■律子と○人シリーズ
P「律子と五人」


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 00:41:39.84 :erIsafL10

響「はいさーい!今日も元気にいこー!」ガチャッ 

貴音「おはようございます。響は真、元気が良くて……」 

響「どんな時でも元気よく!ってな!アイドルの基本さー」 

貴音「良い心掛けです。ですが、今は余り……」 

響「え、何かマズイ時に来ちゃったか?」 

貴音「あれを……」 

律子「……」 

P「……はぁーあ」 

小鳥「あの、えっと……」 

響「な、何さ、あの空間は……」 

貴音「私も今来た所で……」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 00:47:16.65 :erIsafL10

響「あの、律子?どしたんさ?何か怒って……」 

律子「別に」 

響「あぅ、そ、そうか……」 

貴音「響。今は余り触れぬ方がよいかと」 

響「でも気になるぞー……」 

小鳥「私が説明します。今朝から聞いてたから」 

響「ピヨ子!ピヨ子の背後に後光が見えるよー!」 

小鳥「……あんまり楽しい話じゃないわよ?」 

貴音「ですが、プロデューサーまであの様子では私達も仕事になりませんから……」 

小鳥「そうですね、ええと……まず今朝私が掃除していたら二人がやってきて……」 

……。 

P「はいおはようございまーす!」バンッ 

律子「ちょっと、五月蝿いんですけど。静かに動いてもらえません?」 

P「はいはいすみませんねー。あ、小鳥さんおはようございます」 

小鳥「あ、えと、おはようございます……ピヨ……」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 00:52:44.53 :erIsafL10

P「ああ、すみません。音うるさかったですね。ちょっとイライラしてて」 

小鳥「あの、あの……喧嘩したとかですか?お二人……」 

律子「ケンカぁ?なんで私達がケンカするんですか。やだなぁ音無さんったら」 

P「はっはっは、そうですよ。なんで俺がこんなチビメガネをまともに相手にするんですか」 

律子「ええそうですとも。ナリだけでかくて中身ガキな人とまともに会話なんてできませんから」 

小鳥「ピヨー……」 

律子「まぁ心配しなくても、仕事には影響出しませんから。小鳥さん、良ければコーヒーお願いできません?」 

P「あ、俺もコーヒーを」 

律子「あっまーいコーヒーですよね?」 

P「……ブラックで」 

律子「あらぁ?ブラックなんか飲めるんですかぁ?お子様舌のプロデューサー殿が」 

P「大人だから飲めますー平気ですー」 

律子「へーぇそうですか。じゃあ私もブラックで。ちょっと眠かったから丁度いいわ」 

小鳥「あの、プロデューサーさん、本当に……」 

P「ブラックでかまいませんよ。飲めないわけじゃないですから」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 01:02:01.59 :erIsafL10

……。 

響「うわ……キツいぞ……」 

小鳥「朝からそんな中に一人でいたのよ。そのキツさは多分想像以上よ」 

貴音「一体何故そんな事に……」 

小鳥「私も流石に気になって聞いたんだけど、そしたらね……」 

……。 

律子「あらあらプロデューサー。せっかくのコーヒーが冷たくなってますよ?」 

P「……冷えたのが飲みたいんだよ」 

律子「あらそうですかー。てっきり苦いのが飲めないのかと思っちゃいましたよー。ごめんなさいねぇ?」 

P「……」 

小鳥「あの、プロデューサーさん」ヒソヒソ 

P「なんですか?」 

小鳥「一応、お砂糖入れて起きましたから。多分そこまで苦くは無いと思いますよ」ヒソヒソ 

P「本当ですか?ありがとうございます」ヒソヒソ


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 01:06:40.26 :erIsafL10

小鳥「いえいえ。でも……お礼代わりにちょっとお話が」ヒソヒソ 

P「飲んでからでいいですか?」 

小鳥「あ、はい」 

P「あーブラックとか平気だわー全然苦くないわーうぐっ」グイッ 

小鳥(スプーン三杯入れてもまだ苦いのね……) 

律子「……はぁ」 

小鳥「あの、それで……」 

P「うるさいのがいるんで場所移しましょうか。ちょっと外で」 

小鳥「そうですね、じゃあ……」ガチャ 

P「……で、どうかしましたか?」 

小鳥「何か、律子さんと揉めてるみたいじゃないですか。何かあったんですか?」 

P「バレましたか。実は……」 

……。 

響「で、なんだったんだ?」 

小鳥「……しょーもない話よ?」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 01:10:17.68 :erIsafL10

