先日、近所のフューチャーパークに展示してあった、DEEPAL S07
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EVかどうかは関係なく、街中で見かけてもかっこいいなぁと思うのですが。

内装も、こんな感じで。
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中国メーカー製の車のデザインを見た後で、日本車の内装を見ると、古臭いなぁと思ってしまうのは私だけ?

タイで販売されている、中国メーカー製の車で、最近私が注目しているのはここ。
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ドアのヒンジ。

車のドアヒンジは、大きく二つの作り方があって。

鋳造?形鋼ヒンジと、プレスヒンジ。

DEEPAL S07 のヒンジは形鋼ヒンジ。

我が家のHR-Vのヒンジはプレスヒンジ。
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昔から、日本車はコストの安いプレスヒンジが多く使われていて、ヨーロッパ車は形鋼ヒンジが多いといわれていたのですが。

実際はどうなんだろうと調べてみたら、流石マニアックなモーターファン、なんと35モデルのヒンジを調べていましたよ。

Motor Fan 「ドアヒンジ」から見えるドア事情 あなたのクルマのドアヒンジは形鋼? プレス成形? プリウス、ランドクルーザー250、新型クラウンセダン、日産GT-R、メルセデスAMG SLまで35モデル

これを見ると、国産車にプレスヒンジが多くて、欧州車、ヨーロッパ車に形鋼ヒンジが多いというのは、事実ですな。

で、この二つのヒンジの違い、圧倒的に形鋼ヒンジの方がコストは高い。

しかも、一つのドアに二つで4ドア車なら8個必要ですから、日本車のようにコストを考えるとプレスヒンジになるのは必然。

ヒンジ自体の部品としてのコストは、形鋼ヒンジの方が高い。しかし、ドアの組み付け工程を考えると、プレスヒンジと形鋼ヒンジのコスト差は大きくないという。

なんて記述もありますが、やっぱりコストで決めていると思う。

GT-Rは高い車ですから形鋼ヒンジが使えると。
GTR

スカイラインはプレス成形のドアヒンジを使うがGT-Rはご覧のとおり、形鋼のしっかりしたドアヒンジを使う。

web CGでは、こんな風に断定しているし。

「なぜ日本車と欧州車ではドアヒンジの作りが違う?」
なぜ日本車と欧州車ではドアヒンジの作りが違う?

ある意味において日本車と欧州車の最大の違いといっても過言ではない

なぜ日本車にはプレス製が多く使われているかというと、コストが安いからです。


とどめはこの意見。
レクサス ヒンジ

ヒンジ自体は外から見えないですが、日本車と欧州車の最大の違いといっても過言ではないと思います。鋳鉄製ドアヒンジはコストが掛かりますがドアの開閉時の感触や音が高級感にもつながり、剛性が高いため長く同じ感覚が保てます。それに比べ、プレス製は時間経過とともにドアの重みでヒンジ部が伸びやすいようです。レクサス車には、LS・LC・RX・RC・RC-F・UX等に剛性の高い鋳鉄製ドアヒンジが使われております。

ですって。

日本車の多くはコストダウンを図り、それに対して中国の自動車メーカーは、レクサス並みの品質を目指しているという事になりますねぇ。

実際、こんなヒンジの作り方に注目する人なんてほとんどいませんから、中国の自動車メーカーは真面目に良い車づくりに取り組んでいるという事が言えるのかも。

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ちなみにDEEPAL S07の現在のお値段は。
ChangAn Deepal S07 png