作品名の考え方など、
IMG_9475













テーマやコンセプトをしっかり持って
工房としての作品作りに取り組むことを、
具体的に教えていただきました。



次に、由水さんの作品。
IMG_9477 













ポットキャストという技法で制作された香水瓶です。
ポットキャストとは、
型の上にガラスを入れたポットを置いて、
電気炉内で昇温するとポット下部に空けられた穴より
溶けたガラスが型に落ちて充填される、という技法です。

ガラス粉を詰めて焼成する方法より、
透明度の高いガラスが出来上がり、
また自然にできる縞模様がとても美しいのが特徴です。


質疑応答の時間では、
「試作はたくさん作るのですか」との問いに...
IMG_9461













「形がまとまっていない時は、形になった時の
 見え方もわからないので、そういう時は試作をたくさん作ります」
「スケッチもたくさん描きますよ」と、由水さん。
「作品タイトルはどうやって付けるのですか...」などなど、
たくさんの質問が飛び交いました。



そのあとは、
生徒と生徒作品と触れ合う時間を設けてくださいました。
IMG_9462













基礎科は、まさにパート・ド・ヴェール技法の授業期間中だったので、
各自、真剣にアドバイスを頂いておりました。 


数時間後、
学生の目がキラキラ... ギラギラしていたので
「どうだった?」と聞きにいくと、反応が大きい(笑)
何があったのかと詰め寄ると。

応用科では、
「この説明を聞いてから、もう一度授業を受けたかった」
「あと1年通いたかった」などの反響ぶりでした。


基礎科は、
粘土原型などの製作時に使用する
「ヘラ」や「カギベラ」について、
”目からウロコ”だったそうです。

IMG_9471












幼稚園児でも遊びに使うことがある「ヘラ」。
道具を扱う際の力の加減まで、
意識していたことはあるでしょうか? 
 
「ヘラ」の使用方法のポイントでは、
「蟻の頭を撫でるように・・・」
そんなふうに粘土を扱ったことってありますか?
そうすることで、これまで出くわすことがなかった
粘土の状態に触れることができたようです。

また「カギベラ」では、
長さがたった 20cmの道具ですが、
握る場所一つで、その持ち方一つで
使用用途の幅がぐっと広げられるそうです。


下記画像は、
先生が見本でお持ちいただいた、粘土原型による石膏型です。
 雪見だ◯ふくのようにつるんとツヤツヤ、すべすべです。
IMG_9485 













 手前の道具が、「ヘラ」と「カギベラ」。

パート・ド・ヴェールは原型力が大事。と、由水さん。
原型師、型師という仕事もあるくらい、
型を作るというのは重要なことだということを教えて頂きました。


また作品の制作や発表するという事も、
ただやればいいというのではなく、
しっかりと時間を積み重ねて、
細部まで丁寧に取り組んだり、対象を見つめる必要性を
由水さんの言葉から、また作品から教えて頂けたと思います。

お暑い中、長時間講義をして頂き、
ありがとうございました。


☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆
人気ブログランキングへ

小さなヒントが
大きな飛躍のきっかけかな!?


人気ブログランキング

ランキングアップに、

クリック一票お願いします。 
☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆
 

去る7月7日(土)、当研究所卒業生の伊藤けんじさんの
一般公開デモンストレーションが行われました。
午前中はスライドレクチャーから。
P7070632












伊藤さんは、3期生として入学され1986年に研究科を修了されました。
現在は、川崎市に彩グラススタジオ
軽井沢ガラス工房、川越体験工房青い鳥を主催されています。
IMG_9370













50歳くらいから売れるものは意識せず、
自身が好きなものを作るようになったとのこと。
近年は、
動物や動物の首のオブジェ制作を中心に取り組まれています。
「とにかく作るのが楽しい!」
「技術がついたからこそ、なおのこと作るのが楽しい!」
「作品は思い付いたら直ぐに作る」
そして
「一度思いついたことは、全部出し切る!」
というのは、制作を続ける上でのコツだそうです。
 

--------------------------------------------------
さて、最初のデモは「ゴブレット」
--------------------------------------------------
ゴブレットはパーツをいくつか作ってから組み立てていきます。
まずはカップから制作スタート。
 
