周期表Tシャツ(4)周期表のテディベア(クマのぬいぐるみ)

2013年06月16日

化学を愛するTシャツ

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知人女性がパジャマ代わりに着ているピンク色のTシャツ。

I love chemistry.

ハートマークの中には、たくさんの元素記号が隠れています。


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フッ素(F)、酸素(O)、マグネシウム(Mg)、ナトリウム(Na)、窒素(N)、リン(P)、金(Au)、カルシウム(Ca)、硫黄(S)、バリウム(Ba)、水銀(Hg)、銀(Ag)など。

思えば私が化学が好きになったのは、中学校(千葉県松戸市立小金中学校)に入って科学部に所属し、「物質は原子からできている」、「原子には元素とよばれる種類がある」、ということを知ったときだと思います。

夢中になって元素名を調べ、周期表の存在を知り、水素からローレンシウムまで、全部覚えました。

と同時に、科学部の活動で、いろいろな試薬を使った様々な実験を自分たちで行うことにより、「物質と物質を混ぜると、色が変わったり、沈殿が生成したりして、別の物質ができる! いろいろな種類(いろいろな元素)の原子には個性があって、化学反応によって組み換えが起こって、別の物質に変化する!」ということを実感して、もうそこからは化学に夢中になりました。

今から思えばもっと早く、小学生の時に知りたかったと感じます。

もし知っていたら、小学校(千葉県松戸市立殿平賀小学校)で所属していた「理科クラブ」でも、化学的な実験ができたかも?!

もっとも、小学校の時は小学校の時で、生き物(動物、昆虫、植物など)、天文(月や惑星の観望)、工作などで忙しかった(夢中になっていた)のですが。

別に幼稚園児や小学生が、物質は原子(げんし)というつぶつぶからできていること、原子(げんし)というつぶつぶには種類(名前)があること、原子の種類(名前)のことは元素(げんそ)といって、炭素(たんそ)、酸素(さんそ)、窒素(ちっそ)、ナトリウム、カルシウム、鉄(てつ)、銅(どう)、アルミニウム、銀(ぎん)、亜鉛(あえん)などいろいろなものがある、ということを知っても、問題ないと思います。

早くにこの概念を知っていれば、身のまわりにある「物質」に対するものの見方・認識がぐんと深くなって、物質に関係する理科に対する親近感(愛情)が違ってくるのではないでしょうか。

これに関連し、「元素の世界」と題する記事(2ページ)を公益社団法人日本教育会オピニオン誌「日本教育」に寄稿しました。

坂根弦太, “元素の世界”, 日本教育, No. 423 (2013年6月号), 22〜23頁. (連載「いま、日本は」第2回)

平成25年6月1日に発行されました。

もし皆様の職場等に「日本教育平成25年6月号」が届いておりましたら、ご一読ください。



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