ー千早宅ー

千早「……」

真「……」

千早「………良いんじゃない?」

真「…今の間は何?」

千早「…私、流暢に喋れないから……」

真「……そっかー…」

千早「ええ…」


2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/05(木) 21:08:03 :37UPiww2

千早「そういう雑誌ってどこで売っているの?」

真「『そういう雑誌』って……イタイ雑誌みたいじゃん」

千早「そうは言ってないわ」

真「……まあいいや…」

真「こーゆー雑誌、普通にどこでも売ってる気がするけど」

千早「ゴスロリ…だったかしら?」

真「そうそう」

千早「それコスプレよね?」

真「え?」

千早「違うの?」


3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/05(木) 21:13:26 :37UPiww2

真「普通に着れるものだよ」

千早「……ええ?…でも……」

千早「…ハロウィンの仮装とかじゃなくて?」

真「千早、ボクの格好もそんな風に見てたでしょ」

千早「そんなことないわ」

真「千早」

千早「ごめんなさい」

真「くふっ……w…」プルプル…

真「…一瞬で認めないでよw」


5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/05(木) 21:20:22 :37UPiww2

千早「……あ、お湯沸いたかしら」

真「あ、ボクがお茶入れるよ。来客なのに何もしないっていうのもあれだし」

千早「これくらい別になんともないから大丈夫よ」スクッ

真「そう?じゃあお願いするよ」

千早「別になんくるないから」

真「……」

千早「べつに……wなんっ……ぷふっ……くっ……くふふっ……www…」

真「……っw……自分が笑っちゃってるじゃんか!」


6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/05(木) 21:28:07 :37UPiww2

千早「はい、お茶」コトッ

真「ん、ありがと」

千早「さんびん茶じゃなくてごめんなさい」

真「響のことバカにしてない?」

千早「そんなことしないわ」

真「いや、無意識だったらもっとタチ悪いでしょ…w」


7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/05(木) 21:35:26 :37UPiww2

ピンポーン

真「お、来た来た」

千早「出てくるわ」スタスタ…

千早「どうぞ入って」

伊織「あら、真もういたのね?」

真「3時間くらい前からいるよ」

千早「4時に家に来る予定だったのに1時に来たものね」

伊織「めちゃくちゃ迷惑じゃないの」

真「まあ入って入って」

伊織「なんでアンタの家みたいになってんのよ」


8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/05(木) 21:44:53 :37UPiww2

千早「はい、水瀬さん」コトッ

伊織「…?これ緑茶じゃないわよね…何?」

千早「さんびん茶よ」

真「ブフッ」

真「さんびん茶あったのwww?」

千早「冷蔵庫にあったから…」

伊織「別に何でもいいけど……なんでアタシだけさんびん茶なのよ」

千早「……さあ…?」

伊織「……っw…自分で出しておきながら『さあ?』って何よ『さあ?』って」


9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/05(木) 21:52:57 :37UPiww2

真「今更だけどさ?」

千早「どうしたの?」

真「こたつないの?」

千早「一応あるわ」

伊織「出さないの?」

千早「意外と重くて……」

伊織「真いるし大丈夫じゃない?出しましょうよ」

真「ボクの扱い、完全に男子じゃないか」

伊織「単純に力あるじゃない」

真「まああるけどさ……」

千早「じゃあ、二人とも手伝ってもらってもいいかしら?」

真・伊織「うん(ええ)」


10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/05(木) 22:12:34 :37UPiww2

真「あー、さいこー…」ぬくぬく

千早「こたつ一つでかなり変わるのね」ぬくぬく

伊織「『人を駄目にする家電』って言うだけあるわね」ぬくぬく

真「みかんないの?」

千早「ないわ」

伊織「こたつ=みかんって、単純な思考回路ね」

真「なんだよー、じゃあ伊織はみかんあっても食べないの?」

伊織「食べるに決まってんじゃないのよバカ」

真「え?なんでボク、バカって言われたの?」

千早「……ふふっ…w」

伊織「………んふっ…w」


12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/06(金) 07:40:12 :UX8x9YpQ

真「ねえ伊織」

伊織「嫌よ」

真「まだ何も言ってないじゃん」

伊織「『みかん買ってきてくれる?』」

真「……くふっ…w…」

千早「完璧に心を読まれてるわね」

伊織「こいつが単純なだけよ」


14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/06(金) 18:42:50 :qfeNWbqA

千早「あ」

伊織「どしたの?」

千早「たしか果物あったわ」

真「みかんっ!?」

千早「レモン」

真「…」

伊織「ぷふっw……急に真顔に戻るんじゃないわよ!」

真「だってレモンって……食べられるのアレ?」

伊織「別に毒はないんだから食べれるでしょ」

千早「持ってくるわね」スクッ…テクテク

真「え、いや、いいよ千早……」

伊織「もう食べることは確定したわね」


15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/06(金) 18:57:12 :qfeNWbqA

千早「よいしょ……」ドスンッ

真「多っwww!!?」

伊織「ダンボール1箱分て……」

千早「プロデューサーが、喉にいいからと言ってくれたのだけど……」

真「多すぎだよ…w」

伊織「喉にいいのって、はちみつレモンじゃないの?」

千早「ちょっとずつなら……」

伊織「使いきる前に腐るわよね」

千早「だから今日3人で全部食べてしまわない?」

伊織「なんでよっwww!!」

真「一人10コ食べても余る量じゃんかwwwwww!」


16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/06(金) 19:11:57 :qfeNWbqA

