THE ANOTHER SIDE

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イギリス・ロンドン留学記

もしも英語が話せたら、一体何が変わるのか

No.40 human elements

February.18

語学学校のパンフレットやらを見ると、
みんな仲良しで寄り添い、
学校が楽しくてしょうがないよ、という生徒に、
教える喜びを隠し切れないわ、という先生が、
皆さんは私の家族同然、なんて言っちゃいそうな校長の下で、
常に笑顔な学校生活を過ごしているかのように思える。

半分はまあ、真実。 みんな友好的。
でも、のこりの半分は複雑な人間関係が存在して、
なかなかそうはいかない。

アッシュリーはメキシカンがダメみたい。
「あの人、きっとお風呂入ってないわ!
 台湾の子はそういうのは嫌うのよ!」
まあたまに、ちょっと髪が油っぽい日もあるけど、、、

でも、台湾・セイラはメキシカンと、なんだかイイ感じ。
「彼はとてもジェントルマンだわ。」
さすが大人のセイラは内面をとらえている。

しかしセイラは初級部屋・シンディー先生が大嫌い。
「あの先生、休みすぎよ!責任感がないわ!」
たしかに最近は謎の体調不良で検査が多かったけど、、、
その検査結果を知ってたら、そんな事も言わなかっただろう。

そのシンディー先生は女帝が年上なだけに気を使うみたい。
「その靴どこで買ったの? ほんとに!良い色ね!」
さすがは女帝。先生までも取り込んでしまうとは。

しかし、お嬢様中国人は例外らしい。
「なんかあの人、感じが厳しいわ、、、」
彼女は16歳。女帝の守備範囲外であったか。

女帝は日本人の男を嫌うが、特に女帝が教祖さまとペアを組んだとき
「は? え! なに!? はぁぁぁぁぁ?!」
シバくぞ!とは聞こえなかったが、
関係ない私まで生きた心地がしなかった。

私は教祖さまをそんなに悪くは思わなくなった。
「あ、、、えー、、っと、結構、だいぶ、慣れました、、いい経験です。」
トイレで久々に話したとき、なんかすこーし成長したのではと感じた。
ハッキリと会話できるようになるのは、まあずっと後のことだけどね。

なので、この時はメキシカンも教祖さまのことを、
「疲れるよ。」
お察しします。

メキシカンはとても大らかで、誰でも気さくに誘い、
嫌いな人なんていないみたい。アッシュリー以外は。
「あいつは、自分勝手でわがままだ!」
ね!でもまあ、ちょっとは大目に見ても良いんじゃない、、、

というわけで、イエッツ・PUBにでも誰か誘うときに、
アッシュリーとメキシカンを同時に呼んだりすると、
メキシカンが機嫌を悪くし、先に帰ったりしてしまうので注意が必要だ。
でもまあ、こればっかりは仕方がない。
国籍どうこうの前に僕ら人間だもの。