マースク株式会社(1947年に設立された日本法人) 東京事務所は千代田区麹町1-4

皇居(江戸城)内堀通り半蔵門交差点の角ビルにオフィスがあります。さすがです。どのくらいの規模のフロアを構えているのか分かりませんが、この辺りの家賃はかなりのものでしょう。環境は抜群で、マンションもけっこう建っていますから私も住みたいエリアですが、3LDK6080万円/月の家賃はとても払えません。半蔵門桜

半蔵門という名称の由来は、ご存じ服部半蔵。初代は伊賀の忍者。二代目は徳川家康に仕えたお武家さん。その屋敷があったことから、半蔵門と呼ばれるようになり、いつしか正式名称のとして採用されたようです。というか何かの功績を讃えて、家康に命名してもらったのかもしれません(諸説あります)。決してネーミングライツで服部さんが命名権を購入したわけではないとだけは断言できます。ハットリくんまた、皇居のお堀も半蔵堀と言いまして、都心では有数の桜の名所ですが、緊急事態宣言が出された今年の春は、言うまでもなく人影まばらな寂しい春…と、仙台の本社オフィスから想像で書いております。

さて、本題はハットリくんではなく、マースクです。品薄状態がつづくマスクではありません。マースクです。

会社の正式名称は、A.P. モラー・マースク。デンマークの首都コペンハーゲンに本拠を置く海運コングロマリットです。デンマークと言えば、私の中では童話作家のアンデルセン、そして相変わらず家族経営をやっている世界的企業LEGOブロックくらいしか知らなかったのですが、このマースクは、世界一の海運会社なんですよね。世界125か国に拠点を置き、11万人が働いています。そして、1996年から現在に至るまで売上高世界一でありつづけており、その株式はコペンハーゲン証券取引所に上場しています。
で、この会社はM&Aを繰り返すことで巨大化してきたのですが、コンテナの父と呼ばれているマルコ0003シーランドム・マクリーンの海運会社シーランドも1999年にその餌食となってしまったのです。

201912月期決算のEBITDA(金利支払い前、税金支払い前、有形固定資産の減価償却費及び無形固定資産の償却費控除前の利益)は、前の期比14%増の571200万ドル(約6386億円)。売上でいうと優に5兆円を超える規模。増益の要因は、主力のコンテナ船の燃費改善が大きいようです。0002マースク コンテナ年間1200TEUを超えるコンテナを海上輸送しているわけですから、保有する船舶の燃費対策に本気で取り組んだら、その効果は想像を絶するほど大きいのでしょう。株価が低迷を続けておりますが、このような取り組みが未来利益に結び付いていくのでしょう。

そこで、遅ればせながらSDGsという概念を学び、本格的に取り組もうとしているMaruyamaが、本気で燃費向上に取り組んだとしたら、ENGが付いたトラックだけで160台以上を保有しているだけに、けっこうな経済的効果と温室効果ガス排出抑制に効果が出るのではないかと考えています。とはいうものの当社はトラックやENGの製造メーカーではありませんから、できることには限界があります。従って、トラック配車の効率化、貨物積載の効率化によって、空荷状態での走行を極限まで減らす努力が求められるのだと思います。そのことによってどれだけの効果が期待できるのか、専門家に試算をお願いしてみたいところです。

つづく