千早「……」

伊織「……」

真「……」

千早「そういえば昨日ね…」

伊織「ンフッ……な、なにがあったのよ」

千早「…事務所で仕事の準備をしていたのだけれど…」

真「…w……うん…」

千早「いつものように、春香がコケて…」

真「くくっw……いつまでレモンこたつの上に置いたまま無視するの?」

千早「ふふっ……www…」

伊織「せっかく、ンフッ、千早が話を切り変えたのにw」

真「だってwwwすごい苦し紛れに話題つくってるじゃんかwww」

千早「~~~~っwww」

伊織「やめなさいよアンタwww!!」


17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/06(金) 19:23:18 :qfeNWbqA

伊織「……」ヒョイッ…

千早「!」

真「伊織食べるの?」

伊織「……果物ナイフある?」

千早「ええ、これよ」パシッ

伊織「ん、ありがとね」ザッザッ…

真「……」

伊織「……ふぅ」

伊織「はい」

真「やっぱりね!ボクに食べさせるんだよね!」

千早「そういう役回りよね」

真「千早にまで言われたら終わりなんだけど」


18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/06(金) 19:34:51 :qfeNWbqA

伊織「ほら、早く食べちゃいなさいよ」

真「えー、本当にボクが食べるの?」

千早「結構美味しいわよ?」

真「量の問題だよ」

伊織「ほら、イッキ!イッキ!」パチンッ!パチンッ!

千早「『レモンだ!やーりぃ!』って気分で食べればいけるんじゃない?」

真「それでなんとかなったら『やーりぃ!』有能すぎるでしょ」

伊織「大丈夫よ。なんくるなるなる」

真「……」

 
19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/06(金) 20:57:20 :qfeNWbqA

伊織「……」

千早「……」

真「……はぁ…」

真「こんなの食べるわけないじゃん……」

伊織「……」

千早「……」

真「レモンまるごと食べる人いたら見てみたいよ……」

伊織「……」

千早「……」


真「やーりぃ!レモンだ!!」ガブッ!!

伊織「急にwww」バンバン!!

千早「言葉まで…ふふっw」


20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/06(金) 21:28:52 :qfeNWbqA

真「すっっっっぱっ!!!!」

伊織「当たり前でしょっ……ふふっ…w」

千早「大丈夫?」

真「なんか頭いたくなってきた…すっぱ……うあー」

千早「なんか…アレよね」

千早「1コ丸ごとって体に悪そうよね」

伊織「……今更よね…w?」

真「人に食べさせといて…」


21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/06(金) 21:41:12 :qfeNWbqA

千早「残ったこれはレモンティーにでもするわ」

伊織「つくれるの?」

千早「春香に教えてもらおうかしらね」

真「ちょっとまってよ」

千早「なに?」

真「食べないの?」

伊織「……なにを?」

真「レモンだよ。レモン」

伊織「……」

真「レモンですよ!レモン!」

千早「…あまり似てないわ…」

真「…」

伊織「くくっ……冷静にツッコまないでよね…」


22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 07:58:12 :K4yiO8YA

千早「そろそろお腹空いてこない?」

伊織「…ん、もう6時なのね」

真「もう来てから5時間もたったのかー」

伊織「アンタは1時からいたしね」

千早「ちょっと何かないか探してくるわね」スクッ

真「ごめんねー、いつも取りにいかせちゃって」

伊織「ホント申し訳ないわね。真にでも行かせとけばいいのに」

真「さっきのレモンがまだ効いてる」

伊織「……っw…」


23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 17:29:30 :tSOUESmg

千早「……ごめんなさい、インスタント食品も何もなかったわ」

伊織「まあ、しょうがないわね」

千早「…コレくらいしか……」コトッ

    『レモン』

伊織「もういいのよソイツはwww!!」

真「くくくっw…なに?今日の千早どうしたの…w?」

伊織「やけにボケてくるわよね」

千早「二人が来てテンションが上がってしまって…」

真「テンションの問題なのw?」


24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 18:48:45 :tSOUESmg

伊織「…じゃ、何か買いにいく?」

真「ボク、カレーで」

伊織「なんでアタシがパシられる前提なのよ」

真「だって……こたつから出るだけでも辛いのに外なんて……」

千早「真は寒さに強そうだと思ってたけど」

真「なんで?」

千早「……なんと言うか…猛吹雪でもジョギングしてるような…」

伊織「あー、するわねきっと」

真「しないよ!?」


25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 19:04:34 :tSOUESmg

伊織「窓開けて確認したけど、外結構寒いわよ」

真「うわー……」

千早「幸いコンビニは近くにあるわ」

真「ちゃちゃっと行って早く帰ろう!」

ー外ー
千早「……やっぱりマフラー着けるべきだったわね……」

真「……へくしゅっ!!」

伊織「あー、さむさむ……」


27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 20:46:56 :tSOUESmg

千早「最近は秋が無いわね」

伊織「猛暑だと思ったら明日は氷河期なんてザラにあるし」

真「伊織の性格みたいじゃんw」

伊織「あ?」

真「ごめんなさい」


28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 21:06:39 :tSOUESmg

ーコンビニー
真「やっと着いたあー…」

千早「寒いと少しの距離でも遠く感じるわね」

伊織「夏も夏でつらいけどね…」

ー お弁当コーナー ー
真「うーん…」

伊織「アンタ、カレーにするんじゃなかったの?」

真「…いや、親子丼と中華丼とカレーで迷ってて……」

伊織「じゃあ私が決めてあげるわよ」

真「ほんと?」

伊織「これ……w?」つレモン

真「……くっ…www」ブフッ!

