総合応用科 ガラス造形

担当講師は馬場 淳一郎先生
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造形は、素材の特徴を活かし、心の内から溢れ出るイメージを具現化していく為に様々な力が必要です。ものづくりには切っても切れない永遠の課題です。
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普段は教室で、卒業制作に向けて、いくつかの課題を経て造形学を学んでいきます。
そして年に1度、吹き場で授業が行われます。
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今年の授業テーマは、“近々行う予定の馬場先生の個展で展示・販売する彫刻作品を学生達と共同制作することで、付加価値としての自己表現を市場に売り出すことの意味を考えてみる“

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技法は解凍ガラス技法

解凍ガラス技法は、コントロールが効かない高温領域にあるガラスを扱うことで、無意識層にある美の断面を引き出し(解凍し)視覚化してゆくことを目的とした、コンセプトとしての技法です。
馬場先生は20年程前、自然の意思を尊べる生き方を模索するために、ガラスの素の姿と向き合うことをツールとして解凍ガラス技法を生み出し、それ以来、制作の主な表現手法の一つとしてを取り入れているそうです。

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卒業した後、自分はどうなりたいのか、どうやってガラスで稼いでいくのか。
普段作りたいものは、本当に売れるもの?売りたいもの? 
本当は、可愛い物、好きな物、カッコいい物を作りたい。それでももちろん良いのだけれど、少し視野を広げてみる。
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普段の考え方、視点を少し変えてみる。
普段当たり前に思っていた事が実は全く違ったとらえ方が出来るかもしれない。
そんな凝り固まったイメージを柔らかくしていきます。


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どろどろに溶けたガラスは1300度以上、自分たちの思っている通りになかなかなりません。
数秒違っただけでも冷めたり、曲がったりと。
思い通りにならないガラス。人間の考えをはるかに超えてきます。
そんなガラスに敬意を払う。ものづくりとは?馬場先生は自らの制作を通して伝えます。
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最後に馬場先生からコメントをいただきました。

【今回共同制作したガラスは、私のアトリエで他の素材と組み合わせた後、作品として仕上げ、実際に会場でプライスカードを付けて展示します。
学生達が展示会を見に来たところでこの授業は完結します。

作家として販売を目的とした作品を作るが、売ることを目的とした作品は作らず、あくまでも自己表現をコアに置いた作品を作る。
自己表現の可能性を探ってゆくことはとても魅力的である反面、
”卒業後それで生きてゆけるのか?“ という気持ちを学生達は少なからず持っているのでは・・・? 
今回の授業が、学生達の ”世に作品を出してゆく意味を考える” 
一つのきっかけになればいいのではと思っています。】
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馬場先生、お忙しい日々の授業の中、
ブログ記事にもご協力をいただき本当にありがとうございました。
先生の展示会とても楽しみにしています。
 ようやく寒くなってきましたね。


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