その時の自然本当はまだまだあるんだけど

2019年11月25日

受容できていないのかもしれない

少し前のことですが
金曜土曜と同じ時間に始まる仕事があって
両日ともほぼ同じ時間に家を出ました。

住んでいるマンションの途中の階から
二十歳くらいの女の子が全く同じタイミングで
二日連続で大きな荷物をもってエレベーターに乗ってきました。

あまりに大きな荷物なので
二日ともエレベーターの扉を押さえていたのですが
二日目の土曜に「今日もありがとうございます」といわれた瞬間、
ついつい声をかけてしまいました。

昨日も今日も荷物多いですね。特殊なバイトですか?

その女の子は突然中年男性に一歩踏み込まれたにも関わらず笑って応えてくれました。
「いま学園祭なんです」

今年が彼女にとって最後の学園祭になること
少し離れたところにある大学に通っていること
大きな総合大学ではないので偏った出展が多いこと
自分の荷物がどんな出展につかわれるかということ

そんなことを駅まで歩くあいだに教えてもらって
私たちは別々のホームへと向かいました。

帰宅後にそんな経緯を姉に話して、更にその翌日の日曜日。
せっかくだからと2人でその彼女の大学の学園祭に行ってきました。

大学生たちは総てがキラキラしていて
とても明るい生命力に溢れながら少し始まった紅葉の中を走り回っていました。

私は彼らの持つ輝きをとてもうらやましく感じ、
私たち2人が失ってしまったそれらを、また取り戻せるのかどうか、なんて
ぼんやりと考えていました。

エレベーターの彼女の展示をみつけて立ち寄ってみると、
丁度その本人がそこにいました。

来てくれたんですね、嬉しいです。
奥さんこの人だったんですね、エレベーターでたまに一緒になってました。

姉が、その女の子とその友達とに囲まれていろんな話をしている様子を
少しはなれたところから眺めていました。

僕は、僕たち2人が生命の輝きを失ってしまって、
大分くたびれてしまっているように感じていましたが
姉には姉の年齢なりの美しさがあることを再認識しました。

姉の鬱を支える上で、
私は最近、大分自信をなくしていました。

歳もとり男性としての魅力も大分なくなってきている私が、
どれだけ彼女の人生に楽しさや華やかさを演出できるのだろうか。

私は自分の年齢を受容できていないのかもしれないなぁと思いました。
そしてついつい自分にも姉のような美しさがあればと。

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theglenlivet1980 at 11:34│Comments(0) 日記 | デート

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