2:2013/06/23(日) 02:56:33.79 :68EwTcQn0

P「ああ。これなんだが……知ってるか?」 

律子「うーん、見たことありませんね」 

律子「っていうか私あんまりゲームやらないですし」 

P「そうか……」 

律子「ちょ、ちょっと!なんでそんなに落ち込んでるんですか!?」


3:2013/06/23(日) 03:00:45.82 :68EwTcQn0

P「いや、名作なんだよ。でも律子のぐらいの世代でも知らないんだなと思って……」 

律子「っていうか何で事務所にゲームなんて持ってきてるんですか!」 

P「う、い、いや真美たちになにか面白いゲームないかって言われて……」 

律子「はあ……まったくプロデューサー殿は」 

P「いやでも『兄ちゃんの子供の時って面白いゲームあったの?ないよね~笑』って言われたら黙ってられんだろ!?」 

律子「中学生と張り合ってどうするんですか……」


4:2013/06/23(日) 03:02:58.11 :68EwTcQn0

律子「第一これプレイステーションじゃないですか?こんな古いのあの子たちはやらないでしょう?」 

P「プレステって略さないあたりに不慣れ感を感じるな」 

律子「うるさいですね」 

P「ま、でもめちゃめちゃはまってたぞ?」 

律子「え?もう貸したあとなんですか?」 


5:2013/06/23(日) 03:06:01.54 :68EwTcQn0

P「ああ」 

律子「……なるほど。最近のあの子たちの寝不足の原因はプロデューサー殿だったってことですか……」 

P「!?」 

P「い、いや俺のせいか!?」 

律子「当然でしょう!?何考えてるんですか!」 

P「ぐ……」 

律子「はあ……まったく」


6:2013/06/23(日) 03:08:18.12 :68EwTcQn0

P「わ、悪かったよ」 

律子「まあ、もういいですけどね……」 

律子「でもあの子たちがそういう、言ったら悪いですけど古いゲームに熱中するなんて意外ですね」 

P「ああ、名作だからな」 

P「そうだ、律子もやってみればいい」 

律子「……は?」 


7:2013/06/23(日) 03:10:24.78 :68EwTcQn0

P「何事も経験だろ?それにもう二度と『ゲームなんて』と言えなくなるかもしれん」 

律子「すごい自信ですね」 

律子「でもソフトだけじゃ……」 

P「心配ご無用!」 

律子「……」 

律子「なんで……鞄にゲーム機が入ってるんですか?」 

P「今日返してもらったから」


8:2013/06/23(日) 03:12:11.34 :68EwTcQn0

P「いやーあいつらってPS3も持ってないんだな。ポータブル世代ってやつか」 

律子「……はあ」 

P「ということでやるぞ」 

律子「ちょ……まだしご……!」 

P「そんなもん明日だ明日!」


9:2013/06/23(日) 03:13:56.20 :68EwTcQn0

P「ということでセッティング完了」 

律子「はあ……なんて強引なんですか」 

P「そりゃ息抜きも必要だろ?」 

P「お菓子もジュースもあるし」 

律子「はいはい」


10:2013/06/23(日) 03:16:03.49 :68EwTcQn0

律子「というか、私何の説明もされてないんですけど」 

律子「ゲームとか全然得意じゃないですよ?」 

P「そんなにアクションとか難しい操作が必要なゲームじゃないから大丈夫だ」 

P「これは育成シミュレーション」 

律子「育成?」 

P「ああ、モンスターを育てるゲームだ」


11:2013/06/23(日) 03:17:45.99 :68EwTcQn0

律子「あ、始まった」 

P「まずは名前入力だな。主人公の名前だから何でもいい」 

律子「プロデューサー殿が決めてくださいよ」 

P「律子が決めろよ。お前がやるんだから」 

律子「えー……」 

律子「……」


12:2013/06/23(日) 03:19:55.65 :68EwTcQn0

『プロデューサー』 

P「なんで俺なんだよ!」 

律子「あら、私もですよ?」 

P「あ、そうか」 

律子「それに育てる人なんだから合ってるでしょ?」 

P「ぬ……ま、まあいい」 

…… 


13:2013/06/23(日) 03:21:29.03 :68EwTcQn0

律子「ふーん、モンスターを育てて大会で勝たせるゲームですか」 

P「そうだ」 

律子「単純ですね」 

P「だが、奥が深い」 

『……おーい、呼んできてくれ』 

『えー、初めまして』


14:2013/06/23(日) 03:23:32.58 :68EwTcQn0

律子「あれ、この子……」 

P「ホリィさんだ」 

律子「ホ、ホリィさん?」 

P「そう、みんなのアイドルホリィさんだ」 

ホリィ『ま、基本はみっちり叩き込まれてるから安心してよ!』 

ホリィ『……じゃなくって、してください』 

『……まあ、口のきき方がナンヤカンヤ……』


16:2013/06/23(日) 03:25:54.05 :68EwTcQn0

律子「かわいいですね」 

P「ホリィさんだからな」 

律子「……」 

ホリィ『怖そうな人じゃなくて安心したよ』 

ホリィ『あー、先生!』 

テスカ『おー、ホリィか。はっはっはっ、元気にナンヤカンヤ……』


17:2013/06/23(日) 03:28:22.00 :68EwTcQn0

ホリィ『さ、それじゃ街に行ってモンスターを手に入れよっか!』 

P「さて、これからが本番だ」 

律子「まずは何をすればいいんですか?」 

P「モンスターを手に入れる」 

律子「どうするんですか?」 

P「これがこのゲームが人気になった要因の一つでな」 

P「モンスターを手に入れるにはCDを使う」


19:2013/06/23(日) 03:32:00.94 :68EwTcQn0

律子「CD?」 

P「ああ、実際の音楽CDとかを読み込ませてそれでモンスターを呼び出す。ま、再生するっていうんだが」 

P「どのCDからなんのモンスターが出てくるかわからないから面白い」 

律子「へえー確かに珍しいですね」 

P「それにお気に入りのCDから出てきたモンスターなら愛着も湧くだろ?」 

律子「確かに」


20:2013/06/23(日) 03:33:52.87 :68EwTcQn0

P「ということで、せっかくだし律子のCDを使おう」 

律子「わ、私のですかあ!?」 

P「当然だろ」 

P「これにするか。『魔法をかけて』」 

律子「すごい気乗りしないんですけど……」 

P「まあまあ、それがこのゲームの醍醐味だから」 


21:2013/06/23(日) 03:35:06.06 :68EwTcQn0

P「それに、すごい強かったり可愛かったりするやつが出てくるかもしれないぞ」 

律子「……」 

律子「ま、まあいいですけど」 

P「おし、レッツ再生!!」


23:2013/06/23(日) 03:37:26.10 :68EwTcQn0

トゥルルルルルル~ン!! 


