2022年09月
2022年09月22日
化学物質の数が二億種類を突破!
参照:アメリカ化学会 ケミカルアブストラクツサービス
2015年6月30日のブログ記事で、ケミカルアブストラクツへの化学物質の登録数が1億種類を突破したことを紹介いたしました。
7年後の2022年9月、その化学物質の登録数は2億種類を突破しました!
人類の7年間の研究活動で、1億種類だった化学物質が2億種類になったのです。
増加した「1億種類」を7で割れば、1年あたり約1400万種類!
より正確に計算するなら、2015年6月下旬から2022年9月下旬までは7年と3ヵ月ですから、87ヵ月。
1億種類を87ヵ月で割れば、1ヵ月あたり115万種類の増加になります。
1ヵ月を30.4日とすれば、115万種類を30.4日で割って、1日あたり37800種類!
24時間しかない1日で、新しい化学物質は37800種類も新規に登録されているなんて、にわかには信じがたいですね。
1日は86400秒ですから、86400秒を37800種類で割って、1つの化学物質が登録されるのに2.29秒しかかかっていない計算になります。
ケムステニュース「CAS番号の登録が1億個突破!」にある横軸が西暦、縦軸が化学物質登録数のグラフも是非ご覧ください。化学物質の登録数が指数関数的に増えていることが分かります。
このケムステニュースの記事では「現在平均すると2分30秒で1個の化合物が登録されている」と紹介されていますが、この7年3ヵ月の平均では、「2.29秒で1個の化合物が登録されている」ということになります。
このケムステニュースの記事では「現在平均すると2分30秒で1個の化合物が登録されている」と紹介されていますが、この7年3ヵ月の平均では、「2.29秒で1個の化合物が登録されている」ということになります。