初めての授業。久々に泣きそうになった。
何を言っているのか分からず、
何を質問したらいいのかも分からずに、
英語の海へ沈んで行った。
苦しい、、、
とりあえず誰かと話そうと思い、近くにいた
少し浅黒くガタイの良いメキシカンに話しかけたが、
ネジが一本取れたような喋り方をし、
すぐにどこかへ行ってしまった、、、失敗。
なんだよ、、、
この時はまさか奴と毎日PUBへ行くなんて思っても見なかった。
帰り間際、隣に座っていた日本人が
なんとなく気が合いそうな気がした。
年は20代、服はセンスが良く丸顔で童顔。
話しかけてみたら、
「じゃあ学校終わったらお茶でもしましょう」
と何も知らない街、ハーロウをゆっくりと案内してゆく。
彼の名はNOV。
日本人では一番の友人になっていくのだが。