貴音「ですが、それがわからねば話が進みませんし」 

小鳥「ええと……仮面ライダーって知ってる?」 

貴音「かめんらいだぁ、ですか」 

響「自分知ってるさー。特撮のヒーローだよね?」 

小鳥「ええ。その変身ベルトがね、おもちゃで売ってるのよ」 

響「昔欲しかったなー。最近のは知らないけど」 

小鳥「……原因、それなの」 

貴音「……はて」 

小鳥「おもちゃをね、欲しがったみたい。プロデューサーが。それを見た律子さんが無駄遣いだって怒って」 

貴音「もしや、それであのように?」 

響「うわぁ……子供みたいだぞ、プロデューサー」 

小鳥「流石に擁護出来なかったわ。あの人はどうしてこう……」 

響「よし、自分ちょっと行ってくるぞ!」 

貴音「私もそうしましょう。このままではやはり仕事になりそうもありません」 


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 01:13:50.89 :erIsafL10

小鳥「あー、ちょっと待って。誰も突っ込まないから先に言うけど、ちょっとしたお話があるんです」 

響「話?なんだよー、今からプロデューサーにカミナリ食らわすんさー」 

小鳥「あのね、なんで律子さんが怒ったかわかる?」 

貴音「そういえば……なぜ律子嬢がプロデューサーの無駄遣いに怒るのでしょう?」 

小鳥「……あの二人、付き合ってるのよ」 

響「え……」 

貴音「……?」 

響「えぇええええええ!?」 

貴音「響、何故驚いているのです?理由を教えてくれませんか」 

小鳥「付き合ってるっていうのはね、ええと……結婚する事を前提に男女の関係になったと、まぁそういう事で……」 

貴音「まぁ……」 

響「う、ウソだ!自分騙されないぞ!」 

小鳥「本当よ、響ちゃん。現実を見て」 

響「な、ななななな……だって、自分……」 


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 01:18:35.01 :erIsafL10

貴音「……戦わずして負けて、という所でしょうか」 

響「なんでそんなに冷静なのー!?貴音だってプロデューサーの事……」 

貴音「響」 

響「う、な、なんだよー」 

貴音「あの方がお選びになったのです。であるならば、私から言う事はありません。律子嬢は、それにふさわしい器量もお持ちだと思います」 

響「うぅー……でもぉ……」 

小鳥「涙目になってる響ちゃんかわいいわ」 

響「だ、でも、やっぱり納得いかないぞ!プロデューサーと話してくる!」 

貴音「……私も、少し問いたい事があります」 

小鳥「妙な事にならないように私もついときますね」 

響「プロデューサー!」 

P「なんだよ響。五月蝿いぞ」 

響「う……ごめん……じゃなくて!」 

P「仕事中なんだけど、何かあるならすぐ言ってくれないか?」 

響「あの、プロデューサーが律子とつ、付き合ってるって本当か?」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 01:23:08.33 :erIsafL10

P「……貴音もその事か?」 

貴音「ええ、まぁ……」 

P「まぁ本当だよ。今半分同棲中」 

響「ど、ど、どどどど……どど、どどど!」 

貴音「どうして今まで内緒になさっていたのですか?」 

P「言ったら今の響みたいになるだろ?追々ちゃんと言うつもりだったんだけど」 

貴音「なんと、私達に対する配慮でしたか……流石、と申しましょうか」 

P「大した事じゃないんだけどな」 

貴音「しかし、あなた様。それは……結構なのですが、今日のように仕事もままならないようでは困ります」 

P「え?いや仕事はちゃんと……」 

貴音「先程から書類が変わっておりませんよ」 

P「……よく見てるな、貴音は」 

貴音「仲直りなさったらいかがです?」 

P「それはできない」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 01:27:59.92 :erIsafL10

貴音「それは、何故?」 

P「いや、理由は特に無いんだけど……趣味を否定されるのって、結構辛いんだよ」 

貴音「それに関しては、確かにそうでしょうけれど」 

P「特にさ、信頼してる相手とか、好きな相手とかに言われるとキツくてさ。それをアイツがわかるまで無理だ」 

貴音「……ふむ。思ったよりも難しい問題な様子」 

P「きっかけは些細でも、人間関係だからな。簡単な問題なんてないよ」 

小鳥「すごいまともな事言ってるけど、原因この人なのよね……」 

小鳥(でもウィザードライバーは私もちょっと欲しいわ) 

