THE ANOTHER SIDE

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イギリス・ロンドン留学記

もしも英語が話せたら、一体何が変わるのか

No.03 lots

November.24

そりゃ語学学校といえば世界各国から
外人が集まってきて毎日激しい英語バトルが
繰り広げられる国際学校だよ。
と、言いたかった。

初日。
一日目の学校に行く前ってなんでこんなに緊張するのだろうか。
期待と不安が渦巻いて見える石畳を抜け、
一歩踏み入れた我が校は外人で溢れかえっていた。
これが語学学校かと思ったのも束の間、
なんか見慣れた人種がやたら目に付く。
私と同じく今日入学した新入生は、
「こんなに日本人が多いとはね、、、」
と嘆いていた。それも日本語。

ともあれクラス分けテストを受け校長室で面接。
「ようこそ我が校へ!TOM!」
やたらハイテンションな校長。
「スポーツは何が好きなんだい?」
「野球、サッカー、それに、相撲は知っていますか?」
「ああ知っているよ!君はやるのかい?」
いやいや、見るだけと答えたら、
「それは良かった!ホモかと思ったよ。で君のクラスは、、、」
ちょっ、相撲は日本の伝統ある国技で、、、
そんな事はお構いなく私のクラスが決まった。
初級クラス。頑張らなくては。

でももしこのクラスで無かったら、
あの人達との出会いも無かったかもしれない。