愛知県蒲郡市 巨大繊維工場 廃墟

愛知県と言えば、蒲郡市だよ。
と賢者たちは口を揃えて言う。

不思議なもの・ミステリーなモノはすべて蒲郡市にある。
すべての道は蒲郡市につながって、そこで閉じるのだ、と。

そんな「愛知県ミステリー&不思議スポット」の殿堂、蒲郡市の魅力は、海沿いに集中している。
しかし、つい最近まで、このような巨大廃墟が、蒲郡市の平地に存在していた。
残念ながら、つい最近解体されてしまったが、蒲郡市の魅力のスポットの1つとして、
とても印象深い廃墟だった。

蒲郡市に、敬意を示しつつ、廃墟探索の写真をここに再現しようと思う。
2003年取材
(酒井)




廃墟その1

未舗装の山道に、古ぼけた木造の建物がポツリと建っている。繊維工場の旧寮かもしれない




廃墟その2

その木造の一室。壁にマジックの落書き。「東京」の文字。




廃墟その3

西日の射す部屋に、日に焼けた、西洋人の裸体画が立てかけてある。




廃墟その4

繊維工場の外観。壁面を覆うパイプや、巨大なタンクが、独特だ。




廃墟その5

この写真のポイントは、右上の光取りの窓。古い時代の木造工場らしい造り




廃墟その6

光取りの窓から、優しい光が差し込み、フロアを黄金色に染める




廃墟その7

何やら得体の知れないマシーンが、生物のように上空にいた




廃墟その8

レンガ造りの大きな遺構。もちろん用途不明でがんす




廃墟その9

ミシン。これを持ち上げようとしたら、スンゲエ重かった。本当に。




廃墟その10

床面に凹凸があり、繊維の屑が、こびりついていた




廃墟その11

工場の裏手には、巨大なパイプがニョキニョキと生えていた




廃墟その12

空高く突き刺す、2本の煙突。




廃墟その13

敷地内にある離れの小屋。所狭しと機械類が覆っている




廃墟その14

工場2階には、プラットホームのような空間がまっすぐ広がっていた




廃墟その15

そのプラットホームを1階から見上げてみる。凄まじい崩壊ぶりだ




廃墟その16

工場内部の事務室




廃墟その17

染色用の液体が入ったカラフルなビーカー




廃墟その18

繊維を巻きつけていたのだろうか。大量の巨大なロールがあった




廃墟その19

工場に併設されている寮の一室。「荒らされている」訳でもないのに自然発生的にゴミが散乱




廃墟その20

一方こちらの部屋は、人だけがいなくなり、寂寥感だけが残っていた







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この記事へのコメント

1. Posted by ステレオ   July 21, 2012 23:51
5 初めて、ステレオと申します

現在この廃墟は、解体されてしまったのです?

気になります

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