真「もうほんといいから!そのネタは!」


29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 21:24:15 :tSOUESmg

真「よし、カレーにしよ」

伊織「結局それなのね」

真「伊織はなに買うの?」

伊織「そうね、パンとかにしとこうかしら」

真「一緒にこれもどう?」つレモンティー

伊織「……っ…」プルプル…


30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 21:34:13 :tSOUESmg

ー お菓子コーナー ー
千早「…うーん……」ジーッ

伊織「…あら?千早はもうご飯買ったの?」

千早「ええ、私はカップラーメンを」

伊織「意外ね?パンとかだと思ってたわ」

千早「寒くなった体を暖めようと思って」

伊織「なるほど……私もラーメンにしようかしら」


31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 21:47:05 :tSOUESmg

ー外ー
真「あー!さっむ!」ビュオオッ

伊織「ホットドリンク買っておいて良かったわ」ゴクゴク…

千早「真は買わなかったの?」ゴクゴク

真「あー!そっか!!買えばよかったなぁ……」

伊織「自販機で買えばいいじゃない」

真「道の途中に無いじゃん…」

千早「コンビニに戻る?」

真「もういいよ…」


32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/08(日) 12:12:12 :MlN9YPkE

千早「これ少し飲む?飲みかけで申し訳ないけど」

真「え?ホント?」

伊織「千早の優しさに土下座して感謝してなさい」

真「なんで伊織がそんなに偉そうなんだよ…」

千早「はい」

『ホットココア』

真「ホットレモン渡されるかと思った…w」プルプル…

伊織「…w……いちいち口に出すんじゃないわよ…」プルプル…

千早「あのレモンでこんなに笑いが続くとは思ってなかったわ…ふふっ」プルプル…


33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/08(日) 12:18:35 :MlN9YPkE

ー千早宅ー
真「こたつこたつ……」タタタッ…

伊織「帰ってくるなり早速こたつに潜ってるわ…」

千早「ふふっ……『こたつむり』ね」

千早「ふふっ…こ、こたつと…かたつむりで…くふっ………ふふふふっ」プルプル…

伊織「千早ー、ラーメンにお湯入れとくわよー」

千早「……ええ、ありがとう」


34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/08(日) 16:56:52 :MlN9YPkE

真「…あれ?二人ともカップラーメン?」

千早「ええ」

真「なんかボクたちの中で一番カップラーメン食べなさそうな二人組だよね」

千早「そうかしら?」

伊織「まあ、その言い分は分からなくはないわね」コポコポ…

伊織「はい、千早の」コトッ

千早「ありがとう水瀬さん」


35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/08(日) 19:54:40 :MlN9YPkE

真「特に伊織なんて絶対食べないと思ってたよ」

伊織「最近は、事務所で貴音とかと一緒に食べてたりしてるわよ」

真「……あ、そういえば2日前くらいに食べてたっけ」

千早「第一印象ってなかなか抜けないものね」

真「みんな個性が強すぎるんだよ」

伊織「……アンタが言う?」


37 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 14:17:09 :8gUyqu4s

真「ごちそうさまー」コトッ

伊織「食べるの早いわね」

真「二人が3分待ってる間に食べ始めてたからね」

千早「真、私のラーメン少し食べてもらってもいい?全部食べきれなさそうだから…」

真「ん、おっけー」

伊織「二人とも脂肪とは無縁そうで羨ましいわ」

千早「私はただ食べる量が少ないだけだけど、真は結構食べるものね?」

真「まあ、けっこー動いてるしね」モグモグ

千早「…じゃあ、運動をやめたら?」

伊織「デブ?」

真「まって。理論的にはそうだけどまって」


38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 14:56:36 :8gUyqu4s

伊織「ごちそうさま」カタッ

千早「やっぱり、皆で食べると美味しいわね」コトッ

伊織「…千早は普段この部屋に独りだものね」

千早「まあ、最近は春香とか皆が遊びに来てくれるから、寂しくはないわ」

真「またオフのとき来ていい?」

千早「ええ、歓迎するわ」


39 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 16:52:02 :8gUyqu4s

千早「……ひと息ついたわね…」ズズッ…

伊織「……」ダラーン…

真「……」ダラーン…

真「……」…パシャッ

伊織「……ちょっと」

真「…なに?」

伊織「…いま、なんで撮ったのよ」

真「…いや、だらけてる伊織の姿珍しいなーって…」

千早「確かに初めて見るかもしれないわね」

伊織「こたつの中だもの……しょうがないじゃない…」

真「全員に送っとくね?」

伊織「やめなさいよ」


40 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 18:44:00 :8gUyqu4s

千早「二人とも、ゲームでもやらない?」

真「ゲーム?」

伊織「トランプとか?」

千早「いえ、Wiiとかいう器械があるのだけど…」

真「千早、Wii持ってたんだ?」

千早「亜美と真美が来たとき、ゲームがやりたいというから、3人で買ったのよ」

千早「…ただ、自分では操作方法がわからなくて全然手をつけてなくて……」

伊織「ソフトは何かある?」

千早「一応、皆で遊べるようなものが揃ってると思うわ」


