石川遼が先日の「ZOZOチャンピオンシップ」のプロアマ戦の18番パー5で、アルバトロスを出したことが大きく報じられた。規定打数より3打少なく上がることをアルバトロスという。残り261ヤードから3番ウッドでの第2打は、ピン手前3メートルに着弾し、カップへと吸い込まれた。ホールインワンはプロ転向後、日米ツアーで2回ずつ、計4度経験しているが、アルバトロスは生まれて初めてだという。今季2勝し復活したが、こんなところにもショットの好調さを物語っている。

石川遼アルバトロスCT
ゴルフのスコアに鳥の名前が使われているが、ちょっと由来をチェックしてみた。多少ジョークも入っている(苦笑)。

パーより1打少ないバーディ(小鳥)は1903年、それまで誰も破れなかったロングホールでのパーを、米国のアマチュア選手が破った。その打ったボールが小鳥が飛んでいるように見え、一緒にいた仲間が「That's a bird(ザッツ ア バード)」と叫んだことで、パーより1打少ないことをバーディと呼ぶようになったという。

さらにパーより2打少ないスコアが出て小鳥より強く飛ぶという意味で、イーグル(鷹)と呼ぶようになった。1921年、米国のボビー ジョーンズ氏が、パーより3打少ない前代未聞のスコアを出し、羽ばたくことなく何時間も洋上を飛翔するアホウドリに例えられ、アルバトロス(海鳥)と呼ぶようになったという。
アルバトロスCT
英語圏では アルバトロスと言うより、ダブル・イーグルと表現することの方が 一般的らしいが、プロでも そう簡単には出ないアルバトロスは、ホールインワンより数百倍出すのが難しいと言われている。確率については色々と諸説はあるようだが、ゴルフ豆辞典によると100万回から200万回に1回ということだ。 

アマチュアゴルファーの場合、パー5では ほぼ8割のゴルファーが、距離的に2オンが不可能だろう。アルバトロスが出る確率は さらに 低くなり 600万回に1回 程度になるという。そう、 600倍も難しい計算になる。アルバトロスの多くは、残念ながら、飛距離の出るプロやトップ・アマのようなゴルファーしか、チャンスがないことになってしまうようだ。

有村智恵エースとアルバトロス
男子国内ツアーで、資料が残る1985年以降では41回しかない。2011年に「スタンレー レディス」で有村智恵がアルバトロスとホールインワンを 同一ラウンドで達成したが、こんなのは例外中の例外だ。女子ゴルフ協会によると、二つの離れ業を同一ラウンドで出す確率は、約1,000万回に1度で、毎日1ラウンドしても約3万年かかるという。気の遠くなるような天文学的な数字だな! 
 

アマチュア ゴルファーの夢として、パープレー、ホールインワン、エージシュートとあるが、なぜかアルバトロスは入って来ない。それほど難しいことなのだろう。小生は今でも夢として残しているが 口の悪い友人たちは、”ショートホールなら出るだろう”と笑われている(苦笑)。