安価↓1 

出てきたモンスター何系か 


24:2013/06/23(日) 03:40:10.16 :L/mvy/Ya0
まぐまぐみ


25:2013/06/23(日) 03:43:00.70 :68EwTcQn0

『ゲル×モノリス=マグマグミ』 

ホリィ『なんだかヘンテコなモンスターだね』 


律子『……』 

P『……』


26:2013/06/23(日) 03:46:35.67 :68EwTcQn0

律子「……」 

P「イ、イイモンスターカナー……?」 

律子「……」 

P「って今市場に行ったら引き取られちゃうから!」 

律子「……合ってるんじゃないですか?」 

P「い、いやいや!こいつ結構強いから!」


27:2013/06/23(日) 03:48:54.99 :68EwTcQn0

律子「はあ……」 

P「ま、まあまあ育ててみようじゃないか!育てていくと愛着湧くもんだし!」 

律子「……そうですかね」 

P「じゃあファームへを選んでファームに行くぞ」 


→ファームへ


28:2013/06/23(日) 03:56:23.12 :68EwTcQn0

P「さて、じゃあこっから育てるわけだが」 

律子「いきなりなんか出てきましたけど……エサ?」 

P「ああ、一か月の初めの週にエサを選ぶんだ」 

律子「値段が違うし……なんだかジャガイモはやめたほうがよさそうな気がするんですけど」 

律子「何がいいですかね?」 

P「無難なのはさかなもどきかな」 

P「肉もどきは寿命が延びるが今はコスト的には高い、じゃがもどきは忠誠値……まあなつき度みたいなもんだな。それが下がるしストレスもたまる」


29:2013/06/23(日) 03:58:03.82 :68EwTcQn0

P「ま、律子の好きなようにすればいい」 

律子「じゃあさかなで」 

ヒュゥーガツガツ 

律子「……こいつ、胴体でエサ食べてるんですけど」 

P「……そういう子なんだよ」 


30:2013/06/23(日) 04:01:54.03 :68EwTcQn0

P「次はスケジュールだな」 

P「一か月が四週間あるから、各週ごとにスケジュールを決めるんだ」 

律子「ふつうは最初何するんですかね?」 

P「まあ仕事かな」 

P「仕事をしてお金をちょっとずつ稼ぎながらステータスを上げていく」 

P「最初だからお金もないしな」


40:2013/06/23(日) 22:17:44.25 :N2C5hxO50

律子「稼げるお金とステータスの上昇に差がありますね」 

P「ああ。軽い仕事と重労働がある」 

律子「疲労というのは?」 

P「モンスターだって生き物だからな。働かせてばっかりしてると寿命が縮まってしまうぞ」 

律子「……とりあえず軽いのからやらせてみますか」 

→狩り


41:2013/06/23(日) 22:20:18.10 :N2C5hxO50

っていうかモンスター名前付け忘れてた。 

助けてアンカー!! 
↓1


42:2013/06/23(日) 22:21:11.65 :krZIQHpg0
濃厚ゼリー


43:2013/06/23(日) 22:22:19.21 :N2C5hxO50

テレテッテテテレテッテテ…… 

『×』 

律子「……」 

P「……」 

ホリィ『のうこうゼリーがちゃんと仕事をしなかったみたい。叱る?』 

→YES


44:2013/06/23(日) 22:25:28.87 :N2C5hxO50

P「……」 

律子「何か?」 

P「いや……」 

律子「失敗したら叱る。当然です」 

律子「しかもあの失敗の仕方、やる気ゼロじゃないですか!」 

P「……まあ、そういう仕様だから……」 

ホリィ『のうこうゼリーは反省したみたい』


45:2013/06/23(日) 22:28:30.31 :N2C5hxO50

律子「もう一回。アンタ、ちゃんとしなさいよ!」 

P(ゲーム画面に説教してる律子……アリかな) 

