「スウィンギングスカート台湾選手権」に招待された渋野日向子。米国ツアー2戦目となった最終日は、6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの69で回り、通算3アンダーの39位で終えた。先の海外メジャー「全英女子オープン」を制し、メンバー登録を期限内(1118日)内に申請すれば、来季の米国ツアーに出場できるが、来季はメジャー大会などのスポット試合には参戦するものの、日本国内を主戦場とする考えを明らかにした。もう1年経験を積んで、レベルが上がった状態で挑戦したい意向のようだ。
渋野日向子台湾でCT
その対照的なのが同じ黄金世代の河本結だ。現在、国内の賞金ランク9位(約7,439万円)で、世界ランクは62位だった。米国QTのファイナルステージ(Qシリーズ)が始まる前に、75位以内に入っていれば参戦できるという資格で、“人生は一度きりだから“ と、来季の米国女子ツアー出場権を懸けた最終予選会のQシリーズに出場。見事、トータル5アンダーで9位タイに入った。 

Qシリーズには98選手が出場し、8日間の144ホールが行なわれ、最終的に上位45位タイまでの選手が、来季のレギュラーツアー出場権を獲得することができる。厳しい長い戦いであり、競争の激しい戦いだ。全日程が終了し、山口すず夏もトータル1アンダーの16位タイに入り、来季も出場権を獲得している。 {下の画像は、45位以内に入り喜ぶ河本結と山口すず夏} 
河本と山口米QTに入るCT
米国LPGAで来季のレギュラーツアーも出場を可能にするには、今季の賞金ランク80位以内に入ること、あるいはメジャー制覇を成し遂げることが条件となる。そしてQシリーズの45位以内の選手だ。 今季、現時点(10月28日現在)での日本とタイ選手の賞金ランクを見てみると ・・・ 

アリヤ・ジュタヌガーン9位、モリヤ・ジュタヌガーン21位、シダバ・スワナプーラ37位、ポルナノン・ファトラム63位と、80位以内は4人。日本勢は、畑岡奈紗18位、横峯さくら65位、野村敏京77位、上原彩子78位と やはり4人だった。山口すず夏は150位だったが、前述したようにQシリーズ16位タイに入り、何とか来季の出場権を確保した。そして河本結。

ウィチャネー・ミーチャイCT
{ウィチャネー・ミーチャイ}
ではタイの女子選手でQシリーズの45位に入った選手はというと、ウィチャネー・ミーチャイ(Wichanee Meechai )の11位タイ、パナラット・タルポルポーニャラス(Pannarat Thanapolboonyaras)の41位タイの二人だった。よって来季は、日本勢が6人、タイ勢も6人が米国のレギュラーツアーで戦うことになった。 双方とも6人とは興味深い戦いになるだろう。
パナラット タルポルポーニャラスCT
{パナラット・タルポルポーニャラス}
ただ タイ勢は今季、他に6人が一部レギュラーツアーであったり、下部のシメトラツアーに参戦している。タイにもLPGAはあるが、まだ歴史は浅く規模も小さい。プロとして戦う場所は米国ツアーとなってしまう。近年は日本ツアーに参戦するタイの女子が多くなったが、まずは米ツアー出場を考えるようだ。 いずれ来季は、米国での日タイの戦いが面白く、今から楽しみだ。