THE ANOTHER SIDE

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イギリス・ロンドン留学記

もしも英語が話せたら、一体何が変わるのか

No.61 broken

April.06

NOVは温厚でボーっとしているように見えるが、
いつも、どこからか情報を仕入れてくる、抜け目無い奴。
「学校を追放された男がいる」
金づるで芋づるの生徒を学校が追放するのかと思ったが、
学校で女性を殴ったら追放どころでは済まされない。

語学学校でカップルが出来る事はさほど珍しくもなく
あいつとあついつが、いつの間に、、、なんて結構頻発で、
中には最初からカップルで来る、バカップルまでいる始末で、
そういうのに限って日本人だったりして、
台湾・アッシュリーにさえ、お決まりのSTUPID烙印を押されてしまう、
情けない我が同胞。

そしてスペイン出身の2人も、ここで付き合い始めたそうが、
暖かかった関係もイギリスの冬将軍によって冷やされ、
教室で口論始まり、激論が水掛け論になった頃、
男は最終的に手が出たそうだ。
女性は校長・デーブに話をし、一回目は厳重注意を男に申し付けた。
が、二回目が起きた時、デーブはその男よりも激怒し言い放った。
「授業料は全額おまえに返す!
 だから二度とこの学校には来ないでくれ!
 今後もし学校の敷地内に入ったらその時は警察を呼ぶ。いいな!」

女性に暴力なんて言語道断。
そんな男が学校に居るとなると皆にも影響する。
ビジネス的には痛かったであろう、校長の英断で、
今までの平和が戻るかに思えたが、数週間後
男は学校の前に立つ。