→狩り 

テレッテッテテテレテッテテ… 

『○』 

命中↑4 賃金↑100


46:2013/06/23(日) 22:33:08.83 :N2C5hxO50

ホリィ『のうこうゼリーは元気みたい』 

律子「今度は成功しました」 

P「って感じでモンスターを育てていくんだ」 

P「ステータスを上げて大会で勝たせる。大会で勝つと賞金も出るぞ」 

律子「今度はちょっと難しい仕事でもやらせてみようかしら?」 

→郵便配達


47:2013/06/23(日) 22:34:54.27 :N2C5hxO50

テレテッテテテレテッテテ… 

『×』 

ホリィ『のうこうゼリーが仕事をちゃんとしなかったみたい。しか……』 

→YES 

P「はや!」 

律子「当然です」


48:2013/06/23(日) 22:37:48.33 :N2C5hxO50

ホリィ『のうこうゼリーは反省したみたい』 

律子「こいつ、やる気あるんですか?」 

P「俺に聞かれてもな……お」 

忠誠度:8 きびしい 

P「ここに出てるのが現在の育成方針だ」 

P「あんまり厳しくするとこうなる。もっと厳しくするとスパルタ、超スパルタとかになるぞ」 


49:2013/06/23(日) 22:40:18.77 :N2C5hxO50

律子「へえ」 

ホリィ『のうこうゼリーはだいぶ疲れているみたい。休ませてあげようよ』 

P「疲れもたまってるな」 

律子「じゃあとりあえず休ませますか」 

→休養 

律子「休んでる姿はちょっとかわいいですね」 

P「だろ?」 

律子「実物は顔モアイみたいですけど」 

P「……」


50:2013/06/23(日) 22:44:56.07 :N2C5hxO50

5月1週 

ホリィ『今月ののうこうゼリーのエサはなににしよっか?』 

→サカナもどき 

律子「ちなみにスパルタとかだとやっぱりまずいんですか?」 

P「一長一短だな」 

P「厳しいと仕事が成功しやすくなるが、寿命が短くなる。甘いと比較的長生きだが、仕事の成功率が落ちる」 

律子「なるほど……あ、なんか来たんですけど」


51:2013/06/23(日) 22:47:22.39 :N2C5hxO50

『修行料半額のお知らせ』 

ホリィ『修行……出すかどうか考え時だね』 

律子「この修行ってなんですか?」 

P「一回押してみな。説明してくれるから」 

→修行 

メガネ『……ああ、初めての方ですか?』 


52:2013/06/23(日) 22:49:17.19 :N2C5hxO50

…… 

律子「なるほど……」 

P「まあ効果は大きいな。技も覚えるかもしれないし」 

律子「でも、半額でも1000円かかるんですよね?」 

P「まあな。序盤の悩みどころだな」 

律子「うーん……」 


53:2013/06/23(日) 22:52:40.58 :N2C5hxO50

律子「いいや、行かせよう」 

P「お、勝負師だな」 

律子「かわいい子には旅をさせよってね」 

律子「場所はどこがいいですか?」 

P「後になれば修行地も増えるんだが、今は三つしかないからな」 

P「ライフ、命中、かしこさで律子が必要だと思うところを選べ」 

律子「……」 

→リューン 命中


54:2013/06/23(日) 22:55:16.46 :N2C5hxO50

P「さっきから結構堅実だな」 

律子「だって、命中って明らかに必要そうじゃないですか」 

P「正解だ」 

テレテッテーテレテッテー… 

『×』 

律子「……」 

P「……」 

ホリィ『今週の修行の成果が届いてるよ』


55:2013/06/23(日) 22:58:46.83 :N2C5hxO50

『×』『○』『×』 

律子「……」 

P「律子、あんまり力入れるとコントローラー壊れるぞ」 

ホリィ『のうこうゼリーが修行から帰ってきたよ』 

ホリィ『でものうこうゼリーは新しい技を覚えてこなかったみたい。叱る?』 

律子「……」 

→NO


56:2013/06/23(日) 23:05:32.95 :N2C5hxO50

ホリィ『のうこうゼリーはほっとしたみたい』 

P「珍しいな」 

律子「……さすがに出張して一か月頑張ってきたのに叱れませんよ」 

律子「亜美が頑張った結果、地方で問題起こしても叱れないのとおんなじですね」 

P「いい例えだ」 

律子「しかしこのぐねぐねした態度はどうにかならないんですか?」 

P「……そういうひとだから」


57:2013/06/23(日) 23:09:33.08 :N2C5hxO50

…… 

9月1週 

P「忠誠値48……そろそろ大会に出してみるか」 

律子「え?まだ全然ステータス伸びてないんですけど」 

P「一番ランク低い大会ならたぶん大丈夫だろ。律子になついてさえいれば」 

律子「……あんまりなつかれたくないんですけど」 

P「ってなると、いちばん近いのは公式戦だな」


58:2013/06/23(日) 23:12:22.77 :N2C5hxO50

律子「公式戦?」 

P「ああ。大会には公式戦と何でもない大会があってな」 

P「3月、6月、9月、12月の第4週にあるのが公式戦だ」 

P「その公式戦に勝つとブリーダーとしてのランクが上がるわけだ」 

律子「アイドルランクならぬプロデューサーランクみたいなものですね」 

律子「ランクが上がると何かあるんですか?」


59:2013/06/23(日) 23:17:26.19 :N2C5hxO50

P「今はほら、Eランクの大会のとこしか出れなくなってるだろ?」 

律子「あ、そうですね」 

P「公式戦で優勝してそのモンスターのランクが上がると、上のランクの大会にも出れるようになる」 

P「上のランクの大会のほうが賞金も高いぞ。もちろん相手のモンスターも強くなるが」 

律子「で、どんどんランクを上げてって、最終的には名人……でしたっけ?を目指すってことですか」 

P「そう」 

P「とりあえず4週まで仕事とかしてくれ。あ、3週目は休養させておいたほうがいいぞ」


60:2013/06/23(日) 23:20:13.17 :N2C5hxO50

律子「そうなんですか?」 

P「ああ。疲れてる状態でKOでもされようものなら入院とか、最悪死んじゃったりするからな」 

律子「そ、そうなんですか……」 

P「モンスターは生き物だ。ゆめゆめ忘れないように」 

P「ちなみに今はどんな感じで育ててるんだ?」 

律子「どんな感じとは?」 

P「ステータス。何を上げるとか決めてるのか?」 

律子「今のところはまんべんなく上げてますけど……」 


61:2013/06/23(日) 23:21:57.27 :N2C5hxO50

P「そうか。ま、Eランクだしだいじょうぶだろ」 

律子「よし、ちゃんと休ませましたし、じゃあ大会出しますね」 

P「ああ。のうこうゼリーの初陣だな」 

律子「……大丈夫かしら」 

→Eランク公式戦


68:2013/06/24(月) 00:55:11.12 :4qZ7zH5k0

『FIMBA Eランク 公式戦』 

律子「全部で4匹ですか」 

P「ああ、総当たり戦だ」 

P「ランクが高くなれば出場数も増えていくがな」 

律子「えーと、全部勝たなきゃ優勝できないんですよね?」 

P「このあたりだと基本的にはそうだな。たまに全勝できなくてもチャンスがあったりするが、まあ全勝を狙おう」 


69:2013/06/24(月) 00:58:49.05 :4qZ7zH5k0

P「最初は……ツノマル(スエゾー系)か。こいつは弱い」 

ホリィ『のうこうゼリーに指示を出す?』 

律子「こ、これはどうすれば?」 

P「まあ基本的には指示を出すのが普通だ」 

P「モンスターに任せると意味わからんことばっかりするからな」 

律子「それはかしこさが低いからですか?」 

P「いや、かしこさが高くてもほぼ同じだな」 

律子「ふうん」 

→YES 


70:2013/06/24(月) 01:00:35.60 :4qZ7zH5k0

律子「ちょっとお手本見せてくださいよ」 

P「ん……まあいいか。見せながら説明したほうがわかりやすいだろうしな」 

ホリィ『がんばってね♪』 

P「がんばります!」 

律子「かわいいですね」 

P「ホリィさんだからな」


71:2013/06/24(月) 01:03:20.73 :4qZ7zH5k0

P「こんな風に対戦前に両者のステータスが表示される」 

律子「あ、のうこうゼリーのほうがほとんど勝ってるじゃないですか!」 

P「そうだな」 

律子「やったわね、ゼリー!」 

P「まあ能力値で上回っているのに負けたらプレイヤーのせいだ。もしくはよっぽど運が悪いか」 

『LEADY…GO!』 

カァン!!


72:2013/06/24(月) 01:05:39.01 :4qZ7zH5k0

P「おし、一試合は60秒だ。ここにガッツってのがあるだろ?」 

律子「って攻撃されてますよ!ゼリーが!」 

P「最初はいいんだ。まあ聞け」 

P「このガッツってのが技を出すのに必要なポイントだ。これがないと攻撃できない」 

P「時間経過で回復していく」 

律子「ああ!また当たった!!」 

P「聞け。大丈夫だから」 


73:2013/06/24(月) 01:10:14.62 :4qZ7zH5k0

P「最初は基本的にはガッツをためるのが定石だ。これをしないのが敵の弱いところでもある」 

律子「は、はい…あぁ」 

P「俺の場合90くらいになったら攻撃開始」 

P「LRで移動。方向キーだと技の切り替えができる」 

P「こいつは…あ、ビンタ覚えてるな。これ命中率高いから使えるぞ」 

P「見てろ。つきさしだと命中率がこう」 

58% 

P「んでビンタだとこうだ」 

66%


74:2013/06/24(月) 01:14:23.91 :4qZ7zH5k0

律子「プロデューサー殿!あと40秒しかないですよ!」 

P「はいはい…んじゃ攻めるか」 

『ビンタ』『ビンタ』『ビンタ』ベシンベシンベシン!! 

律子「ぉお!?」 

P「もう半分以上敵のライフを削ったな。でもこっちのガッツも下がってきたから少し休む」 

律子「あ…ほんとだ。ガッツ減ってますね」 

P「少しは落ち着いたか?」 

律子「べ、別にあわててなんかいませんでしたけど!?」 

P「わかったわかった」


75:2013/06/24(月) 01:19:47.68 :4qZ7zH5k0

P「あと、重要なテクニックに吹き飛ばしってのがある」 

律子「吹き飛ばし?」 

P「こういう風に敵との距離がかなり近いとき」 

P「距離を離したい、とか時間を稼ぎたい、って時に使える。この…赤いマークが出てる時に×ボタンを押すと」 

『!』 

律子「わ」 

P「一気に距離を離すことができる。後ろのほうの間合いの技を出したいときにも有効だな」 

P「さて、じゃあ倒しちまうか」 

『ビンタ』『ビンタ』『ビンタ』『つきさし』ベインベインベインズビュ!! 