響「はっ!まずいまずい、一瞬意識が沖縄に帰ってたぞ……プロデューサー!」 

P「おかえり響」ナデナデ 

響「うが、えへへ……いや、騙されないからな!律子のどこがいいんだよー!」 

P「ん?」 

小鳥(あ、今若者が無茶な戦いに挑もうとしている。響ちゃんは知らないのよね、二人の……) 

P「そうだな、まず可愛いだろ」 

響「うがっ!」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 01:34:13.35 :erIsafL10

P「ああ見えてロマンチストだし。あとしっかり者だな。俺のことも年中考えてくれてるし」 

響「う、うぅー……」 

P「だけど結構抜けてる事もあってさ。それがまた可愛くて……」 

律子「こら。また余計な事を……」 

P「別に関係ないだろ、俺が何言ってようと」 

律子「はいはい。あずささんがまた迷ってるみたいなんで迎えに行ってきますね」 

小鳥「あ、はーい」 

小鳥(気のせいかしら。今の余計な事をっていうの、私に言われたような気が……まさかね!) 

P「……あの様子だとまだ怒ってるな」 

貴音「そうでしょうか?いつもと変わらないようでしたが」 

P「んー、いつもより声のトーンが低めだ」 

貴音「なんと……そのような所まで」 

P「自然にわかるようになった」 

響「プロデューサー!ちょっと聞いてくれ!」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 01:40:33.74 :erIsafL10

P「なんだよ」 

響「あのな、じ、自分もな、前からプロデューサーの事を……」 

イッパイイッパイイッパイイッパイ 

P「悪い、電話だ。もしもし?」 

小鳥(あ、響ちゃん震えてる。負けないで!) 

P「なんだ、律子か。どうしたって?……ああ、そのまま現場な。一旦帰ってくるのか?わかった。じゃあな」 

小鳥「律子さん、どうしたんですか?」 

P「あずささん捕まえたらそのまま送ってくそうです。送った後一回事務所帰ってきて、それからまた迎えに行くと」

小鳥「大変ですねぇ」 

P「俺の予想だと、事務所よりかなり現場に近い所にいる事がわかったんだと思います」 

小鳥「前もそんな事ありましたしね」 

P「困ったもんですね。……で、響。どうした?」 

響「自分も!プロデューサーの事好きだったって言いたかったんだぞ!」 

P「そうか、ありがとな」ナデナデ 

響「子供扱いするなー!自分、本気さー!」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 01:44:41.44 :erIsafL10

P「本気だとしても俺は無理だ。律子いるし」 

響「でも、今ケンカしてるし……別れるかもしれないじゃないか!」 

貴音「響。そのような事を言うものではありません」 

響「うっ……」 

P「……まぁ、そうならないとは限らないな」 

貴音「なんと……」 

小鳥(そんな事微塵も思ってない顔ね、あれは) 

P「このままお互いが噛み合わないままだったら終わりだろうな」 

響「自分だったら、プロデューサーの趣味を否定なんかしないぞ。ちゃんとわかってあげられるさー」 

P「そうか。だったら響に乗り換えるかなぁ」 

響「え、うぇえ!?」 

貴音「あの、私はかめんらいだぁは存じませんが、きっと勉強して……」 

小鳥「ウィザードかっこいいですけど、どうもデザインに戦隊っぽさがありますよね」 

P「最近はそれも良さに思えるようになってきましたよ。あとマントは純粋にいいですね。キック主体のアクションに良く映える」 

小鳥「ただ最近のライダーは玩具売上重視が目に見えますからねぇ」 


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 01:48:41.72 :erIsafL10

P「Wくらいからですかね?やたらとグッズ増やすようになったの」 

小鳥「仕方ないとはいえ、あの路線はどうかと……」 

響「ピヨ子詳しすぎるだろ!」 

貴音「奥深い世界なのですね……」 

P「おっと、話しすぎたか。でも、俺から律子と別れようなんてつもりは……無いな、うん」 

響「うぐ、何でなの?」 

P「いや、何でって言われてもなぁ。……好きなんだよ、俺」 

響「だからどこが!自分だって可愛い……でしょ!?」 

P「そりゃ可愛いよ。立派なアイドルだ」 

響「だったらなんで律子なのさ!」 

P「うーん……説明が難しいな」 

貴音「比べてみれば良いのではないですか?響と私と律子嬢、三者三様に比べてみれば答えもわかるやもしれません」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 01:53:19.95 :erIsafL10

