【SS速報VIP】多田李衣菜「えへへ……来ちゃいました」
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1 :多田李衣菜「えへへ……来ちゃいました」 :2015/08/27(木) 10:43:34.86 :wwcrELns0

モバP(※以下P表記)「いや、来ちゃったって……」

李衣菜「え、えっと……こ、こんばんは? それともやっぱり、おはようございます?」

P「え? あぁ、仕事じゃないしこんばんはで良いんじゃないか」

李衣菜「じ、じゃあこんばんは……」

P「はいこんばんは。で、もう日付も変わってるんだけど……」

李衣菜「終電で来たので……」

P「……取り敢えず、玄関で話してて誰かに見られてもあまり良くないしから入ろうか」

李衣菜「あっ、はい。お、お邪魔しまーす」

 バタン


7 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 11:19:11.38 :wwcrELns0

李衣菜「わー、ここがプロデューサーの部屋かぁ。思ったより片付いてますね!」キョロキョロ

P「失礼な奴だな。飲み物持ってくるから、適当に座ってて」

李衣菜「あっはい。ありがとうございます」

P「お茶で良い?」

李衣菜「大丈夫です」

P「ん」スタスタ

 カチャカチャ

李衣菜「へぇー……ここが男の人の部屋かぁー」キョロキョロ

P「お待たせ」コトッ

李衣菜「あ、ありがとうございます」

P「よいしょっと……で、一体どうしたんだ?」

李衣菜「あ、あぁはいっ……えと……い、家出してきました!」

P「家出?」

李衣菜「はい」


10 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 11:52:19.09 :wwcrELns0

P「御両親と喧嘩でもしたのか?」

李衣菜「いや、そういう訳じゃないです」

P「んんっ? じゃあどうしたんだ?」

李衣菜「ほら、私ってロックなアイドル目指してるじゃないですか」

P「そうだな」

李衣菜「ロックなアイドル目指すんだったら、何かロックな事しないとダメだと思うんですよ」

P「うんうん、なるほど」

李衣菜「家出して男の人の家に転がり込むのってロックですよね!」


11 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 12:16:06.84 :wwcrELns0

P「ロックか?」

李衣菜「ロックですよ!」

P「ロックかなぁ」

李衣菜「ロックだと思えば、それがロックなんです!」

P「そうなのか」

李衣菜「はい!」

P「……じゃあロックだな」

李衣菜「ですよね!」


12 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 12:26:49.28 :wwcrELns0

P「そういう理由なら良いか。場合によっては車で家に送り帰すつもりだったけど、他ならぬ担当アイドルのためだからな」

李衣菜「やった! ありがとうございます!」

P「それで、御両親はこの事は?」

李衣菜「あ、いや……家出って事でコッソリ出てきたから……」

P「じゃあ、心配かける訳にもいかないし御両親には連絡させてもらうな」

李衣菜「う……はい、わかりました」


13 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 12:46:27.40 :wwcrELns0

李衣菜「……うん……うん……良いって……うん……大丈夫……それじゃ、明日の夜には帰るから……うん、おやすみなさい」ピッ

李衣菜「終わりました」

P「ん、じゃあ連絡も済んだことだし、もう遅いから寝るか……あ、風呂やごはんは?」

李衣菜「出る前に済ませて来ました」

P「じゃあ良いかな?」

李衣菜「はい」

P「それじゃ寝るかぁ……ちょうど布団干してシーツも洗いたてで良かった。李衣菜、嫌じゃなかったら俺のベッドで寝て良いぞ」

李衣菜「え、プロデューサーは?」

P「俺はソファーで寝る」

李衣菜「そんなのダメですよ!」

P「だからって李衣菜をソファーで寝かせるわけにいかないだろ。来客用の布団なんか無いし、ベッドはこれ一つだけなんだから」

李衣菜「だったら一緒に寝ましょうよ」

P「そんなの尚更駄目だ。アイドル以前に女の子なんだから、そういうのは彼氏や好きな人としな」

P「その辺の男と軽々しくしようとするんじゃない」

李衣菜「……ふ……うぅ……!」ジワァ

P「……え? あれ、李衣菜? えっ、どうしたんだ急に……」