『KO』 

律子「おお!勝ちましたね!」 

P「まあ基本はこんなとこだ」


76:2013/06/24(月) 01:23:10.84 :4qZ7zH5k0

P「なんか質問は?」 

律子「ええと…」 

律子「あ、最初にガッツをためたのは何でですか?別に最初から攻撃しても……」 

P「ガッツをためると命中率も上がるし、技の威力も上がるんだ」 

P「いいことづくめだからなるべく高い状態で技を出したほうがいい」 

律子「それで最後には余らせないように技を連打するんですね」 

P「そうだ。なかなかセンスあるな」


77:2013/06/24(月) 01:25:41.83 :4qZ7zH5k0

律子「そういえば途中に出てた意味不明ってのは?」 

P「ああ、言ってなかったな」 

P「モンスターの忠誠値が低いと時々そうなる」 

P「相手の命中率が2倍になるし、こっちは移動もできないしいいことなしだな」 

律子「なるほど……だからある程度忠誠値が上がるまで試合のことは言わなかったんですね」 

P「そういうことだ」 


78:2013/06/24(月) 01:29:03.74 :4qZ7zH5k0

P「あと、ガッツの回復速度はモンスターによって差がある」 

律子「あ、そうなんですか?」 

P「次の試合、余裕があったら相手と自分のモンスターのガッツの回復速度を見比べてみな。違うから」 

P「ちなみにのうこうゼリーはあまりガッツ回復が早いほうじゃない」 

律子「あ、そ、そうなんですか」 

P「ま、無駄うちしなきゃ大丈夫さ」 

P「あとはガッツダウン技なんてのもうまく使わなきゃならないが……まだ今はいいだろう」


79:2013/06/24(月) 01:31:13.11 :4qZ7zH5k0

P「んじゃ律子の番だ」 

律子「だ、大丈夫ですかね?」 

P「次の相手は練習だ。この中で一番強いのは3番目の奴だからな。ま、それでも弱いけど」 

律子「……」 

ホリィ『がんばってね♪』 

P「がんばります!」 

律子「あなたじゃないでしょう」


80:2013/06/24(月) 01:39:44.83 :4qZ7zH5k0

『のうこうゼリーvsデトナレックス(ライガー×ディノ)』 

律子「う……さっきのへんなのより強い」 

P「へんなのって……スエゾーな。まあたぶん大丈夫だろう」 

律子「そしてあっちのほうがなんかかっこよさげですね。おおかみ?犬?」 

P「そんな感じだ。ライガーってやつ」 

律子「まあ、べつにうちの子も嫌いじゃなくなってきましたけど」 

P「お?」 

『READY…GO!!』 

カァン!!


81:2013/06/24(月) 01:41:28.02 :4qZ7zH5k0

『たいあたり』ドカッ 

律子「う……」 

P「焦らなくても大丈夫だ」 

律子「そんなに効いてないですしね」 

『かみつき』ガリッ 

律子「……ぬ」


82:2013/06/24(月) 01:44:22.83 :4qZ7zH5k0

律子「……」 

『ビンタ』スカッ 

律子「……えい」 

『ビンタ』スカッ 

律子「ええー!?70%なのに連続で外したんですけど!」 

P「あるある。焦るな」 

『かみつき』ガリッ 

律子「……く」 

P「まあ相手も命中率そこそこあるタイプだしな」


83:2013/06/24(月) 01:47:28.65 :4qZ7zH5k0

律子「残り……25秒」 

律子「撃ってっていいですかね?」 

P「ああ、たぶん」 

『ビンタビンタビンタ』ベインベインスカッ!! 

律子「く、はずし…あ!」 

『かみつき』スカッ 

律子「ふぅ……」 

P「時間少ないぞ!」 

律子「く……!!」 

『むち』『びんた』ビシッベイン!! 

