2013年06月28日
化学を専門としない理系大学生の方々に覚えていただきたい元素40選

化学を専門としない(する予定のない)理系の大学生の方々にも、現代社会で理系人間として生きていくうえで、これぐらいは知っておいてほしいという元素を40種類、(私が勝手に)選んでみました。
【pdfファイル】
http://www.chem.ous.ac.jp/~gsakane/BlankPeriodicTable2.pdf
http://goo.gl/JW3Gd (Google URL Shortener で作成)
ダウンロードして、印刷してご利用いただければ幸いです。
上半分が問題、下半分が解答です。
用紙を半分に折って、問題に挑戦していただければと思っております。

この40種類の元素(解答で、黄色に塗られた赤文字の元素記号)については、周期表での位置が分かり、元素記号が書け、元素名を話すことができ、できたら英語の元素名を書けると素晴らしいと思います。
現在、114種類もある元素の、周期表での位置、元素名(日本語、英語)、元素記号を、全て暗記するのは大変です。
無機化学を専攻する大学生・大学院生の方々だったら、遠慮なく114種類全部覚えていただきたいと思いますが、化学を専攻していない大学生の方(例えば、生物系の大学生の方々)だったら、まずは私が(勝手に)選んだ40種類の元素に親しんでいただければ、いかがでしょうか。
元素に囲まれた物質文明社会で生きていくうえで、きっといつかどこかで、役に立つと思います。
個人的な意見ですが、高等学校の化学で、原子番号1番から20番ぐらいまでの元素を暗記することが多いと思いますが、もっと小学校高学年や中学校の段階で、周期表とは関係なく、今回私が選んだ40種類ぐらいの元素については、その元素名(日本語の元素名のみ)ぐらいは、紹介してしまったらよいのではないかと思います(元素記号は必要ないと思います)。
元素の名前を40種類ぐらい知っていれば、身近な物質が原子という粒子からできていること、その原子という粒子には種類があって、鉄、アルミニウム、銅、酸素など、いろいろな名前で呼ばれていること、などを知って、物質、原子、分子に親しみを感じることができるのではないかと思います。
この記事へのコメント
1. Posted by g 2021年09月08日 10:28
こんな素晴らしいブログに出会えて感謝の気持ちでいっぱいです