19 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 14:38:15.04 :wwcrELns0

李衣菜「ぐすっ……ヒドイですよプロデューサー……」ポロポロ

P「え、えっと……」

李衣菜「ひっく、ただロックに誰かの家に転がり込んで寝るだけなら……確かに友達の家でも大丈夫です……」

李衣菜「でも私は……どうせ行くなら、好きな人の所に……えぐ……プロデューサーの所が良かったから来たのに……」

李衣菜「知り合いだからって……軽々しく男の人と寝るような子だなんて……うぅ……」グスグス

P「李衣菜……」


20 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 14:55:19.30 :wwcrELns0

P「……」

 ギュッ

李衣菜「……ふえっ? プロデューサー?」

P「ごめんな……李衣菜がそんな風に思って来てくれたのに、あんな言い方しちゃって……」ナデナデ

P「そしてありがとう……俺も李衣菜の事が好きだよ」

李衣菜「えっ……!? ホント、ですか……?」

P「うん」

李衣菜「それじゃあ……!」

P「でもごめん。俺達はアイドルとプロデューサーだから……今はまだ……」

李衣菜「待って下さい!」

P「うん?」

李衣菜「さっき、私はロックなアイドル目指してるからロックな事をするべきって話をしたじゃないですか」

P「そうだな」

李衣菜「アイドルとプロデューサーのイケナイ密かな恋愛って、ロックですよね!」


21 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 15:10:42.34 :wwcrELns0

P「ロックか?」

李衣菜「ロックですよ!」

P「ロックかなぁ」

李衣菜「ロックだと思えば、それがロックなんです!」

P「そうなのか」

李衣菜「はい!」

P「……じゃあロックだな」

李衣菜「ですよね!」


23 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 21:45:11.01 :QN6BSb/c0

P「それじゃ李衣菜。まだ公には出来ないけど、改めて……」

P「俺と付き合ってくれ」

李衣菜「はい! 私こそ宜しくお願いしますね!」

李衣菜「そして、ロックなアイドル目指してこれからも一緒に行きましょう!」

P「うん。さて、それじゃ明日も早いしそろそろ寝ようか」

李衣菜「はい。あの……それで、同じベッドで一緒に寝ても良いですよね?」

P「勿論。ほらおいで」

李衣菜「それじゃ、失礼しまーす……」モゾモゾ

李衣菜「……えへへ♪」ギュー

P「よしよし……それじゃおやすみ」

李衣菜「はい、おやすみなさい」


24 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 21:52:42.36 :QN6BSb/c0

─翌日─

P「……ん……んー……!」

李衣菜「あ、プロデューサー! おはようございます!」

P「ん……おはよう李衣菜。早いな、もう起きてたのか」

李衣菜「朝ごはん、もう出来ますよ」

P「お、ありがとう。わざわざ作ってくれたのか」

李衣菜「良いですよこれくらい。ほら、着替えてきて下さい。もう出来ますから」

P「ん、わかった」


25 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 22:00:31.32 :QN6BSb/c0

李衣菜「プロデューサー、出来ましたよー!」

P「ん、俺もちょうど着替え終わった」

李衣菜「それじゃ食べましょう」

P「そうだな」

「「いただきます」」

P「……あ、そうだ李衣菜」

李衣菜「なんですか?」

P「朝は別々に家出るからな」

李衣菜「え、何でですか?」

P「昨日も言ったけど、まだ俺達の交際は公には出来ないからな」

P「李衣菜が俺の家から出る時点でも危ないけど、それでも一緒に出るよりはマシだろ」

李衣菜「待って下さい!」

P「うん?」

李衣菜「昨日、私はロックなアイドル目指してるからロックな事をするべきって話をしたじゃないですか」

P「そうだな」

李衣菜「隠さないといけない事を敢えて堂々とやって見せ付けるのって、ロックですよね!」


26 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 22:01:12.44 :QN6BSb/c0

P「ロックか?」

李衣菜「ロックですよ!」

P「ロックかなぁ」

李衣菜「ロックだと思えば、それがロックなんです!」