『TIME UP』 


84:2013/06/24(月) 01:51:14.76 :4qZ7zH5k0

律子「……終わっちゃいました」 

P「判定だな。勝ってるよ」 

律子「え?」 

のうこうゼリー 55% デトナレックス 45% 

『Won!!』 

律子「……判定なんですか」 

P「ああ。タイムアップの時は残りライフの割合で勝敗が決まる」 

P「勝ったな」 

律子「ふぅ……ぎりぎりでしたけどね」 


85:2013/06/24(月) 01:53:13.85 :4qZ7zH5k0

P「なかなか緊張感あるだろ?」 

律子「……柄にもなく」 

P「はは」 

P「さて、あと1勝すれば優勝だな。がんばれ」 

律子「この子に言ってください」 

……


86:2013/06/24(月) 01:55:34.69 :4qZ7zH5k0

ホリィ『のうこうゼリーはすごくがんばったよね!ほめる?』 

律子「……」 

→YES 

ホリィ『のうこうゼリーはすごくよろこんでるよ!』 

P「これでEランクは制覇だな」 

律子「ま、当然ですね」 

P「そうかい」 


88:2013/06/24(月) 01:58:43.23 :4qZ7zH5k0

P「まあこれで大体流れはわかっただろ?」 

律子「はい」 

P「あと、強くしたければ伸ばすパラメーターは絞ったほうがいいな」 

律子「……具体的には?」 

P「モンスターごとに伸びやすいパラメーターと伸びにくいパラメーターがあるからな」 

P「伸びやすいのをガンガン伸ばしてくのが基本だ」


89:2013/06/24(月) 02:02:11.55 :4qZ7zH5k0

律子「この子って、もしかして丈夫さが伸びやすいですか?」 

P「お、わかったか?」 

律子「仕事やってる時に、なんとなくですけど……」 

P「そうだな、ゲルは……あ、このぐにょぐにょしてるやつゲルっていうんだけど」 

P「丈夫さが伸びやすい種族だ」 

P「それにこいつの場合ちからと命中もそこそこ伸びる。だからまあ強くなるはずだ」


90:2013/06/24(月) 02:06:34.68 :4qZ7zH5k0

律子「じゃあかしこさって何の必要があるんですか?」 

P「ああ、技のタイプが2つあるんだ。ちょっとステータス開いてみ」 

律子「ええと……」 

P「ほら、ここに技が表示されてるだろ?」 

律子「あ、ちからタイプって書いてありますね」 

P「うん。だからこいつは基本的にはちからを伸ばしていけばいいだろう」 

P「ちなみにかしこさタイプの技を修行で覚えるとここに緑色で表示される」 

律子「へえ」 

P「ゲルはかしこさタイプのほうが本領発揮できるイメージがあるけどな」 

律子「そうなんですか?」 


91:2013/06/24(月) 02:09:43.78 :4qZ7zH5k0

P「ああ。ただかしこさタイプにすると技を覚えるために修行に出さなきゃないからなー」 

P「資金が乏しい今の状態だとちからを伸ばすのが無難だと思うが……でも、好きなようにやればいいと思うぞ」 

律子「わかりました。とりあえず命中と丈夫さは必須ですね」 

P「ああ。保険でライフもちょこっと上げとくとさらにいい」 

律子「ふむふむ」 

律子「じゃあ何の仕事からやらせよっかな……」 

……


102:2013/06/30(日) 10:13:26.57 :uuMCly6X0

…… 

『1月1週』 

律子「バーゲンのお知らせですって」 

P「ああ、今のとこは何もいらないだろ」 

律子「ふぅん、どんなのが売ってるんですか?」 

P「えーと、疲労度を回復させる餅とか……ナンヤカンヤ」 


103:2013/06/30(日) 10:16:03.37 :uuMCly6X0

…… 

『4月1週』 

ホリィ『今日はのうこうゼリーの誕生日だよ!』 

律子「あ、1年経ったからですね」 

P「……」 

ホリィ『一緒に歌を歌ってあげようよ!』 

律子「へえー、こんなのも……」 

P「静かにしろ!!」 

律子「」


104:2013/06/30(日) 10:18:41.37 :uuMCly6X0

ホリィ『せーの……』 

ホリィ『おめでとー、おめでとー、のうこうゼリー。もっとおっきく強くなあれー!』 

P「おめでとー、おめでとー、のうこうゼリー。もっとおっきく強くなあれー!」 

律子「……」 

ホリィ『よろこんでるよろこんでる』 

P「ふぅ……俺もホリィさんに誕生日ソングを歌ってほしいぜ」 

律子「……」


107:2013/06/30(日) 10:25:22.04 :uuMCly6X0

…… 

『5月1週』 

律子「そろそろ大会とかどうですかね?」 

P「ん……ちょっとステータス見せて」 

律子「はい」 

P「命中が180ぐらい、ちからと丈夫さが150……」 

P「勝てなくはない、ってとこかな」


108:2013/06/30(日) 10:28:09.48 :uuMCly6X0

律子「……そうですか」 

P「あ、勝てるって優勝できるかどうかってことだぞ?」 

P「普通にいけば勝てる確率のほうが高い」 

P「ただ二匹ぐらい注意しなきゃならないやつがいるかな」 

律子「うーん……」 

P「あ、でも出るのであれば5月はいい大会があるぞ」 


109:2013/06/30(日) 10:31:36.57 :uuMCly6X0

律子「いい大会?」 

P「ああ。ちょっと大会見てみて……」 

P「……これだ。トロカチン杯」 

律子「っていうか2000円ももらえるんですか!?」 

P「ああ。前回は公式戦だったから安かったが、公式戦以外は賞金が高い」 

P「だから資金稼ぎは普通の大会で勝ちまくるのが定石だな」 

律子「先に言ってくださいよ……で、何がいい大会なんですか?」 


110:2013/06/30(日) 10:34:36.47 :uuMCly6X0

P「いい薬が手に入る」 

律子「……怪しげな薬じゃないでしょうね?」 

P「想像力豊かすぎだ。とにかく使った時の効果は高い」 

P「まあ好きにしたらいい。もう少し能力上げてからでもいいし、試しに出てみるのもいいし」 

律子「……」 

ポチットナ


111:2013/06/30(日) 10:36:54.52 :uuMCly6X0

『トロカチン杯』 

P「お、勝負か」 

律子「たぶんいけるんですよね?」 

P「たぶんな」 

P「最初の二匹は弱いぞ」 

律子「ほんとですか?」


112:2013/06/30(日) 10:40:46.73 :uuMCly6X0

『のうこうゼリーvsガンバ(スエゾー×ハム)』 

FIGHT!→KO! 

『のうこうゼリーvsハムライガー(ライガー×ハム)』 

FIGHT!→KO! 

律子「……ふふん」 

P「な?」


113:2013/06/30(日) 10:44:18.20 :uuMCly6X0

P「ただ次の奴は警戒が必要だぞ」 

『のうこうゼリーvsゴーレム(ゴーレム×ゴーレム)』 

律子「う……ちからが強いんですね」 

P「ああ。このゴーレムってやつはそういうやつなんだ」 

P「そのかわり技がかなり当たりにくくなってる」 

P「ただこっちだって回避タイプじゃないからな。当たる可能性はそこそこある」 

P「まあ……がんばれ」 

律子「……雑なアドバイスですね」


114:2013/06/30(日) 10:47:27.29 :uuMCly6X0

FIGHT!カァン! 

律子「戦い方はいつもと同じで……」 

キック!ガスッ! 

律子「……!」 

律子「ちょ……半分くらい減りましたよ!?」 

P「だから力が強いんだって!」 

律子「命中率20%くらいだったのに……!」 

ビンタ!スカッ 

律子「でなんで命中率70%のこっちの攻撃ははずれるのよー!」 

P「モンスターファームあるあるだな」


115:2013/06/30(日) 10:49:39.20 :uuMCly6X0

P「とにかく吹き飛ばしとか使って動きまわれ!」 

P「あと至近距離のクローは注意だぞ、命中率が高めだからな」 

律子「くっ……」 

つきさし!ズビュ 

律子「固い……!」 

P(あれ?なんかエ□くね?)


116:2013/06/30(日) 10:51:52.92 :uuMCly6X0

律子「結構防御力も……わっと!」 

クロー!スカッ 

律子「危ない……」 

P「せめてKOはされないように……あ」 

律子「あ」 

クロー!グニグニメキッ!クリティカル!! 

KO!


117:2013/06/30(日) 10:54:24.33 :uuMCly6X0

解説『グラニート選手の優勝です』 

律子「……」 

P「……」 

P「……よくあるな。最悪のタイミングでのクリティカル」 

律子「はあ……」 

P「まあ、運の要素も結構あるからな」 

律子「しょうがないですね……ってあれ?」


118:2013/06/30(日) 10:58:17.05 :uuMCly6X0

ホリィ『のうこうゼリーがケガをしちゃったよ』 

律子「え!?」 

P「……うーむ」 

ホリィ『入院させるね』 

律子「こ、これ大丈夫なんですか!?……まさか」 

P「いや、まだ若いし疲れてるわけでもなかったから死んだりとかは……」 

律子「ちょ、死……ぬとかいわないでくださいよ……」 

P「あ、ああすまん」


119:2013/06/30(日) 11:00:24.04 :uuMCly6X0

ホリィ『のうこうゼリーは入院しているよ』 

律子「……」 

ホリィ『のうこうゼリーは入院しているよ』 

P「……」 

ホリィ『入院費用として100円払っておくね』 

律子「長くないですか!?」 

P「こんなもんだ。3、4週間ぐらい……」 

律子「ああ……ゼリー……」


120:2013/06/30(日) 11:03:53.24 :uuMCly6X0

ホリィ『のうこうゼリーが退院したよ』 

律子「ああ!よ、よかった……」 

P「うむ」 

P「まあやっぱりKOはよくないな」 

律子「……もっとちゃんとステータス上げないとなぁ」 

P「まあな。トレーニングしてない状態でフェスに出るようなもんだからな」 

律子「そうですね……」 

律子「がんばろうね、ゼリー」 

のうこうゼリー『……』グニグニ 

……


126:2013/06/30(日) 21:20:44.50 :xfldsDk90

『8月1週』 

ホリィ『のうこうゼリーが新しい技を覚えてきたみたい』 

律子「やった!」 

P「おお……って……」 

ホリィ『褒めてあげる?』 

律子「もちろんじゃない!」 

P「……大ダメージ技は確か……」 


127:2013/06/30(日) 21:22:36.81 :xfldsDk90

ホリィ『のうこうゼリーはうれしかったみたい』 

律子「何を覚えてきたのかしらー♪」 

P「……」 

『大砲(かしこさ技)』 

律子「……」 

のうこうゼリー『……』グニグニ


128:2013/06/30(日) 21:24:47.65 :xfldsDk90

…… 

『11月2週』 

KO! 

律子「勝った!」 

P「ゴーレムにリベンジを果たしたな」 

律子「ふふん、当然ですね!」 

P(めっちゃドヤ顔でメガネクイクイしてるやん)