41 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 18:55:25 :8gUyqu4s

真「マリカやろーよマリカ」

千早「マリカ……マリオカートのこと?それならあるわ」

伊織「じゃあ本体のセットしちゃうわね」

真「頑張ってー」

伊織「アンタも何かやりなさいよ」

真「でも伊織がセットしてるし、もうやることないんじゃない?」ダラーン

千早「外に自転車あるから発電をお願いしてもいいかしら?」

真「あれ?ボク千早に嫌われるようなことしたっけ?」


42 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 19:06:39 :8gUyqu4s

伊織「……ふぅ、意外と手間がかかるわね」カチャッ

千早「ここにこれを差しこめばいいのよね?」ウィーン

ガガガガガ……

千早「…読み込まれないわね?」

真「あ、多分逆なんだよ」ポチッ…ウィーン

真「ディスクの向きを変えて…入れれば…」ウィーン

『マリオカート』

千早「凄い……」

真「…いや、うん。そんなに感心されるとすごく恥ずかしいよ」


43 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 19:22:52 :8gUyqu4s

真「伊織はデイジーでしょ」カチャカチャ

伊織「キノピオよ」カチャカチャ

真「えっ」

伊織「う、うっさいわね!何使おうが勝手でしょ!!」

真「意外だったなぁ……千早は?」

千早「ヘイホーよ」

真「なんで?」

千早「……何となく……ヘイホーって響きが…ツボにはまって……くくっ…うふふっ……w」

真「……」

伊織「そういう真はなに使うのよ」

真「ピーチ」

伊織「…………」

真「な、なんだよその目は!」


44 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 21:00:41 :8gUyqu4s

伊織「……ぐっ…真のくせに早いわね…」ガチャガチャ

真「レース系は得意だからね」ガチャガチャ

千早「…ここでアイテムがでるのね」ガチャガチャ…ポチッ

伊織「…あ、青コウラ……w」

真「えっ!?ウソ!」

伊織「安心しなさい。骨は拾ってあげるわ」

真「くっそー!」チュドーン

伊織「にひひっ!1位はいただきね!」

真「あー、この距離は無理かー…」

千早「あ、ブレーキ機能もあったのね」キキーッ

伊織「千早はよくその知識で4位内に入れてるわね…」


46 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 21:32:05 :8gUyqu4s

真「くそー、3位かー…」

伊織「青コウラで一気に落ちたものね」

千早「アイテムを使うと、なかなか楽しいのね」

真「よく今までアイテム使わずに走れてたね…」

伊織「周りは普通に使ってる中アイテム禁止って、かなりの縛りよね」

真「しかも亜美真美とやってたんでしょ」

伊織「凄くストレス溜まりそうだわ」


47 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 21:37:02 :8gUyqu4s

千早「…あら?このアイテムは?」カチャカチャ

伊織「あ、それキラーね」カチャカチャ

真「あ、待って千早、アイテムボタン押さないで」カチャカチャ

伊織「千早、今すぐ押すことをオススメするわ」

千早「ぶふっ…ww」カチッ

千早「…あ、笑った拍子に押しちゃったわ…」シュゴーー!!

真「あ"ー!!またかー!」ドカッ!!


49 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 21:41:59 :8gUyqu4s

伊織「…というか、何で笑ったの?」

千早「…くふっ…w…さっき、『押す』ことを『オス』スメって……ふふふ…w」プルプル…

伊織「いまだに千早の笑いのツボがわからないのよね」

真「くっそー!6位に落ちたー!!」

千早「…あら?3位ね」

伊織「千早が着実に上がってきてるわね」

真「下手な訳じゃなくて、操作方法あまり知らないだけだしね」

伊織「ところで真、どうしたの……w?」

真「ぐっ……」


50 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 22:02:31 :8gUyqu4s

千早「あ、そういえば私、皆で食べようと思ってお菓子も買ってたんだったわ」

伊織「あ、私もオレンジジュース買ったから、二人で飲みましょ」

真「ねえ、ボクを省いたでしょ」

伊居「なによ。何も買ってないやつなんかに分ける義理はないわよ」

真「ボクも買ってるって!ホラ!」

『飲むヨーグルト×3』

伊織「……なんかコメントしづらいわね?」

千早「美容にいいわね」

真「へへーん!ボクだって女の子だからね!」

千早「……ええ、そうね…」

真「……」

伊織「……っく…w…」プルプル…


51 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 23:23:46 :8gUyqu4s

千早「お菓子、出しておくから好きに食べて?」ガサガサ

伊織「ありがと。…真ー、コップ3つもってきてちょうだい」

真「えー、ボク?」

伊織「はやくしなさいよバカ」

真「また?また言ったね?」

千早「…っ……w」


52 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 23:41:03 :8gUyqu4s

伊織「……」コポポポ…

伊織「はい、千早」コトッ

千早「ありがとう」

伊織「……」コポポポ…

伊織「……ふふっ…はい…w…バカ……ww」

真「……ンフッ…w……ちょっと表でてもらっていいw?」

千早「先輩の洗礼ね…w」

伊織「はっ、真先輩になんて失礼なことを……クフッ…ご、ごめんなさい真先輩……フフッ…」

真「余計怒りが増すでしょソレwww!」


53 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/10(火) 00:29:01 :yfIFaqD2

