【SS速報VIP】三船美優「仕切りの向こうに」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426832432/


1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/20(金) 15:20:32.75 :UPq3wCkf0

美優「はあ……とても雰囲気のあるところですね」 

美優「こんなに素敵な温泉に入れるなんて、なんだか皆に申し訳ないですね」 

美優「でも、せっかくPさんと来たんですから……」 

美優「思い切って楽しんじゃって、いいんですよね?」 

美優「それじゃあPさん、女湯はこちらなので……」 

美優「ええ。ゆっくり浸かって、日頃の疲れを癒してくださいね」 


4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/20(金) 15:27:48.73 :UPq3wCkf0

美優(貸切だから私たちだけなんですよね……) 

美優(お風呂、すごい……独り占めするには広すぎるくらい) 

美優(お湯もちょうどいい加減……) 

美優(こんなチャンス、滅多にないし……早速入ろうかしら) 

美優(ふぅ……) 

美優(久しぶりにゆったりできて……これもPさんのおかげ……) 

美優(Pさんのためにも、今回のお仕事頑張らないと、ですね) 


6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/20(金) 15:35:14.59 :UPq3wCkf0

美優(やっぱり一人だと、ゆっくりできるけど何だか寂しい気が……) 

美優(これならPさんと一緒に……) 

美優(お背中を流してあげたり……肩を寄せ合って……) 

美優(……なんて) 

美優(やだ、日菜子ちゃんの癖が移っちゃったのかしら……) 

美優(変なこと考えてないで、お仕事に集中しなきゃ) 


7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/20(金) 15:41:46.67 :UPq3wCkf0

美優(今度の衣装は色気の強い和装だから……) 

美優(ちょっと……役作りしたほうがいいかしら……) 

美優「ふふっ……プロデューサーはん?」 

美優「そんなとこおらんと、あちきと一緒にお風呂」 

美優「どうど……す~……?」 <まいこはん混ざっとります 


ゴホゴホ 


美優(あ……ら……?) 

美優(今の声……) 

美優(この仕切りの向こう……男湯……だった……?) 


8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/20(金) 15:46:33.90 :UPq3wCkf0

美優「……」 

美優「あっ、あの……」 

美優「えぇっと……その、勘違いだといいんですけど」 

美優「さっきの……聞きましたか……?」 

美優「ああっやっぱり……」 

美優「違うんですっプロデューサーさん……」 

美優「お風呂で役作りの練習を……っ」 

美優「あれは演技です……演技ですから……っ!」 


10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/20(金) 15:53:28.46 :UPq3wCkf0

美優「だって……今度の衣装が色気のある和装だから……!」 

美優「セクシ-な役もこなせるようにっ」 

美優「決して、本音が漏れたとか、日菜子ちゃんみたいに妄想してたとか、そういうわけではありませんから……っ」 

美優「だからそのっ……聞かなかったことに……!」 

美優「……え?」 

美優「いい演技だった……? これで仕事も完璧……?」 

美優「あ、いえ……分かっているならいいんですけれど……」 


11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/20(金) 16:04:50.81 :UPq3wCkf0

美優「……へ? また聞きたい?」 

美優「も、もうっ! しません、しませんから!」 

美優「そもそも、プロデューサーさんがまたあんな衣装を着せようとするから悪いんです!」 

美優「た、たしかにお色気くのいちではありませんけど……」 

美優「だからって和装でも……え、似合って……ますか?」 

美優「そ……そうやって誤魔化そうとしてもだめです!」 

美優「その、嬉しいといえば嬉しいですけど……それとこれとは話が別ですっ」 


12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/20(金) 16:13:10.10 :UPq3wCkf0

美優「というより、どうして女湯に聞き耳立ててたんですかっ?」 

美優「じとー……」 

美優「私の声が大きかったから……?」 

美優「なっ……大きな声なんて出してませんっ!」 

美優「うう……も、もうこの話は終わりです!」 

美優「そんなことより、そろそろ部屋に戻りましょう? ね、ねぇ?」 


13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/20(金) 16:23:49.60 :UPq3wCkf0

美優「はぁ……お風呂から出た途端に疲れましたね……」 

美優「知りませんっ。プロデューサーさんのせいです」 

美優「……それじゃあ、お互いの部屋に……」 

美優「……」 

美優「あの……プロデューサーさん、ここ私の部屋で……」 

美優「あれ、プロデューサーさんも?」 

美優「え、ええっ?」 


15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/20(金) 16:36:07.39 :UPq3wCkf0

美優「……あ、どうでしたか?」 

美優「他の部屋は空いて……」 

美優「……なかったんですね」 

美優「そうですか……夫婦と勘違いされて……」 

美優「いえ、説明してなかったのは私もですし、プロデューサーさんのせいじゃ……」 

美優「とはいえ……」 

美優「こ、困りましたね……」 


16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/20(金) 16:51:59.46 :UPq3wCkf0

美優「く、車で寝るなんてそんな……」 

美優「えーと……あの、とりあえず休憩していきませんか」 

美優「それから考えても遅くないですし……ね?」 

美優「じゃあ……部屋に入っ……」 

美優「……」 

美優「見事に……その……布団がくっついてますね」 

美優「あっ、は……離しましょうか、ええ……!」 

美優「わ、私テレビでも見てますから……」 

美優「プロデューサーさんはお疲れでしょうし……お昼寝でもいかがですか?」 

美優「はい、ご飯になったら起こしますから。それまで、ゆっくり……」 


17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/20(金) 16:58:34.12 :UPq3wCkf0

美優(……プロデューサーさん) 

美優(いつも私達のために頑張ってくれて…) 

美優(プロデューサーさんにはたくさんお世話になっているのに……) 

美優(あんまりお返しできてなくて……) 

美優(今日くらいは、お礼をしても……) 

美優(……いいですよね) 


18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/20(金) 17:04:20.19 :UPq3wCkf0

美優「ふふっ……プロデューサーはん?」 

美優「そんなとこおらんとあちきと一緒のお布団……」 

美優「どうどす~……?」 

美優「……」 

美優「…………」 

美優「………………Pさん?」 

美優「……ね、寝てる……!」 


20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/20(金) 17:15:47.81 :UPq3wCkf0

美優「……あ、おはようございます……って、もう夕方ですけど」 

美優「夕食ですか? もう終わっちゃいましたよ?」 

美優「……あら、私は起こしましたけど、プロデューサーさんが起きなかったんです」 

美優「ですから、プロデューサーさんは晩御飯抜きですっ」 

美優「……なんて」 

美優「ふふっ……冗談です。これからですよ、お夕飯は」 

美優「びっくりしましたか? ごめんなさい、うふふ……」 

美優「でもプロデューサーさんが悪いんですからね。あんなことさせておいて……」 

美優「こほんこほんっ。こちらの話です……」 


21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/20(金) 17:21:40.49 :UPq3wCkf0

美優「とにかくっ。私、さっきのことも怒ってますっ」 

美優「……だめです、許しません。恥ずかしかったんですからね」 

美優「許して欲しいなら……その……」 

美優「や、役作りの練習に付き合ってくれたら……許します」 

美優「……付き合ってくれますか?」 

美優「ふふっ……ありがとうございます」 

美優「じゃあ、いきますよ……?」 


美優「プロデューサーはん? そんなとこおらんと、あちきと一緒のお布団、どうどす~……?」 


22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/20(金) 17:36:46.90 :UPq3wCkf0

おしまい 


25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/20(金) 19:52:25.19 :Gv0vKngdo
三船さんにそんなこと言われたら我慢できない