駅名:糠南(ぬかなん)
所在地:北海道天塩郡幌延町大字問寒別小字川口
所属路線:宗谷本線
訪問日:2012年9月、2013年12月、2015年12月

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ひとこと
広大な原野にポツンと取り残された板張りホームが印象深い、北の聖地と呼べる存在の駅です。

ホーム

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1面1線の板張りホームで、車両1両にも満たない長さの簡素なものです。

駅舎・待合
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板張りホームでひときわ存在感を示しているヨド物置こそ、糠南駅の待合です。
扉を開ければ、木箱にダンボールを被せタオルケットを敷いた特等席が待っています。
日本中どこを探してもこんな待合はありません。

トイレ
ありません。

駅ノート

初回の訪問時にはありませんでしたが、2回目の訪問では復活していました。
有名な秘境駅ではありますが、訪問が難しいためか思ったほど書き込みはありませんでした。

周辺地理

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ご覧の通り、何もありません。強いて言えば牧場の屋根が遠くに見えます。


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駅前の踏切を南西方面に向かって少し歩くと、民家が一軒だけあります。
ここに住んでいるご夫婦が駅の雪かきを請け負っているそうです。
ただ、車をお持ちのようなので列車は使っていないのでしょうね。

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家から続く道を牧草地を横目に進むと堤防に行きつき、さらに進むと線路脇まで行くことができます。
線路の先にはどこにも行けない駅と言われていた上雄信内駅があったのですが、その痕跡を探すことは困難でしょう。


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駅前の踏切を北東に進むと広い道に出ますが、右に曲がると丘を越えながら問寒別に向かいます。
途中には問寒別神社や北海道大学の演習林があり、20分ほど歩けば集落です。
左に曲がると山に向かうのですが、糠南俯瞰という有名な撮影ポイントがあるそうです。
(もっとも、そこで列車の写真を撮っていたら乗れませんが…)

見どころ

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夏は青々とした牧草地、冬は足跡もない銀世界が見渡す限りに広がる素晴らしい眺望が待っています。
もちろん人通りも皆無に等しく静かで、絵画の世界を独り占めした気分になれます。
そしてそこに佇む簡素な駅の設備も芸術品の一部に感じられることでしょう。

訪問拠点
天塩中川(宗谷本線)・幌延(
宗谷本線)・音威子府(宗谷本線・名寄(宗谷本線
 
訪問方法

2016年春からのダイヤでは、天塩中川もしくは音威子府に泊まり、6:23着→6:40発、幌延以北に泊まり6:40着→9:55発、旭川以北に泊まり9:55着→12:29発、夜なら17:58着→19:04発の組み合わせになるでしょう。
一日2往復→通学需要で2.5往復に増→普通列車減便の代わりに3往復全てが停車と、停車本数が増えている不思議な存在です。

駅間歩き
名寄方面の問寒別まで2.7kmで、途中に丘があるものの厳しいアップダウンではありません。
列車の停車本数を考えると、片道は問寒別からのアプローチも考えるとよいでしょう。
稚内方面の雄信内へは天塩川が邪魔をしているため問寒別から迂回するしかなく、12.5kmもの遠回りになります。
しかし、堤防の先から線r…ゴニョゴニョ。2kmだけ上手くやれれば…ゴニョゴニョ。
え?私はやっていませんよ(やらないとは言ってない)。

あわせて行きたい
雄信内駅(宗谷本線)
安牛駅(
宗谷本線
歌内駅(
宗谷本線
筬島駅(
宗谷本線

オススメ度
★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★(20/10)
私の一番のお気に入りが糠南駅です。
ロケーション、駅の設備、路線の味わい、全てが完璧です。
鉄道に興味のない普通の旅人でも、一度は降りてみてほしいですね。