伊織「そろそろソフト変えない?」

真「そーだね……あー、結局1位になれなかったぁ…」

伊織「千早ー、他にはどんなのがあるの?」

千早「そうね……スマブラ?とか言ってたかしら」

真「……スマブラかぁ…」

伊織「友情崩壊ゲーム堂々1位のアレよね?」

千早「よくわからないけど、亜美真美の二人がお互いを『右結び』『左結び』って呼びあうくらいには険悪になってたわ」

真「……そのリアルな険悪感やだなぁ」

伊織「千早は大丈夫だったの?」

千早「私は操作方法があまりわからなくて、やられても別に悔しくなかったから」

伊織「なるほどね」


54 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/10(火) 00:35:41 :yfIFaqD2

真「どうする?スマブラ、やる?」

伊織「折角だからやりましょうよ」カチャカチャ

千早「まあ、この三人なら大丈夫なんじゃない?」

真「まあ、皆高校生…伊織は中学生だけど、高校生みたいなものだしね」

伊織「そうそう。ゲームで争いなんてバカバカしいわ」

真「楽しんでやんなきゃね!」

千早「フラグっていうのよね?」

伊織「ブフッwwwwww!!」

真「~~っww!あはっw!まさか千早が言うとは思ってなかったw」


57 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/10(火) 16:13:52 :wAM3JKdI

伊織「普通に大乱闘でいいわよね?」カチャカチャ

真「いいんじゃない?」

伊織「キャラだいたい揃ってるわね」カチャカチャ

千早「何回も対戦してたから…」カチャカチャ

真「何使おっかなー」カチャカチャ

伊織「…ピーチ(笑)は使わないの?」

真「スマブラは使いやすさで選んでるから……って、今、なんか悪意を込めてなかった?」

伊織「さあ…気のせいじゃないの……w?」

真「ボクにもピーチを使う権利はあるんだよw!?」

伊織「……ンフッ…www」プルプル…

千早「……っ…w…」プルプル…


58 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/10(火) 17:40:55 :wAM3JKdI

真「よし、『C.ファルコン』にしよ」

伊織「安定したの選んできたわね」

真「なんか、パンチとかキックって一番信じれるじゃん?」

伊織「……?」

千早「……?」

真「……急に黙らないでッ!」

伊織「…んっw……とりあえず、アンタはスマブラでも脳筋ってことでしょ?」

真「なんでさ!」

千早(…脳が全て筋肉って、どのくらいの重さなのかしら……)カチャカチャ


59 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/10(火) 17:58:16 :wAM3JKdI

伊織「…『ゼルダ』にしようかしらね」ポチッ

真「なんとなく伊織に似てるね」

真「…髪型とか……w」

伊織「はっ倒すわよ」

千早「私はこれにするわ」

『ファルコ(蒼い鳥)』

真「…んっふ…w……このためだけに名前作っておいたの?」

千早「一人だったときに2時間くらいかけて電源をつけて、起動して、名前を作ったわ」

伊織「とんだ時間の無駄遣いじゃないwww!」


60 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/10(火) 18:07:04 :wAM3JKdI

真「どーせならボクの名前もつくっといていい?」

伊織「あ、アタシも作っとこうかしら」

千早「ええ、別にいいわよ」

真「じゃあ、普通に『まこと』…っと」

伊織「アンタ、『おとこ』とかで…ンフッ…w…いいんじゃないの…クッ…www」

真「ブフッwww…平仮名の並びは似てるけどさぁ!!」


61 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/10(火) 18:15:36 :wAM3JKdI

千早「あら?意外ね?」

真「なにが?」

千早「…『まこまこりん』とかつけると思ってたわ」

真「…そんな呪いの言葉みたいな扱いしないでよ……w」

千早「でも実際、あの言葉でスタジオの空気が……」

真「……」

千早「……一種の呪いよね…w?」

真「」

伊織「やめてあげなさいよぉwwwwww!」


62 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/10(火) 22:16:30 :wAM3JKdI

真「傷ついた」

千早「…ごめんなさい?」

伊織「疑問形にしたくなる気持ち分かるわ…w」

真「ボクはとっても怒ってます」

千早「……激おこ?」

真「……っ…w…」ピクッ…

伊織「ふふ……ホント何?千早のノリは…w」

真「……とにかく、二人の名前はボクがつけます」カチャカチャ

伊織→『凸』
千早→『凹』

千早「!?」

伊織「!!」

真「くふっ……w」ニタニタ…


63 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/10(火) 22:50:15 :wAM3JKdI

千早「……へえ…」

千早「なるほど……真は私の体を見て、そういうこと思ってたのね…?」

真「そういうことって何?別に意図はないけど…」シレー…

伊織「アンタ『凸』は完全に意図あるでしょ」

真「さー?どーだろー?」

伊織「アンタの名前『バカ』にしとくわ」カチャカチャ

真「あっ!?」


64 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/10(火) 22:54:52 :wAM3JKdI

真「……」

千早「……」

伊織「……」

真「…まだプレイすらしてないのに……w」

千早「…フフッ……名前だけで…」

伊織「…見事にフラグ回収したわけね……w」


65 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/10(火) 23:03:42 :wAM3JKdI

