THE ANOTHER SIDE

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イギリス・ロンドン留学記

もしも英語が話せたら、一体何が変わるのか

No.36 unknown

February.10

我が校に教祖さまが来た。
彼は大学生にしては伸ばしすぎの髭を蓄え、
絶えず挙動不審な言動を繰り返す。

会話クラスの名簿に自分の名前が無かったらしく、
困っていたようなので教えてあげようとしたのが運のツキ。
「お名前は?」
「え、、、と、その〜、、えぇぇぇ、、あ!うん、、コウヘイ。」
ずいぶん長い名前だな、、、
「この学校申し込むときに会話クラスは取ったの?」
「えええぇぇ、、、いや、ん〜、、、さー分からない。」
いや、自分の事でしょう、、、
「会話クラスはオプションだから申し込んでないのでは?」
「オプションって、、、、、、、、、なに?」
無視。
「受付に行って確認したほうが良いよ、、、」
「えええぇぇぇ!!!」
そんなに凄いこと言ったかな、、、こっちがビックリしたよ。

同じ日に入学した人達とは大抵仲良くなるもの。
ホストメイト・福山君と教祖さまは同じ日に入ったはずなので、
夕食後に彼について聞いてみたら、
「ああ、彼はかなり変わってますね、、、
 みんなでロンドンの中心までバスで行った時に、
 あるバス停でみんな降りたんですけど、一人居ないんですよ。
 バスの中見たら彼だけ、なぜか座ったままで、
 そのままどこかへ行ってしまいました、、、2回も。」
宇宙からのメッセージでも拾っていたのだろうか。
とにかく謎な人。

まあ関わらなければ、気にする事もないと思いきや、
彼の布教先は、我が初級部屋だった、、、