ゴルフ仲間の一人だったS氏から久しぶりに連絡があった。 親しい者だけで、月1回行なっているコンペに「出たいのだけど、不安がある」という。体を崩して、しばらくプレーしていないので体力が心配だという。 その気持ちはよく分かる
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50代になったばかりの彼は、大学を卒業して すぐにゴルフを始めているのでゴルフ歴は30年近くになるが、元気な頃は90前後で回り、80を切ることを目標にしていた。タイへ駐在員として来タイして4年になるが、かねがね、「カートに乗るゴルフは邪道だ」だと叫んでいたご仁だ。 結構
ゴルフルールやマナーにうるさいタイプでもある。

小生は 即座に「乗用カートでプレーすれば問題ないじゃないかと」と伝えた。しかし彼は、体を壊しても「ゴルフは歩いてするもの」と拘っているようだ。よく聞く話だ。「ケースバイケースに対応するのもゴルフのうちだろう」と話したが、彼の中のゴルフは、良くも悪くも昭和の時代で止まっているようだった。しかもここはタイだ。
そんなこと 誰も気にしていないが、年配者にも そう 叫んできただけに、乗用カートを利用することに抵抗があるらしい。体を壊したんだから仕方ないと思うがな~ 臨機応変に対応したら良いのに、これだからマナーにうるさ過ぎるご仁は困る。

日本ではカートで、ゴルフをすることが当たり前になって15年以上は経つ。1990年代の日本でのゴルフ場は、乗用カートでプレーできるコースは5%しかなかったと言われている。だからか、カートでプレーした経験は海外のゴルフ場だけ、という人も多かった。彼は乗用カートのゴルフが急激に増えていく中でも、歩きゴルフに拘ってきたという。受け入れる理性と受け入れたくない感情があり、タイに来てもその感情は変わらなかった。
小生も常々 歩きゴルフを勧めている者の一人だが、今年初め、腰を痛めてしまい、歩きゴルフができない時期があった。「カートなんか使ってプレーするなんて、歳とって動けなくなってからだ」と豪語していたのだが、カートでプレーした。タイで生活してから
益々「ゴルフは歩いてするものだ」という考えは強かったが、加齢と体力低下で考え方を変えた一人だ。

ゴルフは歩ける 限り続けられる、と言われてきたが 体力低下や年配になってもカートがあれば、ゴルファー寿命や健康寿命も延びる。タイのゴルファーの中には、「カートゴルフは邪道だ」
という人も少なくないが、考えを変えたほうが良いのかも知れない。
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