真「もうとにかく、対戦しない?」

千早「そうね…こんな不毛な争いを続けてたら、明日になる気がするわ…」

伊織「あ、千早はキャラ『カービィ』に変えたのね」

千早「さっきのは『蒼い鳥』がやりたかっただけだから」

真「…本当にそれだけのためだったんだ」

伊織「じゃ、ステージはランダムで……」ポチッ

真「よーし、さっきのマリカの分まで頑張ろ!」


68 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/11(水) 18:12:16 :aKgxWhRQ

真「あ、ステージランダムなんだね」

伊織「…ここ、『プププランド』だったかしら?」

真「確かそう」

千早「プププ……早口言葉みたいじゃない?」

真「…そうかなー?」

千早「プププ……プププ……」

真「…………」

千早「ププププププププッ……ww…ププフッw、ンフッ、エホッ……ww」プルプル

真「なんなんだよぉっwwwwww!!」

伊織「ほらww!もう始まってるんだから…フフッw…早くやるわよw!!」


69 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/11(水) 19:04:28 :aKgxWhRQ

真「……」カチャカチャ

伊織「……」カチャカチャ

千早「……」ポチッポチッ

真「……くっ…」カチャカチャ

伊織「……」カチャカチャ

千早「……」カチャカチャ

真「……」カチャカチャ

伊織「……っ…」カチャカチャ

千早「……」ガッチャガッチャ

伊織「……っし!真落としたわ!!」

真「っあーー!くっそー!」

千早「二人とも強いわね」


70 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/11(水) 19:17:40 :aKgxWhRQ

真「ってゆーかさ?」

真「終始無言だよね…w」

伊織「集中しすぎてねw」

千早「でも話ながらってなかなか難しそうよね」

伊織「やってみる?」

真「やってみよう…w!」


71 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/11(水) 22:02:56 :0y.zIfXU

千早「…この前のスタジオの……レッス……レッスンで……ね…」カチャカチャ

真「…途切れ途切れ…www」カチャカチャ

千早「ふふふっ…w」

伊織「ふ…ww…ゲーム内の話にしない…w?」

真「そーだね」

真「伊織落ちろーー!!」カチャカチャ!!

真「あ、自滅した」

伊織「ブフッwwww!!!アハハハハッww…ハァ…ハァ……あはっ、バッカじゃないのww!!?」

千早「~~~~っふ…www……凄い躍起になってたのに……w」


72 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/11(水) 22:15:54 :0y.zIfXU

伊織「…アンタなに逃げ回ってんのよ…」カチャカチャ

真「……だってストック1だし…」カチャカチャ

千早「……」カチャカチャ

伊織「……千早はずっと端っこで遊んでるわね」

千早「技を見てるだけで楽しくて…」

真「スキあり!」カチャカチャ

伊織「…あ、初心者の千早に空中から奇襲なんて、外道ね」

真「勝負に卑怯なんて言葉通用しないから」キリッ

千早「大丈夫よ。真美に教えてもらったから」

伊織「なにを?」

千早「Bを押して、そのまま落ちればいいって」ポチッ

真「あっ、やばっ…」

伊織「…道連れ……地味に嫌な攻撃ね…」


73 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/11(水) 22:49:29 :0y.zIfXU

伊織「……あー、大分やったわね」

千早「もう9時になったわ」

真「ゲームは時間を奪われるよね」

千早「そろそろ片付けましょうか」

伊織「……っと、片付け完了ね」

千早「任せちゃってごめんなさいね?」

伊織「いいのよ。遊びにきてる身だし、千早はこういうの苦手なんだから」

真「ちはやー、このブラックサンダーもらうねー」

伊織「アンタはもっと動きなさいよ」


74 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/11(水) 23:00:01 :0y.zIfXU

真「…あー、やっぱさ?」ゴローン…

伊織「…うん?」ゴクゴク…

真「…こたつで寝っ転がるのって、最高だよね……」ゴローン…

千早「…そのまま寝てしまいそうよね」ズズッ…

伊織「…あ、これバームロールよね」ヒョイッ

千早「私、好きだからよく買うのよ」

伊織「このシリーズ結構美味しいわよね」モグモグ

千早「名前が気取ってる感じがシュールでいいわよね」

伊織「そうね……」

伊織「……?…いや、待って、やっぱ分からないわ……」

千早「気にしないで」

千早「私も適当に言っただけで、微塵も思ってないから……w」

伊織「何なのよ……www」


75 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/11(水) 23:19:20 :0y.zIfXU

真「765プロでさー」

伊織「起きてたのね」モグモグ

真「一番個性が強いのって誰だと思う?」

伊織「……方向性が違うから何とも言えないわね」

千早「個人的には、ダントツでプロデューサーだと思うわ」

真「……プロデューサー?」

伊織「……言うほど個性強いかしら?」

真「…まあ、ちょっと変だけどいい人じゃない?」

千早「確かに、レモン箱ごとくれたものね」

真「アハッwwwwww!はははっwww!」

伊織「~~っwwwww!せっかく!忘れかけてたのにwww!!」


76 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/12(木) 17:41:39 :HXP66pzY

