2007年05月

2007年05月31日

失敗に学ぶ

最近後悔ばかりを繰り返している。誰か曰く精彩を欠いているというやつです。
どれだけ悔やんだって、タイムマシンも無ければ、あったところで人生つまんないだろうなあなんて天邪鬼です。

最近僕の中の流行語で「失敗学」というものがあります。ちょいとまえに読んだ本に書いてあったんですけど、失敗にこそ学ぶものがあって、教科書のようなものだって事が書いてありました。
確かにもっともらしいことが書いてあって、上辺だけなら何にも共感しなかっただろうけど、僕の中で何か引っかかるものがありました。

完璧主義者な人ほど馴染み難い「失敗学」というもの。
なかなか意識改革の必要性を感じました。

そりゃそうですよ。人生で一回も失敗しないで死んで行く人なんでそうはいないですよ。
最近自分の中で精神状態が良くありません。そんなことは言うまでもなく自分自身実感しておりますが、こういうときにこそ、何かしらの飛躍のチャンスなんだと思うところもあります。普段はそんなにも使わない頭を動かして、自分なりに、思考をめぐらすことは、僕の中のCPUがときに容量オーバーしそうになります。
「ピンチはチャンス」だなんて事を言えるほどたいそうな経験は無いけれど。ささやかに実感しています。

そういうときに何かを得て、それと同時に何かを犠牲にしている。
その犠牲の中に、失敗というものが少しでも含まれていれば、偏った完璧主義者の自分が「失敗学」というものの一端に手が届いているんだなって時間できるところでもあると思う。

the_wings_of_god at 01:03|PermalinkComments(0)

2007年05月23日

家路

自転車という運動はすさまじくダイエットに効くんじゃないかって思う。
乗ってる最中はどんなに食ってもどんなに飲んでも終わった後に測れば、体重が落ちている。もちろん体脂肪もおちていますよ。

ただ走るってたって距離は一般の認識からではおかしい距離なのかもしれないけど。
マラソンとかよりは精神的に苦痛ではないなあって思う。ペダルを漕いでいなくともある程度は進んでいるから。

突然できた時間によって、なかなか持て余していたのですが、明日ちょっと一日かかる用事が出来ました。それは突発的にやろうと思っても躊躇してしまう自分がいたのですが、ふとやってみようと思いました。こんなにも構えないで自然体でいられるのもなかなか珍しいし、不思議だ。

夜の空を見上げて歩いていて、どきどきして胸が躍るような、そして不安があるようなそんな気持ちです。

転車で帰るなんてアホみたいな事をしてみるわけです。
240キロの道のり、僕はどれだけの時間でいけるのか?富士山はかなり綺麗だろうなあ。最近の自分の運動量からしてみればきっと問題ないと思う。そしてきっと特別なこととして残るんだろうなあ。

週末に実家に帰ることは決まっていたのですが、なんともアクロバティック(?)な帰省です。今日ふと思ったんですよね。電車で帰るのつまんないなあって。

最近短い距離走って1日で2キロ落ちました。
体にいいのか?悪いのか?帰省ダイエット。(笑)



the_wings_of_god at 23:22|PermalinkComments(0)

「懐疑的であるということ」

はとても大事なことだと思った。なんとなく自分に欠けているところ。
いろんなところに疑いを持って臨むことは疲れそうなイメージがあるところだけど、そういう意味じゃなくて、そこまで肩に力が入った状態じゃなくて、自分なりのまっすぐな答えが無いのに受け入れてしまうのが良くないということ。

最近温暖化についての特集が掲載されていた雑誌を読んだ。

「温暖化を止めるために二酸化炭素の排出量を減らさなければいけない」

「温暖化」はまるで悪者のように扱われている。早急な対策と人類個人の意識を改革しようという謳い文句がよく聞かれるけど。実際そう思って浪費を抑えようとしている人もいると思うけど、そういう人の中になんで温暖化が良くないのかという質問にちゃんと明確な答えを持っている人ばかりではないんでないかいということを言いたい。なにせ自分がその一人だったから。

別に温暖化についてどうこういいたいわけじゃなくて、先にも言ったように懐疑的であることが大事なんじゃないのかなって言いたい。それは僕自身に対してのことなんですけど。世の中にはいろんな「嘘」があるし、正直者が馬鹿を見るという表現もあるくらい尾の中は綺麗なもんじゃあないって言う意味もあると思った。
脳で汗をかけ!とまではいけないけれど。もっといろんな事に対して自分は頭を使わなきゃいけないなあって思った。それくらい自分自身の頭は使われていなかったんだと思う。誰かが正しいといったから正しいんじゃなくて、そこで自分で考えてみるということ。