129:2013/06/30(日) 21:28:18.93 :xfldsDk90

…… 

『12月2週』 

ホリィ『……』 

ホリィ『この子はここからどう育てるかが勝負の分かれ目かな』 

律子「あれ?ちょっとプロデューサー殿!」 

P「んあ……ふぁあ」 

律子「これなんですか?なんか勝負の分かれ目って言われたんですけど」 

P「……あー……成長期だな」


130:2013/06/30(日) 21:30:56.09 :xfldsDk90

律子「成長期?」 

P「ああ。こっからしばらくはステータスが伸びやすくなる」 

律子「そうなんですか。がんばりどころですね」 

P「んだな。ちなみに成長期が来たってことは寿命が半分から3分の2は過ぎたってことだな」 

律子「……寿命?」 

P「ああ」 

律子「……そうですか」


131:2013/06/30(日) 21:38:23.40 :xfldsDk90

のうこうゼリー『……』グニグニ 

律子「……」 

P「……っていうかそろそろ帰るぞ!明日の業務に支障が……」 

律子「ええー、もう少しいいじゃないですか!」 

律子「そもそもプロデューサーが誘ったんじゃないですか」 

P「いやもう2時間も経ってるし、こんなにハマるなんて思わなかったんだよ」 

律子「べ、別にハマってなんか……!」 

P「じゃあ帰ってもいいよな」 

律子「くっ……!」


132:2013/06/30(日) 21:55:44.09 :xfldsDk90

P「まあ律子がどうしてもアドバイザーに残ってほしいっていうなら考えんこともないけどなぁ?」ニヤニヤ 

律子「うー……」 

P「まあそうだな……」 

P「メガネをはずして、髪もおろして、上目使いでお願いしてもらおうかなぁ?」ニヤニヤ 

律子「なっ!?」 

律子「な、なにお言ってっ……!?」


133:2013/06/30(日) 22:05:19.57 :xfldsDk90

P「そうか……じゃあお先にー」 

律子「……」 

P「」チラッ 

律子「うあー……」 

P「」チラッチラッ 

律子「わ、わかりましたよ!もうっ!」


134:2013/06/30(日) 22:15:56.57 :xfldsDk90

P「お」 

律子「まったく……」カチャ 

P「おお!」 

律子「何の罰ゲームですか……」パサァ 

P「お…おお……!」 

律子「……コホン」


135:2013/06/30(日) 22:21:37.51 :xfldsDk90

P「……!」 

律子「……お願い。あと1時間だけ……付き合ってもらえませんか?」 

律子「……ダーリン?」 

P「……ぐふっ」バタン 

律子「はい!これでいいですか!?」 

P「……わが生涯に一片の悔いなし」


136:2013/06/30(日) 22:29:06.21 :xfldsDk90

律子「まったく……こんなことアイドルのみんなに頼めばいいでしょうに……」 

P「……リッチャンハ、カワイイデスヨ……」 

律子「はいはい」 

P「しかし、よくやってくれたな。そんなに俺に残ってほしかったのか?」 

律子「……まあ、ある意味」 

P「?」


137:2013/06/30(日) 22:32:25.91 :xfldsDk90

律子「……どうせなら、この子をしっかり最後まで育てたいですからね」 

P「……そうか」 

律子「と、とにかく!最後まで付き合ってくださいよ!」 

P「はは、わかったよ」 

律子「……お願いしまーす」 

P「ふぁ……さて」 

P「……コーヒーでも淹れるか」


141:2013/07/05(金) 20:12:26.39 :81nyqWEG0

『4月1週』 

ホリィ『今日はのうこうゼリーの2歳の誕生日だよ』 

律子「おめでとう」 

ホリィ『それじゃあ一緒に歌を歌ってあげよう!』 

P「もちろん!!」 

律子「……」 

ホリィ『おめでとー♪』 

P「おめでとー♪」 

ホリィP「ゼリー』


142:2013/07/05(金) 20:16:26.89 :81nyqWEG0

P「ふぅ……そういやそろそろDランク制覇できるんじゃないか?」 

律子「いけそうですか?」 

P「まあゴーレムに勝てたからな」 

P「あと同じくらいのがもう一体いるけど、たぶんいけるんじゃないか?」 

律子「そうですか……じゃあ6月に挑戦してみます」 

律子「がんばるわよ、ゼリー」 

のうこうゼリー『……』グニグニ


143:2013/07/05(金) 20:17:43.85 :81nyqWEG0

『6月4週』 

…… 

律子「強いのってどれですか?」 

P「最後に戦うやつだ。ディノ」 

律子「この黒いやつですか?」 

P「ああ。まずはそこまで全勝でいかないとな」 


144:2013/07/05(金) 20:19:59.58 :81nyqWEG0

…… 

律子「あ、危なかった……」 

P「ぎりぎりだったな」 

律子「私、このゴーレムっての苦手なんですけど……」 

P「運の要素が結構強かったりするからな。でも終盤までこいつは出てくるぞ」 

P「まあそんだけめんどくさい相手ってことだ」 

律子「んあー……」


145:2013/07/05(金) 20:22:27.54 :81nyqWEG0

P「さて、次だな」 

ホリィ『のうこうゼリーに指示を出す?』 

→YES 

律子「……う。このステータス……」 

P「な?」 

P「平均的にパラメータが高いってのも厄介なんだよなぁ」 

P「ま、あとはトレーナーの操作次第だ。がんばれ」 

律子「……はい」


146:2013/07/05(金) 20:25:50.25 :81nyqWEG0

『のうこうゼリーvsブラックディノ(ディノ×モノリス)』 

FIGHT!!カァン 

律子「……」 

P「……」 

しっぽアタック!ビシッ 

律子「……まだまだ」 

パンチパンチ!ビシビシッ 

律子「……」 


147:2013/07/05(金) 20:29:09.90 :81nyqWEG0

『ガッツ99』 

律子「よし、反撃!」 

ビンタビンタビンタ!ベインベインベイン 

P「……うん」 

つきさしつきさし!スカッビシュ 

律子「……あとは少しガッツをためて……」 

律子「……よしラッシュ!」 

むちつきさしつきさしむち!ビシビシビシビシッ! 

TIME UP!


148:2013/07/05(金) 20:31:24.76 :81nyqWEG0

判定『のうこうゼリー 66% ブラックディノ 32%』 

WON!! 

律子「ふぅ」 

P「安定してたな」 

律子「今回結構攻撃当たりましたね」 

P「そうだな。戦い方もだいぶわかってきたみたいだしな」 

律子「ふふん……ま、当然ですね!」


149:2013/07/05(金) 20:33:22.85 :81nyqWEG0

…… 

ホリィ『のうこうゼリーはほんとに頑張ったよね。褒めてあげる?』 

→YES 

ホリィ『のうこうゼリーはすごくうれしかったみたい』 

P「これで次はCランクだな」 

律子「強いですか?」 

P「そうだな……」


150:2013/07/05(金) 20:36:15.36 :81nyqWEG0

P「Cランクからはそれなりにパラメータが高いやつが出てくるな」 

P「回避が高いやつとか、丈夫さが高いやつとか……」 

P「確か一番伸びてるやつが300超えてくるんじゃなかったかな?」 

律子「……300ですか」 

P「ああ。またDとは違うな」 

律子「じゃあちゃんとパラメータ伸ばしておかないと勝てないですね」 

P「そうなる」 

律子「よし……がんばりましょ、ゼリー」 

のうこうゼリー『……』グニグニ


151:2013/07/05(金) 20:40:31.13 :81nyqWEG0

『9月1週』 

メガネ『おや?あなたたちのモンスター、Cランクになってますね?』 

律子「?」 

P「……ああ」 

メガネ『上のほうからすべての修行地を使っていいと許可が出ていますので……』 

律子「……あ、出張の場所が3つ増えてる」 

P「出張って……まあいいや」 

P「Cランク以上になるとちから、丈夫さ、回避の修行地が追加されるんだ」 

P「これですべてのパラメータを修行で伸ばすことができるようになったな」


152:2013/07/05(金) 20:43:16.13 :81nyqWEG0

律子「へえー……ああ、超必殺技ってありますよ!?」 

P「ああ、その名の通り奥の手みたいなやつだな」 

律子「へえーへえー」 

P「……アドバイス聞くか?」 

律子「お願いします!」 

P(返事はええ!) 