伊織「あれは多分、変人の部類よ」

千早「悪い人ではないけどね」

真「トレーニングしてたらさ」

真「『サンドバッグが使いたかったら、いつでも俺の腹を殴れ!』って……」

伊織「……アイツ死ぬ気…w?」

真「ちょっと!ボクの扱い!」

千早「…それで、結局どうしたの?」

真「殴った」

千早「」ブフッ

伊織「ケホッwww、ア、アンタw!何…ww、何してんのよ!?」


77 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/12(木) 19:16:39 :HXP66pzY

真「いや…wなんかノリで……ククッ…w」

伊織「ノリで殴ってんじゃないわよwww!!」

千早「くくっ…w…ふふふっ……そ、それで……ちゃんと生きてた…?」プルプル

真「いや、なんか『この程度か?(ニヤリ』って……」

千早「……フフ…」

千早「ウザイわね……w」

真「あっはははwww!でしょw!?」

伊織「ちょっとw!千早がウザイなんて言葉使ったら世界が終わるわよ!」


79 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/12(木) 21:52:06 :nOB2x.xk

千早「私にだって汚い言葉を使う権利はあると思うの」

真「そんな真顔で言われても…w」

伊織「…とりあえず、アイツのことは置いときましょ…」

真「…そーだね、お腹よじれそうだもん」

千早「…二人は、誰が一番個性が強いと思ってるの?」

伊織「……うーん…」

真「……何となくは考えてる」


80 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/12(木) 21:59:57 :nOB2x.xk

真「…本命、貴音……二番手、美希………」

千早「……あー…」

真「……」

真「……大穴、春香…」

伊織「……春香ねー…」


真「…………の、リボン」

伊織「ンッ…www」

千早「クッフ…w」

真「あーw、いけないんだー!千早!それでも春香の親友www?」

千早「くふっ…w…ふふっw……どの口で言ってるの……w?」


81 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 17:55:06 :c3kN0qdw

伊織「…まあ、リボンは置いといて……」

伊織「貴音と美希はアレよね。…個性の塊みたいなモノよね」

千早「話し方とかなのかしらね」

真「そう言われればフェアリー3人は、みんな話し方独特だね」

伊織「…個性ってより、語尾?」

真「でも、あの3人は第一印象も強いと思うけど」

千早「『金髪・銀髪・はいさい』だものね」

伊織「……ンフッ…w」

真「…くくっ…だから響に何の恨みが…ww」


83 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 19:07:14 :c3kN0qdw

真「…伊織は?」

伊織「…んー?」

真「いおりんの個性ランキングは?」

伊織「……フッ…w…何どさくさに紛れて『いおりん』とか呼んでんのよ…」

千早「私も興味あるわ、いおりん……っw」

伊織「乗らなくていいからw!!」

伊織「…まあ、似たようなもんね。貴音か美希か……」

伊織「…あとは……やよいも個性強くない?」

真「ひゅーひゅー」

伊織「茶化すなバカ」ゲシッ

真「蹴った!?蹴ったよ今!?ボク女の子なのに蹴られた!!」

千早「…面倒くさいわね…w」


84 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 19:15:44 :c3kN0qdw

真「…そっかー、やよいかー」

伊織「見た目とか話し方とか、個性強いと思わない?」

千早「確かにそうね」

真「周りが濃すぎて埋もれてるんだよね」

伊織「……765はアレよ」

伊織「変人の集まりだから…」

千早「……クククッwwwww」

真「ふふっ……ww、否定はしないよw」


85 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 19:27:35 :c3kN0qdw

千早「……あ、もう11時…」

真「わー、もうそんな時間?」

伊織「いつもならもう寝てるわ」

真「……オールしない?」

千早「One for?」

伊織「all?」

真「……ふっw……二人のボケ珍しいねw」

千早「深夜テンションかしらね…w」

伊織「言うほど深夜でもないけど…、っていうより、千早は朝からでしょw」


86 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 19:38:44 :c3kN0qdw

伊織「…あれ?シャルルどこやったっけ…」キョロキョロ…

真「あ、ごめん枕にしてる」フミッ

伊織「ふざけんじゃないわよ女装癖」

真「んっふ…ww…ふふw」

千早「く…くくww……抗争勃発ね…ww」


87 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 20:30:05 :c3kN0qdw

真「ボクはなぁ!ボクだって!あれだぞ!!女なんだぞ!!」ガタッ

伊織「わかったから…w座りなさいよ」

真「このブラコン」

伊織「ア"ァ!?」ガタッ

<ギャーギャー!!

<台所>
千早「喧嘩するほど仲が良いって、ああいうのを言うのね。きっと」コポポポ…


88 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/14(土) 02:21:25 :a9RfaOuc

千早「一応入れたんだけど、お茶飲む?」コトッ…

真「あ、ありがと千早」

伊織「こいつと話してて喉渇いたから助かったわ」

真「……」ゴクッ

真「…ふう……」

伊織「……」ゴクゴク…

伊織「……平和ねー…」

千早「…さっきまで戦争が起こってなかったかしら?」

伊織「……ふふ…w」


89 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/14(土) 08:57:23 :hWV2TK12

千早「346プロ、知ってるでしょ?」

真「ああ、あの人がいっぱいいるとこでしょ?」

千早「そこにね、いおりんに似た女の子がいたわ」

真「へー、会ってみたいかも」

伊織「私に似た女の子ねえ……って、なんでまだ『いおりん』呼びなのよ…」

千早「……」

伊織「……」

千早「…………」

伊織「……いや…w…何か言いなさいよ……w」プルプル…

千早「……フフッ…w」


90 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/14(土) 10:36:01 :hWV2TK12