小鳥「あ、あのー、私とも比べてもらっても……」 

P「響も貴音も可愛いぞ?俺がプロデュースするアイドルなんだ、それは保証する」 

小鳥「……」 

P「でもなぁ……律子より可愛いとはどうしても思えないというか、ジャンルが違うというか……」 

貴音「じゃんる、ですか」 

P「そうだな。俺の中で違うジャンルなのかもしれん」 

響「……決めた!」 

貴音「突然大声を出すものではありませんよ、響」 

響「あ、ごめん。って、決意に水差さないでよぉ。自分、律子と対決するさ」 

小鳥(やめといた方がいいわよ、と思うけれど、絶対に言わない。その方が面白そうだから) 

P「対決?競争でもするのか?」 

響「自分と律子、どっちがお嫁さんにしたいかプロデューサーに決めてもらうさー!」 

律子「なんで私がそれに付き合わなきゃいけないの」 

小鳥「あら、律子さん。お帰りなさい」 


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 01:56:47.78 :erIsafL10

貴音「随分とお早い……」 

律子「ええ。途中で伊織と合流できてね。あの子の運転手さんがついてるっていうから、任せてきたの。仕事も溜まってるしね」 

P「もう怒ってないのか」 

律子「まぁ、怒るのもエネルギーいるって事ですね。馬鹿らしくなっちゃいました。あの、悪かっ……」 

響「律子ー!決闘だ、決闘するさー!」 

律子「はぁ?決闘?どうしたの響。熱でも……」 

響「自分健康だぞー!律子と自分、どっちがお嫁さんにしたいかプロデューサーに決めてもらうさー!」 

小鳥(これ、律子さんと付き合ってる時点で響ちゃんに勝ち目あるのかしら。その辺絶対考えて無いわよね。可愛いわ) 

P「あー……」ポリポリ 

律子「またしょうもない事を……わかったわかった、付き合えばいいんでしょ。ほら、何で勝負するの?」 

響「……全然考えてなかったさ」 

小鳥(バ可愛い) 

貴音「でしたら、響がプロデューサーに自らの良さをあぴぃるすれば良いのではないですか?」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 02:03:05.66 :erIsafL10

響「おお!でもそれで勝負になるのかな?」 

貴音「交互にアピールしていけば良いのではないでしょうか」 

響「なるほどな!それで多く選ばれた方がプロデューサーの彼女か!彼女……うわー!」 

小鳥「自分で言って照れてる響ちゃんマジバカワイイ」 

P「中身漏れてますよ小鳥さん」 

小鳥「おっと」ジュルリ 

律子「……それって、パスはアリよね?」 

貴音「まぁ、不利にしかなりませんし、ありかと」 

響「よし、じゃあ先攻は自分もらうぞ!」 

律子「どうぞー」 

響「自分の良い所か……自分、完璧……違う、これじゃいつもと同じだぞ……」ブツブツ 

P「めっちゃ真剣」 

小鳥「女心ですよ、プロデューサーさん」 

貴音「……私も参加すればよかったかもしれません」


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 02:08:23.50 :erIsafL10

響「よし、決めた!自分、こう見えて編み物が趣味なんだけど……」 

P「そういやそうだったな。それで?」 

響「あの、自分と付き合ったら、手編みのマフラーとかプレゼントして……あげられる、ぞ?」 

P「手編みかー。俺毛糸嫌いなんだよなー電気人間だから」 

小鳥「あ、わかりますー。冬場とかすぐパチってなりますよね」 

律子「あれって肌から水分なくなるとなりやすいらしいですよ。小鳥さん」 

小鳥「ピヨッ!?」 

貴音「すきんけあは大事ですよ」 

小鳥「ピヨ~……」 

響「ちょ、聞いてよ!」 

P「ちゃんと聞いてたし、毛糸嫌いも半分冗談だ。電気人間なのは本当」 

貴音「では後攻、律子嬢の番ですね」 

律子「えぇ~?……パスで」 

響「ふっふっふ、律子敗れたり!だぞ!パスしちゃったらこの勝負は当然……」 

貴音「ではプロデューサー。判定を」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 02:13:01.91 :erIsafL10

P「律子で」 

響「だよな~!……えっ!?」 

小鳥(私的には完璧にだよな~よ。どうせ『めんどくさそうな律子かわいい』とか思ってるはず) 

P(めんどくさそうな律子かわいい) 

