THE ANOTHER SIDE

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イギリス・ロンドン留学記

もしも英語が話せたら、一体何が変わるのか

No.34 passage

February.07

冬のイギリスは4時でもう日が暮れる。
イエッツ・PUBでまったりして帰る頃には丑三つ時の暗さ。
そんな暗闇の中、我が家の玄関前に知らない大男が突っ立って
こっちを見ていたのだから思わず一回家の前を通り過ぎてしまった。

おいおい、誰だよ、、、
近くの道角で考えてみたものの体温だけが奪われていく。
ひょっとしたら、ホストファミリーの親戚かもと思ったが、
家の中に入らない理由がない。
もう、しかたがないのでロイデンの大きなお友達と思い込んで、
引き返したが、一回通り過ぎるという不可解な行動のせいで、
すっげえ怪しい目で見られた。

「ハロー!おまえは、、、この家の留学生か?」
いかにも。まさしく私は留学生でおあそばせるぞ、
との気持ちでyesと答えたら、
「そうか。俺はオードゥの彼氏だ。今彼女を待っているんだよ。」
ホストメイト・オードゥの彼氏かよ。もーびっくりしたよ、、、と
そこそこ会話して家に入ろうとしたら、
「そういえば見てたぞ!さっき、おまえ俺を見て通り過ぎたろ?」

そんな事は忘れてよと思いつつ階段を登っていると、
ちょうどオードゥが降りてきたので、
あなたの彼氏が待ってたよと言うと、
「ありがと。明後日から部屋を借りて、彼と一緒に暮らすのよ。うふふ」
うふふ、じゃないって、、、

結局それが最後の会話になった。僕らは時間が合わず、
いつの間にかオードゥの部屋からは荷物が消えていた。
最後に挨拶くらい言いたかったが、
まあどこかで幸せに暮らしていることでしょう。
次はどんな外人が来る予定なのかホストマザーに聞いてみると、
「次は日本人よ。TOM。」
JAPANマネーはUnwin邸にも大貢献しているらしい。