星の数ほどあるブランディング本の中でどれを参考にすべきなのか、いったいどの本を読んで学ぶべきなのでしょうか?迷ってしまいますね。これらの本の著者、多くはマーケティングを生業としているフリーランスとか、広告代理店やコンサルティング会社でマーケティング・セクションに所属している方々。彼らが様々な企業を研究したり、スポンサー企業と共にブランディングを実践した成功事例を基にした戦略であったりするわけで、私は本に書かれている内容はどれも正しいと思っています。
ただし、新しい考え方によるブランディング戦略については、疑ってかかります。特に、これまで聞いたこともないような言葉(主に外来語)を奉ってテーマにしているような著作には要注意。言葉だけは目新しい印象だけど本当に優れた考え方なのか?
画期的なアイデアなのか? マーケターのマーケティング戦略から産み落とされたマーケティング用語ではないのか⁉ そんな懐疑的な見方をします。
クルマが一定の期間をおいてモデルチェンジするように、マーケティング業界も新しい言葉やトレンドを創り出すことによって市場の維持・拡大を図っていく必要があるということです。
みなさん、このことだけは注意しましょう。そして、不必要な予算を使わないようにしましょう。
管理本部/大友 淳一