P「あ、あーと、超必殺技を狙ってるんだったらちからのほうに行ったほうがいいぞ」 

律子「何でですか?」


153:2013/07/05(金) 20:47:08.08 :81nyqWEG0

P「丈夫さのほうは確かかしこさ系の技だったはずだ。せっかく習得しても使えなかったらいやだろ?」 

律子「なるほど……ちからのほうはちゃんとちから系の技なんですか?」 

P「……たしか」 

律子「たしかって……」 

P「た、たぶん大丈夫だよ」 

P「あと大体ちからが300超えるか、300中ごろで覚えるはずだ」 

律子「あ、技を覚えるのってパラメータが関係してたんですか?」 

P「パラメータと忠誠値だ。今の忠誠値なら400まではいかなくても覚えるはず……たぶん」


154:2013/07/05(金) 20:49:46.26 :81nyqWEG0

律子「さっきからたぶんとか確かが多いですね」 

P「しょ、しょうがないだろ。しばらくやってないんだから」 

律子「はいはい……」 

P「ぐ……ったく、さっきはかわいくお願いしてたくせに……」 

律子「な……もうそのことは言わないでくださいよ!」/// 

P「はいはい」 

律子「……ふんだ」


155:2013/07/05(金) 20:58:21.83 :81nyqWEG0

『2月4週』 

ホリィ『のうこうゼリーが新しい技を覚えてきたみたい』 

律子「や、やった!」 

P「お」 

ホリィ『褒めてあげる?』 

律子「もちろん!」 

→YES 

ホリィ『のうこうゼリーはよろこんでるよ』


156:2013/07/05(金) 21:03:50.04 :81nyqWEG0

律子「さてさて……」 

『ゾウのふみつけ 射程4 ダメージS 消費ガッツ40』 

律子「つよ!?」 

P「な?最終兵器彼女ってかんじだろ?」 

律子「消費ガッツがやたら多いんですね……」 

P「ああ。だから外したら結構厳しくなる」 

P「その代わり決まれば一発KOの可能性もあるけどな」 

P「はは、堅実派の律子には向かないか?」 

律子「……私、結構どんでん返しって好きですよ?」 

P「さいで」


157:2013/07/05(金) 21:06:37.42 :81nyqWEG0

律子「でも技を覚えさせるためにちからばっかり伸ばしてたから命中と丈夫さがちょっと足りないですね」 

P「そうだな。でもちからがそこそこあるから結構勝負にはなると思うけどな」 

律子「……負けたらいやなんでもう少し鍛えます」 

P「ま、それもいいさ」


158:2013/07/05(金) 21:09:10.95 :81nyqWEG0

『4月1週』 

ホリィ『今日はのうこうゼリーの3歳の誕生日だよ!』 

律子「この子ももう3歳かー」 

ホリィ『おめでとーおめでとーのうこうゼリー♪』 

P「ああ、なんてかわいいんだホリィさんは……」 

律子「……」 

P「……さっきの律子くらいかわいい」 

律子「!?」


159:2013/07/05(金) 21:11:03.11 :81nyqWEG0

律子「ナ、ナニオイッテ……!!」/// 

P「ははは」 



ホリィ『……でも、体のほうがだいぶ疲れてきてるみたい』 



律子「……え?」


160:2013/07/05(金) 21:12:52.10 :81nyqWEG0

ホリィ『引退、考えてあげたほうがいいかもね』 

律子「……引退?」 

P「……結構早いな」 

律子「ど、どういうことですか?」 

P「前にも言っただろ」 

P「寿命だ」 

律子「寿命……ですか」 

P「……ああ」


162:2013/07/05(金) 21:17:10.51 :81nyqWEG0

P「言っとくがすぐに、その……ダメになるわけじゃないぞ?」 

P「あと何か月かは普通に生きる」 

P「……ただパラメーターの伸びは悪くなってるがな」 

律子「……そうですか」 

P「あ、で、でも工房に預けておくってこともできるぞ」 

律子「工房?」 

P「ああ。いったん町に行ってモンスターを工房で預かってもらうんだ」 

P「冷凍保存されて年は取らなくなるし、預けたモンスター同士を合体させることもできる」


163:2013/07/05(金) 21:20:40.39 :81nyqWEG0

律子「……」 

律子「……大会に出すことはできるんですか?」 

P「ああ、もちろん。ただKO負けには注意しろよ」 

P「KO負けすると寿命が減るって話もあるからな。詳しくはわからんが……」 

律子「そうですか……」 

律子「……どうしよっかなー」 

律子「……」 

律子「……どうしたい?ゼリー……」 

ゼリー『……』グニグニ


164:2013/07/05(金) 21:23:42.67 :81nyqWEG0

『5月1週』 

律子「……」 

P「……まあ、なんだ」 

P「思ったより早かったというか……もう少し生きると思ったんだけどな」 

律子「……プロデューサー殿の見立てではもう少し生きると思ってたんですか?」 

P「まあ俺だって全部把握してるわけじゃないけどな。もうちょっとはもつかなって感じだった」 

律子「……」


165:2013/07/05(金) 21:25:54.70 :81nyqWEG0

『6月1週』 

P「わかってるかもしれんが、今月末公式戦だぞ?」 

律子「はい」 

P「……」 

P「……いちおう、最後のチャンスになるかも、と言っておく」 

律子「……」


166:2013/07/05(金) 21:32:08.03 :81nyqWEG0

『7月1週』 

P「出さなかったんだな、大会」 

律子「……はい」 

のうこうゼリー『……』グニグニ


167:2013/07/05(金) 21:34:07.79 :81nyqWEG0

『8月2週』 

ホリィ『……もうこの子はこれ以上は無理だよ』 

律子「……」 

ホリィ『……引退、させてあげようよ』 

P「……」 

律子「プロデューサー殿、これは……?」 

P「最終通告、ってところだ」 

律子「……」


168:2013/07/05(金) 21:36:15.03 :81nyqWEG0

P「ホリィさんがこう言ったら――」 

P「――残された時間は、きっかり一か月だ」 

律子「……」 

のうこうゼリー『……』グニグニ 

律子「そう……ですか……」 

P「……」 

律子「……あの」


169:2013/07/05(金) 21:39:07.05 :81nyqWEG0

P「ん?」 

律子「ホリィさんが言ってる引退って……なにか、引退する手段とかがあるんですか?」 

P「……いや、引退ってのはファームを去って工房で冬眠させることだ」 

P「残念ながらゆっくり余生を過ごすとかそういう類のもんじゃないよ」 

律子「……そうですか」 

律子「……」 

律子「あの」 

P「なんだ?」


170:2013/07/05(金) 21:41:02.98 :81nyqWEG0

律子「結構元気そうですね、この子」 

P「あ?」 

のうこうゼリー『……』グニグニ 

P「あ、ああ、特に動きとかに変化が出るわけじゃないからな」 

律子「ふふ、そうなんですか」 

→休養


171:2013/07/05(金) 21:41:58.26 :81nyqWEG0

『8月3週』 

律子「……」 

P「……」 

→休養


172:2013/07/05(金) 21:45:05.73 :81nyqWEG0

『8月4週』 

律子「……」 

P「……なあ」 

律子「はい?」 

P「その……別に冬眠させるのがなんとなく気が乗らないんだったら、このままここでセーブしてやめてもいいんじゃないか?」 

律子「……」 

P「まあ冬眠させておくのが一番いいとは思うが」 

P「それに他のモンスターと合体させれば、その……」 

P「……変な言い方だが血は受け継がれるというか」 

律子「……」 

→休養


173:2013/07/05(金) 21:47:25.17 :81nyqWEG0

『9月1週』 

ホリィ『今月ののうこうゼリーのエサはどれにしようか?』 

→ニクもどき 

P「……」 

律子「……」 

律子「……最後まで、面倒見ますよ」 

P「……」 

律子「私のCDから生まれた子ですからね」 

P「……ならいい」


174:2013/07/05(金) 21:50:12.93 :81nyqWEG0

