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「どうせただ歩くなら写真の一枚でも撮りたい」。そんな欲や狡さが私の写真にはある。幸い虫歯は無いので、ここがどんな歯医者か知る必要もなく天寿を全うするのだろう。我々は昆虫では無い。効率や文脈に縛り付けられる必要は無いし無駄を愛するかけがえのない権利と、美しい警戒心がある。無駄を愛せ。コソボで爆死しろ。

猫と食べ物以外の写真を撮る時、私の頭は命より先にコソボにあるのです。


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生地が折られた部分を見て、なんだかすごくリアルで嫌だなという感想が過ぎった。家族共用の爪切り、その切っ先の裏側を魔が差して覗いた時のような。じっとりとした嫌悪感。妙に重量がありほどほどに柔らかい生地を、私の目が黒い内は畳まないでもらえるか。

ギターも触らず、仕事もせず、人にも会わない一日を久しぶりに過ごした。こんな日々が続けばよい、と思える日は残念ながらこれまで一日として過ごせなかった。就寝中、二の腕に残った充電ケーブルの跡がイコールの形になっていて、余計に疲れる。