アシスタントには、彩グラススタジオの三留舞さん。
けんじさんと呼吸を合わせ、次々とガラスの種を運んでいき、
繊細かつ素早い手の動きで花を形づくっていきます。
P7070660 













カップの次は、パーツの花。
花びらは一枚一枚丁寧に作っていきます・・・
P7070678













展示会で、このような繊細なゴブレットを見られた方から、
酸素バーナー作家の方の作品ですか?と聞かれることも多いそうです。

P7070681













ブロウステムを作り・・・
P7070689












ブロウフットを広げたらポンテ。
P7070693













さて、次はどんなパーツかな?
モールに入れたガラスを伸ばしてケインを作り・・・
P7070697












輪っかにして・・・
P7070699












ねじって・・・台と合体。
中央には先ほどの花が付きました。
P7070710












更にケインは細工されグローリーへ温めに入ります・・・
気づきましたか? 「ハート型❤️」
P7070717












次は、葉をイメージしたパーツつけ・・・
P7070730












アシストの方の姿も大変勉強になります。
竿の垂直が美しいです。
P7070737













そして、最後に付くのは
初めに作っておいたカップです。
固唾を呑んで見守る観客・・・
P7070740












無事に徐冷炉に入り、大勢のお客様から拍手です!!
P7070742













こちらは、
徐冷炉から出てきました完成写真。
P8070984★2













ゴブレットの繊細な姿はもちろんのこと
なんと言いましょうか、女性の姿のようにも見えたりして、
とても可憐でうっとりしません? 


休憩をはさみまして、
デモンストレーションの第2ラウンド。
-------------------------------------------
動物の頭部制作スタートです
-------------------------------------------
まずは本体をパウダーで何度も色をつけていきます。
 P7070762












メインアシスタントは、彩グラススタジオの川上貴久さん。
IMG_5731












ガラスがグローリーへ入る度に、形が変わっていきます。
P7070783












ガラスの温度管理、肉厚管理に無駄などないから
IMG_5737











1回1回 形が変化を遂げるのですよね。
 P7070791












ますます姿を変えていきます。
P7070797












グサ〜ッ!
この時点でわたくしは、
何のどの辺を作っているのか全くわかりませんでした。
仕上がりは、けんじさんの頭の中のみ。 
P7070799












ペタッ! ペタッ!
IMG_5747











動物の口元らしき部分のガラスを開きました。

ガラスをバーナーでよく炙り・・・
ブローをした内側からガラスを押し上げて、
外側からは押さえ込んで、
ガラスの形状を変えていきます。
ここまでの流れは、非常に早かったです。



そして、見逃してはなりません。
いろんな道具を駆使して少しづつ顔がかたち作られていく
まさにガラスの動物に命が吹き込まれていく瞬間です。
P7070842













このあと再び、開いた動物の口を閉じ・・・

目の玉をパウダーで黒くして
顔周りの色も付け足して、色彩を整えてます。
IMG_5777













逆さまもなんだかキュート。

なんとも優しい動物の表情になりました。 
P7070859












鼻の穴も作ります。
むぎゅ〜っ!
IMG_5783











ヘラやパイプのようなもので
粘土彫刻をいじるかのごとく
顔まわりの形を整えていく・・・
 
一発勝負と思われる作業ですが、
まるで立体の写実画を描いているように
スムーズに、みるみると顔は仕上がっていきます。
P7070872












もう、近寄って見ると
動物からまなざしを向けられているようです。 


そして、 
川上さんがポンテを作り始めました。
IMG_5795











想像もしなかったところへ…
いきなり、がぶっっとポンテがつきました!
IMG_5798











P7070878












ポンテ竿につけ変わると
「今から後半戦に入ります」と、けんじさん。
P7070880









 

 


さあさあ、
IMG_5801










 
動物の首元を広げたら・・・
カッコよさ倍増
スタイリッシュになりました。

次は、耳付け。
P7070891












お次は、
IMG_5821 













スレッディングマシーンを使って角つくり。
長くてクルンとして、
しましまがしっかり付いている立派な角を作ります。
IMG_5826











本体につけますが、の〜ば〜し〜な〜が〜ら〜
凄いダイナミック。
IMG_5827


 