律子「プロデューサー殿だって、自分の担当アイドルは最後まで面倒見たいと思うでしょう?」 

P「……まあな」 

律子「……って、アイドルと並べるなんておかしいですね、ふふ」 

P「……別におかしくはないけどな」 

律子「……そうですかね?」 

P「ああ」 

律子「……そうですね」 

のうこうゼリー『……』グニグニ 

→休養


175:2013/07/05(金) 21:53:39.47 :81nyqWEG0

『9月2週』 

P「……」 

律子「一か月たちましたね」 

P「ああ」 

律子「……」 

P「……あ、そうだ」 

律子「?」 

P「思い出した。俺はほとんどのモンスターは引退させて冬眠させとくんだが」 

P「いっつも冬眠させる前にはお疲れさまって意味でご褒美のケーキをあげてたなあ」 

律子「ケーキ?」 

P「ああ。アイテム屋で売ってるんだ」 


176:2013/07/05(金) 21:56:14.41 :81nyqWEG0

店主『お、いらっしゃい。どうするね?』 

律子「……ほんとだ」 

『アルタケーキ 500円』 

律子「……これって本当はどんな効果があるんですか?」 

P「えーと、『甘え』の忠誠値を結構上げるはずだ」 

律子「へえ……」 

P「ただ俺は不思議に思ってることがあってさ」 

律子「なんですか?」 


177:2013/07/05(金) 22:00:37.07 :81nyqWEG0

P「大会で勝ったり技を覚えてきたりした時って普通は褒めるだろ?」 

律子「まあ、そうですね」 

P「それだけで『甘え』の忠誠値は勝手に上がってくはずなんだ」 

P「『恐れ』を上げるホッカイマムシは意味があると思うんだが、ケーキは攻略には対して必要ないと思うんだよなあ」 

律子「……」 

律子「じゃあ、プロデューサー殿の使い方で合ってるんじゃないですか?」 

P「……そうかな?」 

律子「少なくとも私は、そういう意味で製作者がケーキを入れたんだったら素敵だなって思いますけど」 

P「……そうだな」


180:2013/07/05(金) 22:04:27.57 :81nyqWEG0

律子「……」 

→アルタケーキ 

ヒューガツガツ……ウーワッホイ!! 

律子「あはは、よろこんでます」 

P「旨いんだろ、きっと」 

律子「そうですね……」 

律子「……」 

律子「……お疲れさま、ゼリー」 

→休養


181:2013/07/05(金) 22:06:17.20 :81nyqWEG0

―――― 

――― 

―― 

ホリィ『大変だよ……のうこうゼリーが!』 

ホリィ『のうこうゼリーが……』 



ホリィ『……死んじゃったよ』ポロポロ 


184:2013/07/05(金) 22:48:48.13 :81nyqWEG0

テスカ『寿命……だったんじゃよ』 

律子「……」 

P「……」 

ホリィ『先生……』 

律子「……プロデューサー殿」 

P「ん?」 

律子「……あんなに叱ったりしなければ、長生きできたんでしょうか?」 

P「……」


185:2013/07/05(金) 22:52:03.94 :81nyqWEG0

テスカ『どうですかな?お葬式を挙げてあげては……?』 

律子「あの大会でKOされていなければ……入院していなければ……」 

P「……」 

律子「……」 

P「……俺にはわからないな」 

律子「そうですか……」 

ホリィ『どうしよう……少しお金がかかっちゃうけど』


186:2013/07/05(金) 22:54:15.28 :81nyqWEG0

ホリィ『お葬式、挙げよっか?』 

P「……」 

P「……でも、きっとこの子は幸せだったと思うよ」 

律子「……」 

P「途中でやめたり愛想を尽かしたりしないで、最後まで育ててやれたんだからな」 

律子「……」 

律子「……そうだと、いいですね」 

→YES 


187:2013/07/05(金) 22:55:52.05 :81nyqWEG0

役員『この度は惜しいモンスターを……』 

解説者『のうこうゼリーの活躍ぶりには……』 




ホリィ『さよなら……のうこうゼリー』 


律子「……ありがとう」 


律子「……お疲れさま……ゼリー」


188:2013/07/05(金) 22:57:38.49 :81nyqWEG0

…… 

律子「さってと、帰りますか!」 

P「ああ。だいぶ遅くなったしな」 

律子「すいませんでしたね、遅くまで付き合わせちゃって」 

P「いやいいさ。楽しかったしな」 

律子「……うん、楽しかったです」 

P「ハマっただろ?」 

律子「……否定はできないですね」


189:2013/07/05(金) 23:02:43.54 :81nyqWEG0

P「素直じゃないなあ」 

律子「まあ、亜美とかが落ち込んだりしてた理由がわかりましたよ」 

律子「朝から『亜美のはるるんが死んじゃったんだよ~!』って泣きそうになってたこととかありましたし」 

P「……はるるん……」 

律子「でも、ほんとによくできてるゲームですね」 

律子「モンスターも仕事をさぼったり叱ると拗ねたり、なんか人間臭いですし」 

P「ああ。その分大会とかで勝ったりすると喜びもひとしおだしな」 

律子「動きも愛嬌があって愛着がわきますしね」


190:2013/07/05(金) 23:05:46.44 :81nyqWEG0

P「律子だって最初は『こいつ』とか呼んでたのに途中から『この子』になったしな」 

律子「ま、まあそうですね……」 

律子「……それに、寿命が設定されてるってのも大切な要素だと思いますし」 

P「……そうだな」 

律子「……これじゃ、亜美たちも頭ごなしに叱れなくなっちゃうなぁ」 

P「お?」 

律子「ま、時間をちゃんと考えたうえでやるなら、ですけどね」 

P「……はは、そうだな」 


191:2013/07/05(金) 23:06:42.74 :81nyqWEG0

律子「……また時間があったら一緒にやりましょうね」 

P「ああ、いいぞ」 

律子「さて、それじゃあ帰りますか」 

P「ああ」 

……


192:2013/07/05(金) 23:10:06.02 :81nyqWEG0

――翌日 

「プロデューサー」 

P「ん?ああ、どうした?」 

「なんだかおもしろいゲームがあるからぜひやってみて、と亜美に勧められたのですが」 

P「……」 

「『自分のCDを持って兄ちゃんのところに行けば一緒にやってくれるよ~』と言われたので持ってきたのですけど……」 

P「ま、まあそれは構わんが……」


193:2013/07/05(金) 23:11:52.37 :81nyqWEG0

「……なんだか亜美が怪しげな雰囲気でしたけど、普通のゲームなんですか?」 

P「……怪しげ?」 

「ええ……なんというかこう……あ、いたずらをする前のような……」 

P「……」 

「それに、確かこう言ってました」 


194:2013/07/05(金) 23:14:02.64 :81nyqWEG0

千早「『亜美は、千早お姉ちゃんのCDからはなんのモンスターが出てくるか想像できるけどね~』って」 


P(……助けて誰か!!!!)


196:2013/07/05(金) 23:17:27.50 :81nyqWEG0

――10分後 


――『眠り姫』再生中―― 


トゥルルルルルル~ン!! 


197:2013/07/05(金) 23:18:35.74 :81nyqWEG0

『モノリス(純正)』 

千早「……」 

P「……」 

千早「……」 

P「……」 

千早「……」 

P「……」


199:2013/07/05(金) 23:19:37.27 :81nyqWEG0

千早「――かわいいですね。親近感を感じます」 


P「!?」 


おわり


201:2013/07/05(金) 23:22:20.16 :81nyqWEG0

以上! 
りっちゃんの誕生日に思いつきで書き始めたんだけどなあ……まあ完結させれたしいいや。 

読んでくれた方ありがとうございました! 
ちなみに世間では2が評価が高いみたいですけど、自分は初代を死ぬほどやってました。好きなモンスターはミーハーですがヘンガーです。

 
元スレ
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