P「そうなのか」

李衣菜「はい!」

P「……じゃあロックだな」

李衣菜「ですよね!」


27 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 22:09:26.97 :QN6BSb/c0

P「それじゃあ一緒に事務所に行くか」

李衣菜「はい、そうしましょう!」

P「手繋いで行くか」

李衣菜「そうですね。あ、腕組んだりとかした方がそれらしくないですか?」

P「おお、良いなそれ」

李衣菜「ですよね! えへへー」

P「事務所に腕組んで入って行ったら、ちひろさんとか驚くだろうなぁ」

李衣菜「ですねー」

P「……さて、ごはんも食べ終わったところでそろそろ行くか」

李衣菜「そうですね、行きましょうか」


28 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 22:22:27.63 :o7X7WUpKO

─事務所─

P「おはようございます!」

李衣菜「おはようございまーす!」

ちひろ「ちょっとプロデューサーさん!?」

ちひろ「……と、李衣菜ちゃん……!?」

P「どうしたんですかちひろさん、そんなに慌てて」

李衣菜「何かあったんですか?」

ちひろ「え……何で二人一緒に……っていうか腕組んで……え、じゃあやっぱりこれは本当なんですか!?」

P「何がですか?」

李衣菜「何ですかそれ……インターネット掲示板? それと写真?」

P「なになに? 『人気絶頂ロックアイドルに熱愛発覚!! 担当プロデューサーの家にお泊まりデート!』?……あちゃあ、昨日すでに写真撮られてたのか」

李衣菜「みたいですね」

P「だから今日、事務所の入り口にあんなマスコミいたんだな」

李衣菜「ですね」


29 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 22:36:20.97 :o7X7WUpKO

ちひろ「何呑気に話してるんですか! どうするんですか、これ!?」

P「うーん、どうするかー」

李衣菜「そうですね」

P「普通にスキャンダルだけど、李衣菜はこのままアイドル活動を……」

李衣菜「待って下さい!」

P「うん?」

李衣菜「このままアイドル続けるのも難しいですし、人気絶頂アイドルが交際たった半日の超電撃学生結婚引退ってロックですよね!」


30 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 22:37:04.44 :o7X7WUpKO

P「ロックか?」

李衣菜「ロックですよ!」

P「ロックかなぁ」

李衣菜「ロックだと思えば、それがロックなんです!」

P「そうなのか」

李衣菜「はい!」

P「……じゃあロックだな」

李衣菜「ですよね!」


31 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 22:51:36.86 :o7X7WUpKO

ちひろ「は? え……?」

P「それじゃ今から入り口のマスコミの所に行って、李衣菜の結婚引退表明してくるか」

李衣菜「そうですね!」

ちひろ「ちょ……急に、というかさっきから何言って……え、え……えぇ?」

P「じゃあついでに、役所に婚姻届けも出しに行くか」

李衣菜「良いですね!」

ちひろ「え、待っ……」

P「それじゃちょっと行ってきますね」

李衣菜「行ってきまーす!」

 ガチャ バタン

ちひろ「……えぇ……?」




夏樹「……なぁ……ロックってなんだろうな……」ギュイーン

涼「……さぁね……」ギャイーン

瑞樹「……わからないわ……」ジャーン

夏樹「……ロックって、難しいな……」ギャーン

涼「……そうだなぁ……」ジャカジャカ

瑞樹「……わかるわ……」ジャーン










HAPPY END


32 :◆jCuNTsyVe2Xz :2015/08/27(木) 22:55:19.02 :o7X7WUpKO

という訳で終わり

先週のアニメは良いだりなつ&みくりーな回でしたね
そして涼ちん、声付きおめでとう!
明日のアニメも楽しみです

だりーなとロックにウッヒョーしたいだけの人生だった

こんなコピペを読んでくれた人達、ありがとうございます


35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/08/28(金) 01:28:58.20 :CiqzYiMIo
おつ
相変わらずクールのかけらもないだりーなほんとすき


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