響「なんでさぁ!律子何も言ってないぞ!」 

P「多分頼んだらマフラーとか編んでくれそうだし」 

律子「……まぁ、編めなくは無いですよ。忙しいから遠慮願いたいですけど」 

P「でも俺が欲しいっていったら編んでくれるだろ」 

律子「……考えときます」 

響「……つ、次!えっと、そうだ料理!自分料理も出来るぞ!」 

P「一人暮らしならまぁ、多少はね?」 

響「結構美味しいっていぬ美達からも好評なんだぞ!」 

貴音「ええ……真、美味でした」 

P「ほー」 

響「だから、自分と付き合ったらいつでも好きな物食べさせてあげるぞ」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 02:19:34.88 :erIsafL10

P「ふむふむ」 

律子「なんですか。なんでこっち見るんですか」 

P「いや、好きなものってあんまり出ないなーと思って」 

律子「栄養面考えてるんです。私もですけど、外食とかコンビニ弁当多くなりがちなんで」 

響「律子はプロデューサーに好きな物も食べさせてあげないのか?プロデューサーが可哀想だぞ?」 

律子「もちろん私はパスで」 

貴音「では判定を」 

P「律子で」 

響「だからなんでぇ!」 

小鳥(なんだかんだで俺の体の事考えてくれてる律子好き、ね) 

P(なんだかんだで俺の体の事考えてくれてる律子好き) 

響「なんで何も言ってない自分勝てないんだよぉ……律子さっきからパスしかしてないのに……」 

貴音「では、次はぱす無しで」 

律子「……えぇ~」 

響「じゃあ、じゃあ……じゃあ、ううう……」


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 02:24:28.81 :erIsafL10

小鳥「頭抱えてうずくまりましたよ」 

P「悩んでるんですね。はっはっは」 

貴音「響はいつも可愛らしいですね」 

律子(私何やってるんだろう……) 

響「じゃあ、じゃあわかった!自分、自分はぁ!本気で、めちゃくちゃ本気でプロデューサーの事好きだぞ!めっちゃ好きだぞ!」 

小鳥「これはストレートに来ましたね」 

貴音「最後には気持ちで勝負……実に響らしい選択です」 

P「ほう、どのくらい本気だ?」 

響「え……」 

P「俺以外の男と話すなって言われたら出来る?」 

響「が、頑張るぞ!」 

P「律子は?」 

律子「仕事に支障が出ない程度なら努力しますけど、確約はしかねますね」


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 02:28:58.00 :erIsafL10

P「じゃあ毎日おはようとおやすみのキスしてって言ったら?」 

響「するぞ!忘れないように!」 

律子「……泊まったら毎度せがむじゃないですか」 

貴音「なんと……プロデューサー、無理矢理はいけません」 

P「むりやりまではいってないぞ。じゃあ俺と寝てくれって言ったら?」 

響「そのくらい平気だぞ!」 

律子「今更でしょう」 

小鳥「この場合の寝るは?」 

P「小鳥さんの考えたほうであってます」 

小鳥「響ちゃん、へぇ~」ニヤニヤ 

響「な、なんだよ……」 

P「で、律子は?」 

律子「私ですか?私は……そうですね……」 

P「どのくらい?」 

律子「好きです」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 02:32:42.26 :erIsafL10

P「……律子で」 

響「だから、だからなんで!なんでぇ……うぅ……」グスグス 

小鳥「あらららら……響ちゃん、大丈夫?」 

響「自分だってプロデューサーの事大好きなのにぃ……なんでそうやって……」 

P「あー……」チラ 

律子「なんでこっちを見るんですか。こういう時は構いませんよ」 

P「ん。じゃ、響」 

響「なんだ……うわっ!」ギュ 

P「ありがとうな、響。俺みたいなのをそんなに好きだって言ってくれて」 

響「うぅ……」 

P「でもな、俺は律子が好きなんだよ。多分、響が俺のこと好きなのと同じくらいに、さ」 

小鳥「恥ずかしい事平気で言いますね」 

律子「あれ、結構効くんですよ。突然やられると」 

小鳥「やだ、やられるんですか?」 

律子「……流してください」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 02:37:54.24 :erIsafL10