真「…渋谷さんだっけ?あの子も千早に似てるよね」

千早「そうかしら?」

伊織「話しかけたらそっけなさそうな感じとか」

真「あと、『蒼』とか」

千早「今、それとなくバカにしたわよね?」

真「…ンフッ……」

千早「私、そんなにそっけないかしら?」

真「最初はそうだったじゃん?」

千早「必要な事だけ伝えてる方が合理的だもの」

伊織「最近はくだらない事しか話さないけどね…w」

千早「フフ……w」


91 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/14(土) 10:46:32 :hWV2TK12

千早「…眠いわね……」

伊織「…こたつの力じゃないかしら……」

千早「…もう時間も時間だものね…」

伊織「……」

伊織「……真?」

真「……」

千早「……」

真「……zzZ…」

伊織「……どの口がオールするとか言ってんのよコイツ…」

千早「…落書きする?」

伊織「流石に可哀想でしょ……」


92 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/14(土) 10:55:08 :hWV2TK12

千早「……」スクッ…

伊織「…?」

千早「……」テクテク…

伊織「……」

千早「……」つレモン

伊織「…なんでレモン持ってきたの?」

千早「……」チラッ

真「zzZ……」スピー…

伊織「……フフ…まさかとは思うけど…」

伊織「……飲ませるの?」

千早「だからわざわざ取ってきたのよ?」

伊織「クッフ…w……安眠させといてやりなさいよ…w」


93 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/14(土) 12:51:13 :hWV2TK12

千早「……」ソーッ…

伊織「…直搾りでいくのね……w」

真「んに……zzZ……」

千早「幸せそうな顔して寝てるわね」

伊織「その顔を守るんじゃなくて、歪ませようとしてるけどね」

千早「……」ギュッ

タラー…

真「zzZ……ぷぁっ……z…」

伊織「…窒息死しない?大丈夫…w?」

千早「…飲みこまないわね……。首傾けて…」グググ…

伊織「そこまでして…w」

真「…んくっ……zz……ん……」

真「カハッ!!ケホッケホッ!!」ガバッ!!

千早「ンフッwww…クフ…ww」

伊織「っふwww…」


94 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/14(土) 14:04:41 :hWV2TK12

千早「……ねえ…」

真「…何……」

千早「…なんで私は正座させられてるのかしら」

伊織「千早が正座させられてるって……なんか凄いシュールよね」

真「寝てる人にレモン汁飲ませるって…鬼◯すぎるでしょ」

伊織「1分間くらいむせてたものね…w」

真「レモン汁、鼻に逆流してきたし」

千早「ブフッwww」

真「今も呼吸するたびに、ほのかにレモンの香りがしてる」

伊織「んふっwwwやめなさいよw!」


95 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/14(土) 15:59:17 :hWV2TK12

真「…明日どうするー?」

伊織「……んー…」

千早「私、水族館にいきたいわ」

真「千早、足くずしていいなんて言ってないよ」

伊織「フフッw厳しいわねw」

千早「…無理よ、だって今痺れてるもの」

真「あ?痺れてるんだ?」グニッ

千早「いひゃぁっ!?」

真「あっはははwww!!」

伊織「アンタ鬼ね…w」


96 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/14(土) 16:13:41 :hWV2TK12

真「もっかい」グニグニ

千早「~~~~!!!!」

伊織「ちょっと…w!千早、涙目になってるわよ!」

千早「…くっ……うう…」ピクピク…

真「千早…くふっ……だ、だれがこんな……ふふっ…こんなこと…w」

伊織「…ンフッ…アンタよ……w」

千早「……はあ……あ、やっと痺れが抜けたわ…」

真「あ、もう終わっちゃったの?」

伊織「真、逃げなくていいの?」

真「え?」

千早「……」グギギギギ…

真「あ、ぎ、ギブギブギブ!!4の字固めはやめて!痛だだだっ!!」バンバンバン!!

伊織「…アイドルとは思えない光景ね……」


97 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/14(土) 16:29:58 :hWV2TK12

伊織「……ふわぁ……」

伊織「……もう日付変わってるのよね…」

千早「…そろそろ寝ましょうか……」

真「そだね……体力消耗して眠くなってきた…」

千早「じゃあ、明日どこいくかは、起きてから考えましょ」

伊織「そーね。なんなら、ずっとゴロゴロしてるのも良さそうだけど」

千早「それじゃ、おやすみなさい」カチッ

伊織「おやすみ」

真「おやすみー」


98 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/14(土) 16:35:07 :hWV2TK12

真「あ、みかん食べてないや」

千早「……それ、今更よね…w」

伊織「ふふ…w……いいから早く寝なさいよw」

真「明日、みかん農園でもいかない?」

千早「…いってらっしゃい……」

伊織「クッ…www」

真「…………」


おわれ


99 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/14(土) 16:37:45 :hWV2TK12

キリがいいので(そこまでよくないけど)この辺で。
こんなグダグダSS見てくれてた人ありがとー

また似たような感じの立てるかも


SS深夜VIPに投稿されたスレッドの紹介です
【SS深夜VIP】真「ねえ千早、この服良くない?」千早「……そうね…」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1446724893/