ぐわんと、丸め。
IMG_5845











もひとつ角が、のび〜る。
グルンっ。
顔のサイドに2本の角がおさまりました。
IMG_5847












角がついたら・・・
竿先のガラスも重く、大きくなり竿回しも一段と大変になります。
竿を持つ川上さんの表情も、更に気合が入ってきます!
IMG_5853













グローリーが少々小さい(スイマセン)ようで、
形を整えるためにトーチでガラスを炙る作業も増えて大変。
とにかく現場が慌ただしく動いていきます。


そんな流れの中けんじさんは、
まつ毛と角付近に毛をつけるという細かい作業を続けていきます。
 IMG_5869











扱いがガラスとは思えぬほど、とてつもなく素早い。 
その手さばきは、ヘアカットをする
カリスマ美容師さながらのハサミ捌きです。

大きなガラス本体をキープしながら、
繊細な作業も組み合わさり・・・
川上さんを筆頭に、アシスト各人の作業も命がけ。

そして、3時間に及ぶ制作の末、遂に完成!

IMG_5875













慎重に竿から落として・・・
 IMG_5876













キャッチして走ります。
IMG_5878













無事に徐冷炉へ入りました!
 
伊藤けんじさん、
素敵なデモンストレーション
ありがとうございました。
そして、アシストの川上さん、三留さん大変お疲れ様でした!
IMG_5882











こちらは、完成作品です。 
P8070957★ 2












徐冷炉から出てきて驚いたのは、
制作中は分からなかった色彩の美しさです。
陶器のような茶色っぽい地色にクリーム色、 
そして落ち着いた赤色や深い青の差し色に
間近で見ていると引き込まれます。
 
また、角の造形はガラスそのものの力強さを持っています。
それなのに目や口元は愛らしくて、
思わず下顎をすべすべ、頰をなでなで、 眉間をよしよし、したくなる。
そんな作品であります。

当研究所へお越しの際は、
ぜひ間近で見て触っていただきたいです。 


一般公開デモンストレーション
とても有意義な一日となりました。
伊藤けんじさんありがとうございました!


☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆

ポンテ後の加工処理をするまでに
だいぶ時間がかかってしまいました
ごめんなさい

人気ブログランキング
当研究所まで実物を見に来たい方は…
ポチッと一票おねがいします!!
☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆

ほっと一息する頃にいつも見つめてしまう “モノ” 。

吹きガラス体験業務が終わりに近づく日没前。
太陽の光がこれでもかってくらいに差込みます。
そうすると見とれる瞬間がきちゃうんですよね。

屋外にガラスが置いてあるって
ちょっとニクイのですよ。
通常は、食器&作品は屋内にあるものですもの。

太陽の光はフルスペクトル波長。
そりゃぁ、ガラスが光を通したり、反射させたり、
留めて光を放つことなどと本当に相性が良いのでしょう。


なんのことを言っているかというと・・・


毎日毎日、太陽の光を燦々と浴びている
「体験サンプルグラス」たちのことです。

サンプルグラスに太陽光が当たることで、
光を透かして色を通すガラスと、
通さないガラスがあることに気づきます。

当たり前すぎて流されていた時間に
再びガラスへの思いを馳せている私。


こちらは
「透明ガラス」のカラーサンプル。
太陽光を通すと机の上に色が落ちます。
↓↓↓
透明_01













同じく
「透明ガラス」メイン使用のサンプルグラス。
太陽光を通し、机の上に色が落ちます。
↓↓↓
透明_02















こちらは
「不透明ガラス」のカラーサンプル。
太陽光にかざしても机の上に色は落ちません。でも表面には、しっかりくっきりとマットな色がのるんですよ。
↓↓↓
不透明_01













こちらは「不透明ガラス」を、
線や丸などの模様に使用したサンプルグラス。
太陽光にかざしても、模様部分に色はなく
黒い影のみが落ちています。
↓↓↓
不透明_02




 










難しいことは置いておきまして・・・ 
体験でせっかく半分屋外に居るので
色を選ぶ際に、
太陽の光にガラスをちょっとかざして
色の透過をちょびっとでも気にしてみたら
また違う視点で
楽しめるかもしれませんよぉ  (*゚∀゚)っ

体験のご予約はこちらをクリック!



  ← 手作りグラスを作ってお友だちに自慢しちゃおう♪
 

↑このページのトップヘ