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今朝、構内をクルマで徐行運転しながら、「今日はどんなコンテナが入ってるのかなぁ…」などと、のん気に眺めておりました。もちろん、始業前の時間ですよ。そして「トリトン」とペイントされた、けっこう古いコンテナに目が留まりました。

トリトンと言えばギリシャ神話に登場する大スター、海神ポセイドンの息子さんですね。 上半身は人、下半身は魚。日本の河童と違って、なんか洗練されたイメージだなぁ。このトリトンを社名に冠しているのが、世界最大のコンテナリース会社Triton International Limitedです。リースコンテナでは30%に迫るシェアを誇っています。

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本社は北大西洋に浮かぶ英国領の島バミューダにあり、世界14ヶ国に28のオフィスを構えている超優良企業。配当意欲の高い企業として投資家から愛されていますが、このところの新型コロナウイルス感染拡大を背景とする海上物流の停滞により株価は急落しています。仕方ないですよね!

https://www.tritoninternational.com/

さて、この会社の大株主に米国の大富豪プリツカー家がおります。現在、プリツカー一族は、骨肉の争いを経て本家と分家が全米各地に分散し、それぞれの暮らしを営んでいるようですが、そのいずれもが大富豪で大資産家。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2013-11-05/MVSOYL6K50YF01

何でそんなに資産を持っているのかというと、多くの日本国民が新婚旅行のときお世話になるハイアットホテルのオーナーなのでありました。HYATTハイアットは、私が生まれる1年前の1957年、ジェイ・プリツカーによって創立されています。その後十年にわたり、弟のドナルド・プリツカーと兄弟げんかを繰り返しながらも北米屈指のホテルチェーンに育て上げました。凄いもんです!でもコロナの影響は免れられません。

https://www.hyatt.com/ja-JP/brands/hyatt

たまたまかもしれませんが薄汚れたコンテナ、そして高級ホテル。どうもピンとこない取り合わせですよね。今朝見かけたこのコンテナは、既に近所にある仙台港高砂コンテナヤードに運ばれて行きました。DSC_0193既にかなり傷ついたり、へこんだりしてましたから、物流デビューから今に至るまで何年にも渡って世界中を旅してきたのでしょう。そしてこれからも、旅をつづけるのでしょう。

こんなことを考えると、物流ってけっこうロマンを感じますよね!