P「それってさ、我慢出来る事じゃないんだよ。お前にもわかるよな、そういう気持ち」 

響「……うん。好きだ好きだって気持ちが、溢れて止まらなくなるんさ……」 

P「だから、俺は律子無しじゃ生きてけないんだよ。好きで好きで、いつだって一緒にいたいくらい好きで……」 

P「お前の気持ちにも気付けないくらい好きで。だから、お前の気持ちには応えられない」 

響「自分勝手だな、プロデューサーは……」 

P「そうだなぁ。悪いヤツだよ」 

響「うぐ……ぷろりゅぅさぁ……もうちょっとだけ、こうしててもらってもいいか?」 

P「構わないぞ」 

響「もうちょっと、だけ……してくれたら、また笑うから」 

P「……響は強いな」 

響「自分、完璧だからな。へへ」 

P「そうだな。完璧な、俺の大好きなアイドルだよ」ナデナデ 

響「……自分、二番目でいいぞ。プロデューサーが二番目に好きな人でいい。プロデューサーが幸せなのが、自分の一番の幸せだからな」 

P「もちろんだ。律子の次にお前が好きだよ」 

響「……へへっ!だったらなんくるないさー!ありがと!」


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 02:42:57.46 :erIsafL10

P「もういいのか?」 

響「うん。律子に怒られたくないしな。……あの、律子」 

律子「なにかしら」 

響「プロデューサーを、よろしく……よ゛ろ゛じぐな゛ぁ゛~」ブワッ 

律子「もう、この子は……ティッシュ使いなさいよ」 

響「うぅぅ……ごべん……」チーン 

律子「……言われなくてもね、ちゃんと見張っとくから安心しなさい。こんな人、ほっといたらどうなるかわかんないじゃない」 

響「プロデューサー、自分や律子がいないとダメダメだからな」 

律子「でしょう?」 

P「おいおい酷いな……」 

律子「あはは……さて。プロデューサー殿。謝らせてください。くだらないおもちゃ、は撤回します」 

P「ん?……あ、そういやケンカしてたな」 

律子「あれにはあれで価値があるんでしょうね、私がわからないだけで。ですから、ある程度なら無駄遣いも容認しましょ」 

P「おお!……あー、でもやめとくよ」 

律子「え?いいんですか?」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 02:47:23.69 :erIsafL10

P「うん。よくよく考えたら勢いだけで欲しがってたしな。怒られてちょっと反省した」 

律子「もう……仕方ない人ですねぇ」 

P「そういや、何でそこまで怒ったんだ?言っちゃなんだけど、たかが無駄遣いだろ。しかも大した額じゃない」 

律子「あれは……その」 

P「どうした、まさか何か使い込んだとか……」 

律子「失礼な、違いますよ!その、ですね。私達のお給料、それなりな額だけど多くはないでしょう?」 

小鳥「確かに」 

P「小鳥さん、今はちょっと」 

小鳥「すみません」 

律子「だから、ちょっとでも貯金しようと思って。それで、つい」 

P「貯金?何か買うのか?それとも有事の備え?律子らしいけど」 

律子「けっ……こん、資金ですよ。」 

P「ん?」 

律子「だから!結婚資金です!式場とか、いろいろお金かかるし……今から見据えとかないと、って思って……」


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 02:54:27.14 :erIsafL10

P「……」スッ 

律子「ど、どうしたんですか?床に座ったりして」 

P「すまんかったー!!」ドゲザ 

律子「ちょ、落ち着いてください!」 

P「俺ぁ……俺ぁなんて事を……あんなくそみたいなモンに金を使おうとしてたなんて……」 

律子「言い過ぎでは!?」 

P「いやあんなもんいいんだ!律子!」 

律子「は、はい!」 

P「派手な式を挙げよう!それで、幸せになろうな!」ガシッ 

律子「ちょっと、手……もう、わかりましたから……」オロオロ 


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 02:55:41.11 :erIsafL10

貴音「……小鳥嬢」 

小鳥「ええ……わかるわ……」 

響「うがー、やっぱなんか悔しいぞー……」 

小鳥「お茶にしましょう。美味しいお茶うけがあるんです……」 

貴音「……結局想いを打ち明けられなかった私は、弱いのでしょうか」 

小鳥「仕方ないわ、仕方ないのよ……これ、どうぞ」サイクロン 

貴音「この小さな箱とベルトは……面妖な……」 

小鳥「今度一緒に仮面ライダー見ましょうね。響ちゃんも一緒に」 

響「え、自分はちょっと……」 

P「やっぱりお前で良かったよ!」 

律子「ああもう離してください!」 

おわり


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/30(火) 03:00:48.74 :erIsafL10

ベヨネッタで百裂中佐してたら何者かに「律子も可愛いけど響も可愛いし、響となったら貴音も必要だよね」と囁かれたので書きました。 
もっと貴音の出番を一杯書けたらよかったのにと反省しています。 
お付き合いいただきありがとうございました寝ます。 

相変わらず貼り忘れる前日譚こちら 


元スレ
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