ちなみにその雑誌では地球全体で見たら温暖化はプラス要素が大きいらしい。
ただその情報も正しいのかは分かりませんけど(笑)

the_wings_of_god at 02:06|PermalinkComments(0)

2007年05月17日

弱音

自分の周りに忙しい人がいれば単純な僕はまだまだ自分が甘いなあと思ってしまう。

誰だって弱音を吐きたくなるときはある。

何をやってもうまくいかないとき。
ダメになりそうなくらい打ちのめされたとき。
人間関係がうまくいかないとき。
忙しすぎて肉体的にも精神的にも大変なとき。
どうしても嫌なことでも我慢しなきゃいけないとき。
どうしようもないくらい絶望を感じるとき。

それでも今までやってこれているし、上に書いたくらい今大変なわけじゃあないけれど、僕はふと自然に弱音がでてきそうになるときがある。
思わず口になんか詰めてふさいじゃいたいもんだ(笑)

「ストイック」とだけ言うのは簡単だけれど、もっと自分よりも忙しくしていてそれでも僕よりも弱音も吐かないで頑張っている人がいると何だか自分が情けなくなってくる。

だからできるだけ弱音をはかないようにしようと思った。無理とか出来ないとか、諦めるとか。

自分の感じる限界なんてたかが知れている。「限界だなんて」言ってられるくらいの余裕がある。


the_wings_of_god at 00:21|PermalinkComments(0)

2007年05月16日

ないものねだり

結局は無いものねだりなんだけれど。ずっと慌しい日々をすごしてきて、今日ふと電車の中で考えてみたことがある。
大学生というこんなにも自由な時間があるのに、何で僕はこんなにも早足なのかということ。何かにつけて用事を入れてはさも充実しているかのように思ってしまっていた。でもそれだけ忙しい日々の中で自分のやりたいことも見つかってきた。むしろそれだけわざと不自由にしているから何がしたいのか見えてきたのかもしれない。

このまえバイトで店長とずっと話していた。
「バイトを30分早く切り上げて町で素敵な出会いを探すことと、そんな短い時間のちょっとのお金を稼ぐのとどっちが良いと思う?」

・・・店長はそういう人だからしょうがないとして(笑)要は「time is money」ということを言いたかったらしい。

がむしゃらににバイトしてそれをバイトのせいで使えないのなら本末転倒。
お金を使うどうこうじゃなくて、時間が大事なんだということ。
なんだかとってももったいない時間の使い方をしていたんじゃないかって思うときがある。社会人になったら嫌でも働いて自由な時間が少なくなって、お金もあんまり使えないんじゃないか?奨学金と言うものは要は未来への借金。
大学生のうちに自由に使えるお金を持っている人は少ないけれど、時間があるからお金があればやりたいことがいろいろできる。

なんだかそこんとこの折り合いが一番難しい。

the_wings_of_god at 03:28|PermalinkComments(0)

2007年05月05日

知らない世界

僕の周りにはいろいろな知らない世界があるけれども、それに触れるときには何かしら感じるものがある。
とてもじゃあないけど、今は自分よりも上の世界を見ている。
優劣をつけるのは良くないけれど、いかに日本が恵まれているかということを感じることが多々ある。
「贅沢な悩み」とはいっても悩みである以上は苦しいことに変わりはないのだけれど、そうやって思えることが恵まれているということなのかもしれない。

幸せを幸せだと感じられないことが恵まれているということならなんだか自己矛盾な感じがするなあ。
恵まれているということは決して良くない。なんでも程度というものが大事なんだってこと。適度に恵まれているって実感できれば金持ちになんかならなくてもいいやって思う。
これは偏見だけれどお金を持っている人のほうが地球を汚している気がする。
そして世界はそのお金を持っている「恵まれた人たち」によって動かされてる。
それじゃあいつだって環境問題は解決するような気がしない。

逆に「恵まれていない人」のほうがいろんなものを渇望している。
子供の時将来こうなりたいとか、こういう人になりたいって夢を持つ。

それは恵まれていて将来に夢がない僕にたいしてこの子を見習いなさいって言われるかもだけど、それは境遇のせいで、僕が逆だったらきっと「えらい子」になっているだろう。それだけ大事なものは恵まれない時にしか見えていないとするなら、いかに物質的にも精神的にも多くものも無駄にしているんだなって感じる。


the_wings_of_god at 03:19|PermalinkComments(1)